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(二次創作) 女性恐怖症の格闘少年、奮闘する

78話  冴華との決戦   ♯

元ネタ: https://novel18.syosetu.com/n3192cm/78/
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第78話 if BADEND『名器の虜』




 冴華に騎乗位で犯されながら総太郎は必死に抵抗していた。

(かえでが見ている前でこれ以上恥をさらすわけにはいかない……)

 体は屈しても心まで冴華に蹂躙される気はない。
 涙を浮かべながら歯を食いしばって反撃の機会を待つ。が、

ずちゅうぅっ……

「うああああっ!」

「ふふっ、我慢出来ないでしょ。この動きに弱いのはもう把握済みよ」

 絶妙なタイミングで腰を上げた冴華が再びゆっくりと腰を下ろす。
 あえて勢いをつけず焦らすような速度。
(こいつ、わざと嫐るように挿入して……!)

 背筋を揺らす快感のせいで忍耐力が削り取られていく。
 総太郎に反撃を許さず、ギリギリ耐えきれる刺激で冴華は調整していた。
 鍛え上げた名器が敏感なペニスの裏筋に吸い付き優しく内部で揉みしだく。

「さっきみたいに早く出しちゃいなよ」

ずちゅっ、ずちゅっ!

 緩やかな動きから一転して激しく数回出し入れしながら、しっかりと言葉でも彼を追い詰めていく。

「待てっ、動くなあああぁぁぁ!」

「なんで? 本当は嬉しくてよがってるくせに♪」

 来るとわかっていても堪えきれない膣内のざわめきが総太郎を苦しめていた。
 強気な瞳で自分を見つめる冴華を見上げていると、手玉に取られている悔しさを感じつつドキドキしてしまう。
 憎いはずの美少女の責めで喘いでしまう自分が情けなくて辛かった。

「入れた途端に一回、メスイキしたでしょ」

「し、してない! そんなこと……」

「嘘。だっておちんちんは射精と同じ動きだったもん。私の膣内に入ってる限りごまかせないよ」

「くっ……」

 苦しい表情を見せた総太郎を冴華が嗤い、内部で舐め回すように腰を動かす。
 我慢汁でたっぷり潤った肉棒が名器の締め付けによってぐちゅりと淫らな音を立てる。

「そんなに気に入ったんだ? 私のおまんこ♪」

「違うっ、違うっ! ああっ、あっ、うあああっ!」

「どんな男でも一分と持たなかったけど総太郎には特別効いてるみたいで私も楽しくてたまらないわ」

 形の良い胸を見せつけるようにしつつ腰から下だけを波打たせる冴華。
 その揺らぎは確実に総太郎の性感を高ぶらせ、次の射精へと導こうとしている。

「挿入後にじっとしたまま搾られて、前後にたった一往復しただけでまた射精……自分から反撃しても返り討ちされて三連射なんて恥ずかしすぎて私なら生きてられないよ」

 ペニスを咥えこまれたまま容赦なくプライドを切り裂かれ、総太郎は本気で泣きたくなってきた。
 しかしこれ以上弱いところを見せたくない。かえでにも冴華にも……

(耐えるんだ! そうすればきっと……)

 自分にもチャンスが回ってくるのだと総太郎は考える。いくらセックスが上手い冴華でも責め続ければ疲れが見えるはずだと信じているのだ。

「なにか企んでる? 無駄なのに」

 ぐちゅっ……

 冴華は膣壁全体を使ってペニスを舐め回すように腰を動かし、必死で快感をこらえる総太郎を刺激する。
 三日月を描くような動きのせいで総太郎の忍耐力が限界を迎えてしまう!

「だっ、だめだ……んうぁっ! で、出ちまううぅっ!」

 びゅるるっ、びゅくっ、どくんっ……!

「ほらね?」

 快感に打ち震える彼を冴華は馬鹿にしたような目で見つめ、鼻で笑った。

「何度でも出せばいいわ。搾り尽くされたいんだよねぇ? あんたが大好きなおまんこに」

「っ!!」

「格闘だけじゃなくてセックスでも圧倒して逆らえなくしてあげる。今日より気持ちいい体験はこの先無いかも知れないからね? ふふっ、あははははは!」

 膣内に確かな敗北の証を吐き出してしまった総太郎は何も言い返せない。
 悔しげに唇を噛みしめる彼を満足そうに見つめてから、冴華は少し腰を上げて小刻みなピストンを開始した!

