『普段は優しくて可愛らしい僕の妹がキレたら……』
 ~容赦なく逆レイプされて悶えまくった話~




 僕にはふたつ年下の妹がいる。名前を香乃【かの】という。
 昔からなかよしだったけど最近は以前よりも懐いてくれてて常に僕に優しい。
 性格だけでも最高なのに見た目まで可愛い。
 それこそシスコンと言われても構わないほどに。

コンコン

「おにいちゃん、今お部屋に入っても大丈夫?」

 控えめなノックの後で香乃がドアを開いて半分だけ顔をのぞかせた。
 大丈夫だよと声をかけてやると、不安そうだった顔が笑顔に早変わりした。

 猫みたいにスルリと部屋に入ってきた香乃。
 真っ黒な髪のボブカットで、黒いTシャツに黒いスカートとレギンス。

(とっさに黒猫みたいだと思ったけど本当に黒猫ルックだな……)

 彼女は僕とくらべて少し背が低いけど同年代の女子よりは大人っぽいほうだろう。
 つやつやした髪と大きな瞳。それに真っ白な肌。
 贔屓目なしで美少女だと思う。手足は細くて長い。
 それに最近ちょっと気になるところがあって――、

「ごめんね。勉強中だったのに」
「どうしたんだい? こんな時間に」
「相談したいことがあるの」

 少し深刻な表情の妹を見て僕も真面目な表情を作る。
 本当はいますぐ抱きしめたいくらいなんだけどまずは話を聞いてみよう。

「最近クラスの男の子にからかわれてるんだ」
「ふぅん?」

 男子は精神的に幼いからちょっかいを出したくなるのだろう。
 あまり気にしないようにとアドバイスしようと思ったけど、本人は軽く受け流せない悩みかもしれないから次の言葉を待つ。

 すると香乃は顔をわずかに紅潮させながら小声で俯いた。

「おにいちゃんに確認してもらおうかと思って」
「なっ……!」

 突然、着ていたシャツの裾をめくりあげ始めた。
 さすがに驚いた僕は慌てて香乃を制止した。

「まずいだろ、いきなり!」

「おにいちゃんにならべつに見られてもいいの。それよりおかしくない? 私の胸」

 ぎゅっと僕の手を握りながら妹は言うけど、おかしいって何が?

 戸惑う僕の様子を見ながら香乃はゆっくりと裾をめくって肌を露出した。
 真っ白なお腹と可愛らしいおへそが見える。
 その上に控えていたのは、

ふるんっ

 年齢に似合わない大きさのバストだった。
 僕の同級生と同じかそれよりも大きいサイズ。

(これってCカップ、いやD……もしかしてEなのでは)

 今はかろうじてスポブラで隠されてるけど苦しそう。
 そしてしっかりと谷間が見えるところまでシャツを上げてから妹は言った。

「触ってみて……」

 途切れそうなほど小さな声だけど、何故か切実な響き。本気で悩んでいるのかも。
 そうだとしても言われるがままに触れてしまうのは気が引けるのだが。

(本人が触ってというのだから、いいのか。いいのだろうか)

 ためらいつつ手が伸びてゆく。
 緊張する。勝手に指先が震えてしまう。

「さ、触るよ?」
「ぅん……」

 怯えたような声だけど僕を信用してくれてるんだから応えないと。
 優しく持ち上げるように、下から包み込むように香乃の素肌に触れてみると、

「ひゃうっ! お、おにいちゃん」
「くすぐったかった?」

 反応を見ながらゆっくり全体を触ってみる。柔らかい……病みつきになりそう。

 自分からシャツをまくって僕に確かめてほしいというのはこの柔らかさのことなのか、大きさのことなのかわからないけど気づけば僕は夢中になって香乃のバストを揉みしだいていた。

(この向こう側は乳首、だよな……)

 一緒にお風呂に入らなくなってから暫く経つ。
 無意識に僕の呼吸は荒々しくなりつつあった。

コリュッ……

「そこは、触らなくていいところだと思うの! なんでそっちばかり、あ、あっ……」

 香乃も呼吸が荒くなっていた。顔を真赤にして僕の触診に耐えている。

(かわいい、このままもっと恥ずかしい顔を見せて欲しい!)

 当初の目的を忘れて僕は妹のバストを両手でつかみ、指先で先端の蕾をクリクリと弄んでいた。柔らかいおもちみたいなおっぱいが手の動きに従って形を変えていくのがエロすぎる。
 だが至福の時が終わろうとしていた。

ぱしっ!

