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俺、結城利人(ゆうきりと)。普通の高校生。
今のは少し訂正する。
いや……俺自身は普通のはずなんだけど、うちの居候が普通じゃないんだ。
俺の部屋の屋根裏にはちょっと変わったやつらが住んでいる。
ある日、風呂に入っていたら突然ワープしてきた異星人とか、植物や動物と話せる異星人とか、その異性人の護衛ロボットとか……気がつけば俺の周り、人間以外ばかりじゃないか!?
さらに困ったことに全員美少女。女の子は嫌いじゃないけど無駄に緊張する。
しかも恥じらいが無いやつらが揃ってる。気を抜くと風呂上りに全裸で歩き回る異星人とか。
俺を取り巻く環境、こんな破廉恥な状況を大好きな春菜ちゃんに知られたらもう立ち直れない…………それなのに、その夜事件は起こった。
□
「リトさん……リトさん……」
それは聞き覚えのある声だった。
はじめのうちは夢だと思っていたのだが、声がはっきりしすぎている。
「……起きないとイタズラしちゃいますよ?」
クチュッ……♪
「うひゃあぁっ!?」
股間が急に熱くなった!
あわてて目を開けると、誰かが俺の顔を覗き込んでいた。
それにちっちゃな手が俺のアソコを掴んでる!!
なんだかとても小さい……女の子?
「ううぅ……だっ、誰だああぁぁ?」
「あっ、おはようございます」
可愛らしい影がお辞儀をして揺れた。
でも、おはよう……って夜中だろ!?
「あの、それで君は一体……」
「モモです。ちょっと失敗してしまいました」
「う、うそだろ!? モモなのか……」
女の子は確かにモモと名乗った。
うちの居候は3人いる。
ララとナナ、そしてモモだ。
でも、どう見てもいつものモモじゃない!
「お姉さまに頼まれていた新発明の研究をしていたところ、思わぬ副作用が出てしまいました」
言われてみれば髪形とか話し方などは彼女と同じ。ちゃんと尻尾もある。
モモをそのまま小さくしたと言われれば納得できるほどよく似ている。
「それでそんな身体に!?」
「はい……信じてもらえますか?」
「うん……」
俺の言葉を聴くと、モモは嬉しそうに語りだした。
「このままだと私は元に戻れなくなってしまいます」
ララの作った機械は、ボタンを押した相手を思い通りの年齢にまで若返らせるというものだった。
しかしその調節機能がうまく働かなくて、開発を投げ出そうとしたところをモモが引きついだというわけだ。
「一定時間だけ若返るように作り直したのですが、その設定がうまくいかなくて」
「……それで、元に戻るためには?」
「リトさんの力が必要です」
俺の?
「身近な男性に本気で求愛されると全機能が解除される仕組みになっているようです」
「なななな、な!」
「これはお姉さまが設定した機能です。排除しようとすると爆発するようになっていたのでそのままにしておいたのですが……裏目に出てしまいました」
いつものことだがララの作る発明品には欠陥がある。
しかし今回は特にひどい……てゆーか、絶対にわざとだろ?
「というわけで、私に本気で『好き』といってください。リトさん」
「ほ、本当にそれしか方法は無いの?」
「はい♪」
にっこりしながらモモはこちらを向いているが、そんなことを急に言われても心の準備と言うものが……。
でも仕方ない。これも人助けだと思って、俺は目の前の小さなモモに向って囁いた。
「す、好きだ……」
「……なんですか? その棒読みは」
さっきまでとは一転して、不満そうな表情で俺をなじるモモ。
確かに棒読みだった……かもしれない。
「ほら、全然作動しません」
「そんなこと言われてもなぁ……」
「もう一度やってみましょう。私をお姉さまだと思って……ね?」
「……」
思えねえええええ!
普段のモモなら、ララに似ているけど……今の状態じゃ絶対無理!!
「リトさん、私がこんな姿だから興奮しない……というわけでもないでしょう?」
むにゅっ!
「すっごい元気ですねぇ? クスクスッ」
「はううぅぅっ! 触るなああああぁぁぁ!!」
モモが俺のアソコをしっかりと握り締めてきた。
(細い指が容赦なくアソコに絡み付いてくるっ)
股間に顔をうずめる今のモモは、少女と言うよりも幼……
クチュッ……チュプッ、しこしこしこ♪
モモの指がどんどんスベスベになっていく。
先端から我慢汁が滲み出るたびに、指先が鈴口を掠めてヌルヌルを奪い取っていく。
「うわあああぁぁぁ!」
「ふふっ……リトさん……」
「なっ、なんだああぁぁ!?
