【はじめに ※注意事項】
・魔法少女モノの二次創作です
・原作とはかけ離れています
・もちろん逆レイプモノです
・今回は相互リンクさせていただいてる、なめジョンさんから画像をお借りしております。
※ご本人からは使用許諾をいただいております。
・以上を許容できる方は先を読み進めてください。
□
『奇跡も魔法もあるんだよ』 by11-47
病室のベッドの上で僕は窓の外をぼんやりと眺めていた。
つい先ほど、深夜だというのに眼が覚めてしまったのだ。
そして明るすぎる月を見て、何気なく左手をかざそうとした時のことだった。
――あれっ、指が動く……に、握れるッ! ちゃんと指が動く!?
奇跡が起きた。
昨日、担当の医師からじきじきに引導を渡された。
事故の後遺症で僕はもう二度とバイオリンを弾くことはできない。
だからあきらめてくれ、現代医学では僕の指はもう治らないといわれた。
僕は泣いた。思い切り泣いた。
生きてる意味がない。
悲しかった。見舞いに来ていた幼馴染・美樹さやかにまで八つ当たりしてしまうほどに。
それなのに指が動かせるなんて!
もう一度、今度は力を入れて握りこぶしを作る。だいじょうぶだ、もう大丈夫!
これはまるでさやかが言ってたように……
「恭介、起きてる?」
「えっ!?」
深夜の病室に響く静かな声。それは聞きなれた女の子の声。
月明かりに向けてかざした手のひらの向こうにいたのは……
「さ、さやか!?」
「うふっ、正解♪」
青みがかったショートヘアに、黄色いヘアピン。
いつもと同じ笑顔で僕を見つめている少女……幼馴染の美樹さやかに間違いなかった。
でも雰囲気がいつもと違う。
こんな時間だから?
それとも着ている服のせいだろうか。
目の前にいるさやかの服は普段着とは思えない衣装だった。
肩から上は肌が露出しており、マントみたいなものを羽織ってるし、白い手袋もしてる?
(なぜこんな時間に、そんな格好でここにいるんだい?)
それを尋ねる前に彼女が口を開いた。
「ねえ、とりあえず感謝して欲しいな……」
「えっ!」
「その左手、動くようになったでしょう。不思議だよね? 何で動くんだろうね」
突然のことに僕は驚きを通り越して硬直してしまった。
それでもまだ彼女の話は続く。
「これでまたバイオリン弾けるね、恭介」
ほっそりとした腕が伸びて、僕の左手を優しく握り締めた。
銀色に光る月明かりのせいなのか、彼女の瞳が潤んでいるように見えた。
「さ、さやか! でも……」
「何であたしがそのことを知っているんだろうね?」
「そ、そうだよ! 何で君が僕の左手のことを……!」
「あたし言ったよね……」
そこまで口にしてから、さやかは身軽に窓際からベッド脇へとやってきた。
外から吹く風が、ほのかな香りを運んできた。少し甘酸っぱい汗の香りがした。
「奇跡も魔法もあるんだよ……って」
さやかの手のひらが僕に触れる。
そして柔らかな手つきで身体中を撫で回してきた。
指先から肘、肩……首筋、さらにお腹から腰骨、太ももの外側から膝、脚の指先まで滑らかに細い指が下りていった。
「くすぐったいよ、さやか……何を……してるんだい?」
身体を這い回る彼女の手を押さえようと身体を起こしたら、逆に胸の辺りを軽く押されてしまった。
うまく身体を支えることができず、再び静かに僕はベッドに沈んだ。
「あなたの知らないところであたしが何かをしてあげた……っていったら信じる?」
「君が……何を?」
僕の問いには答えず、さやかが言う。
「信じなくてもいいけど、してあげたんだよ……こんな風にね」
「うく……あ……」
さやかの指が触れた場所が、はっきりと熱を帯びている。
それからしばらくして力が抜けていくのを感じた。
抜けていくというよりも、さやかの指先に吸い取られているような感じ……。
身体を起こそうとしても今度は起きられない。意識ははっきりしているのに!
