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(二次創作) 女性恐怖症の格闘少年、奮闘する

78話  冴華との決戦   ♯

元ネタ: https://novel18.syosetu.com/n3192cm/78/
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第78話 if BADEND『名器の虜』
※2025.12.27修正



 冴華に騎乗位で犯されながら総太郎は必死に抵抗していた。

(かえでが見ている前でこれ以上恥をさらすわけにはいかない……)

 体は屈しても心まで冴華に蹂躙させる気はない。
 涙を浮かべながら歯を食いしばって反撃の機会を待つ。が、

ずちゅうぅっ……

「うああああっ!」

「ふふっ、我慢出来ないでしょ。センパイがこの動きに弱いのはもう把握済みだよ」

 絶妙なタイミングで腰を上げた冴華が再びゆっくりと腰を下ろす。
 あえて勢いをつけず焦らすような速度。

(こいつ、わざと嫐るように挿入して……!)

 断続的に与えられる快感のせいで忍耐力が削り取られていく。
 反撃を許さず、ギリギリ耐えきれる刺激。
 冴華は巧みに総太郎の動きを抑制していた。
 鍛え上げた名器が敏感なペニスの裏筋に吸い付き優しく内部で揉みしだく。

「さっきみたいに早く出しちゃいなよ」

ずちゅっ、ずちゅっ!

 緩やかな動きから一転して激しく数回。
 出し入れしながら、しっかり言葉でも彼を追い詰めていく。

「待てっ、動くなあああぁぁぁ!」

「なんで? 本当は嬉しくてよがってるくせに♪」

 来るとわかっていても堪えきれない膣内のざわめきが総太郎を苦しめる。
 強気な瞳で自分を見つめる冴華を見上げていると、総太郎は手玉に取られている悔しさを感じつつドキドキしてしまう。
 憎いはずの美少女の責めで喘ぐ自分が情けなくて辛かった。

「さっき挿れた途端に一回、メスイキしたでしょ」

「し、してない! そんなこと……」

「嘘。だっておちんちんは射精と同じ動きだったもん。私の膣内に入ってる限りごまかせないよ」

「くっ……」

「憎い相手に責められて喜ぶなんて変態すぎ♪」

 苦しい表情を見せた総太郎を冴華が嗤い、内部で舐め回すように腰を動かす。
 我慢汁でたっぷり潤った肉棒が名器の締め付けによってぐちゅりと淫らな音を立てる。

「そんなに気に入ったんだ。私のおまんこ好きになっちゃった?」

「違うっ、絶対違うっ! ああっ、あっ、うあああっ!」

「どんな男でも一分と持たなかったけど総太郎には特別効いてるみたいで私も楽しくてたまらないわ」

 形の良い胸を見せつけつつ腰から下だけを妖しく波打たせる冴華。
 その揺らぎは確実に総太郎の性感を高ぶらせ、次の射精へと導こうとしている。

「挿入後にじっとしたまま搾られて、前後に一往復しただけでまた射精……自分から反撃しても返り討ちされて三連射なんて恥ずかしすぎて私なら生きてられないわ」

 ペニスを咥えこまれたまま容赦なくプライドを切り裂かれ、総太郎は本気で泣きたくなってきた。
 しかしこれ以上弱いところを見せたくない。かえでにも冴華にも……

(耐えるんだ! そうすればきっと……)

 自分にもチャンスが回ってくると総太郎は考えていた。
 いくらセックスが上手な冴華でも責め続ければ疲れが見えるはず。
 そう信じているのだ。

「なにか企んでる顔だね? 全部無駄なのに」

 ぐちゅっ……

 冴華は膣壁全体を使いペニスを舐め回すように腰を動かす。
 必死で快感をこらえる総太郎の弱点を探り刺激する。

「あ……うあああああっ!!」

「ふふ、あなたが大好きな動きだよ」

 三日月の弧を描くようなグラインドのせいで総太郎の忍耐力があっさり削られた。
 そして、再び限界を迎えてしまう!

