『犬系彼女の拘束アプローチ ~はじめてのソフレ~』
【概要】
とあるSNSでたまたま知り合った女性は、とても寂しがり屋で情熱的で可愛らしい性格の人でした……
添い寝するだけのつもりだったのにじわじわと相手に引き込まれていく男性の話です。
背が高い女性に抱きすくめられドロドロに甘やかされたい人に向いている気がします。
初稿 2024.11.14
修正、加筆 2025.11.08
■以下本文
全てが初体験だった――。
ソフレという言葉を知ったのもつい数時間前のことで。
(なぜこんなことに……)
甘いフローラルな香りに包まれ、僕は困惑しながら初めて出会う女性とビジネスホテルのベッドに転がっていた。
・・・
・・
・
軽い気持ちで始めた非出会い系SNS。
普段利用している大手SNSと違って全くしがらみのない新たなアカウント。
僕にとってそれはとても居心地がよく、時間を忘れてダラダラと入り浸っていた。
そこでたまたま声をかけられたというだけの話。
はじまりはお悩みメッセージだった。
よくある恋愛相談。
急に画面にポップアップしてきた「マキ」と名乗る女性が僕に話しかけてきた。
この時点でマキさんの話し相手は誰でも良かったはずなのだ。
それくらい彼女は本当に困り果てていた。
見知らぬ相手にすがりつき、付き合っていた元カレからのメッセージのスクショを本名が混ざったまま晒すくらいには。
(こんなクズ男のことなんてほっとけばいいのに……)
画面に映し出された内容はなかなかひどいものだった。
ひとことで表すならマウントの取り合い。
別れた元カノに対して現在の彼女との幸せを匂わせる内容だった。
相談を受けながら微妙な退屈感を僕は味わっていた。
直感的にこれは長引く。
別れてからも友達でいたいマキさんと元カノのことを切り捨てたいクズ男。
それでも丁寧に返事をしていく。
彼女が複雑な事情を抱えていたからだ。
結婚直前での別れ話や身内の不幸など他人事とは言え涙を誘うような内容に僕は感情移入してしまい、寂しさで潰されそうになっているマキさんに心底同情した。
今思えば適当な理由をつけてここで終わらせればよかったのだが、
『さみしいですよね』
わりと本音で一言返してしまった。
しばらく沈黙。
そして次に彼女から届いたメッセージに僕の手が止まった。
『はい。だから最近眠れない夜が続いてまして……もしよかったらそふれになってくれませんか』
そふれ。なにそれ?というのが最初に感じたことだった。
そふれって食べ物じゃないよね……気になったので検索してみると「添い寝をしてくれる異性」というワードにヒットした。
ソフレ。性的な関係なしの添い寝フレンド。なるほど。
『一晩だけ添い寝してくれればいいです。私を助けると思って』
最初に言ったようにここは非出会い系SNSだ。
(でも少し合うくらいなら良いか……)
じっくり考えてから、軽い気持ちで僕はその申し出を受けることにした。
指定された待ち合わせ場所は都内のホテルのロビーだった。
ここは超一流というほどではないが1階と2階にレストランがあって3階が結婚式場になる場所があるくらいの規模のホテルだ。
それなのに随分とカジュアルな格好で来てしまった。フロントのホテルマンさんがチラチラと僕の方を見ている。ごめんなさいと心の中で呟きつつソファに腰を沈める。
(急にドキドキしてきた。こういうのも刺激的でいいな)
一体どんな女性なのだろう? マキさんはSNSに顔出ししていない。
会話を重視する場所なのでビジュアルは関係ないとも言える。
やがて待ち合わせ時刻が迫ってきた頃、スマホにアプリからの通知が届く。
『ロビー到着です。青いブラウスと黒のデニムを履いてます。声をかけてね』
慌てて周囲を見回すと、エレベーター付近でスマホを片手にキョロキョロしてる人を見つけた。
(えっ、あの人なのか!?)
