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『女性恐怖症の格闘少年、奮闘する』 二次創作
86話if 兄妹の行方
・元ネタURL https://novel18.syosetu.com/n3192cm/86/
・下記文章■までは基本的に引用が多め
・そこから先がifになります(妹に負けまくる展開)
…………
……
※ここまでのあらすじ
冴華に連れ去られた妹を神倉道場へ取り返しに行った総太郎。
しかし妹のかえでは自らの意思でここに来たという。
言い争いでは決着がつかず格闘勝負となり、
兄妹対決の結果、総太郎は妹に人生初の敗北。
そして性的凌辱を受けてしまった……
…………
……
かえではふるふると震えながら、膣内射精の感覚に酔っている。
総太郎は妹の膣によって味わわされた強烈な快感の余韻に体を痙攣させながら、激しい罪悪感にさいなまれていた。
(あぁ……と、取り返しのつかないことを、俺は……)
かえでに犯された形にはなるが、言い訳にもならない。総太郎は、妹とセックスしたあげく、膣内に中出ししてしまったのだ。
「はぁ、はぁ……ふふ、お兄ちゃんと繋がってるこの感じ、好きかも……お兄ちゃんの熱を体で感じているみたいで……」
「くぅ……」
「どうかな? わたしの中、気持ちよかった? って聞くまでもないか、イっちゃってるんだしね。お兄ちゃんを犯してイかせちゃったんだって思うと、なんだかゾクゾクしてきちゃうなあ」
勝ち誇るような妖しい笑みを上から投げかけられて、総太郎は絶望感と屈辱感に心を包まれるのを感じていた。
そして、かえでは腰を上げて立ち上がる。ペニスが引き抜かれる際の摩擦で総太郎は激しい快楽を覚え、軽くイってしまった。
「うぁ……!」
びゅっ、びゅるっ……
その様子を見下ろして、かえではまず優しい笑みを浮かべる。
「ありがとう、お兄ちゃん。わたしを気持ちよくしてくれて」
が、その直後、勝ち誇ったような色が瞳に浮かぶのだった。
「さあて、これでお兄ちゃんはわたしに格闘で負けた上で犯されてしまったわけだけれど……ふふ、さぞ悔しいんじゃない? 小さい頃からずっと守るべき相手だからとか言ってきた相手にいいようにされて、こうして見下されてさ」
「…………」
「ここまでされれば、さすがにお兄ちゃんもわたしを憎めるようになるんじゃないかな?」
嫐るような妹の言葉を、総太郎はなすすべもなく受け止める。
挑発するようなかえでの言葉を耳にして、悔しく思わなかったと言うと嘘になる。だが、総太郎はここに至っても、かえでの言うような感情は覚えていなかった。
あるのは申し訳なさと、自分に対する怒りだった。
だが――
妹への感情は激情となって、総太郎の口から流れ出ることはなかった。
(かえで、覚悟しておけ……)
かろうじて心の中で呟くのが精一杯だった。それでも射るような兄の視線からかえではその悔しさを察したようだ。
「ふうん? やっぱり、あきらめないつもりなんだ? そうこなくちゃ――」
(違う。いや、違わないけど、言いたいことはそれじゃない。俺は、お前のことを嫌いになんて、絶対になってやらないからな)
やはり総太郎は言葉にできない。かえでに対する恐怖心、もしくは他の感情が彼の口を開かせないのだ。
(悔しくはあるさ。だが……)
総太郎は上体を起こしながら、妹の目をまっすぐに見上げた。
そのつもりだったが、視線はカノジョの目よりもはるか下の一点を見つめていた。
(くそ、だめだ! かえでを女として意識しちゃいけないのに俺はっ……)
今しがた味わわされた強烈な快感が総太郎の理性を乱していた。
冴華の名器にも劣らないかえでの膣内の感触が、禁断の快楽が今は彼の頭の中を染め上げている。
「わたしは学園が終わったらまっすぐここに帰ってきているし、休日もいつもここにいるから、その気になったらいつでも再挑戦してくるといいよ。そのたびに、進化したわたしの斤木流で叩きのめしてあげるから。お兄ちゃんも今度は甘いことを考えずに、最初から容赦なくかかってくることだね。もうわたしに対する憎しみも相当なものだろうから、言われなくてもそうするだろうけど」
結局何も言えないまま総太郎はその背中を見送るしかなかった。
かえでを連れ戻すことはできず、総太郎は虚しく神倉流道場から追い出されることとなった。
外に出て、三原に支えられながら目尻に涙をにじませてぶるぶると肩を震わせている姫乃を見て、総太郎は彼女たちの結果も知った。