「だっ、だめだ……んうぁっ! で、出ちまううぅっ!」

 びゅるるっ、びゅくっ、どくんっ……!

「ほらね?」

 快感に打ち震える彼を冴華は馬鹿にしたような目で見つめ、鼻で笑った。

「何度でも出せばいいわ。搾り尽くされたいんだよねぇ? あんたが大好きなおまんこに」

「っ!!」

「格闘だけじゃなくセックスでも圧倒してあげる。そうすれば逆らえないもんね? 今日より気持ちいい体験はこの先無いかも知れないから。ふふっ、あははははは!」

 膣内に確かな敗北の証を受け止めた冴華が高らかに笑う。
 彼女の腰振りによって精を吐き出してしまった総太郎は何も言い返せない。

(くそ、勝ち目が見えない……どうすればいいんだ……)

 悔しげに唇を噛みしめる彼を満足そうに見つめ、冴華は少し腰を上げて小刻みなピストンを開始した!

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ……

「ひっ、あっ、ああっ、まっ……あああああぁぁっ!」

「これも好き? 本当に犯し放題だね。ついでにこっちも弄ってみようかな」

 冴華の親指と人差指が静かに総太郎の乳首に添えられる。
 男殺しの名器で亀頭だけを飲み込み繰り返されるピストン運動に加えて乳首まで責められてしまう。

「や、やめっ、これっ、おかしくなるううぅぅ!」

 なんとかして抵抗の意思を示したい総太郎だが指の先まで快感を流し込まれている現状でそれは難しかった。

「もうすぐ射精しちゃいそうだね。少し手加減してあげないと保たないかな」

 冴華はそう呟いてから数十秒かけて腰の動きを穏やかなものへと切り替えていく。
 責められる動きが緩やかになった分だけ相手を感じる余裕ができてしまい、それがますます総太郎を窮地へと追い込んでいく。

「ううぅっ……!」
「じれったいでしょ。こういうのも好きだろうなと思ってね」

 彼女の言う通り総太郎は今までにない心地よさを味わっていた。
 それは全身をぬるま湯に浸されているようでもあり、冴華の胎内で柔らかく包まれているような感覚。

「聴きなさい総太郎。あなたはもう自分の意思で射精できないわ」

 冴華の言葉が妙に優しく染み込んでくる。

「あなたはあたしに犯される快感を知ってしまった。これ以上気持ちいいおまんこじゃないと満たされない体にされてるって言えばわかるかな?」

「そんな、こと……うっ……」

 至近距離に彼女の顔があった。
 総太郎はそれに気づいて胸を高鳴らせてしまう!

(認めたくないのに、きれいだ……冴華の顔、気が強そうなのに……)

 厳密に言えば好みではない。ただでさえ道場の看板を持ち去った憎い相手だ。
 なのになぜ自分が彼女を好ましく感じてしまうのか総太郎にはわからない。
 冴華が口調を和らげ、彼に暗示をかけるために膣内の締付けに微弱な緩急をつけていることまで思考が働かなくされていた。

ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ……

「気持ちよくてたまらないはずだよね? ほら……おちんちん、イきたくてしかたないでしょう」

 軽く腰をひねってみせる冴華。
 その美しさに総太郎は見とれてしまう。
 与えられる刺激はさっきまでと比べて緩やかだが視覚効果のせいもあって総太郎にはたまらなく心地よかった。

「ああっ、冴華ああぁぁぁ!」

「ふふふ、もう夢中だね♪ おちんちんまた気持ちよくされちゃう……あたしに負けておまんこのことしか考えられなくされちゃう」

 余裕の笑みを浮かべ、魅力的な言葉を紡ぐ彼女の口元から総太郎は視線を逸らせない。
 気を抜いたら今すぐにでも射精へ導かれてしまいそうだ。
 彼が自分に勝てないということを体に刻みつけるように冴華の緩やかな責め苦が続く。

「う、ううぅぅっ!」
「また膣内で大きくなったね。あたしもイきたくて疼いてきちゃう♪ もしも今突き上げられたら軽くイっちゃうかも」

 その言葉に総太郎は発奮して腰を突き上げてみるが、

ズチュ、ズチ……

「えっ……」

 総太郎の動きを読んでいた冴華がわずかに腰を持ち上げる。
 反撃は不発に終わり、タイミングをずらされたペニスに強烈な刺激が襲いかかる。

ずちゅずちゅずちゅずちゅっ!!