「私でよければお手伝いしますよ?」
モモが低い声で言う。
ゆっくりと焦らすように、亀頭の上で指先を滑らせながら。
「ふぇ!?」
「未熟者ですけど♪ この小さな手で、リトさんのおちんちんをビクビクさせてあげますから」
モモは俺の眼を見ながらゆっくりと舌を伸ばす。
小さな舌先が伸びて、亀頭とカリのつなぎ目を舐めまわすような動きをする。
「くううぅぅ……」
「まだ触れてないのに感じちゃうんですか?」
片手でやわらかく棹を揉みながら、モモは誘惑するような声を俺にかけてくる。
だんだんエッチな気持ちが膨らんできて……!
「お姉さまにも黙っていてあげますよ?」
「えっ?」
「うふ、リトさんが嬉しそうな顔しました……もちろん春菜さんにも黙っていてあげますからね?」
トロ……
モモは手のひらの上に自分の唾液をたらしてから、そっと亀頭を包み込んだ。
そしてわざとクチュクチュとした音を立てるように、手のひら全体を使って亀頭周りをこね始めた。
「ふあああああぁぁ!!」
股間の痺れが一気に全身に広がった。
小さなモモの手のひらが俺を快感で包み込んだ。
「気持ちいいですか?」
モモの問いかけに、俺はうなづくのが精一杯だった。
「今はモモのおててと、お口の動きに集中してください」
「モモ、気持ちよすぎる……うあああぁぁぁ!」
「ほらぁ、おつゆいっぱい……ぺろんっ♪」
ピチャピチャピチャ……♪
事前にたっぷりと指で愛撫され敏感になった部分を、モモの舌先が自由に這い回る。
「ひゃああぁっ!」
「みかんにも聞こえちゃいますよ? 声は静かにね……フフッ」
モモに言われて必死で声が出そうになるのをこらえる。
身体中を硬くしてモモの責めに耐える。
身体中がぶるぶる震えるほど我慢しているのに、モモの舌先はあっさりと俺を快感で塗りつぶす。
こんなにエッチが上手だったのか……モモ……!
「すごく……硬くて、いいニオイ……少し被ってるし」
「す、吸うなあああぁぁ! 何度も噛むなあああぁぁ!!」
モモは舌先で棹を何度も舐めながら、カリ首を掃除するように舌を這わせる。
そして唇で皮を挟み、剥くようにしながら何度も何度も顔を上下させる。
「そんなことされたら……!」
「はむっ、ちゅ……お姉さまも夢中になるわけですね」
俺の方がモモに夢中になってしまう。
ララはもちろん、今までどの女の子とだってここまでしたことは……
「私も夢中になりそう……です」
ぱちゅっ♪
「んあああぁ、モモ!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅううぅぅ♪
モモは口を大きく開けて、先端をしっかりと含んでから何度も顔を大きく振った。
彼女の口の中でこね回され、揺らされながら溶かされていく……!
「身体が元に戻ったら、いっぱいお礼させてくださいね。ちゃんと私のアソコで喜ばせてあげます」
「モモのアソコ……?」
息を弾ませる俺を見上げながら、モモはゆっくりと足を開いた。
そして自らの指先を股間に埋めると、ゆっくりとかき混ぜるように動かし始める。
「あんっ、こ、ここで……リトさんのおちんちんをキュウキュウしながら、お尻の穴もしっぽでコチョコチョとかぁ……」
「ひいいぃっ!?」
「それともぉ……おちんちんに私の尻尾を巻きつけたまま挿入しちゃいましょうか?」
モモは自らの股間をいじりながら次々と淫らな言葉を投げつけてきた。
美少女がオナニーしながらフェラしてくるなんてエロすぎる!
しかもわざわざ俺に見えるように尻尾をフリフリと動かしたり、舌先でぺろりと自分の口元を舐めたり……
ちゅぴっ♪
「きっと気持ちいいですヨ?」
「ぐはっ! ゆ、誘惑してるつもりかぁぁ!?」
「はい♪」
悪びれずにニコニコ顔のモモを見ていたら、再び股間が生暖かくなってええぇぇ!