門前で迎えてくれた仲間たちに総太郎は頭を下げる。
「すまん、みんな、ダメだった。せっかく二人きりの状況を作ってくれたっていうのに」
帰りの車の中で、総太郎は未練をにじませた。
「悔しいな……連れ戻したかった……」
こぼれた言葉が車内で小さく響く。総太郎は走る車の中で今後について考える。
しかし頭の中に蘇るのはかえでに格闘で敗れた自分の情けない姿と戦いのあとで犯された強烈な快感だけだった。
■
翌日、総太郎は自らを鍛え直しながら方針を決めた。
(冴華に勝つ以前にかえでを倒さねばならない)
普段より激しいトレーニングで雑念を振り払おうとしていた総太郎。
その理由は気を抜けば妹でオナニーしてしまいそうだったからだ。
(俺の手でかえでを覚醒させてしまったことはもういい。だがこれ以上を許すのは絶対にあってはならない)
かえでに味わわされた敗北の屈辱、そして背徳感まみれのセックスで不覚にも感じてしまった自分。最愛の妹に欲情してしまいそうな自分が許せなかった。
仮宿とは言え敵地にいる妹は自分にとっての障害であり、敗北したままで済ませてよいわけがない。
次の日もしっかりトレーニングをしつつ、対策を練ってから総太郎はかえでがいる場所へと向かうことにした。
気合を入れ直して道場に近づくとかえでは外で形稽古をしているところだった。
(体のキレが良い……)
総太郎は素直に感心してしばらくその様子を眺めていた。
やがて視線に気づいたかえでが彼に声を掛ける。
「お兄ちゃんいらっしゃい。あれから三日ぶり?だね。そんなにダメージを与えたようには思えなかったんだけど」
声に余裕があった。
それは総太郎が彼女に敗北したせいもあるのだろう。
僅かに生まれた苦手意識によって気後れしているのだと彼は判断した。
「まあいいや。今日はリベンジしにきたんだよね」
「あぁ、そうだ。もちろん受けるだろうな?」
「うんいいよ。わたしも少し強くなったから」
そう言ってかえでは背を向け、道場に入ってゆく。
二人は再び向き合うまで無言だった。
それが今の彼らを物語っている。
「今日こそお前を連れ戻す!」
総太郎は低い声でつぶやくが、
「そうなるといいね」
かえでは軽く上下に体を揺らしながらその言葉を受け流した。
「じゃ、はじめようよ」
「行くぞかえで!」
猛然と距離を詰める総太郎。
二人きりの勝負なので開始の合図はない。
「うりゃああ!」
気合とともに放たれたジャブをしっかり見て、かえでが半身になって回避する。
つづけて総太郎は蹴りを放つがわずかに届かない。
(これは……兎脚法のステップだ!)
神倉流の動きを見せ始めたかえでを警戒する総太郎だが、その僅かな時間でかえでのステップはさらに鋭くなっていく。
「やああっ!」
回り込みながらかえでがキックを繰り出し、総太郎はガードしてまた驚く。
「くっ!」
「もっと回転上げていくよお兄ちゃん!」
その言葉通りにかえでは動き、少しずつ攻撃をヒットさせてゆく!
びしっ!
「ぐ、うぅ…」
ぱんっ!
「あ、ぐっ!」
攻撃を喰らいながら総太郎は清川咲子との一戦を思い出す。
翻弄されなければ追えない速度ではない。
速度重視のファイターという点ではかえでも同じだ。
受ける攻撃は軽いものだがダメージの蓄積は気を配らなければならない。
だが、かえでは違った。
「ふっ!」
総太郎の視界から突然かえでが消えた。
左右の動きに目が慣れ始めた頃合いで腰を落とし急激に距離を詰めたのだ。
「なにっ!?」
そして次の瞬間、かえでは総太郎のほぼ真下にいた。
この体勢から繰り出される得意技を思い出した総太郎が咄嗟に両腕をクロスさせた。
「うりゃあああぁっ!」
ガシイイッ!
「ぐおおぉぉぉっ!!」
かえでの放つ燕撃斧が総太郎のガードが吹き飛ばす。
両腕がちぎれたのではないかという衝撃に総太郎の顔が歪んだ。
「直撃はしなかったかぁ……さすがお兄ちゃん」
余裕たっぷりの声で総太郎を褒めるかえでがにやりと笑った。
甚大なダメージを与えた手応えがあったのだろう。
事実、総太郎の腕はしばらく役に立たない。
「次は当ててみせるからね」
なんとか構えを戻した総太郎の周囲を再びかえでが舞う。
ばしっ!
「ちいぃっ……」
まだ感覚が戻らない総太郎の腕に軽いパンチを当て、
がっ!
距離を測った後に強めのストレート。
「くそっ!」
かえでの接近を嫌った総太郎が腕を振り回すと、
びしぃっ!