ソファから立ち上がる前に自分の目を疑う。
真っ先に目に入ったのは女性の足の長さだった。
かなり高身長。多分僕より背が高い。
カフェラテみたいな色をした柔らかそうな髪と真っ青なシャツの組み合わせも美しくて比較的人目を引くスタイル。
黒のデニムって書いてあったけどズボンではなくスカートだし、履いてるブーツも髪の色に似てて……すごくおしゃれな女性。
そのあたりで視線に気づいた彼女が笑顔を浮かべて近づいてきた。
慌てて立ち上がる。先に声をかけなきゃ。
「マキさんですか?」
そう尋ねると彼女は嬉しそうに微笑む。
「来てくれたのね。真奈のこと信じてくれてありがとう!」
「いや、あなたは『マキ』さんでしょう……」
「ううん、ここからは本名でいいよ」
「僕が名乗らないかもしれないのに?」
「そういうの真奈は気にしないから!」
ニコニコしながら彼女が言う。ずいぶんさっぱりした性格の人らしい。
あのSNSではメソメソ泣き出すような印象しかなかったので正直驚く。
(うわ、僕より目線が上だなぁ……)
正面から向き合ってしみじみ感じる。
高身長だけどモデルさんみたいに細い体。胸元はパン!と張り出しておりニットシャツを押し上げている。
こんな美形で素敵な女性を振れる男なんて存在するのだろうか。
「真奈さんは……ここに泊まっているのですか」
「うん。本当は彼に会うつもりだったから」
「別れた元カレに?」
「そう」
一瞬だけ表情が曇る真奈さん。余計なことを聞いてしまった。
しかしすぐに気持ちを切り替えたのか、彼女のほうから問い返してきた。
「それで、お泊りしても大丈夫?」
「はい。僕は一人暮らしなので」
「そっかぁ。じゃあ今度はあなたのところに泊めてもらおうかな?」
「それはさすがに駄目でしょ……」
「えー」
そんなことを言い合いながら二人でエレベーターに入る。
いつの間にか真奈さんは僕の手を握っていた。
(ひんやりしてて気持ちいいな……)
遠慮がちに握られた手のひらから熱を感じない。
そんなことを考えているうちにエレベーターが止まって10階へ到着。
彼女の泊まる部屋はスタンダードツイン。
豪華さはないけど清潔感のある内装だった。
「本当に添い寝するだけですよ?」
部屋に招かれた僕は確認のために彼女に聞く。
恥ずかしながら今日に至るまで女性との性行為に至ったことはないのだ。
「うん、それでいいよ」
「わかりました……」
僕が頷くと、真奈さんがくるりと背中を向けた。
「脱がせてほしいな」
「えっ」
「このままじゃ眠れないでしょ?」
たしかにそのとおりではある。でも僕はパジャマをもってきていない。
すると彼女はクローゼットから寝巻き代わりとなるガウンを2つもってきた。
「これ、真奈に着させてほしいです」
ペコっとお辞儀をする彼女を見てSNSでよく使われる顔文字を思い出す。
(やばい、予想以上に緊張してきた……)
それでもなんとか彼女の服を脱がせる。
目の前に真っ白な背中と紺色のブラが現れた。強烈すぎて目の毒。
スカートの方は彼女が自分で脱いでくれそうなのでそのままガウンを被せ、自分も同じように着替えた。
「じゃあお願いします……」
小さめの声で彼女はつぶやきそのままベッドに転がる。
僕はその背中を抱くようにして同じほうを向いて横になる。
おそらくこれでミッション達成……のはずなのだが、
「っ!?」
「あったかいね、あなたの手」
僕の右手を彼女がきゅっと握ってきた。
すべすべした指先の感触が心地よくて僕も握り返してしまう。
「嬉しい……手を繋いでると安心するの。このまま寝ちゃだめ?」
「そんなことないです」
「じゃあよろしくね」
真奈さんはそう言ってからすぐにうとうとし始めるが、僕の心はそれほど穏やかではなかった。
ガウン越しに感じる彼女の体は細くて、柔らかくて……それに鼻先に触れる髪の香りと感触もとても心地よくて。
(本当に彼女はこのまま寝るつもりなのか……)
相変わらず真奈さんは僕の手を握っている。
はじめはひんやりと感じた指先がだいぶ温もってる。
しかも胸元に引き寄せられているから柔らかなものに時々触れてしまうのだ
信頼されているのだろうけどそれを素直に喜ぶべきなのか。
(いやいや! こ、これ、無防備すぎだろ。僕と初対面なのに)
甘い髪の香りを味わいながら左腕を枕の下からそっと差し込んでみる。
これで嫌がるようならすぐに引っ込めようと考えたのだが無反応。
さり気なく腕枕しながら背中をぎゅっと抱きしめてみる。
さすがにこれなら反応があるだろうと思っていたのだが、
「ふみゅ……」
ますます強く手を握られてしまった。
柔らかい髪に顔を埋めてみたけどそれも反応なし。
(かわいい……もっと抱きしめてもいいのかな)