 しばらくの間、僕にされるがままだった妹だけど耐えきれなくなったらしい。
 シャツをまくっていた手を離して僕の手首をギュッと掴んできた。

「ちょ、ちょっと! そこばかり触っちゃ駄目って言ってるでしょ!! 言う事聞いてくれないなら香乃のお返しするよっ」

 うっすらと涙を浮かべて恥ずかしそうな顔をする香乃を見て僕も正気を取り戻すが既にに遅かった。

「もう許さない! えいっ! エッチな手つきはすぐにわかるんだからねっ」
「わわっ!」

 香乃に手首をひねられた僕はそのままグイグイと押されてベッドの上に尻餅をつく。
 天井を見上げた僕に覆いかぶさった妹からは大人しかった様子が完全に消えていた。

 香乃はテニス部のエース。
 体育会系の部活に所属しているので力が強い。

 対する僕はスポーツとは程遠い帰宅部。
 身長差など関係なかった。

 そして彼女にこうして押し倒されたのは初めてではない。

スッ……

「はうううっ!」
「ふふっ、ガチガチじゃん。おっぱい見て興奮しちゃったんでしょヘンタイ!」

 香乃は僕の両手を頭の上で組ませ、片手で僕を制圧している。

「せっかくおにいちゃんらしくしてたのに今日も私に触られちゃったね」

 お腹の上にしっかりと座り込みながら前傾しつつ両膝で僕の腰を挟み込んでいた。
 さらに空いている方の手は僕の股間を的確に刺激していて――!

(ああぁぁぁ、この目で見つめられるとおかしな気持ちになっちゃう……)

 整った顔立ちに不似合いないたずらな表情。
 僕はこの顔をする妹がたまらなく好きだった。
 いや、好きにさせられてしまったのだ。

「おちんちんは素直だもんね。いっぱい優しくしてあげる……」

 ゆっくりと手のひら全体を使って僕を愛撫する香乃。
 ズボン越しでも感じる繊細な指使いのせいで、あっという間に高められてしまう。

(ま、また僕はやられちゃうのか……)

 本当のことを言えば彼女がこの部屋のドアをノックしたときからわかっていた。
 期待していたと言っていいかもしれない。



 友だちに聞いたからなのか自分で調べたのかはわからないけど、香乃はバストが大きくなり始めた頃から積極的に僕と触れ合おうとしていた。もちろん性的な意味で。

 ある日、夜中にパジャマ姿で部屋に現れた妹が僕の布団にモソモソと入ってきた。
 寝たふりをしてやり過ごそうと思ったけど許されなかった。

「おにいちゃん、香乃のおっぱい気になる?」
「うっ、うん……」
「じゃあいいよ。優しく触って♪」

 今思えばあれが始まりだった気がする。
 もともと妹のことが好きだった僕はその誘惑に抗えず、言われるがままにその感触に酔わされた。暗闇の中での一度きりの冒険だと自分では思っていたけど、香乃はその日から僕と一緒に寝ることが多くなった。

「香乃のおっぱい気持ちよかった?」
「うん、すごくやわらかくて……」
「じゃあ今度は香乃の番だよね。おちんちん触らせて」
「で、でもっ!」
「……お母さんに言いつけちゃうよ」

 布団の中で可愛らしい脅迫をされてから僕は彼女に逆らえなくなった。
 それから断続的に香乃は僕の体を使って「男」を研究し始めた。

「カリカリされて我慢できなくなっちゃうのはここだよね。私の手の中でゆっくり揉まれると嬉しくなっちゃうと・こ・ろ」
「あああああーーーーっ!!」

 最初はぎこちなかった手付きはすぐになめらかな動きに変化して、僕を悩ませる魔性の手コキを習得してしまった。

「おにいちゃんのおちんちん相変わらずよわよわだね~。でも私の手なんかで夢中になってくれて嬉しい」
「だ、だって、これきもちよすぎるっ!」
「そうだ、もっといいことしてあげる。お耳をハムハムしながらおちんちん撫で撫でしたら気持ちいいと思わない?」

 毎回こんな風に僕は妹の実験台にされ、その研究結果を体に刻みつけられていった。
 代償としてとてつもない快感と背徳感を植え付けられながら。



 そして今夜。
 また隙を見せてしまった。
 今回は真面目な相談だと思って気を許してしまったというのもある。

 気づけば僕は全裸にされていた。
 妹のほうはシャツを脱いだだけでブラを付けたまま。
 スカートは履いたままだけどレギンスはいつの間にか脱ぎ去っていた。

(それでもはずかしい……)

 香乃は着衣のままで余裕たっぷりなのに、僕は既に興奮しまくったまま逆らえなくされているのだから。
 でも柔らかな妹の体を押し付けられているだけで僕は動けなくなる。
 心よりも体が、香乃が与えてくれる気持ちよさを知り尽くして期待してるのだ。

 呼吸を弾ませ、ペニスを最大限まで張り詰めている僕を誘うように妹はゆっくりと脚を開く。向かい合った状態でのM字開脚で僕をますます興奮させようとしている!