離れ際にかえでのローキックが総太郎のふくらはぎを捉えた。
ばしっ、ぼごっ、びきっ……
「ぎっ、ぎゃあぁっ!」
たまらず叫ぶ総太郎。
かえでは兄の様子を冷静に伺いつつ攻撃を重ねてゆく。
動きが鈍い獲物に襲いかかる蜂のように、ヒットアンドアウェイを繰り返してダメージを蓄積させていく。
そのうちに総太郎はその場から動けなくなってしまった。
「勝負あり、かな?」
「ま、まだ、だ……」
口では強がりを言うものの、もはやようやく立っているだけの状態。
そんな兄を涼しげな目で見ながらかえではつぶやく。
「お兄ちゃんの弱点が少しわかったかも。教えてほしい?」
その一言を受けた総太郎は首を横に振る。
全身に刻まれたダメージを忘れてしまうほどこの上ない屈辱だった。
「うあああああっ!」
突き動かされたように突進する総太郎を見てかえでは腰を落とし、
「うん、わかった。じゃあまた戦おうね」
両足に力を込めて彼の懐に飛び込んだ。
どんっ!
「は……ぐ、ぉぉ……」
兎脚法による加速の勢いを乗せたかえでの肘が総太郎の鳩尾に食い込んでいた。
意識を繋ぎ止めているのが不思議なくらいのダメージを受け、総太郎の身体がゆっくり前のめりに崩れ落ちる。
「今日はこれでおしまい」
それがこの日、総太郎が最後に聞いた言葉だった。
満身創痍で自宅へ帰った総太郎は敗北した悔しさを紛らわすために、かえでに犯されたときのことを思い出しながらオナニーしてしまった。
そして次の日。
目覚めた総太郎はいつものようにトレーニングを開始する。
思いの外、体にダメージは残っていなかった。
(昨日は兎脚法に油断させられた……かえでの奴、少し強くなっていた)
認めるべきところは認め、かえでへの対策を修正する。
次は負けないと心に誓ってその日も学園から道場へ向かう。
「いらっしゃいお兄ちゃん」
かえでも総太郎が来ることを予想していたようだ。
挨拶もそこそこに昨日と同じように道場で向かい合う。
「今日は昨日より長くおにいちゃんと戦いたいなぁ」
「……覚悟しろ、かえで!」
総太郎は妹を睨みながら改善策を思い出す。
昨日は不用意に飛び込みすぎた。
かえでの呼吸を読み取りながら自分に有利な立ち位置を維持する必要があった。
深呼吸を一つして自然体を意識する。
「そろそろいい?」
「ああ、待たせたな」
かえではすでに構えていた。
ならば総太郎が構えた瞬間が試合開始の合図となる。
「さあ来い、かえで!」
力強く言い放ち、両腕を上げた瞬間だった。
「いくよ、お兄ちゃん!」
一歩踏み込んだかえでが前蹴りを放ち、総太郎がそれを捌く。
兎脚法ではない普通の踏み込みなので容易に対処できた。
そして彼が返しとなるローキックをかえでの軸足に放った瞬間、あり得ない速さでかえでが横移動した。
「なっ……」
総太郎のキックが空振りすると同時にかえでは足の裏で彼の腰を蹴る。
「ぐはっ」
「チャンス!」
体勢が崩れた総太郎に突進するかえで。
そこからは一方的な展開だった。
「やあああぁぁぁっ!」
ばしっ! ばちんっ、ごきっ、ぱんぱんぱんっ!!
必死に顔をガードする総太郎の腕を狙ってかえでが躍動する。
(こ、こいつ、お構い無しで強引に!)
それは彼の知らない妹の一面だった。今までのかえでは相手の弱点を狙うことに躊躇いがあった。
だが今は違う。容赦なく昨日自分が痛めつけた兄の腕を狙っている!
「くぅぅっ!」
総太郎も歯を食いしばって痛みに耐えていたが、距離を取らざるを得なくなった。
このままではジリ貧でありいずれ腕が上がらなくなる。
「それそれっ!」
がしっ、ごすっ!
勢いに乗ったかえでが総太郎を翻弄する。
そしてついにたまらなくなった総太郎はバックステップした……が、
「うわああぁっ!」
「甘いよお兄ちゃん」
かえではその動きを完全に読み切っていた。
昨日よりも明らかに兎脚法を使いこなし始めていた。
その脅威の突進力で放たれた膝蹴りが総太郎に突き刺さる!
どぼぉっ!