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ……

「ひっ、あっ、ああっ、まっ……あああああぁぁっ!」

「これも好きなんだ? 犯し放題だね。ついでにこっちも弄ってあげようかな」

 冴華の親指と人差指が静かに総太郎の乳首に添えられる。男殺しの名器で亀頭だけを飲み込み、繰り返されるピストン運動に加えて乳首まで責められてしまう。

「や、やめっ、これっ、おかしくなるううぅぅ!」

 なんとかして抵抗の意思を示したい総太郎だが指の先まで快感を流し込まれている現状でそれは難しかった。

「もうすぐ射精しちゃいそうだね。少し手加減してあげないと保たないかな」

 冴華はそう呟いてから数十秒かけて腰の動きを穏やかなものへと切り替えていく。
 責められる動きが緩やかになった分だけ相手を感じる余裕ができてしまい、それがますます颯太朗を窮地へと追い込んでいった。

「ううぅっ……!」
「じれったいでしょ。こういうのも好きだろうなと思ってね」

 彼女が言う通り総太郎は今までにない心地よさを味わっていた。それは全身をぬるま湯に浸されているようでもあり、冴華の胎内で柔らかく包まれているような錯覚を彼にもたらしていた。

「聴きなさい総太郎。あなたはもう自分の意思で射精できないわよ」

 冴華の言葉が妙に優しく染み込んでくる。

「あたしに犯される快感を知ってしまったから。これ以上気持ちいいおまんこじゃないとイけない体にされてるって言えばわかる?」

「そんな、こと……うっ……」

 至近距離に彼女の顔があった。
 総太郎はそれに気づいて胸を高鳴らせてしまう!

(きれいだ……冴華の顔、気が強そうなのに……)

 厳密に言えば好みではない。ただでさえ道場の看板を持ち去った憎い相手だ。
 なのになぜ自分が彼女を好ましく感じてしまうのか総太郎にはわからなかった。
 密かに冴華が彼に暗示をかけるため口調を和らげ、膣内の締付けに微弱な緩急をつけていることまで思考が働かなくされていた。

ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ……

「ほら、どう? イきたくてしかたないでしょ」

 軽く腰をひねる冴華のそれは、さっきまでと比べて緩やかな刺激だった。
 それでも今の総太郎にはたまらなく心地よかった。

「ああっ、冴華ああぁぁぁ!」

「ふふふ♪ おちんちんまた気持ちよくされちゃう……あたしに負けておまんこのことしか考えられなくなるの」

 余裕の笑みを浮かべた彼女の口元から視線を逸らせない総太郎。
 気を抜いたら今すぐにでも射精してしまいそうだった。
 彼が勝てないということを体に刻みつけるように冴華の緩やかな責め苦が続く。

「また大きくなった♪ あたしもイきたくて疼いてきちゃう♪」

 その言葉に総太郎は発奮して腰を突き上げてみるが、

ズチュ……ぐっちゅううっ!

「ぐああぁっ!!」

 その動きを読んでいた冴華はわずかに腰を持ち上げ、自分への快感を逃がしてから反撃に転じた。

「残念だったわね」

「うあ……」

 自分からの責めを回避された総太郎は無駄にすり減った精神力を気にしながら彼女を見上げていた。
 絡み合う視線を感じた冴華は腰を深く落とし、総太郎のペニスの状態を膣内で確かめるように柔らかく締め上げる!

きゅ……

「やっぱりマゾだね。おちんちん喜びすぎてどんどん太くなってきてるし」

 冴華は膣内で総太郎を優しく抱きしめてから上体を倒し、おっぱいを押し当ててきた!