悶々としながらそんな事を考えているうちに彼女が寝息を立て始めた。
恐る恐る横顔を覗き込むと、長い睫毛が心地よさそうに揺れていた。
「真奈さんってきれいな顔してる。それに表情も穏やかになって」
やはりこんな美人さんを適当にあしらうなんて相手の男はどうかしてる。
それにこの状況。
少しくらい楽しんでも僕に罰は当たらないはず。
「好きだよ真奈……」
名前をささやきながらぎゅっと手を握る。
彼女の体がピクンと反応した。
「んゅ……もう離さないで」
寝言とともに弱々しく僕の手が握り返される。
本当に寂しかったのだろう。
急に込み上げてきた彼女への庇護欲に身を任せ、思い切って手のひらをガウンの中へと滑り込ませてみる。
「ん……ふふっ♡」
少し汗ばんだ素肌を優しくかき回してやると、くすぐったそうに身体を捩って真奈さんが身悶えした。指先にコリッとしたものを感じる。多分彼女の乳首だ。
「もう少し良いよね……もう少しだけ……」
僕は夢中になってその行為を繰り返した。
ガウンからはみ出した長い脚に触れたり、髪を撫でてみたり……触れる時間が増えていくほどに真奈さん自身に引き込まれていく。
(ごめんなさい……添い寝だけの約束だったのに。自分を抑えられない!)
気づけば僕は横向きで寝ていた彼女のガウンを剥ぎ取ろうとしていた。
うっすら割れてる腹筋、艶めかしい白さの肌、小さなほくろに口付けてみる。
そして長い手足に手のひらを這わせていると……
「上手なんだね」
頭の上から小さな声がした。
真奈さんを見上げると彼女は薄っすらと目を開けていた。
「あの……これは……」
とっさに言い訳が思い浮かばない。でも彼女は微笑んでくれた。
「いいよ。あなたの好きにしても」
静かな室内に響く誘惑の言葉。
でもどこか悲しげに見える瞳の色に怯えた僕は、はだけたガウンを再びかけ直した。
「やっぱり駄目です!」
「えっ」
真奈さんは大きく目を見開いたあとでフッと淋しく笑った。
「また振られちゃうのかぁ……魅力ないもんね私」
「そんなことないです! すごく体がきれいだし、寝顔なんてとても可愛くて……」
脱がせた言い訳よりも褒め言葉のほうがあっさり口から出てきた。
それはおそらく本心だから。
そして真奈さんにもそれは伝わったようで、
「ふぅん……あなたはリアルでも優しいんだね」
体を起こし、ベッドの上でくるりと向きを変えて向かい合った彼女が長い腕を僕の首に回してきた。
しかもぐいっと引き寄せられたので一気に距離が縮まる。
「少し刺激的だけど、これも添い寝ってことにして?」
自嘲気味に真奈さんはささやき、自らブラのホックを外してくる。
目の前に現れたのは白くて大きなおっぱい。
その先端の可愛らしい乳首に目を奪われる。
(まさか寝たふりをして自分の体を触らせていたのか……)
すでに頭の中はパニックで、ありもしない策略などを疑ってしまう。
「ムキムキじゃないけどきれいな体だね……♡」
そんな事を言いながら真奈さんが僕のガウンを脱がせにかかってくる。
これが現実であることを受け入れられぬままに肌着までまくられ、ペタペタと体に触れられてしまう。
「え、あ、まっ、真奈さん……!?」
「自分から女の子の体、触るの苦手?」
「は、はい……」
「じゃあ私からしてあげる♡」
トランクス一枚になった僕の膝の上に彼女は横向きに座る。
そして優しく首を抱きしめられ、そのまま口元に乳首を押し付けられる。
「ほら♡ 吸っていいんだよ?」
むにゅっとした肌の感触とコリコリした乳首の誘惑に抗えず蕾を口に含んだ僕を真奈さんが優しく抱き寄せる。
開いたままになった僕の脚に真奈さんの美脚が絡みついてきた。
そっと背中へ回された手のひらが僕の肌をなぞるとため息が出るほど心地よくて……
「甘えてくれる男の人って好き♡」
かぷり……
「んああぁっ!」
「お耳も食べちゃった♡ これも添い寝の一部ってことで」
耳たぶをカプカプされるたびに僕は情けない声を出して彼女の胸に顔を埋めた。
真奈さんは僕を安心させるように手のひらで髪を撫で、微笑みかけてくる。
(気持ちいい……こんなに甘やかされるなんて……)
数分も経たないうちに僕はすっかり彼女に骨抜きにされていた。
やがて真奈さんは僕をベッドに横たえ、妖しく微笑みながら覆いかぶさってきた。
「あなたは真奈の抱き枕クンだよ? 今から勝手にしゃべっちゃ駄目」
優しげな口調でそう言われては言葉を出すことはできない。
心の中で「はい」とつぶやきながら首を縦に振るしかなかった。
「ふふっ、言葉で縛っちゃった♡ 抱きしめちゃお。ぎゅうぅぅ~~~~」
トランクスとショーツだけの姿でベッドの上で絡み合う。
長身の彼女に抱きすくめられるような形で。
(動けない……動いちゃいけないんだ! でも、これは……あああぁ!)