「残念だったわね」

 冴華は自分への快感を逃がしてから何度も激しく腰を打ち付けた。

「ひいぃっ、あっ、ああっ、ああああぁぁーーーーっ!!」
「ふっ、情けない顔で喘いじゃって」
「うっ、あぁ……ちくしょ……」

 自分からの責めを回避された総太郎は無駄にすり減った精神力を気にしながら彼女を見上げる。

「なぁに? まだ虐められたいの?」

 絡み合う視線を感じた冴華は腰を深く落とし、ペニスの状態を確かめるように柔らかく膣を締め上げる!

きゅ……きゅうぅぅ……

「んはぁっ、あっ、や、やめっ……」
「センパイはやっぱりマゾだね。おちんちん喜びすぎてますます太くしてるし」

 冴華は膣内で総太郎を優しく抱きしめ撫で回す。

(こいつのマンコが、だ、だめだ……気持ちよすぎて……)

 リズミカルに根本や先端を締め付けられるうちに総太郎の心境に変化が現れ始めた。
 やがて冴華が不意に上体を倒し、おっぱいを押し当ててきた!

むにゅっ……

「あたしの胸も好き?」

 そう尋ねる冴華だったが、彼の答えを待つまでもなくピッタリと体を重ねたまま腰をくねらせ始める。
 膣内で肉棒が揉みくちゃにされる感覚に総太郎はこらえきれず震えてしまう。

(あああああぁ! こんなことされたら……我慢が追いつかないっ……)

 ポニーテールの一部が総太郎の鼻先をくすぐり、甘い香りを撒き散らす。
 形の良いおっぱいと極上のおまんこに翻弄されながら総太郎の精神が少しずつ彼女へ堕ちていく。

「いっ、イくっ……! あああぁぁっ!!」

「ダ~メ♪ 許可なしでイこうとしたら止めるからね」

 両手を彼の胸について、抑えつけるようにしつつ体を起こす冴華。
 同時に膣内の一部でペニスの根本を強く締付ける。

ぎちぃっ……

「あがあああぁっ!」

 軽い痛みすら伴う冴華の膣圧。その戒めに総太郎は悶える。

「わかった? もうあんたに自由はないの。全部あたしの手のひらの上よ」

「そんな……」

 この時、総太郎は自分の体が完全に冴華に支配されていることを自覚した。
 同時に自分より華奢な美少女に全てを掌握されていることに焦りと興奮を感じてしまう。

「物欲しそうな顔しちゃって。このマゾ男」

 自分をうっとりした目で見つめる総太郎を見据え、冴華がぺろりと一度舌なめずりをした。

「もっと溜めを作ってから暴発させてあげる。あたしのおまんこに出したいでしょ?」

「そっ、そんなことは……」

「どうせ何をしたってあたしに勝てないんだから」

ずちゅっ、ずちゅっ、ぱんぱんぱんぱんっ!

「はうっ、あうっ、ああああーーーーーっ!」
「おとなしくじっとしてなさい。気持ちよくしてあげるから」

 最後の一言に総太郎はドキッとしてしまった。
 冴華は見事なおっぱいを見せつけるようにしながら腰を振リ続ける。

「ふふっ♪ ほら、もう天国の入口だよ。あなたにとっては地獄かもしれないけど」

 視線が胸に集中するのを心地よく感じながら時々左右に揺らして見せる。

(きれいだ……冴華の胸から目が離せない……)