「いったい僕に何をしたんだい……?」
「もうわかってるくせに。意地悪なこと言わないで?」
左手が治ったのも、今さっき身体中の力が抜け落ちたのも……まさか彼女が?
にわかには信じられず、僕はあっけに取られていた。
「女の子にここまで覚悟させたんだから、恭介の大事なものを貰うわ」
「さやかの覚悟って何? 大事なものって……」
「まだわからないの……!」
月明かりに照らされたさやかの表情が一瞬翳(かげ)る。
彼女は悔しげな表情で口元をキュっと結んだ。
「その左手を治すために、あたしは……あたしは!」
「さや……か?」
「大きな力を得たけど、大事なものを失ったの。全部……恭介のためだよ!」
「ほ、本当にそんなことが……!」
そんな話、にわかに信じられない。
でも現実に左腕は動くようになったし、そのことを彼女は知っていた。
そして不思議な力で僕を今動けなくしている。
「ねえ恭介、あたし前よりもキレイになったと思わない?」
さやかはベッドから少しだけ離れると、その場でくるりと一回転した。
目の前で青いミニスカートがヒラリとめくれた。
ほっそりした腕や指先に見惚れてしまう。
真っ白な太ももを見て、不覚にもドキっとしてしまった。
言われるまで気づかなかったけど、確かに身体の線が細くなってる!
もともとさやかは細身だったけど、以前は感じなかった女の色気を確実に纏っている。
「私はあなたの左手を治した恩人よ。その見返りを期待しちゃいけないの?」
「それは……」
その先の言葉が見つからない。
さやかが僕の両肩に手を置いて、じっと顔を覗き込んでくる。
いつも僕が見てるさやかとは違う、決意に満ちた視線……彼女の言ってることが全て本当に聞こえる。
「いいよね、恭介。あなたの初めてが欲しいの」
その静かな気迫に押されるように、僕は黙って頷いた。
□
僕はベッドに横たわったまま、さやかに服を脱がされている。
自分で脱ぐと言い出す前に、彼女の腕が伸びてきてパジャマのボタンをゆっくりと外し始めた。
それに困ったことがもうひとつあった。
「さやか……さっきから身体が動かせないんだ」
「動かせない? ンフッ、当たり前じゃない」
その疑問が来るのを予測していたように彼女は答えた。
「動けなくしてあげたんだから……」
「な、なんで……!」
「あたしね、魔法が使えるようになったの」
僕は昼間の彼女の言葉を思い出した。
――奇跡も魔法もあるんだよ!
あの時は気休め程度にしか思わなかったけど、あのときの彼女は大真面目だった。
さっき、僕に迫ってきたときも同じ表情をしていた気がする。
「別に信じなくてもいいよ。でもすぐにわかるから」
さやかは目の前で両手を裏返して僕に見せつけた。
白い布の手袋に包まれた彼女の手を見ていたら、急に淡い光を放ちだした!