「う、げぇ……」
急所である鳩尾からはそれていたものの、胃液が逆流してくるような不快感を覚える総太郎。
スピードがそのままパンチやキックに繋がり驚異的な力を叩き出す。
わかりきっていたことだが回避できなかった。
「あれれ、倒せちゃった」
両膝を畳につけた兄を見下ろしながらかえでは構えを解く。
「お兄ちゃん昨日より弱くなってない? 攻撃が単調だったよ。馬鹿にされてるのかと思ったけど」
心配そうに顔を覗き込む妹に対して総太郎は何も言えなかった。
手を抜いたつもりはない。純粋にかえでが強くなっているのだ。
「これが今のお兄ちゃんの実力なんだね」
ふっと息を抜き、かえでは膝をついて腹を抑える総太郎の肩を軽く蹴飛ばす。
「うぐっ……」
手足に力が入らない総太郎はそのまま仰向けに倒れた。
「はい、わたしの勝ち。そしてこれがおにいちゃんを苦しめてる妹の足だよ……って、なんで硬くしてるの?」
かえでは片足を持ち上げて総太郎の股間を踏むと、その違和感に気づいた。
ぐにっ、ぐにぐにっ!
「うあっ、あああぁぁ!」
「もしかして喜んでない? お兄ちゃんってマゾなんだね」
手のひらを口に当てたかえでに罵られる悔しさとは裏腹に股間がどんどん硬くなっていく理由が総太郎にもわからなかった。
(負けた……妹の脚に……くそっ……なのに俺は、かえでに興奮しちまっている……)
背徳感も屈辱もあった。だがそれ以上に昨日の夜、かえでをおかずにしてオナニーしたことが影響していた。
「だ、だめだ……かえでっ、かえでえええぇ!」
「え、どういうこと? えっ、ええっ?
どぴゅううぅぅ……
妹の柔らかい足の裏の感触を味わいながら総太郎は射精してしまった。
思いがけず兄の痴態を目の当たりにしたかえではゴクリとつばを飲み込み、
「悪いけど今日は犯しちゃうね」
動けない兄の腹の上にまたがった。
「自分だけずるいよ。わたしだってずっとムラムラしてるんだから」
そして器用に彼の下半身をむき出しにしてから、かえでも全裸になる。
妹が脱衣する姿を見て総太郎はドキドキしてしまう。
(なんで……かえでの裸なんて何度も見てるのに……!?)
やがて彼女が自分の腰の真上に陣取り、射精直後のペニスを柔らかく掴む。
くにゅっ……
指先の心地よさに全身が痺れてしまい総太郎は何も考えられなくなってしまった。
「お兄ちゃんの顔がさっきより可愛くなってる」
そう言いながらかえでは硬くなった肉棒を膣口へと導き、感触を確かめるように何度もワレメに擦り付けた。
「うっ、あっ、ああっ!」
「これが気持ちいいの? くすっ、まだ膣内に入ってないのに」
くにゅくにゅくにゅ……
亀頭がピンク色の肉襞で擦られる度に大量の我慢汁が湧き上がってくる。
自分では興奮を止められない総太郎は無意識に自分から腰を突き上げてしまう。
ずにゅ……
愛液まみれにされた先端が膣内を潜る。
その瞬間、総太郎の背中を快感が突き抜けた。
(か、かえでの、マンコが、吸い付いて――)
その先の言葉が紡げないほど心地よい波が総太郎を包み、急激に広がっていく。
「あんっ、我慢できなくなったんだね? お兄ちゃん」
かえでは嬉しそうに声を上げ、彼の胸板をそっと撫でる。
総太郎の理性はそこで限界を迎えた!
「でるっ、でるうっ、でえええぇーーーーっ!」
どぴゅどぴゅどぴゅううううううぅぅぅぅ!
身体を大きく反らしながら総太郎は絶頂してしまう。
叫び声に合わせて膣口から大量の精液が溢れ出した。
「んはぁんっ♪ まだ入りきってないのにイっちゃった。お兄ちゃんを見てるとドキドキしてきちゃうよ。もちろんこれで終わりじゃないけど」
射精の勢いが衰え始め、総太郎の手足が脱力してしいく。
かえでは総太郎の腰に手のひらを当て、硬さが残る肉棒を深く挿入した。
ずちゅううううぅぅぅっ!