 うっすらと汗をかいた美乳に見とれ、膣内でペニスを弄ばれるうちに総太郎は何も言い返せなくされていた。
 冴華に対する思いが確実に変化してきている。
 騎乗位で一方的に責められているうちに屈辱よりも快感が勝り始めていた。

「いっ、いい、イく……イきたいいぃぃ……」
「くすっ♪ いいの? あたしに負けちゃうけど」

 頭によぎる敗北の二文字が総太郎の理性をわずかながら引き戻す……が、

くにゅ、くにゅ、くちゅ……

 冴華の膣内は程よい加減に調整されており総太郎に勝手な射精を許さない。
 もどかしい快感を与え続けることで反撃の力を奪い去っていた。

「ち、ちが、う、けど……うっ、うあああぁぁ!」
「葛藤してるんだね。でも体はもうセックスに夢中って感じかな」

 負けたら多くのものを失う。それは分かっていた。
 道場の看板も、自分の意地もプライドも全て冴華に蹂躙されてしまうのだ。

「じゃあまた寸止めしてあげようか? それなら貴方も負けなくて済むもんね」

 彼の思考を盗み見たような絶妙なタイミングで冴華が腰の動きを止めようとする。
 総太郎は直後にやってくるであろう射精封じに恐怖して、出してはいけない言葉を思わず口走ってしまう。


「た、たのむ……」

 総太郎のか細い言葉を聞いて冴華が腰の動きを止める。
 膣内で射精間近のペニスを責め続け、彼の興奮状態を維持させながら。

「なぁに? 命乞いでもするつもり?」

 余裕の笑みを浮かべ、冴華は彼の胸においた手を動かして乳首をいじる。

ぴんっ、ぴんぴんっ!

「あううぅぅっ!」

「あはっ♪ 気持ちいいねぇ。またおちんちん大きくなっちゃった」

 その言葉に総太郎は赤面する。
 ペニスが彼女の中にある限り彼の心理状況は冴華に筒抜けなのだ。
 それ以上に自分が彼女の責めで感じてしまうことに戸惑いを隠せなくなっていた。

「で、センパイはどうしてほしいの?」

 あざとく首を傾げながら冴華が問いかける。
 総太郎はそんな彼女に見とれながらポツポツと心の内を明かしてゆく。

「す、寸止めはも、もう嫌なんだ……頼む、出させてくれ……す、好きだ……冴華の体、最高すぎるっ……」

 乱れる呼吸を無理やり整えながら総太郎が口走ったのは快楽への渇望。

「ふっ、何を言い出すかと思えば」

 艷やかなポニーテールをさらりと跳ね上げながら冴華は嗜虐的な笑みを浮かべ、彼に顔を寄せる。
 端正な顔立ちの美少女がキスできるくらいの距離まで近づいてきたことで総太郎の心臓がドクンと大きく跳ね上がる。

(あ、ああぁ、こいつの顔……やっぱりきれいすぎる……)

 もはやセックスで勝つことは不可能だと思い知らされ、この身を捧げてもいいと思えるような状況で総太郎は目の前の美少女に魅了されていた。
 格闘勝負で敗北したあと自分を凌辱した憎いはずの存在に。

「総太郎はあたしの体が好きなんだ?」
「う……そ、そう、だ……」
「負けたら全て失うのに快楽の虜になっちゃうんだ?」
「くっ……」
「性格とか関係なくて相手の体だけ求めてくるとか最低だね」

ぎゅううぅぅっ……

 ふん、と鼻を鳴らしてから冴華が膣内をきつく締める。

「あっ、ああああーーーーーっ!」

 不意打ちのような刺激に総太郎は全身を弓なりに反らせて抗おうとした。
 冴華は憐れみたっぷりに彼を見下ろしながら口を開く。

「いい? あたしが男を好きになることなんて無いの。特にあんたみたいに弱っちい奴なんて相手にするわけ無いじゃん」

「え……」

「格闘もいまいち、セックスはもっと駄目。男としてなにか自慢できるところあるの?」

 容赦ない言葉の嵐に総太郎は打ちのめされる。
 それでも言い返せない。
 目の前の少女に彼は何一つ及ぶところがなかったのだ。
 彼の目尻に自然と涙が浮かんでくる。

 絶望した様子の総太郎の顔を見ながら冴華は笑みを浮かべていた。

 そして……

「ま、喘ぎ声はなかなかエロくて嫌いじゃないけど……ねっ!」

ずちゅううぅぅぅっ!