「あたしの魔法は『癒しの祈り』。自分や他人の身体をすごい勢いで治せるの。全治数ヶ月の怪我でも一瞬で治せるんだよ?」
「そんな力を……僕のために?」
「……そうよ。でもそんなことより恭介、さっきから両手と両足に力が入らないでしょ?」
僕は黙って頷いた。
「それもあたしの魔法だよ。さっき身体を撫でたとき気づかなかった?」
「えっ……!」
「恭介が手足を動かすのに重要な部分を壊し……ううん、時間をかけて『癒し』てるの」
小さな舌をペロっと出しながら、さやかがこっちを見ている。
今とんでもないことを口にしなかったか? 僕の身体を壊したとか……。
「全然痛くないでしょ? 手足の神経を全部『癒し』てるから麻酔効果もあるんだよ。だから恭介は一人では動けないわ」
「そんな!」
せっかく左手も動くようになったのに、ひどすぎる……。
抗議の目を向ける僕に、さやかは軽くウインクを返してきた。
「あとでちゃんと戻してあげるから、今はあたしの好きにさせて?」
さやかの指が僕の身体からパジャマを、シャツを、トランクスをむしりとっていく。
目の前にいるのが幼馴染とわかっていても恥ずかしい。なんだか耳の裏が熱くなってきた。
「かわいいね、恭介」
耳元でさやかが小さな声でそういったとき、彼女の唇が軽く耳たぶに触れた。
背筋がゾクっとして、思わずため息が漏れる。
あっという間に僕は丸裸にされてしまった。
そして今度はさやかが自分の服を脱ぎ始めた。
□
フワフワした柔らかそうな素材で出来たスカートが床に落ちた。
白いマントみたいな衣装と、光沢を帯びたチューブトップの服を恥ずかしそうに脱ぎ去ってから、さやかは身を寄せてきた。
「キス……しよっか?」
さっきまでの自信に満ちた目ではなく、いつもと同じオドオドした目で彼女は言った。
唇がゆっくりと近づいてくる。
いつもそばにいるさやかの小さな唇……僕は今まで彼女のことを異性として扱ったことはない。
あくまでも幼馴染の友人として、一線を引いていた。それなのに……
「あ、ああぁ……さや……」
「ずっと欲しかったんだからね。もう逃がさない…………♪」
僕の呼吸が乱れる。さやかのせいで乱される。
目の前の、ほんの数センチ先にいるのは幼馴染じゃなくて一人の女性だった。
それも飛び切り可愛くて、きれいで……胸が苦しくなるほどに僕のことを好きでいてくれる女性。
「さ……」
「あたしに夢中になって、恭介……」
さやかが目を瞑った。うっすらと頬を赤く染めた小さな顔が近づいてくる。
彼女の吐息を鼻先で感じる。
あまりにも恥ずかしくて、僕も同じように目を瞑った。
「あっ、ん……んんっ!」
次の瞬間、ほんのりと暖かくて柔らかいものが僕の唇に触れた。
(これが……キス……さやかとファーストキス……しちゃったんだ)
そう思った瞬間、僕は幸せな気持ちになった。
自分を思ってくれる女性とこんなに近い距離でいられるなんて……しかし、さやかのキスにはまだ先があった。
ヌルっとした何かが僕の唇を軽く舐めたかと思ったら、口の中に強引に侵入してきたのだ!
「んちゅっ、んむ……ンフ、フフフ……♪」
「んっ、んっ! う、ああっ!」
目を白黒させる僕を薄目で見ながら、さやかはキスを何度も重ねてくる。
舌先を硬くして、僕の唇に差し込むように何度も出し入れしてくる。
そのたびに彼女の唾液が流し込まれて、クチャクチャという音を立てる。
(すごい、こんなに激しく……してくるなんてええええ!)
まるで唇だけで全身を犯されているみたいだった。
小さなさやかの舌先が差し込まれるたびに、呼吸が乱されて頭が真っ白になる。
思考回路が停止したところに、再び熱いキスをされると本当に何も考えられなくなってしまう。
終わりの見えない彼女のキスは数分間続いた……。
□
「ハァ、ハァ、ハァ……」
「どう? 初めてのキスにしてはあたし頑張ったでしょう?」
「はじめて……あれが?」
すっかり骨抜きになった僕を見て、さやかがクスっと笑った。
そんな彼女に対して、僕は何も言い返せなかった。
(頑張ったなんてもんじゃないよ……!!)
全然力が入らない。呼吸も整わない。
身体だけじゃなく、心の隅々までさやかに舐め取られてしまった。
「恭介は横になったままでいいからね……もっと気持ちよくなろう?」
こちらの様子に満足したのか、彼女は穏やかな声で言った。
そしてベッドの上で、僕の上に馬乗りになってきた!