本当に抱きまくらを扱うように真奈さんは容赦なく締め上げてくる。
甘苦しい感覚に酔わされながら身を固くしていると、
「あ、動いた! ダメ~~~」
ぎゅうううぅぅぅ♡♡
「ああぁぁっ!」
更に強く抱きしめられてしまった。
「ふふふ♡」
幸いなことに股間の膨らみに彼女の肌が触れていない。
すでに興奮状態をキープさせられてる僕にとってそれは救いだった。
空調が整っているので肌寒さは感じない。
ただひたすら彼女の体温に包まれ、時間が流れていく……
しかし穏やかな時間はそれほど長続きしなかった。
つんつん♡
「あのさ……ここ、カタくなってなぁい?」
不意にふわりと舞い降りた感触はとても甘かった。
きれいな指先が慎重に僕のトランクスの上から形を確かめるように肉棒の表面を這い回る。
さわ……さわさわさわっ♡♡
「うぐううぅぅっ!」
「かわいい抱き枕クンだなぁ~♡ もっといたずらしちゃお♡♡」
そう言いながら彼女はしっかりと先端を握りしめ、スゥ~~~っと根本へ向かって撫で下ろしてくる。
右腕で僕の顔をおっぱいに固定したまま、左手だけで股間をいたずらっぽく刺激されているのだからたまらない。
ヌルヌルの我慢汁がどんどん増産されていくのがわかる。
「抱き枕の中の綿を抜いて、私が入り込んじゃおうかな~」
そんな事を言いながらクチュクチュと音を出して僕を責めてくる真奈さん。
長い脚で僕の逃亡を邪魔しつつ、ベッドの中央で体をくねらせる彼女のせいで身動きが取れない。
「うふふ、興奮しちゃった?」
「うっ、あはぁぁぁっ!」
「ここ……解放してあげなくていいの?」
「っ!!」
するりと真奈さんの指がトランクスの縁を伝い、僕の素肌に触れた。
長い指が順番にペニスに絡みついて握りしめてくる……
しゅっしゅ……
(あああぁぁ、そんな、僕は……!)
リズムよく肉棒をしごかれる。そのたびに理性が崩壊していく。
ずりおろしたトランクスから片足を引き抜かれ、むき出しになった僕自身をちらりと眺めた真奈さんがニヤリと口元を歪める。
「これはマッサージが必要だね~? 真奈が揉みほぐしてあげる♡」
悩ましいおっぱいからようやく解放され、ホッとするまもなく僕は目の前の光景に釘付けになる。
大の字になった脚の間で彼女が正座しており、さらに腰が持ち上げられて引き寄せられていたのだ。
「こうしちゃお♡ えいっ」
少し前傾になった真奈さんが突然ペニスを胸の谷間へ導いてきた。
ふにゅんっ……ぱちゅ♡
「ああああっ!」
「おかしいなぁ? マッサージする前なのにどんどんカタくなってきちゃうなんて……くすくすっ♡」
そんなふうに笑いながら彼女は上半身をゆらゆら揺らしてくる。
柔肉に包みこまれたペニスはすでに悲鳴を上げていた。
しゅりっ、しゅりっ♡♡
溢れ出す我慢汁を受け止めながら滑らかに前後するおっぱいとそれがもたらす甘美な刺激に僕はこれ以上声を上げないように手のひらで口をふさぐ。
それでも気持ちいい! 気持ち良すぎるうううぅぅ!
ぱちゅぱちゅと音を出しながらおっぱいで優しく舐め回されるような感覚。
できることならこのまま射精してしまいたかった。
(だ、だめだ! 僕は彼女を癒やすために、ここへ来たんだから!)