「ひ……いっ、あ、あああぁぁっ!?」
入口で射精させたばかりのペニスをかえでが膣奥まで飲み込む。
総太郎はその刺激に耐えきれずジタバタと悶えだすのだが、
「あはっ、居心地いいんだね。わたしの膣内が」
かえでは悶え狂う総太郎の上で腰を上下に動かし始める。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
「わたし騎乗位が好きっ! お兄ちゃん、もっと感じて?」
「ひっ、いあっ、かえ、でっ、まっ……あああああああああぁぁ!」
吸い付くような肉襞が優しく彼をなで上げる。
そのたびに総太郎の視界が明滅する。
かえでの膣と総太郎のペニスの相性は抜群で、一度イかされたペニスでは我慢などできるはずがなかった。
びゅくっ、びゅるるっ……
連続射精に追い込まれ、スタミナを奪い取られた総太郎の腕がぱたりと落ちる。
「お兄ちゃんとのセックスを楽しめるようになってきたかも」
きゅ……
「あひぃぃっ!」
今も膣内で震え続ける肉棒をやんわり締め上げ、その反応を楽しみながらかえでが妖しく微笑む。
「わたしにどんなことをされたのか思い出せるように刻みつけてあげる」
かえではその言葉通り優しく総太郎を犯し始める。
ずっ、ずちゅ、ぐちゅっ……
ゆっくり腰をスライドさせて快感を調節する。
総太郎が悶えはじめる前に腰の動きを止め、膣内のみの刺激へ切り替える。
(お兄ちゃん、好き……わかって……大好き……)
ちゅ、ちゅ……
じっくり時間をかけて寸止め状態を持続させながら総太郎の唇を奪い、小刻みに腰を動かして自らも快楽を貪る。受け身になることしか出来ない総太郎は一切の抵抗が許されないまま身も心も妹に味わいつくされた。
(気持ちよすぎて、駄目だ……俺はかえでに、セックスでも勝てないのか……)
情けなさと絶望感が彼の心を染めていく。
やがて精根尽き果てて気絶するように眠った総太郎を確認すると、かえでは静かにその場を離れた。
そして約1時間後、目覚めた総太郎は力の入らない体を無理やり起こして道場をあとにした。
失意のまま自室にたどりついた総太郎は考えるのをやめてそのまま眠ろうとした。
しかし目を閉じてしばらくするとかえでに翻弄された記憶がフラッシュバックしてしまい、なかなか眠れなかった。
(かえでの体が、頭から離れない……くそ……なんで俺は……)
我慢できなくなった総太郎は、かえでに搾り取られた自分を思い浮かべてオナニーしてしまうのだった。
それから3日後。
体調を整えた総太郎は神倉道場へ訪れた。
道場の扉の前にかえでがいた。
「遅かったね。修行して待ってたよ」
総太郎はその声を聞いただけでドキドキしてしまう。
(しっかりしろ……もう勝負は始まっているんだ!)
数日ぶりに会った妹の目には自信が宿っていた。
格闘でも性技でも総太郎を圧倒したのだからそれは当然かも知れない。
気圧されてしまいそうになる自分を奮い立たせ、総太郎はかえでと向き合う。
今日は互いに一礼してから構えを取る。
静かな立ち上がりだった。
(かえでは兎脚法を使ってくる。そして蹴り技が中心だ)
すり足で間合いを計り、総太郎は自分のポジションを探す。
用心深く向き合えばリーチの長い彼が圧倒的に有利なはずなのだ。
「ふーん、逃げ腰なんだ?」
かえでがつまらなそうに呟いて小さく肩を落とす。
その瞬間を総太郎は見逃さない。
「おりゃあっ!」
だんっ!
気合とともに素早く踏み込む正拳突きは速く鋭い。
「わわっ!」
わずかに反応が遅れたかえでが大きく避ける。
総太郎はその逃げた先に身体をすべらせて退路を塞ぐ。
(この動きでいい。かえでは先読みが苦手だったことを昨日まで忘れていたぜ!)
かつて二人で組手をしていた時のことを総太郎は思い出す。
同時にかえでが苦手だった防御の型を思い出し、攻撃に織り交ぜていく。
「やっ、はっ、容赦ないね、お兄ちゃん!」
「当たり前だろうっ」
大振りの攻撃は必要ない。細かく鋭い技だけでいい。
総太郎は自信を取り戻し始めていた。
(このまま続ければ我慢できなくなって大技で振り払おうとしてくる)
淡々と、かえでが嫌がりそうな場所に蹴りや突きを置いていく。
素早く動こうとする相手を封じるような展開が続く。
「ううぅ……もうっ!」
その読みは正しかった。
距離を嫌ったかえでが半歩下がり、総太郎を睨みつける。
かえでの癖を知る総太郎はそれがハイキックのモーションである事に気づく。
(来たな! これをキャッチして寝技に持ち込めば兎脚法は殺せる)
腕を伸ばし、かえでの蹴り足を掴もうと身構える総太郎。
しかし、この数日間で彼女が進化していたことまでは気づけなかった。
「たああああーー!」
それは直前で軌道を変えるような蹴りだった。かえでのハイキックを警戒して総太郎がガードを上げる動きが早すぎたせいで読まれたのだ。
「な……にぃっ!?」
伸ばした手が空を掴む。来るべきはずの衝撃が来ない。
その代わりにやってきたのは、
びしいぃぃっ……
総太郎の左ふとももに破裂したような音と痛みが広がる。
しなやかな鞭のような蹴りだった。
「ぐ、あああぁっ!!」
「まずは先手をもらったよ」
かえでは脚を小さく引き、さらに横蹴りを放つ。
がしっ!