「うああ、ああぁぁーーーーっ!」

 冴華は締付けを強めたままの膣で腰を振り、総太郎を激しく責めたてる。
 上半身を預けたまま膣内で限界のペニスを容赦なく舐め回し頂点へと導いていく!


「みっともなく喘いじゃって。もう完全に快楽の虜ね。あんたの欲望、全部口に出してみなさいよ」

 ニヤニヤしながら彼の顎に手を添える冴華。
 総太郎はその瞳に逆らえない。
 妖艶な笑みを浮かべる冴華を見ているだけでドキドキしてしまうのだ。
 そしてついに自分の胸の奥でくすぶっていた願望を口にしてしまう。

「さ、冴華にキスされたい……フェラも、パイズリもされてみたいっ」

「へぇ……贅沢な望みね。却下」

 総太郎の願いを一蹴した冴華は上下ピストンだった腰振りを前後のグラインドに切り替えた。

ずりゅっ、ずにゅずにゅっ!

「あああああああああああーーーーーーっ!」

「せめてセックスであたしをイかせてからにしなさいよ。夢を語るのは」

 ヌルヌルが増した膣内にカリや裏筋を弄ばれ、総太郎の叫び声が一層切ないものへと変わる。
 自分より年上の男がよがり狂う姿に冴華も興奮しているようだった。

 男を圧倒する優越感に身を委ねながらも、彼女の目には「必ず相手を先に果てさせる」という強い意思がみなぎっていた。


 やがて冴華が腰振りをやめて上体を起こす。
 ポニーテールを片手で背中の方へと送る仕草に総太郎は見とれてしまうのだが、ペニスはしっかりと寸止め状態を維持されていた。

(こいつを見てるだけで胸が苦しくなる……性欲が抑えられない! どうしちまったんだ、俺は……)

 自分が彼女の虜になりかけていることなど認めたくなかった。
 身悶えする総太郎に見せつけるように冴華は両手で胸を持ち上げて彼の前で軽く寄せて見せる。

「あたしの胸でおちんちんを挟まれたい?」

 大きめでしっかりとした谷間を主張する冴華のおっぱいは文句なしの美乳だ。
 汗で濡れてしっとりした質感を見せるそれが、ゆっくり総太郎の胸板に押し付けられる。

むにゅっ……

「あ、あああ、やわらかい……」

 思わず素直な言葉が口から出てしまう。
 冴華はニヤニヤしながら体を揺らし、自慢の胸を彼にこすりつけてから小さく舌を出して問いかける。

「このお口でペロペロされたいの?」

 冴華は舌先を見せながら総太郎の唇のすぐそばでキスの空打ちをして見せる。
 その誘惑をこらえようとして総太郎は必死で視線を彷徨わせるが膣内でペニスがビクビクと反応してしまう!

「いい返事ね」

「ちっ、ちがう! 今のは、膣内が動いたからで……」

「あたしは動かしてないわよ? あんたが勝手に感じてるだけじゃないの」

 追い詰めた鼠をいたぶる猫のように冴華が総太郎の逃げ道を潰してゆく。
 明らかに興奮を隠しきれてない彼に顔を寄せ、そっと囁く。

(あたしのキスで蕩けてみたいんだ? ふふふ♪ 悪いけど自信あるよ。早漏のあんたじゃ絶対に耐えきれないくらい気持ちいいんだから)

 そのまま冴華はレロォ……と総太郎の耳たぶを舐める。
 輪郭をなぞるだけの簡単な動き、軽い接触だけで彼は身震いしてしまう。

(ああぁぁ、さ、冴華ぁ……)