わずかに残った使命感が僕の意識を繋ぎ止めていた。
このままじゃソフレじゃなくてセフレになってしまうじゃないか!
悶えながら悩む僕にはお構い無しで真奈さんのパイズリは続く。
どうにか射精だけはこらえていたものの、すでに頭の中は彼女一色に染め上げられていた。
「思ったより我慢強いんだね」
「くはぁっ、はっ、はぁ! そ、それほどでも……」
「ううん、フツーの人ならもう我慢できなくなって襲いかかってきちゃうよ?」
緩やかな刺激をこちらへ与えながら彼女が笑う。
でも動けない。
全身が甘い刺激に包まれて自分から彼女を襲うなんて考えられなかった。
「じゃあ私の方から上になっちゃおうかな~」
そう言いながら正座を崩しゆっくり膝立ちになる真奈さん。
自分からショーツに指をかけ、僕をじっと見つめながらするりと最後の布切れを脱ぎ去ると、キレイに剃毛された彼女のおまんこが目に入ってきた。
「え……」
思わず声を漏らしてしまったが、もう咎められることはない。
真奈さんは無言で僕の腰の上に陣取り、手の中にペニスの先端を納めた。
しゅっ……くちゅくちゅっ♡
「ううううっ!」
くるんくるんと手首を返されるたびに快感が突き抜ける。
彼女のおっぱいですっかり防御力を駄目にされたペニスが、そっと秘密の場所へと導かれていく。
くちゅり♡ くぷ……
「今から何をされちゃうのかな~」
「あ、ああぁぁ……」
固く張り詰めた肉棒の先を手のひらで固定したままおまんこの肉に挟まれる。
ぷにゅぷにゅした彼女の膣口が裏筋に何度もキスをまぶしてくる!
「抱き枕クンのカタくなったここを真奈のおまたでコスコスしちゃうとか?」
「あああああああっ!!」
言葉に出されるともう駄目だった。自分から腰を動かしたくなってしまう!
自分の下で悶えまくる僕を見つめる彼女の口元からはニヤニヤした様子が止まらなくなっていた。
「それともこんなふうに太ももでギュッって挟んじゃうとかぁ~」
真奈さんはそう言いながらおっぱいを僕の胸につけ、真上に向いた肉棒をやんわりと脚の間で挟み込む。
「うあああぁぁ!」
端正な顔立ちの彼女に見つめられながらの太ももコキも強烈だった。
顔が近い分だけごまかしが効かない。
その間もずっと滑らかな美脚が僕を責め続けている。
「あとは、逆さになって胸の間にしまっちゃうとか?」
今度はシックスナインの提案。もう頭がおかしくなりそうだった。
(あの口にくわえられえたら……駄目だ、想像しただけでイく!)
エロすぎる唇にしゃぶられ、クポクポされたところを頭に思い浮かべた瞬間、ガチガチに張り詰めたペニスはその思いを率直に彼女へ伝えた。
「なんかさっきよりも元気……」
「ご、ごめんなさい! でも、でもおぉぉっ」
「ふふ、こっちこそごめんね♡ いっぱい誘惑しちゃって」
そう言いながら真奈さんは僕の鼻先にチュッと軽くキスをする。
淡い感触と確かなキスの音がさらに僕を狂わせていく。
「貴方が望まないことはしないよ? 真奈、いい子だもん」
「じゃ、じゃあ僕が望んだら……」
「なんでもシテあげる♡ ちゃんとお願いして?」
可愛らしく首を傾け、彼女が僕の言葉を待つ。
肉棒を美脚で挟まれ言葉で誘惑された僕に残された選択肢は少なかった。
「キ、キスしてほしいです……また……」
「いいよ」
その直後、僕の呼吸が優しく奪われた。
ぷにっとした唇が軽くふれあい、ちょろっとした先が挿入される。
(ああぁぁ……)
初めてのキスなのにこんなに甘くて、エロくて刺激的だなんて!
