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【はじめに】 この作品は二次創作です。
【タグ】 女性上位 年下 男性受け ラブイチャ 名器責め
【元ネタ】 『あの子には勝てない』
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女性上位なのにとってもかわいい女の子たちが多数収録されている稀有な商業作品。
DMMさんなら実物の本も手に入るし、デジタルでのPC閲覧も可能。
私はデジタルを購入しました。
原作『あの子には勝てない』の麻衣ちゃんは最終的にラブラブ和姦になりますが、
うちのサイトにお越しいただくにあたり、性的な攻撃力を増強しました。
【登場人物紹介】
悠くん ……主人公(あなた)。おとなしい青年。親戚の麻衣ちゃんには翻弄されてしまう。
麻衣ちゃん ……悠くんより年下のヒロイン。エッチに興味ありすぎなお年ごろ。
相互リンク先の「バトルファックメモ」様でもレビューが有ります → ★
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◆
『やっぱりあの子には勝てない』
暦の上では春なのに、肌寒い日はもう少しだけ続くみたいだ。
今日から長い休みに入った僕は自分の部屋でのんびりと本を読んでいる。
コンコン
「悠~? 起きてる?」
「あっ、母さん。何?」
部屋の外から突然声をかけられ、読みかけの本を床に落としてしまった。
そんなことも知らずに母さんは言葉を続ける。
「今日のお昼すぎにね、親戚の麻衣ちゃんが遊びに来るらしいの。母さん仕事だからあなたがお相手してあげて」
「あ、ああ。わかった」
特に断る理由もないので僕は軽い気持ちで返事をした。
麻衣ちゃんというのは僕より年下の親戚の女の子で、毎年この時期になると遊びにやってくる。
「そういえば麻衣ちゃんがね――」
「ん? まだ何かあるの」
「あっ……ううん、なんでもないわ。じゃあよろしくお願いね!」
何かを言いかけて母さんは慌ただしくその場を立ち去った。
言葉の続きが少しだけ気になる。
◆
「……そういえば待ち合わせとか久しぶりだ。緊張する」
麻衣ちゃんとメールでやりとりをした場所に辿り着いた。
まだ予定時刻よりも10分以上前。
一年ぶりに彼女と会える。それがちょっと嬉しい。
彼女と言っても別に付き合ってるわけでもない。ただ――
(何度も体を重ねたことは事実だよね……)
去年も、その前の年もうちに遊びに来た麻衣ちゃんと激しく求め合ったのを思い出す。
僕も当然エッチには興味あるわけだが、彼女のほうが積極的すぎて……
おそらく今年も――
「ユッキー、久しぶりっ!」
「や、やあ……麻衣ちゃん!?」
背中にかけられた声に反応して振り返ると、キラキラした茶色の髪を揺らす女の子が微笑んでいた。
(うわぁ、また少し背が伸びてる……それに綺麗になったというか……)
目の前にいるのは間違いなく麻衣ちゃんだ。
真っ白な春物の長袖セーターに赤と黒のチェックのミニ、焦げ茶色のブーツ。
可愛らしいイヤリングと薄化粧、そして宝石みたいにパッチリとした瞳。
「な~んか麻衣に見とれてない?」
「あ、ぅうん! そんなことないよっ!!」
すっかり慌てていた僕は、思わずそう答えてしまった。
「嘘でも見とれてるって言って欲しいんですけどっ!!」
「ははっ、ごめん……なさい……」
「むううううう~~~!」
風船みたいにほっぺをふくらませながら僕を睨みつける麻衣ちゃん。
その膨らみを指先でつつくと、可愛らしい口からプスッと空気が漏れた。
他愛ない行為だが自然とお互いに笑みがこぼれる。
(良かった……見た目が可愛くなってて驚いたけど、中身は去年と同じ麻衣ちゃんみたいだ)
些細なやりとりで僕は落ち着きを取り戻した。
僕はそれほど変わってないのに、女の子はしばらく会わないと変化するものだ。
「ねえユッキー、寂しかった?」
「えっ、なんで?」
「だって一年ぶりなんだよ~? 麻衣のことちゃんと覚えてた?」
「ああ、そういう意味ですか……」
「他にどんな意味があるのよー!」
むくれてる麻衣ちゃんの手を引いて映画館に向かう。
チケットはすでに購入してある。
「えへへ……まるでユッキーとデートしてるみたいだね!」
「そ、そうだね!」
他の人から見れば間違いなくデートだろう……。
そんな会話をしつつペアシートに並んで座ると、麻衣ちゃんは僕に肩を預けながら大人しくスクリーンを見つめた。
◆
映画も終わって少し遅い昼食。
その道中も麻衣ちゃんは僕に寄り添いながら頬をすり寄せてきた。
彼女は食事中も隣りに座って甘えてきたり、その後の本屋さんでも後ろからギュウウウっと抱きついてきたりして僕を困らせた。
「ふぅ……」
少し歩き疲れたのでショッピングモール内のベンチで休む。
当然彼女も僕の隣りに座る。
(相変わらず積極的だけど去年と違って……直接的なエッチも要求してこない。なぜだろう……)
今年も去年と似たようなデートコースだけど、あきらかに麻衣ちゃんが大人しい。
去年はプリクラを取りながらエッチを要求してきたり、カラオケボックスでいきなりフェラしてきたり……別にそれを期待しているわけじゃないけど、肩透かしを食らった気分。
おそらく今年もそういった目に合うだろうと覚悟していただけに物足りないのも事実。
(麻衣ちゃんのフェラ、気持ちよかったな……)
嬉しそうにデザートを食べている彼女の口元を見る。
(いけない……思い出しちゃう!)