「な、なに……を?」
「恭介の顔、またいであげるの」
僕の顔の両脇に、さやかが膝をついた。
目の前が暗くなる。
「ま、まって……ぅぷっ!」
「ダメぇ……♪」
僕の声はかき消された。
柔らかな布と、甘酸っぱい少女の香り、顔を挟み込む太ももの温もりで包み込まれてしまった。
「んぐっ、ングー!!」
「あはっ、エッチな呼吸が聞こえるよ?」
僕が小さく顔を動かすと、さやかも嬉しそうに腰を軽く振った。
「あたしのニオイ好きなんだ……ふふふっ」
彼女が腰を振るたびに、ほんのりと暖かい部分が鼻先にグリグリと触れる。
そこを刺激されるのが好きらしく、何度も同じ場所をこすりつけてくる。
「あふっ、これ……いいよぉ……恭介は今からあたしにイタズラされちゃうんだよぉ……?」
「んうっ、うううう~~~!!」
「顔を横に振っても無駄だよ? このまま、たっぷりかわいがってあげる」
目の前は相変わらず真っ暗だけど、さやかの声だけは聞こえる。
それにさっきよりも甘酸っぱい香りが強くなって、頭がボンヤリしてきた。
「んうああっ!?」
その時、僕の身体に小さな電流が流れた。
「感じやすいんだね? ここ触られると悶えちゃうんだ?」
む、胸が……! それもなんだかとても感じやすいところを彼女につねられている!?
(針で刺されてるみたいだ! これは乳首のあたりッ?)
「気持ちよかったらもっと声を出してもいいんだよ、恭介」
さやかは少し振り返りながら、指先で僕の胸元をクリクリと刺激してきた。
(そこをいじられ続けたら声が出ちゃう!)
もがこうとしても無駄だった。
もともと体の自由は奪われている上に、意地悪な動きを繰り返す彼女の指先に逆らえそうにない。
その時、顔を押しつぶしていたさやかのお尻が少しだけ持ち上がった。
「ぷはっ! んあ、あ……」
「ねえ? あたしと恭介の甘い時間を他の人にも見せてあげようよ?」
そ、そんなの嫌だ!
言葉を出す代わりに、僕は小さく顔を横に振った。
「恥ずかしい? そっか……じゃあもっと辱めてあげないといけないね」
さやかは素早く腰を上げると、今度は僕の足を大きく開かせた。
「あれれ?……ずいぶん期待してたんじゃなぁい?」
そして開いた脚の間に正座をしてから、僕の股間をまじまじと見つめてきた。
「やめ……て……!
「なんで? さやかちゃんにイタズラされて、おちんちんがパクパクいってるけど?」
「違うよっ、そんな……そんなことは!」
「そんなことあるでしょ……えいっ!」
僕の言葉を遮るように、さやかの右手が股間に伸びてきた。
さっきのキスや顔を太ももに挟み込まれたおかげですっかり大きくなってしまったペニスの先を、彼女の指先が包み込んだ。
「ああああぁぁ~~~!!」
「えへへ、いい声聞いちゃった♪」
ほんの軽く触れられただけなのに、思わず喚起の声を上げてしまった。
自分で触ったときと全然違う気持ちよさが、さやかの指先から流し込まれた。
「あたしに掴まれて切ない声を出して……まだ言い訳するんだ」
「ちがうよ、言い訳じゃないんだ。これは……」
「じゃあしょうがないなぁ。徹底的に犯してあげる」
さやかはもう片方の手も僕の股間へと伸ばした。
「はう……!」
「うふっ、いい声♪」
柔らかくて暖かい彼女の手に包まれ、ゆっくりと上下に棹をしごかれる。
「あっ、あああぁっ、これ、ひいっ!?」
「まずは手でしてあげるからね。じっくりいじめてあげる」
棹をしごく手の動きとは別に、さやかの手がカリ首や亀頭全体を包みながら撫でてくる。
この攻撃が非常に強力だった。悶えても逃げることが出来ないのだから。
「大きくしないほうがいいよ? 今夜のあたしはちょっとおなかがすいてるから」
「な、なっ、は……あっ、あああぁぁ~~!」
こらえるのに必至でまともな受け答えが出来ない!