「寂しそうにしてないでこっちにおいで? おちんちんクン……」

クニュッ

 さらに片方の手を伸ばし、そっと肉棒を包み込んでくる。この手のひらが僕を狂わせるとわかっているのに差し出してしまう。

「ああぁぁぁ……」

 ため息が出るほど気持ちいい。感じる場所を知り尽くした香乃の指が僕自身にまとわりついて、ゆっくり上下にしごきながら思考を乱す。

シコシコシコシコ♪

 指先についた我慢汁をさらに亀頭に塗り拡げ、快感を加速させてくる。

「ふふっ、今日も攻略しちゃおうかなー?」

 淫らな目つきで僕を舐め回すように見つめ、言葉で煽りながら手コキで抵抗力を奪い去る。そんな妹にもてあそばれることが気持ちよくてたまらない自分が恨めしい。

 でも今日の僕はそれ以上に気になっていることがあった。

(香乃の手コキ、だけじゃない……脚も長くて、それに)

 ほっそりと長いけれどスポーツで鍛え込まれた妹の脚。あの奥にある女の子の秘密の場所が気になって仕方ないのだ。薄い水色のショーツの奥を凝視していると、

「この奥が見たいの? でもまだダメ……」

 視線を感じた妹に、さっとスカートを閉ざされてしまう。
 そこから香乃は体を前に倒して顔をペニスへ近づけてきた!

(ま、まさか……)

 淡い期待。淫らな欲望が頭の中に湧き出てくる。
 そしてそれが現実のものとなる。

「食べてあげる」
「えっ!」

 柔軟性に富んだ彼女の体は難なく僕の腰を包み込むようにして拘束する。
 顔だけを動かすようにして香乃は口を大きく開けて、

「あむっ、じゅるるっ、クチュクチュクチュ……んふふふ」
「うあああああああーーーーーっ!!」

 次の瞬間、ペニスが妹の口の中へと吸い込まれてしまった!
 先端をすっぽりと覆い尽くすような暖かさに震える。

 とろけきった熱い口内で敏感な場所を転がされて我慢などできるはずもない。
 あっという間にその時が訪れた。

「あ、あああ、香乃、離れて! でっ、でちゃううううう!」

ビュクウウウウウウウウウウウウッーーー!!

 言い終わるより早く僕は爆ぜた。

(い、妹の口の中に……僕はなんてことを)

 罪悪感が胸に広がっていく。
 大量の精液がほとばしり、快感が腰を突き抜けていった。

コクン……コクンッ……

「ふあっ、あああ、吸い出されるううううう!?」

 射精を終えても暫くの間、香乃はペニスにしゃぶりついたままだった。
 喉を鳴らして精液を飲み込み、口の中の粘膜で延々と裏筋を刺激された。

チロチロチロチロ♪

「うはあっ、やめっ、あああああああああっ!」

 思わず絶叫してしまう。射精が全然止まらない!
 ダラダラと時間をかけて溶かされていくような感覚。
 可愛らしい口の中に閉じ込められたまま舌の先でペニスが執拗にいたぶられていた。

「やめ、やめて香乃っ! もう出ないからあああああ!!」
「……♪」

 それでも彼女は許してくれない。たっぷりと唾液で満たした口内で何度も角度を変え適当を舐め尽くしてからようやく僕を解放してくれた。

 やっと顔を離してくれた頃には僕はすっかり力を吸い取られていた。

「あー、悪いんだ! 私のお口がおつゆでドロドロだよ~」
「ごめん、なさい……」
「こんなにミルクをお漏らしして……赤ちゃん産まれたらどうするつもり? おにいちゃん」

 なじるような口調で僕を追い詰めてくる。
 言葉だけでなく快感を同調させての羞恥責めに対して僕は何も言い返せなかった。

(フェラで射精しても赤ちゃんはできないのにっ)

 そんな事を考えていると、

「うんうん、恥ずかしいよね。悔しいよね。今日は言い返さないでいっぱい我慢してくれたからご褒美あげる」

 香乃がゆらりと膝立ちになった。

「えっ、なにを」
「そろそろおにいちゃんを卒業させてあげたいなーと思って」

 そ、卒業って……どういう意味だ?