軽く短く、深く情熱的に。
何種類ものキスをされた僕は完全に思考が停止させられていた。
「次は? どうされたいのかな」
「ぎゅって抱きしめてほしいです……」
「おっけー♡」
軽いノリだけど真奈さんはその通りにしてくれた。両手の指を僕の手に絡ませ、ペニスを挟み込んだ脚は動かさずに体温だけを伝えてくる。
「き、きもちいいぃ……好き、これ好きぃ……」
顔の脇に感じる彼女の吐息と優しい雰囲気に僕は酔わされ、天井を見上げながらうわ言のように僕は呟いていた。
「普通にハグしてるだけなのに? もぉ、全部かわいいな~」
こりゅっ♡
「うううっ!」
甘い不意打ちに体が震える。真奈さんの指が僕の乳首を軽くひねったのだ。
「もしかして全然経験ないカンジ?」
「……!」
きゅっと唇を噛んでささやかな抵抗をしてみる。
でも彼女の前でそれは無意味だった。
「じゃあ真奈が大切なことを教えてあげるね♡」
そう言って軽くキスをしてから、彼女がくるりと体勢を入れ変えた。
「あ……!」
そうシックスナインだ。顔に座り込むようにしながら真奈さんが大きなおっぱいで僕を抑え込んできた。
さらに美しい太ももがゆっくりと迫ってきて、
「むぐぅっ!?」
僕の顔を固定した。
目の前にあるのはヌラヌラ光る彼女のおまんこ。
でも舌先が届かない!
「今は動いちゃ駄目。その代わりおちんちんに集中して♡」
こちらを振り向きながら真奈さんが言ったので、その指示どおりに集中する。
「あ~~~~むっ♡」
ちゅるるっ!
「~~~~~~~~~~~~~~っ!?」
視界を塞がれたまま突然訪れた股間への刺激に腰が震えた。
その時になって自分の足が彼女の腕で固定され、大きく開かれていたことに気づく。
くぷっ、じゅぷっ、ぐぷっ、じゅるるるるる!!
「はむっ、じゅぷっ、れる……ペロッ」
「あっ、ああああーーーーーっ!」
ぎゅっと自分から彼女のおしりを掴んでしまうほどの快感。
でも全然おさまらず、ペニスの熱がどんどん高まっていく!
(フェ、フェラされてるっ! こんなに気持ちいいなんて知らないいぃぃぃ!?)
淫らな音を立てながらベッドが浅く沈み込み、快感が蓄積されていく。
「んっ♡ んっ♡ んふふふ♡♡」
顔を上下に動かしながら真奈さんはペニスを念入りにしゃぶりつくし、時々睾丸を指先でつついてくる。
唇での締付けよりも口内の暖かさが僕を狂わせていた。そして何より舌先でチロチロと削り取ってくるような動きがたまらなく気持ちよくて、その動きに合わせて僕は彼女の下で踊り続ける……
「そろそろおちんちんも限界かな~? 抱き枕クンの綿を抜き取っちゃうよ」
「むぐっ、んぐうぅぅ!?」
「ふふふ♡ じゃあ、これでラクにしてあげるね。真奈の唇でイっちゃえ~~~!」
れろっ、、れろんっ……ちゅうぅぅぅぅ~♡
その刺激が決定的だった。
舌先で裏筋付近を舐められ、直後に熱いキスをまぶされる。
「んぐっ、んうううぅぅぅ~~~~~!!」
こらえきれなくなった僕が声を出そうとしたら、突然太ももに強く顔を挟まれた!
同時にキスを下唇が小さく開かれて亀頭をすっぽり覆い尽くした瞬間、
ドピュッ、ドピュウウウウウウウウッ!
「っ~~~~!!」
勝手に腰を突き上げながら僕は果ててしまった。
じゅるじゅる……ずっ、ずっず♡♡
大量の精液が真奈さんの口の中へ吸い込まれていくのがわかる。
(と、止まらない、このままじゃ体中の水分が全部彼女に……!)
僕がそんなことを感じ始めた時、彼女が顔を上げた。
ちゅぽっ……
「んっ、こくん……すっごく濃いのがでた♡」
得意げに口元を拭う彼女。
「まさか、全部、飲んだの……?」
「うん。こんなの飲まされたら真奈もスイッチ入っちゃう!」
そして真奈さんは体を反転させ、膝立ちのまま僕の顔をまたぐ。
長い指でクニッと開かれた先に見えたのはピンク色をした肉襞。
そこは射精した僕のペニスを見て興奮したのか、少し泡立っていた。
「あ……」
「どうかな? キレイ?」
「すご、いです……こんなに濡れてるなんてエッチすぎる……」
「褒めてくれてありがとう♡ じゃあ挿れるね?」
そのまま後退して腰の位置が合わさる。
彼女は恥ずかしそうにしながら片膝をつき、先端がとろけきったペニスを自ら内部へ導こうとしていた。
(は、はいっちゃう……!)