そんな僕を見ながら、さやかは嬉しそうに微笑んでいる。
「おちんちんが美味しそうになったら、迷わず食べちゃうからね……」
それから数分間、さやかの指だけで僕は何度もイきそうになった。
細い指先が亀頭をくすぐりながら、早いリズムで棹をしごく。
両足を突っ張って我慢しようとしても力が入らず、ただ喘ぐばかり。
そして我慢する力が尽きて、もう発射するしかないという段階になると彼女の責めが緩くなる。
その繰り返しのおかげで、今ではもう指が触れているだけで自分から腰を振りたくなってしまう……。
「全然我慢できないんだね、恭介。魔法少女の手袋、スベスベしてて気持ちいいのかな?」
「あうっ! そんなに動かさないで!!」
ほんの少し彼女の指が上下に動いただけで、すぐに達してしまいそうになる。
「ホントにもうイきそうだね。あたしの指で気持ち良くなっていっぱいヌルヌルだしちゃってる……」
「揺らさないで! あうううぅっ……!」
さやかは左手でペニスの根元を掴んだまま、ゆっくりと左右にこね回した。
そして硬さを確かめるように何度か強く握ってから、ゆっくりと大きく口を開けた。
「少しだけお口でいじめてあげるよ。んっ、じゅぷ……んじゅっ、はむ……」
彼女の顔がゆっくりと股間に沈んだ。
たっぷりと唾液を絡めて、吸い付くようにペニスをしゃぶりつくす。
さやかの顔が上下するたびに身体の芯がとろけて、熱いものが吹き出しそうになる。
「んふふ……こっちも弱いんだよね? 恭介」
真っ赤な舌先が踊って、感じやすい先端を集中的に舐め始める。
既に溢れている透明な汁が彼女の舌先で弾かれて飛び散る。
「ふああああぁぁぁっ!」
「んふふ……お魚みたいに跳ねてるね?」
激しく脈打ちをするペニスの根元をしっかりと掴んで、あくまでも先端だけを口に頬張る。
少女の小さな口の中に閉じ込められ、舌先でくすぐられながら吐き出した我慢汁を啜られる。
さやかは緩やかに顔を回しながら、こちらの顔色を伺っている。
ちゅぽっ……
「あっ、はぁ……はぁ、なんでこんなことを……」
「ねえ、そろそろイきたい?」
その問いかけに僕は弱々しく首を振る。
「このままサワサワしながらイかせちゃうのもいいかなぁ」
独り言のように舐めるのに疲れたのか、
「ううん、やっぱりダメ! あたしがもう我慢できないんだもん。それに恭介もこんなに熱くなってる……早く食べてあげたい!」
さやかの手に導かれ、亀頭が膣口に触れた。
すでに入り口は熱くなっていた。
ヌルヌルしたものがペニスにまとわりつき、二人の密着度を高める。
「あふっ、んん……すごくいいかも…………ふぁぁ!」
すっかり硬く、そして淫らに濡れたペニスを自らのクリトリスにこすりつけるさやか。
その様子がさらに僕を高ぶらせる。
おそらく計算しての行為ではないだろうが、さやかの乱れた姿と柔らかい肉の感触によって、既にペニスは発射寸前まで高ぶってしまった。
「じゃあ、いれるよぉ?」
さやかは僕に見えやすいように、二本の指でアソコを大きく広げて見せた。
女の子の秘密の場所を見るのは、初めてだった。
「きれいでしょ……ここが擦れると、すごく気持ちいいんだよ?」
言われなくてもわかるけど、僕は思わず息を呑んだ。
さっき単純に何度も擦られただけであの感触……これが内部に潜り込んだらどうなってしまうのだろう?
「うっ、あああぁぁ!」
余計な想像をしたおかげで、勝手に一人でイってしまいそうになった。
さやかがクスクス笑いながら僕を誘惑する。
「このまま出しちゃえば?」
いたずらっぽく囁く彼女の言葉に流されそうになる。
白くて熱い精液を、このままさやかにかけたい。
でもそんなリクエストはできない。
幼馴染とはいえ、何より恥ずかしくて口に出せない!