 困惑する僕の前で妹が水色のショーツを脱ぎ捨てる。

「いっぱい見ていいよ」

 膝立ちから片膝をついてグイッと腰を出してきた。

(香乃のアソコ、毛がない……ツルツルのおまんこだ)

 手入れをしているせいなのか天然なのかわからない。
 でも素直に綺麗だと思った。腰のクビレと足の細さが僕を再び誘惑してくる。それだけじゃなくて、忘れかけていた魅惑のバストも僕を惑わせることに一役買っていた。

(おっぱい揉みたい、アソコの中へ入れたい、それに香乃の顔をもっと見ていたい……)

 頭の中をグルグル回る欲望のせいで思考がまとまらない。
 たっぷり搾られ、射精したはずのペニスがギンギンに回復していた。

ツンッ……

「あうううぅぅっ!」
「いい硬さだね。香乃がおにいちゃんの童貞を奪ってあげる。ちゃんと勉強してきたから上手くできると思うよ」

 そっと立ち上がり、狙いを定めてからもう一度腰を落とし始めた妹が興奮で顔を赤くしている。
 触らなくても理解できるほど柔らかそうな蜜壺がゆっくり迫ってくる。

 一秒でも早くあの中へ入りたい! でも奥が見えそうで見えない!!

クチュ……

「あ」

 自分の口から自然と間抜けな声が出た。極上だと思っていた手コキよりも優しくて、ずっと味わっていたくなるような刺激。全方位からゆっくりと、ねじり込まれるような腰使いで亀頭が膣内へと導かれていく……。

「き、きもちいい……これ、やばい、か、香乃ォ……」
「うふふふふふ、もっとよくしてあげるっていったよね? おにーちゃん」

 それでも彼女は動きを速めない。こちらの気持ちを見透かしたように、焦らしながら肉棒を味わいつつ僕を快楽漬けにしてゆく。

(あああっ、香乃! 香乃おおぉっ、香乃っ!!)

 自然と思いが溢れ出すほどの快感。大好きな妹に犯され、兄として情けないはずなのにジワリジワリと気持ちが溶かされていく。
 半分まで入ったところで射精してしまいそうになる。
 先にフェラでイかされてなければ間違いなく果てていただろう。

 そしてついに、

「入っちゃった。どんな気持ち?」

 少し呼吸を弾ませながら妹が問いかけてきたけど、僕はそれどころではなかった。

(体中が溶けちゃいそう……だ)

 ヌルヌルの膣内に導かれ、全く身動きができないほど甘くとろけさせられた。
 香乃の内部は僕を完璧に犯すために作られたみたいなフィット感で、じっとしているだけでも我慢できそうにない。

「ふふふ、おちんちんクン嬉しそう。妹のオマンコの中で暴れちゃ駄目よ~?」

キュウウウウッ!

「ひゃああああっ! 動かないでっ」

「くすっ、ちょっとキュンキュンしたらおとなしくなっちゃった。おにーちゃん、私の膣内がそんなに好き? えへへ」

 おどけたように笑いながら香乃は不規則に膣内でペニスを絞り上げる。

 そのリズムに合わせて僕は情けない声を上げ、腰をよじらせ快感に震え続けた。

「これがいいの?」
「い、いいっ! 全部気持ちいいよおおぉぉ!!」
「じゃあさっきより気持ちよくしてあげる。いっぱい甘やかして、優しくして、もっとダメダメなおちんちんにしてあげる」

 恐ろしい宣告をしながら妹は体を前に倒し、バストを僕の胸に押し当て、正面から覗き込むように顔を近づけてきた。

「おにいちゃぁん……」

チュウッ

「むぐっ!」

 軽く重ねただけのキスなのに心臓が飛び出しそうになる。
 柔らかくて甘い口づけに心を奪われ、力が抜けた瞬間――

キュウウッ!

「ふぐうううっ!」
「きゃはっ、おにいちゃんすごい声……お部屋で騒いじゃ駄目だよ」

 ジタバタ悶える僕を押さえつけながら彼女が笑う。
 そしてまた可愛らしい唇が迫ってきて、

「んっ、んちゅ、ちゅっ、またおくちを塞いじゃうよぉ」

(ふあ、あああ、おかしくなるううう!)