言葉を失ったままの僕はその様子を見つめるしかできない。
射精直後なのに硬さを失わない肉棒がゆっくり包みこまれていく。
ずぷり……
「んっ、すごいね♡ こんなに硬くしてくれるんだぁ」
無邪気に笑いながら真奈さんが言う。
先端をしっかり呑み込んだところで腰を止め、こちらを見つめながら。
「初体験、私でいいの?」
さっきと同じように首を傾け彼女が念押ししてきた。
「いいです! いや、むしろおねがいします……」
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。
でも理由がない。
こんな素敵な人と一つになれるチャンスなんてこの先ないかもしれないから。
「本当はね、セックスまでするつもり無かったけど、あなたがとても優しいから今夜は甘えちゃう♡」
それは逆だと思う。ひたすら甘えて、甘やかされてるのは僕の方だから。
何もしてないのに優しいと言われても困る。
それでも体は正直に反応してしまう。
彼女を求めて何度も僕が頷くと、真奈さんはうっとりした表情になった。
(誰かに求められたかったのかも……)
利害が一致するならそれで良いのかもしれない。
いつの間にか僕は自分からぎこちなく腰を突き上げていた。
くぷ……ずちゅ……
「んっ、積極的……♡ あなたも動いてみたいの?」
僕の不器用な動きを感じながら彼女は余裕たっぷりにつぶやき、
グチュウウウッ!
突然腰を一気に打ち下ろしてきた!
「あうううっ、こ、これええ! む、無理ですぅぅ!」
ヌルヌルで柔らかかったはずのところが急激に変化する。
根本まで完全に埋まる前に、真奈さんのおまんこの中がグニュグニュと動いて僕を締め上げてきたのだ。
「どうかな?」
「ひ、ぎ、きもちいいっ、こんなに締められたらすぐイっちゃうよぉ……」
「そうなんだ」
満足気に笑う彼女。こちらは深く腰を沈められたから身動きができない。
まるで全身が抱きしめられているような感覚で何もできなくされてしまった。
「くすっ♡ 相手がじっとしてるだけっていうの新鮮かも♡」
ゆらゆらと腰をスライドさせながら真奈さんは微笑んでいた。
その間も彼女は内部を動かしてペニスをくまなくしゃぶり続けている。
「じゃあゆっくり愛してあげる。あなたがひたすら気持ちよくなるように……」
じゅぷっ♡ じゅぷっ♡ じゅぷっ♡
規則正しい柔らかな腰使いだった。
膣内のコリコリがカリに引っかかるたびに快感を与えてくれる。
挿れる時よりも抜くときのほうが快感が強い……小刻みに出し入れされてそのことがわかった。
「あ、あ、あっ!」
「どうしたの~?」
「そ、それっ、やばいっ! 出ちゃいますっ」
「ええ、もう? じゃあじっとするね」
ピタリ。
僕の上で腰振りを停止する彼女。でもすぐに快感が収まるはずもなく、
じわじわじわじわじわ~~♡♡
「うあっ、ああああっ!!」
「ふふふふ♡ こういうのもいいかも」
内部でさざめく柔らかな刺激がペニスだけでなく全身へと広がってゆく。
ぎゅっと抱きしめられてるだけなのに、彼女の体温を感じているだけなのに衝動がおさまらない!
「あのっ、ナカを動かすの止めませんかっ」
「え、動いてる? 真奈にはわかんないよぉ~」
きゅっ、きゅうぅぅぅ~~~♡
「そっ、それがあああぁぁ!」
「くすっ♡ なぁに?」
とぼけた様子だが彼女は確実に、わざと内部を動かしてる!
ひくひくと震え続けるペニスを柔らかく締め上げられるたびに僕は断続的に喘がされ、彼女は楽しそうにその顔を眺めた。
「あ、あっ、で、でちゃう……」
「もっと我慢して♡」
勝手に腰が動いてしまうほど余裕がない僕に無茶振りしてくる真奈さん。
(こちらの状況なんてお見通しのくせに!)
ぎゅっと歯を食いしばって耐えようとしてもひたひたと快感が忍び寄ってくるのだ。
具合の良いおまんこと僕のペニスは相性が良すぎるのかもしれない。
「勝手に出しちゃったら本当に怒るよ?」
僕に頬ずりしながら彼女は言う。
(そんなああぁぁぁ!)