さやかの方を見る。
まるで「あたしにピュッピュしちゃうところ、見られたくないんだ?」とでもいいたげな表情をしている。
「わかったよ、恭介。じゃあ見ててあげる」
彼女はいっそう優しく微笑むと、再びペニスをやんわりと握り締めた。
そしてさっきよりもきつい角度で膣口にこすり付けてきた!
「ぐっ、う、んぁぁっ!」
「入っちゃいそうでしょ? でもまだだよ~」
膣の入り口に引っ掛けるような愛撫に僕は悶絶した。
このままではさやかの膣内に入れないうちに暴発してしまう。
それでもお構い無しに淫らな音を立てながら愛撫は続く。
「まずは降参させてあげる。さやかちゃんのオマンコ手前で、気持ちよくしてあげるね」
さっきよりお激しいクチュクチュ音が部屋の中にこだまする。
男として本当に恥ずかしい。
そして不覚にもさらに興奮させられてしまう!
「さやか、もう……っ!」
「あはっ、入れて欲しいんだね。膣内に入れば恥ずかしくないもんね?」
僕が全てを言い終わる前に、彼女の方から畳み掛けてきた。
悔しいがそのとおりだ。膣の中に入れればとりあえず男としての意地は保てる。
「でもダメ。このまま出しちゃいなさい。……ほらぁ、もう限界でしょ?」
「そんなっ!? さやか、さやかあああぁぁぁぁ!!」
「ダメダメ。もうイっちゃえ♪」
少女の白い指先が根元から先端へとスライドした。
そして亀頭全体を何度か包むように撫で回し、さらに小指が敏感な裏筋をコチョコチョとくすぐった瞬間……
「ううっ、ううあああぁ!」
「ほら、もうおしまいじゃない?」
「あぁっ、う、あああぁぁ、イくっ! イくううぅぅ~~~!!」
僕はとうとう快楽に屈した。
さやかの暖かな膣口に少しだけ包まれた亀頭から、何度も何度も勢い良く白い塊が飛び出した。
「あははっ、すごいすごい! こんなに出しちゃってるよぉ……うふふふッ」
さやかのクリトリスで強めに擦られただけなのにあっけなく果ててしまった。
男として当然に感じる恥ずかしさに、僕は身悶えした。
しかし彼女はさらに恐ろしいことを口にした。
「今度はあたしの膣内(なか)で、もっと負けさせてあげる」
まだ射精したばかりで硬いだけのペニスを垂直に立てて、さやかは一気に腰を沈めてきた!
「んはああぁっっ!」
声を上げたのは僕だった。
「うふふ、今度こそ貰ったよ。恭介の童貞おちんちん」
真っ白で長い太もものおかげで全ては見ることができない。
しかし確実にペニスは彼女の中に閉じ込められてしまった!
「いっぱいじらして、また射精させちゃうね」
初めての快感に悶える僕の上で、さやかは腰を丁寧に揺さぶる。
熱くて締め付けがきつい膣内に蹂躙されるペニスは、少女の動きに合わせるかのようにあっという間に硬さを取り戻していく。
「あはっ、すぐに出しちゃいそうだねぇ。また硬くなってきた…………いじめてあげる」
「さやかっ、さや……あああぁぁぁ~~~!!」
まるでペニスを舐めまわすような上下の腰の動きが緩やかになる。
しかし膣内のざわめきが強くなって、再び身体の芯がとろけそうになってしまう!
