・さっきみたいにバストで……



「ええっ? ウチのおっぱいに挟まれたいの~」

 そういいながら彼女は軽く腰をひねり、俺への締め付けをキツくした。

(あああっ!!)

 またもや俺の口からため息が漏れる。
 もはや彼女の腰使いに敏感に喘がされるだけだった。

「たしかにこのまま締め付けてイかせちゃうのは簡単すぎだよね…………」

 極上の締め付けと熱い膣の中で俺はヒクヒクと止めを刺されるのを待っていた。
 しかし俺の頭の中は先程味わった彼女の乳責めでいっぱいだった。

「あなたがそんなにおっぱい好きだったなんて……」

 そういいながら深く挿入していたペニスを一気に引き抜く彼女。

「うあっ!!!」

 膣を強く締めたままの引き抜き……思わず射精してしまいそうになるのを必死でとどまる俺。
 そんな様子を無視して、彼女は俺に覆いかぶさってくる。

「我慢できたんだ……ふふっ。」

 俺の目の前には美乳がふるふると揺れていた。
 彼女は俺の手の平と自分の手の平を合わせて強く握り締める。
 力が入らないせいか、体全体を彼女に支配されてる……そんな気がしてきた。

「頭の中をおっぱいで埋め尽くしてあげる」

 ゆっくりと近づいてくる双丘に、俺は無意識に鼓動を高ぶらせていた。
 そして……

ふにゅっ……ぷりゅっ、ぷにゅ……

 彼女の乳責めが再開された。
 先程と全く同じ動き。しかし、俺の感じ方は全く違っていた。
 無防備に、自分から望んで受け入れた乳責めは俺の心を瞬く間にとろけさせていった。

 本当にゆっくりと……ゆっくりと繰り返されるバストの揺らめき。
 時折乳首を口元に運ばれると、無意識に咥えてしまう。

「だいぶいい顔になってきたね…………ヘンタイ」

 彼女の嘲りの声も俺にはうまく届かない。むしろ、言葉責めのせいでペニスがヒクヒク震える。
 俺が恍惚となった頃合を見計らって、彼女は俺の顔をその美乳から解放した。

「今の状態で、あなたのあそこをおっぱいで包んだらどうなっちゃう?」

 遠くで彼女の声が聞こえたが、俺は夢見心地だった。
 女性の最大の武器はやはり乳……わかっていたが、彼女の幼い乳がここまで成長しているとは考えもしなかった。
 乳首がゆっくりと亀頭に近づき、そして…………ゆっくりと飲み込まれた。

(あああっ!!!!!)

 亀頭から脊髄にかけて、一気に快感が駆け上がってくる。
 固くなった乳首の刺激をもろに受けた亀頭は、ストレートに俺の脳に喜悦の声を届けた。
 そして引き続き柔らかい乳房が俺のペニス全体を包み込みながら、滑らかに蠢く。

「もうカッチカチ……こんなに硬くなってたら、すぐにイっちゃうよ?」

 彼女に言われるまでもなかった。
 俺の快楽中枢は彼女の乳によって壊されかけていたのだから。
 そんなに巨乳というわけではないのに破壊力絶大な……いや、自分の乳の特性を完全に理解しているがゆえの技巧。

(も、もう……)

 おれは完全に敗北していた。
 イかせてください、の一言もいえなかった。
 唇は動かすことが出来ても、頭がぼんやりとしてうまく働かない。

「苦しそうだから楽にしてあげるね」

 彼女はそういいながら、舌先を伸ばして亀頭をぺろぺろと舐め始めた。

「ほらほら……セイシがあがってきたよ? ふふっ」

 今度は舌先で裏筋をやさしく舐めてくる。
 下から上に誘うように舐め上げられると、もはや我慢のしようがなかった……

「うっ……あっ……ああああ!!! イ、イくうぅ~~~!!!」

ドピュッ、プシュッ~~~!!!

 元カノによるパイズリフェラに俺は完全に白旗を揚げてしまった。
 射精の瞬間に彼女は亀頭をすっぽりと包み込んで、全ての精液を飲み込んだ。
 俺は壮絶な脱力感と共に魂まで吸い上げられた気分だった。

「ふふ……気持ちよかった? もう一回天国を見せてあげるねぇ」

 その後、射精直後の俺のペニスを再びくわえ込んだ彼女は優しく亀頭を弄んだ。
 ネロネロと舐め上げられると、情けないことに再び固さを取り戻してしまう……

(き、きつい……もう許して…………)

 身をよじりながら抵抗するも、俺の動きは彼女に完全に封じ込められていた。
 射精の脱力もさることながら、抵抗する気力が全く起きない。
 無理やり勃起させられて再び挿入……そして射精……
 元カノのテクニックの前に失神させられた俺の記憶はそこまでだった。



BADEND



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