これは浅くヒットした。
蹴りが脇腹を捉える前に総太郎の右足が畳を蹴って飛び退いたからだ。
(かえでのやつ、いつの間にあんなキックを覚えたんだ……)
総太郎には、それが冴華の指導によるものだと知る由もない。
太腿に刻まれた痛みはそのまま残っている。
そしてかえでが彼の回復を待つ理由はなく――、
「うりゃあ!」
兎脚法であっさり距離を潰し、肉薄したかえでが右フックを放つ。
(この程度なら受けきれる!)
総太郎はガードで対応する。
しかし、かえではそれを予測していた。
ぐいっ……
パンチを途中でやめ、両腕を彼の首へと回す。
「えっ」
かえでに正面から抱きつかれたような格好になりパニックになる総太郎。
今の彼の目には見慣れたはずの妹の顔立ちが妙に整って見えている。
その理由はここ一週間、かえでとセックスしたせいだった。
総太郎は、かえでを明確に異性と認識していた。
そう意識してしまえば動きも止まる。そして、
「やあっ」
どすっ……
かえでは力いっぱい総太郎を引き寄せ、がら空きのボディに膝蹴りを突き刺した!
「がはぁっ!」
総太郎の口から苦痛の声と唾液が飛び出す。
過去の対戦でもかえでは執拗に総太郎の鳩尾付近へ攻撃してきた。
それは無意識に彼女が兄の顔に傷をつけたくないという思いなのだろう。
だが皮肉なことに腹筋を撃ち抜くような打撃に対して総太郎は恐怖を抱くようになっていた。
「えいっ! とりゃああっ!」
膝蹴りで体が折れまがった兄に対して、かえでが追撃する。
ぱんぱんぱんっ、がしっ! ばちんっ、びしぃっ!
「ひっ、ぎいっ、あっ、あがっ!」
至近距離での左右の突き、さらにローキックでフェイントを入れてからの中断蹴りや体当たり……これらは総太郎がかえでに教えたものだった。
普段の総太郎ならこれを捌くことは難しくない。
二人で何度も組手で行った流れだ。
しかし今の彼は、亀のようにガードするのが精一杯だった。
そのせいで、かえでの一連の攻撃を全てヒットさせてしまう。
「どうしたのお兄ちゃん! 今日も手加減してくれてるのかなっ」
自分の出した技が確実に兄の体にダメージを与えている。
それを実感したかえでは興奮を隠すことなく総太郎を煽り続けた。
「えいっ!」
ぴしぃぃっ……
かえでが繰り出したショートアッパーが総太郎の顔を守るガードの隙間を切り裂き、拳の先が彼の顎に触れる。
「つっ、このぉっ!」
嵐のような連撃でガードを崩された総太郎はさすがに焦りだす。
流れを変えなければならない。
そんな思いを胸に、無造作に拳を突き出して反撃するが、
ゴギッ……
「遅いっ」
脳を揺らす衝撃と同時にかえでの声が総太郎の頭に響く。
かえでの連撃を受けまくったせいでスピードも重さもない総太郎のパンチ。
それをあっさり躱して、かえでがカウンター気味に掌底をヒットさせた。
どさっ……
果たして、総太郎はそのまま膝から崩れ落ちた。
急所である顎をかちあげられたのだ。
瞬間的に意識を飛ばしたせいで声を上げることも出来ない。
「はい、またわたしの勝ち」
かえでの声を聞きながら前のめりに倒れ込む総太郎。
兄を見下ろし、残心の構えを見せながらかえでが笑った。
「もう少し粘ってほしかったんだけど?」
残念そうな妹の声が背中に降り注ぐが総太郎は動けない。
(俺は倒されたのか……かえでに、また……犯されちまうのか……)
悔しさや堪える痛みよりもかえでに負けた後のことに頭がいってしまう。
総太郎はドキドキし始めていた。
これまでの流れだと敗北後に辱められる。
必然的にかえでとのセックスになる。
先日、徹底的に犯された記憶が鮮明に蘇り、総太郎の股間は硬く張り詰めていた。
かえではひとつため息を吐いてからつま先で総太郎の体を軽く蹴り上げ、ごろりと転がすようにひっくり返す。
(そんな……)
実の妹に足蹴にされた絶望。それ以上に見上げた少女の美しさに見惚れ、興奮してしまう自分への情けなさが込み上げてくる。