むにゅっ……

「あたしの胸も好き?」

 そう尋ねる冴華だったが、彼の答えを待つまでもなくピッタリと体を重ねたまま腰をくねらせ始めた。

(あああああぁ! こんなことされたら……我慢が追いつかないっ……)

 ポニーテールの一部が総太郎の鼻先をくすぐり、甘い香りを撒き散らしていた。
 冴華の形の良いおっぱいと極上のおまんこに翻弄されながら総太郎の精神が少しずつ彼女に堕ちていく。

「いっ、イくっ……! あああぁぁっ!!」

「ダ~メ♪ 許可なしでイこうとしたら止めるからね」

 彼の両肩に手を置いて体を起こす冴華。
 同時に膣内の一部がペニスの根本を強く締付ける。

ぎちぃっ……

「あがあああぁっ!」

 軽い痛みを伴う冴華からの戒めに総太郎は悶える。

「わかった? もうあんたに自由はないの。全部あたしの手のひらの上よ」

「そんな……」

 この時、総太郎は自分の体が完全に冴華に支配されていることを自覚した。
 同時に自分より華奢な美少女に全てを掌握されていることに焦りと興奮を感じてしまう。

 冴華は自分をうっとりした目で見つめ始めた総太郎を見据え、ぺろりと一度舌なめずりをした。

「もっと溜めを作ってから暴発させてあげる」

「くそっ……」

「どうせ何をしたってあたしに勝てないんだから言うことを聞いてなさい」

 両手を背中に回し、見事なおっぱいを見せつけるようにしながら腰を振る。
 彼の視線が胸に集中するのを心地よく感じながら時々左右に揺らして見せる。

「ふふっ♪ もう天国の入口だよ。貴方にとっては地獄かもしれないけど」

 そんな挑発を受けても総太郎は何も言い返せない。
 騎乗位で一方的に責められている間に屈辱よりも快感が勝り始めていた。

 冴華の膣内は程よい加減に調整されており総太郎に勝手な射精を許さない。
 そして快感を与えることで反撃の力も奪い去っていた。

「いっ、いい、イく……イきたいいぃぃ……」
「くすっ♪ それでいいの? あたしに負けるけど」

 頭によぎる敗北の二文字が総太郎の理性をわずかながら引き戻す……が、

「ち、ちが、う、けど……うっ、うあああぁぁ!」
「葛藤してるんだね。でも体はもうセックスに夢中って感じかな」

 負けたら多くのものを失うと分かっていた。道場の看板も、自分の意地もプライドも全て冴華に蹂躙されてしまうのだ。

「また寸止めしてあげようか? それなら貴方も負けなくて済むもんね」

 彼の思考を盗み見たような絶妙なタイミングで冴華が腰の動きを止めようとする。
 総太郎は直後にやってくる射精封じのもどかしさに恐怖して、出してはいけない言葉を思わず口走ってしまう。


「た、たのむ……」

 総太郎のか細い言葉を聞いて冴華が腰の動きを止めた。しかし膣内では変わらず射精間近のペニスを責め続けて彼の興奮状態を維持させている。

「命乞いでもするつもりかな?」

 余裕の笑みを浮かべながら冴華は彼の胸においた手の指を動かして乳首をいじる。

「あううぅぅっ!」

「あはっ♪ またおちんちんが大きくなっちゃうね」

 その言葉に総太郎は赤面する。ペニスが彼女の中で囚えられている限り彼の心理状況は冴華に筒抜けなのだ。それ以上に自分が彼女の責めで感じてしまうことに戸惑いを隠せなくなっていた。

「で、何?」

 あざとく首を傾げながら冴華が問いかける。
 総太郎はそんな彼女に見とれながらポツポツと心の内を明かしてゆく。

「す、寸止めはも、もう嫌なんだ……出させてくれ……す、好きだ……冴華の体、最高すぎるっ……」

 乱れる呼吸を無理やり整えながら総太郎が口走ったのは快楽への渇望。

「ふっ、何を言い出すかと思えば」

 艷やかなポニーテールをさらりと跳ね上げながら冴華は嗜虐的な笑みを浮かべ、彼に顔を寄せる。
 端正な顔立ちの美少女がキスできるくらいの距離まで近づいてきたことで総太郎の心臓がドクンと大きく跳ね上がる。