 今度はたっぷりと唾液まみれにされながら何度もキスを味わわされた。
 フェラのときと同じように何度も角度を変えて、小刻みに僕を感じさせながら口づけされているだけで何も考えられなくなる。

「あうぅ……香乃……」
「お顔がトロ~ンとして、おちんちんは最初よりもバッキバキになっちゃって本当に恥ずかしいね」

 膣内で硬さを感じているのか、妹は笑いながら軽く腰を上下に揺らしてくる。

(こ、この腰つきがあああぁぁぁ……!)

 ずっと敏感なまま膣内でくすぐられているみたいな、逃げ場のない甘い刺激をたっぷりと受け入れ続ける。それでもまだ射精していない。させてもらえないのだ。

 膣内の締りが良いことよりも快感をコントロールされて体の主導権を奪われているような感覚。ずっと檻に閉じ込められたまま自由が与えられていないのと同じだった。

 僕のそんな気持ちを香乃は察してくれた。

「おにいちゃん、もうそろそろ限界でしょ。いつもみたいにおねだりして」

 そう命令されて抵抗できる状態ではなかった。

「たのむ、おねがい……香乃……」

「はずかしいなぁ。妹にエッチせがむなんて普通じゃないよ」

 今までとは一変して冷ややかな目で見下される。
 それがまた刺激となって、全身が甘く疼き出した。

「妹にエッチをおねだりするヘンタイでごめんなさい、は?」
「ごめんなさい……妹にエッチを、おねだりするなんて、僕はヘンタイです……」

 僕の言葉聞いた香乃は小さく震えた。
 そしてさらに嗜虐的な目つきになってから、僕の頬にそっと手のひらを当ててきた。

「ふっ、かわいそうだから言うこと聞いてあげる。気持ちよ~く射精しちゃお? 私の膣内でギュウってして、おにいちゃんが眠れなくなるくらい満足させてあげるよ」

ギュッ……

「あああああああ!!」

 膣内で締め上げられ僕は喘ぐ。
 さっきまでとは違う何かが全身を駆け巡る。

 無意識で腕を伸ばしてバストを貪る。
 弾力性と柔らかさを兼ね備えた極上のおっぱいに手のひらを犯されながら、肉棒の根本が収縮していくのがわかる。

「はぁ、はぁ、はぁっ!」

「クスクスッ、夢中になりすぎておかしくなってる。じゃあイっちゃえ♪ エッチでダメダメなおにいちゃん」

ヌチュ……ズチュウウウウッ!

「あがあああああああああっ!!」

 香乃は緩やかに腰をくねらせ、ペニスを半分くらい引き抜いた状態から一気に腰を落としてきた。

ドピュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

 ざらついた膣内に再び飲み込まれ、膣奥で亀頭を甘噛みされるような感触を味わった瞬間に今までで一番の射精が訪れた。
 勝手に腰が跳ね上がり自分から快感を求めてしまう。そして一度では収まらず二度、三度と膣内に精液を放出しながら僕は彼女に落ちていく……

「香乃、すき、すきいぃぃぃ……」
「なぁに? 気持ち良すぎておかしくなっちゃったんだね。気にせずもっとおかしくなっていいよ。抱っこしててあげる」

ヌチュヌチュヌチュヌチュ……

 おでことおでこを合わせたまま、腰から下だけを動かして妹が追撃してきた。

「ま、またでちゃう……」
「いいよ~。ついでだから手も握ろうね」

ぎゅっ

 恋人つなぎ。全く力が入らない僕の両手を制圧したまま香乃はにっこり微笑み、唇を重ねてくる。その柔らかさでまた僕は果ててしまう。

ドピュ……

「おまんこしてる間は力もよわよわになって、私に勝てなくなっちゃうんだよね。本当に情けないなぁ。ほぉら、もういっかい出しちゃお? 出せっ、イっちゃえ!」

キュッ♪

「んふあああっ!」

ビュルルッ!

「きゃははっ、よわ~い♪ おにいちゃんっていつも優しくて頼りがいがあるのに、エッチのときだけは私のほうがお姉ちゃんになっちゃうね。そこが可愛いんだけど」

 それから一時間以上、たっぷり時間をかけて僕を搾り尽くしてから、満足した妹は自分の部屋へ戻っていくのだった。



(了)













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