 好きではない相手のはずだった。憎しみをぶつけるべき相手なのだ。
 それなのに心を奪われかけている自分が総太郎には許せなかった。

「じゃあ可愛くおねだりして見せてよ。あんたが全てを奪われる前に」

 たっぷり時間をかけて彼の心を魅了した冴華が沈黙すると、総太郎は彼女の気が変わらぬうちにと早口で誓いの言葉を口にした。

「さえ、冴華っ、冴華さまああああぁぁぁ! キスとおっぱいを俺に……あ、あっ、いくっ、イくうううぅぅ!」
「ダ~メ♡ こらえなさい」

 絶頂しかけたところで冴華の言葉によって射精が遮られた。
 直前までの恥を投げ捨て、憎い相手に懇願する総太郎の目は快楽に染まりきっている。

「まったく、しょうがないわね」

 彼の必死さを嘲笑うように冴華は膣内を蠕動させ続け、目を細めて呆れたように見下していた。

(ああ、負ける、また負ける……俺はもう、こいつの誘惑に勝てないのか……)

 それは体中を舌で舐め回されるような快感だった。
 涼し気な視線、慣れることのない締付けや吸い付きが彼の体と心に敗北を刻みつけてゆく。

(も、もう全部が気持ち良すぎる……もっと冴華に、犯されたい……)

 戦意が消失していく。
 容赦ない冴華の膣技を受けた代償は大きかった。

 もはや総太郎は言葉を失い、込み上げてくる射精感に備えるしかなかった

「うふふ、センパイ? もう反撃は終わりかな? あたしずっと待ってるんだけど。しぶとく抵抗してくるあんたを叩き潰せる瞬間を」

「そんな、こと、うあっ、ぐっ、ううぅぅ……」

「あ~ぁ、もう無理みたいだね。じゃあ……イっちゃえ、このマゾ♪」

 冷ややかな言葉を告げたあとで冴華は彼の耳穴に舌をねじ込んだ。
 その瞬間、総太郎の忍耐力が一瞬で吹き飛ぶ!

どぴゅどぴゅっ、どぴゅううううう~~~~~~~っ!!

「あがっ、あ、あぁ……!」

 体の内側を無理やり解放されたような感覚に耐えきれず総太郎は大量の精液を放ってしまう!

「んっ♪ ついにイったわね。でもまだ終わらせないわよ」

ずにゅ、ずにゅっ、ずちゅ……

 綺麗なラインを描く冴華の尻がゆらゆら上下する。
 名器の内部で静かに肉棒が出し入れされる。
 総太郎の快感を無理やり持続させるための腰使い。

「あ、ああああっ、だめだ、また、出る……んっ、んんあああぁぁ!」

びゅびゅっ、びゅるっ……

「ふふふふ、まだまだイけるよね? お望み通りにしてあげるんだから」

 冴華は微笑み、腰の動きを続ける。
 精液が文字通り一滴残らず彼女に吸い上げられ、総太郎はドライ絶頂に達した。

(終わらない、止まらないっ、なんで、な、あっ、ああああーーーーっ)

 射精後も津波のように襲いかかる快感。
 総太郎は冴華のテクニックに耐えきれず、やがて白目をむいて気絶してしまった!


「ふん、チョロかったわね。跡取り息子のくせに」

 自分の下で伸びた総太郎を見つめながら冴華が呟くと、彼らから少し離れた場所で畳を打つ音がした。
 ノックアウトされてしまった総太郎を見ていた唯一の身内、かえでがその場に膝をついたのだ。

「おにい、ちゃん……」

 震えるその声が兄である総太郎の耳に届くことはなかった。




(ここまで) 
初稿2025.08.22 
一部修正2025.08.23
一部修正2025.09.07


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(二次創作) 女性恐怖症の格闘少年、奮闘する

78話  冴華との決戦   ♯

元ネタ: https://novel18.syosetu.com/n3192cm/78/
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