(あ、ああぁ、こいつの顔……やっぱりきれいすぎる……)

 もはやセックスで勝つことは不可能だと思い知らされ、この身を捧げてもいいと思えるような状況で総太郎は目の前の美少女に魅了されていた。
 格闘勝負で敗北したあと自分を凌辱した憎いはずの存在に。

「あたしの体が好きなんだ?」
「う……そ、そう、だ……」

「性格とか関係無しで体だけ求めてくるとかサイテーだね」

ぎゅううぅぅっ……

 ふん、と鼻を鳴らしてから冴華が膣内をきつく締める。

「あっ、ああああーーーーーっ!」

 不意打ちのような刺激に総太郎は全身を弓なりに反らせて抗おうとした。
 冴華は憐れみたっぷりに彼を見下ろしながら口を開く。

「いい? あたしが男を好きになることなんて無いの。特にあんたみたいに弱っちい奴なんて相手にするわけ無いじゃん」

「え……」

「格闘もいまいち、セックスはもっと駄目。なにか良いところあるの?」

 容赦ない言葉の嵐に総太郎は打ちのめされる。それでも言い返せない。目の前の少女に彼は何一つ及ぶところがなかったのだ。自然と涙が浮かんでくる。

 絶望した様子の総太郎の顔を見ながら冴華は笑みを浮かべていた。

 そして……

「ま、喘ぎ声はなかなかエロくて嫌いじゃないけど……ねっ!」

ずちゅううぅぅぅっ!

「うああ、ああぁぁーーーーっ!」

 締付けを強めたままの膣で総太郎を激しく責め始める。
 上半身を預けたままの腰振りが限界のペニスを容赦なく舐め回し、快感の頂点へと導いていく!


「みっともなく喘いじゃって。もう完全に快楽の虜ね。あんたの欲望、全部口に出してみなさいよ」

 ニヤニヤしながら彼の顎に手を添えて冴華が言う。
 総太郎は視線を逸らせずその瞳に逆らえない。
 妖艶な笑みを浮かべる冴華を見ているだけでドキドキしてしまい、自分の胸の奥でくすぶっていた願望を口にしてしまう。

「さ、冴華にキスされたい……フェラも、パイズリもされてみたいっ」

「へぇ……贅沢な望みね。却下」

 総太郎の願いを一蹴した冴華は上下ピストンだった腰振りを前後のグラインドに切り替える。

ずちゅずちゅずちゅっ!

「あああああああああああーーーーーーっ!」

「せめてセックスであたしをイかせてからにしなさいよ。夢を語るのは」

 ヌルヌルが増した膣内にカリや裏筋を弄ばれ、総太郎の叫び声が一層切ないものへと変わる。
 自分より年上の男がよがり狂う姿に冴華も興奮しているようだった。

 男を圧倒する優越感に身を委ねながらも、彼女の目には「必ず相手を先に果てさせる」という強い意思がみなぎっていた。

「ふぅ……ちょっと満足したわ」

 やがて冴華が腰振りをやめて上体を起こした。
 ポニーテールを片手で背中の方へと送る仕草に総太郎は見とれてしまうのだが、ペニスはしっかりと寸止め状態を維持されていた。

(こいつを見てるだけで胸が苦しくなる……性欲が抑えられない! どうしちまったんだ、俺は……)

 自分が彼女の虜になりかけていることなど認めたくなかった。
 身悶えする総太郎に見せつけるように冴華は両手で胸を持ち上げて彼の前で軽く寄せて見せる。

「あたしの胸で挟まれたい?」

 大きめでしっかりとした谷間を主張する冴華のおっぱいは文句なしの美乳だ。
 汗で濡れてしっとりした質感を見せるそれが、ゆっくりと総太郎の胸板に押し付けられる。

むにゅっ……

「あ、あああ、やわらかいよぉ……」

 思わず素直な言葉が口から出てしまう。
 冴華はニヤニヤしながら体を揺らし、自慢の胸を彼にこすりつけてから小さく舌を出して問いかける。

「この可愛いお口でペロペロされたいの?」

 冴華は舌先を見せながら総太郎の唇のすぐそばでキスの空打ちをして見せる。
 その誘惑をこらえようとして総太郎は必死で視線を彷徨わせるが膣内でペニスがビクビクと反応してしまう!