「すごい? 気持ちいいでしょ……あたし」
「い、いやだ……なんでこんなすぐにっ!?」
「ほら、また出しちゃえ♪」
「ああぁっ! また……イっちゃううううぅぅぅぅ!!」
再び目の前が真っ白になる。
ふわふわと身体が浮き上がり、無防備な意識ごとさやかの中に溶かされていく。
涼しげな眼で僕を犯す少女の腰振りと声に合わせ、なすすべもなく精を漏らしてしまった。
しかもさっきと同じくらいの量をまた放出してしまった。
「くすっ、はや~い♪ また魔法かけてあげる」
さやかは腕をそっと背中に回して、僕の太ももや腰周りを柔らかく撫でた。
すると身体全体を覆っていたけだるさが一瞬で消えた。
「どう? すぐに回復したでしょ。でもおちんちんはあたしに絡みつかれたままだからぁ」
彼女の膣内でペニスは捕獲されたままだ。
そんな状態で体力を全快させられたら……考える間もなく、さやかの中でどんどんと硬さを取り戻していく。
「はいご苦労様。この後どうなるかはわかるよね? うふふっ」
怯える僕を見下ろしながらにっこりとさやかは微笑んだ。
腰の動きもさっきとは違う。
今度は激しい上下運動ではなく、ゆっくりとした円運動に切り替えてきた。
「あんっ、あんっ♪」
さやかはうっとりした目で小さく喘ぎだした。
僕の方も膣内でじっくりとしゃぶられているおかげで、再び射精したい気持ちが膨れ上がってゆく。
「このまま搾り出してあげるぅ」
少し鼻にかかった声で宣言すると、さやかはブルッと体を震わせた。
その直後、ペニスに絡みついていた襞が一斉に震えだした!
カリ首や裏筋、根元や棹の中心などが順番にくすぐられていく!
これには堪らず、思わず声を上げてしまった。
「あ……で、出……ッ!」
全てを言い終える前に僕は射精してしまった。
ペニスに与えられた刺激が時間差で広がっていく。
快感に身を任せる以外、どうすることも出来なかった。
「んふっ、またイったね! これで3回連続……」
「でもすぐに4回目だよ……んふっ、ふふふふ!」
もはや呼吸が整わない僕の前で、さやかは優しく微笑んでいる。
ゆらゆらと腰を振りながら僕の身体に快感の波が起こるときをじっと待っているのだ。
彼女の言うとおり、もうすぐまた僕は果てる。
容赦なく快感をつむぐ美少女の身体の中で、何度も果てて、回復させられて、またイかされて……精神が壊され、狂ってしまってもまた治されてしまう無限ループ。
「朝までずっと繋がろう? 恭介」
男を責めることに快感を覚えたのか、彼女は全く行為をやめる気はないらしい。
何より僕に選択の余地はない。
「あっ、ま……またイくっ!」
「いいよ。吸い取ってあげる」
身体が大きく震えた。
こうなるともう止められない。
僕は再びさやかの膣内で爆ぜた。
□
全てが終わった後、さやかは僕の身体全体を優しく撫で上げた。
数秒も経たないうちに手足の感覚が完全に甦ってきた。
「なぜ今日はそんな服を着ているの?」
「ああ、この衣装気になる? かわいいでしょ。恭介にわかって欲しくて、わざわざこのカッコになったんだよ」
明るく答える彼女とは裏腹に、その衣装には何か重い秘密が隠されている気がした。
「君は一体何者になったんだい?」
「……魔法少女」
さやかつまらなそうにポツリと答えた。
一瞬だけ見せたその表情は、普段の彼女からは想像できない暗さを秘めていた。
「難しいことはいいんだよっ」
「そっか。そうだよね」
魔法少女とは何なのか、僕は知らない。
でも彼女のおかげでこの身体は元に戻った。それは事実だ。
「ありがとう、さやか」
「そんなことよりあたしの気持ち……いい加減、気づいてよ……」
僕が頭を下げると、彼女は照れくさそうに頭をかいた。
これもさやかの昔からのクセだ。
「あたしは恭介の恩人なんだからね? これからずっとあたしの言うことを聞きなさいよ」
「……それはいつまで聞けばいいんだい?」
僕が問い返すと、さやかは部屋の隅を見上げた。
そしてポツリと呟いた。
「あと50年くらいは聞いてもらおうかな?」
(了)