「……神倉流で完全にお兄ちゃんを超えちゃったのかもね」
かえではそこで話を切り、総太郎の道着を脱がせ始めた。
「う……」
小さく呻く総太郎をチラ見してから、かえでは彼の下半身をむき出しにして肉棒をそっと握り込む。
「お兄ちゃんの感じやすい場所は大体把握してるから」
しゅっしゅっしゅ……
「や、やめっ……ああぁぁぁ……」
「気持ちよさそうにしちゃって。本当はやめてほしくないくせに」
手慣れた様子で肉棒が扱かれ、磨かれていく。
あっという間に総太郎は射精寸前まで追い詰められてしまい、かえでの横顔を見ながらますます胸を高鳴らせる。
もはや自分が妹に欲情していることは明確だが、それでも認めたくなかった。
かえでは、背徳感と快感の間で葛藤する兄の様子を見つめながら自らも服を脱ぎ、天を仰ぐペニスを軽く指先で撫でる。
「ヌルヌルを補充させてね?」
つつぅ……くにくにくに……
「はうぅっ!」
言われるがままに我慢汁を吐き出す。
かえでの指先の動きがさらに滑らかになった。
「ねえ知ってる? 神倉流には男を手玉に取るための技がいくつもあるんだって」
総太郎はそこで初めて妹の表情が一人の女性に変化していることに気づき、さらに興奮してしまった。
「かえで、おまえ、なにを言い出すつも……」
「冴華さんが教えてくれたんだ」
「!!」
妹の口から出た仇敵の名前に総太郎は一瞬我に返るが、すぐに快感の波にさらわれ引き戻されてしまう。かえでの手コキが気持ちよすぎるせいだった。
(冴華のことを、あんな親しげに……)
かえでは無意識なのだろうが総太郎にはわかるのだ。
そして、ペニスは焦らされること無くゆっくり高められていく。
心地良さを存分に味わわせるテクニックをいつの間にか妹が身に着けていたことに驚きつつ、その甘い刺激に身を委ねてしまう総太郎。
「これくらいでいいでしょ」
かえでの指先がペニスを軽く押す。硬さを確かめるためだった。
総太郎のペニスはすでに発射寸前のレベルに達している。
立ち上がったかえでが総太郎をまたぎ、ゆっくり腰を落とし始める。
その姿が自分を徹底的に嫐った冴華と重なって見えてしまい、総太郎の心の中で女性に対する恐怖と快楽への期待が最大値に達した。
「教わった性技を今からお兄ちゃんで試してあげる」
くちゅ……
かえでの膣口が裏筋を舐めるように接触した。
(きっ、気持ちいい……かえでのマンコが、俺にキスしてるみたいに……)
無意識に拳を握り快感に備える総太郎。
健気な兄を見下ろしながら、かえでは小さく笑い、時間をかけてペニスを膣内へ閉じ込めてゆく。
ぐちゅ、ずっ、ずっ、ずぷ……
「うあああっ!」
総太郎は思わず声を上げてしまう。
膣内の狭い部分を亀頭がくぐり抜け、肉襞が吸い付く感覚……それが今までで一番生々しく淫らに感じた。
「いくよ? 神倉流・淫蛇三段締め!」
ぐちゅうううぅぅぅ……
強めに膣奥が締まり、その刺激がじわじわと下へ降りてきた。
この段階で総太郎はすでに限界を超えており、射精をこらえきれず暴発してしまう!
どぴゅうううううっ、どぴゅっ、どぴゅううぅぅ!
「あがああああああああーーーーっ!」
「あはっ、すごい勢いだね」
総太郎を文字通り瞬殺したかえでが満足そうに嘲笑う。
「でもまだ半分だよ」
かえでの発した言葉の意味を総太郎はすぐに思い知ることになる。
膣奥から膣口へと下りてきた締め付けが、今度は肉棒の根本を強く締め上げ、そのまま絞るように奥へ移動し始めたのだ
くちゅっ、ずにゅううううぅぅぅぅ……!
「ひあっ、あっ、ああああーーーー!?」
予想すらできない膣内の動きに叫んでしまう総太郎。
そして無意識にかえでのふとももを掴み、快感をこらえようとするのだが……
「もう一度イっちゃえ、お兄ちゃん!
くきゅううっ!
「でっ、でるうううぅぅ!」
びゅくううぅぅっ!
「もっと優しくしてあげないと駄目なんだね」
くにゅうぅぅぅ……きゅっ!