「いい返事ね」

「ちっ、ちがう! 今のは、膣内が動いたからで……」

「あたしは動かしてないわよ? あんたが勝手に感じてるだけじゃないの」

 追い詰めた鼠をいたぶる猫のように冴華が総太郎の逃げ道を潰してゆく。
 明らかに興奮を隠しきれてない彼に顔を寄せながらそっと囁く。

(あたしのキスで蕩けてみたいんだ? ふふふ♪ 悪いけど自信あるよ。早漏のあんたじゃ絶対に耐えきれないくらい気持ちいいんだから)

 そのまま冴華はレロォ……と総太郎の耳たぶを舐める。
 輪郭をなぞるだけの簡単な動き、軽い接触だけで彼はまた身震いしてしまう。

(ああぁぁ、さえ、かぁ……)

 好きではない相手のはずだった。憎しみをぶつけるべき相手なのだ。
 それなのに心を奪われかけている自分が総太郎には許せなかった。

「じゃあ可愛くおねだりして見せてよ。あんたが全てを奪われる前に」

 たっぷり時間をかけて彼の心を魅了した冴華が沈黙すると、総太郎は彼女の気が変わらぬうちにと早口で誓いの言葉を口にした。

「さえ、冴華っ、冴華さまああああぁぁぁ! キスとおっぱいを俺に……あ、あっ、いくっ、イくうううぅぅ!」

 直前までの恥を投げ捨て、憎い相手に懇願する彼の目は快楽に染まりきっていた。

 総太郎の必死さを嘲笑うように冴華は膣内を蠕動させ続け、目を細めて呆れたように彼を見下している。

(負ける、また負ける……俺はもう、こいつの誘惑に勝てない……)

 体中を舌で舐め回されるような快楽。
 慣れることのない締付けや吸い付きが彼の体と心に刻みつけられてゆく。

(気持ち良すぎる……もっと、犯されたい……)

 戦意が消失していく。
 容赦ない冴華の膣技を受けた代償は大きかった。

 もはや総太郎は言葉を失い、込み上げてくる射精感に備えるしかなかった

「もう反撃しないの? あたしずっと待ってるんだけど。しぶとく抵抗してくるあんたを叩き潰せる瞬間を」

「うあっ、ぐっ、ううぅぅ……」

「もう聞こえてないみたいね。じゃあ……イっちゃえ、このマゾ♪」

 その言葉を告げたあとで冴華が彼の耳穴に舌をねじ込んだ瞬間、

どぴゅどぴゅっ、どぴゅううううう~~~~~~~っ!!

「あがっ、あ、あぁ……!」

 体の内側を無理やり解放されたような感覚に耐えきれず総太郎は大量の精液を放ってしまった!

「んっ♪ ついにイったわね。でもまだ終わらせないから」

ずにゅ、ずにゅっ、ずちゅ……

 綺麗なラインを描く冴華の尻がゆらゆら上下する。
 静かに出し入れされる肉棒が総太郎の快感を無理やり持続させる。

「あ、また、出る……んっ、んんあああぁぁ!」

びゅるっ……

 文字通り一滴残らず彼女に吸い上げられてしまう精液。

 射精後も津波のように襲いかかる快感に耐えきれず、総太郎は白目をむいて気絶してしまった!


「ふん、チョロかったわね。跡取り息子のくせに」

 自分の下で伸びた総太郎を見つめながら冴華が呟くと、彼らから少し離れた場所で畳を打つ音がした。ノックアウトされてしまった総太郎を見ていた唯一の身内、かえでがその場に膝をついたのだ。

「おにい、ちゃん……」

 震えるその声が兄である総太郎の耳に届くことはなかった。




(ここまで) 
初稿2025.08.22 
一部修正2025.08.23
一部修正2025.09.07


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78話  冴華との決戦   ♯

元ネタ: https://novel18.syosetu.com/n3192cm/78/
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