すでに股間に広がる熱は最高潮に達していた。
あと数秒で出ちゃう……そこでいきなり手を強く握られた。
「ねえねえ、あなたは今フリーな人?」
「は、はい……」
きれいな瞳でじっと見つめられる。
この時、股間と同じく心臓まで真奈さんに掴まれた気がした。
「じゃあ真奈と付き合ってよ。お試しでもいいからさ」
「え」
こんなきれいな人と付き合う……恋人関係になる?
しかも体の相性が良くて甘えん坊の真奈さんと?
「もしオッケーならこのままナカに出していいよ♡ 答えがノーならこのまま朝まで犯すから出さずに我慢してね」
「そんなああああああああああっ!?」
絶対無理に決まっている! このまま生殺しにするつもりなのか。
魅惑の体に覆われて、絶え間なく快感に晒され続けたら本当に壊れてしまう。
そんな言い訳を数回ほど繰り返した後、僕はとうとう観念した。
「わ、わかりましたから! こ、このまま出します」
「やったぁ♡ じゃあ来て~~~」
くちゅううううう~~~♡♡
「あ、あっ、締まって……!」
「全部出していいからね♡」
僕の許しを得たせいなのか、おまんこが今までにないほど強く僕を抱きしめてくる!
熱烈な歓迎を受けた僕も彼女の腰を掴み思い切り突き上げていた。
「すごい……好きになっちゃう♡」
「僕もです、好き♡ 好きですっ、真奈さんっ♡♡」
長身だけど僕より軽い彼女の体が激しく上下に揺れる。
言葉に嘘はなくどんどん好きになる。
顔も体も最高で、何より彼女の性格がいい。
(独占欲が強すぎて前の彼氏は耐えきれなかったんだ……でも僕なら)
甘えん坊の犬系なのに、相手を強く拘束したい真奈さん。
逆に僕は彼女みたいな人ならいくらでも甘やかす自信がある。
でも今は、彼女に完全に支配されている!
弾むおっぱいを見つめているうちに僕の足の指がピンと伸び切った。
「あ、ああああ、でます! 出る、で、い! イくううぅぅぅ!!」
「ふふ♡ お・い・で♡♡」
きゅうううぅぅぅぅ!!
ひときわ強く腟内が収縮した瞬間、
ドピュッ、ドピュウウウウゥゥゥゥ~~~!!
「はぁぁんっ♡」
盛大な射精を膣内で受け止め、真奈さんも自分を抱くようにして顎を跳ね上げる。
どぴゅ……どぴゅ……
「あがっ、ああぁぁ……!」
僕の方ももちろんただでは済まなかった。
貪欲に精液を吸い上げるおまんこのせいで、先程のフェラよりも激しく長く快感が持続していた。
(ゴムを付けずに交わって遠慮なく射精してしまった……)
全身を投げ出すようにして呼吸を弾ませていると、
「んふ、いっぱぁい……こんなの出されたら赤ちゃんできちゃうよ?」
真奈さんがツヤツヤとした唇に指先を当てながら眉毛をハの字にしてつぶやいた。
「おめでとう。抱き枕クンからパパさんに昇格かも♡」
「ご、ごめんなさい! それは流石に困るっ」
組み敷かれたままあたふたする僕を見て真奈さんが笑う。
「ふふふ♡ 嘘だよ~」
どうやらきちんと対策していたらしい。
そしてまた彼女は僕にすがりつき、しっかり抱きついたままキスを要求してきた。
「……今日はこのまま朝までやろ? 恋人になったんだから遠慮しなくていいよね」
「遠慮しなくていいです」
「やったー♡ 大好き♡♡」
その言葉通り、僕は朝まで彼女に徹底的に搾り取られた……
・・・
・・
・
次の日、身支度を終えてチェックアウトした僕達は東京駅のホームにいた。
「もう帰っちゃうんですか」
「うん。帰りの新幹線のチケットあるから」
聞けば真奈さんは東北の人らしい。
別れ際、僕は自分から尋ねた。
「また会えますよね?」
「もちろん!」
その日はそれで終わり。
彼女と恋人同士になった実感がないまま僕は帰路についた。
それから2週間後、真奈さんは大きめのトランクを引きずって僕の家にやってきた。
「お世話になります。ぺこり」
「ぺこりじゃなくて! いきなり同棲なんて聞いてないよ!?」
「大丈夫。うまくやるから任せて♡」
真奈さんは実家の人たちを説得して不退転の決意でこちらへ来たという。
やはり重すぎる……でも何もない僕にはこれで良いのかもしれない。
無防備に僕のベッドに横たわり、穏やかな寝息を立ている彼女を見ながらそんなことを思うのであった。
(了)