「いっ、イくうう!」
ぴゅうぅぅっ……
「ふふ、すぐにイっちゃった。これでも手加減したつもりなんだけどなぁ」
なすすべもなく連続射精へ追い込まれた総太郎はその場で激しく痙攣しながら手足を投げ出してしまう。
意図的に膣内を操れるようになった妹に性技でも負けた。
兄としてだけではなく男として、かえでに敗北を刻まれた瞬間だった。
(気持ちよすぎる……かえでの膣内は、冴華と同じか……それとも……)
短い時間で快楽漬けにされた総太郎は指先すら動かせなくされていた。
それでも、かえではまだ満足していないようだ。
「お兄ちゃんのおちんちんは硬いままだから犯し甲斐があるよ。冴華さんが気に入ってるのも納得だね」
「さえ、か、が……?」
「あっ、今のは内緒だったから忘れて?」
かえではグリグリと腰を強めに押し付けながら膣の動きだけで肉棒の硬さを取り戻そうとしていた。
くちゅくちゅくちゅくちゅ……
「んっ、あ、ま、まずい……また……!」
「おちんちん反応してるよ。もっと妹まんこの虜になりたいってさ」
妖しい笑みを浮かべながらかえでが顔を寄せてくる。
もはや妹とは呼べない一人の美少女が、総太郎の目の前で誘惑していた。
膣内の具合の良さもあり、興奮が徐々に高まってくる。
「わたしのテクニックで忘れさせてあげる。お兄ちゃんの悩みも、冴華さんへの憎しみも全部……ね?」
ちゅぅぅ……
そっと瞳を閉じたかえでが、静かに唇を重ねてきた。
「んんっ、うううぅぅぅ!」
総太郎はその柔らかさに酔わされ、格闘での敗北やセックスで妹におくれを取ったことに対する悔しさと興奮がぐちゃぐちゃになった気持ちのまま絶頂してしまう!
どぴゅうううぅぅぅっ!
「んっ……♪」
中出しの勢いの良さに、かえでも思わず声を漏らしてしまう。
ぱんっ!
無意識に総太郎が突き上げた腰を元の位置へ戻すように、かえでが腰を打ち付ける。
「お兄ちゃん、お行儀悪いなぁ。それと、キスに弱いのはわかってたけどさすがに早すぎるんじゃない? これは妹のわたしが鍛えてあげないといけないね」
そしてまた、かえでが総太郎の唇を奪う。
ちゅっちゅっ、ちゅっ、ちゅううぅぅぅ!
連続した軽いキスから、ほんの少しだけ舌を吸われ、総太郎は再びペニスの硬さを取り戻しながら絶頂させられた。
ビクビクビクッ!
「んぐっ、んんんっ!!」
搾り尽くされたせいで精子がほとんど出なかった。
だがドライ気味の絶頂が総太郎の快感をさらにもう一段階引き上げる。
「お兄ちゃんまた出したの? しょうがないなぁ~」
ヒクヒクと悶え続ける兄の体をしっかり抱きしめながら、かえでは腰から下を波打たせるようにして小刻みにペニスを出し入れする!
たんったんったんったんっ!
「うあっ、がっ、あ、あああっ、あああああああーーーーーー!?」
小気味よく打ち付ける音と、少し遅れてやってくるペニスが舐め回される感覚に総太郎はますます興奮させられてしまう。
気づけば自分から手を伸ばし、かえでの滑らかな肌にすがりついていた。
「かえでっ、かえでええぇぇ!」
そんな兄を憐れみたっぷりに見下ろしながら、かえでは目をつぶり、身体にまとわりつく総太郎の手のひらを掴む。
「剛力法の練習もさせてね」
「え……ああああっ!」
総太郎が理解するより早く、彼の両手が頭の上で交差されてしまう。
片手でやすやすと彼の自由を奪い、もう片方の手のひらで口を塞いだかえでが意地悪な笑みを浮かべた。
「お兄ちゃん、わたしに押さえつけられたまま犯されちゃうのも興奮するでしょ」
「むぐっ、んんんん~~~!!」
総太郎は両手と顔を動かそうとしてビクともしないことに気づく。
(なんで、こんな簡単にっ!? かえでの力が、俺より強いなんて……)
再び絶望感が彼の心を支配する。
それと同じように女性に屈服してしまうことに快感を覚えていた。
「前から思ってたけどお兄ちゃんってマゾっぽいところあるもん。喜んでくれるよね?」
ぐにゅうううぅぅぅぅぅ……
「~~~~~~~っ!!」
かえでの名器に責められながらの尋問に対して、総太郎はもはや首を縦に振ることしか出来なかった。
(俺はもう、かえでに勝てない……セックスも、格闘も……)
総太郎の頬に一筋の涙が流れると、かえではそれにすぐ気づいて顔を寄せた。
れろぉ……
汗と同じ味の塩気を舌先に感じながら、かえでが囁く。
「……あの日と同じくらい鳴かせてあげるからね」
たんたんたんたんっ、ぱぁんぱぁんぱぁん……!
これまでにない激しい腰振りと膣内の締付けが総太郎に襲いかかり、枯れ果てたように見えた肉棒から精液が搾り取られてゆく。
びゅっ、ぴゅっ、ぴゅぅ……
射精のたびに総太郎は涙を流し、かえでの名を叫び続けた。
そして五度目の射精を迎えるまでには完全に妹の虜に成り果ててしまうのだった。
(了)
(ここまで)
2026.04.12初稿
2026.05.02修正