「あら? ドプドプッってしちゃいましたね? 我慢汁」
「はうぅ……出てない! 出てないっ!!」
「こんな小さな私に感じちゃうなんて……んちゅ……れる……おいしい」
モモは軽く目を瞑って、懸命にチュパチュパと亀頭を舐め上げる。
下唇でカリをめくりあげてからの責めが特に気持ちよすぎる!
「リトさん、ロリコンだったのですか? 幻滅です……」
「ちち、ちがっ! 違う!!」
「嘘ですね。モモのお口でこのままフィニッシュさせてあげます」
「あああぁぁぁ!」
モモの口元がニヤリ淫らにゆがんだ。
いつもは穏やかで笑顔を絶やさぬ彼女だが、これが本当のモモの顔なのだろうか……。
そして次の瞬間、さっきよりも深く俺自身を咥え込んできた!
はむっ……
「くあああぁぁっ!」
「うふふふ……かわいいです」
悶える俺を見つめながら、モモの口の動きがさらに激しさを増した。
とろとろの唾液をたっぷり絡ませて、亀頭を集中的に吸いたてる!
じゅるっ、じゅるるんっ♪
「ふあああぁっ! 吸っちゃだめええええ!!」
「これでイっちゃえば、リトさんはロリコン確定です」
「も、モモ! その舌使いはダメだああぁぁ!!」
「はむっ、これですか?」
ちゅぴ、ちゅるちゅる……ちゅるっ……ちゅうぅぅ!!
「あがああぁぁ!」
背中をのけぞらせても耐え切れない!
モモの容赦ないフェラの前に、身体の芯がとろけていく……。
ちゅぽんっ
「えっ!?」
「はい、リトさんの負けです」
「まだ射精してないぞ……って、ふああああああぁぁ!?」
ちょんちょんっ♪
モモがフェラを止めてから3秒もしないうちに、終わりが訪れた。
俺にとどめを刺したのはフェラの余韻ではなく……モモの可愛らしい尻尾だった。
しゅるっ、しゅる……
「最後は気持ちよくナデナデしちゃいましょうね?」
「あっ、あああぁぁ!!」
どぴゅぴゅぴゅぴゅ~~~~~!
飛び切りサディスティックな表情を浮かべながら、モモはわざと優しく亀頭を撫でた。
両足を突っ張りながら、モモが見ている前で何度も精を吐き出す。
その白い飛沫を拭うように、柔らかいモモの尻尾が俺を何度もなで上げる。
優しい愛撫の前に再び精が吸い取られていく……。
「さあ、リトさん。今なら言えるでしょう?」
「ふ、ふぇっ……?」
「モモのこと、本気で『好き』といってくださぁい」
股間に顔をうずめたままで可愛らしくウインクしてくるモモを見て、自然に口が動き出す。
「す……」
パッ!
その時、俺の真上に何かが現れた!
「やっほー♪」
どすんっ
「ぐはあああぁぁぁ!」
重力にしたがって、そのまま俺の顔面にやわらかい何かが落っこちてきた。
見覚えのあるお尻と、この声の主はっ!?
「リト、何しているのー!?」
「ラ、ラ……うぷうぅっ! 顔の上で動くなあああぁぁ」
「あら、モモと浮気中だったの?」
「ち、ちがうっ!」
俺は事情を話した。
「というわけだ。浮気じゃない。だ、だって……このままだと元に戻れなくなっちゃうっていうからさ」
「はぁ? モモ、ちょっとそれ! 」
「あっ、お姉さま」
ララはモモの近くで転がっていた問題の発明品を手に取った。
「まだ修理中の『でるでるビジョンくん改』を持ち出しちゃだめじゃない!」
「お姉さま、来るタイミングが早すぎますわ」
そしてララが機械のスイッチを切ると、小さかったモモがいつもの姿に戻った。
「モモ、俺を騙したのか!?」
「うふっ♪ バレてしまったなら仕方ありませんわ」
でるでるビジョンくんによって幼い姿に擬態していただけだったとは……。
モモの悪巧みを見抜けなかった自分が情けない。
肩を落とす俺の股間で、再びモモが微笑んだ。
「さあ、さっきの復習をしましょう? そして創りましょう……リトさんのハーレムを!」
「だから俺はそんなの望んでないいぃぃぃぃ!!」
「私は別に愛人でもかまいませんわ? 一番はお姉さまと言うことで」
「そういう問題じゃない! ララ、こいつを止めてく……なんでお前も脱いでるんだー!!」
「え? だって二人とも楽しそうだし♪」
朝までの数時間、俺はモモだけではなくララの相手もすることになったのだった。
(了)