今も僕の隣にいる麻衣ちゃん。
柔らかな彼女の肌の感触を思い出すだけで股間が熱くなってくる。
こんなに可愛い女の子といっぱいキスをして、抱きしめあって、汗まみれになりながら過ごした時間――
「ふふっ、どうしたのかなユッキー?」
「えっ!」
しばらく黙りこんでいた僕の顔を麻衣ちゃんが覗きこんできた。
つやつやしたピンク色の唇にはちょっぴりクリームが付いている。
僕の心を見透かしたようにクリクリした目が微笑んでいる。
(去年の夏みたいに……麻衣ちゃんとエッチしたい!)
彼女の目を見つめ返しながら僕は心のなかで叫ぶ。
いつの間にか麻衣ちゃんの手のひらは僕の首筋や太ももに触れていた。
「ん~~~? ちゃんと言ってくれないと、麻衣にはわからないよぉ?」
嘘だ……言わなくてもわかってるくせに!
麻衣ちゃんはデザートを食べる手を休めて、イタズラっぽく目を細めている。
少し欲求不満気味の僕の答えを待っている。
スリスリスリ……
「はうっ!」
「んふ……♪」
スベスベした手のひらが僕を撫でまわす。
首筋を指先でなぞられたり、太ももをジーンズ越しにサワサワされてるだけで妖しい気持ちになってしまう。
「あああぁ、あっ、ぅ……くっ……!」
「ねえねえ、どうしたのユッキー?」
心配そうな顔で覗きこんでくる麻衣ちゃんだけど、瞳の奥は小悪魔みたいにゆらゆらしてる。
手首を柔らかく使いながら、十本の指を使ってくすぐるように僕をじらしまくってる。
「ねえねえねえったらぁ~♪」
「ああぁぁ! ま、麻衣ちゃん……早く、したい」
透明なマニキュアが塗られた指先でペニスの形をトレースする麻衣ちゃん。
「んん~? 何をですかぁ?」
……やっぱり意地悪だ。
緩慢に手を動かしながら指先で僕の心と体を焦らす彼女。
その尋問……いや、誘惑に僕は負けた。
「まっ、麻衣ちゃんと……ェッチなこと……したい!」
口に出した瞬間、首から上が急激に熱くなるのを感じた。
「ふふふ、言っちゃったね……ユッキー」
得意気に鼻をならす彼女。
年下の子におねだりしてしまう自分が恥ずかしくて、情けなくて……まともに顔を上げられない。
ツツツ……
「ふあああぁぁっ……気持ちいいぃぃ……!」
太ももを撫でていた麻衣ちゃんの手が、そっと股間を握りしめてきた。
そしてもう片方の手は首筋を離れ、僕の顔を抱きしめるように首に回されている。
「えへへ、言わせちゃった。ホントにエッチなんだから……」
「ま、麻衣ちゃ……」
おでこがぶつかり合う距離で甘くささやく彼女。
僕の心臓音が大きくなる。
「じゃあまずは恋人キスしよう?」
「ここで!?」
「そ…… こ・こ・で♪」
言い終わるやいなや、柔らかい唇が僕の呼吸を遮った。
(あ、甘い……麻衣ちゃんのキスってこんなに……ぃ)
間違いなく言えることそれは――
麻衣ちゃんのキスが去年よりも上手になっているということ。
そっと何かを吸い取るようなくちづけと同時に、軽く唇をバイブレーションさせてくる。
(ユッキーのこと、すぐに夢中にさせちゃうんだから……)
僕にしか聞こえない程度の声で小さく呻く彼女が色っぽくてたまらない。
さらにチロチロと可愛く舌を動かして僕を喜ばせてくる。
「んふっ、フフフ……チュプッ、ピチュ……」
ほんの数秒間で頭の中が桃色になる。
積極的に絡んでくる少女の舌先に翻弄されてしまった。
ひさしぶりの彼女のキスはとても甘くて、予告通り呼吸なんて忘れてしまうほど僕を夢中にさせた。
「ユッキーって、麻衣がキスするといつもおとなしくなっちゃうよねぇ?」
「そ、そんな……んっ、んふぅ、んっ!!」
僕の答えを待つこともなく更に深く差し込まれる魅惑の舌先。
トロリとした粘液がゆっくり注がれ、口の中でかき回される。
しかも体を強く抱きしめられ、二人の距離がゼロになる。
「麻衣のお味はい・か・が?」
その問いかけに答える前に、僕は彼女の腕の中で脱力してしまった。
満足そうな表情で麻衣ちゃんが微笑んでいる。
(この続きはホテルで……ね?)
耳元でささやかれる甘い誘惑に、僕は黙って頷くしかなかった。
◆
「えいっ♪」
「うあああぁぁっ、麻衣ちゃん!」
ホテルに着いて部屋に入った途端、僕は麻衣ちゃんに押し倒されてしまう。
(恥ずかしいっ!!)
ベッドに座らされてあっという間に下半身を剥かれる。
そしてすでに暴発寸前のペニスを露わにされ、指先で皮を下ろされた。
(あああぁぁ、すご……麻衣ちゃんの指ってこんなに気持ちよかったっけ!?)
さんざん焦らされたせいもあって僕の体はいつも以上に感度が高まっているようだ。
彼女の呼吸が触れただけで透明な汁がピュルッと吹き出しそうになる……。
「これでやっとスタートできるね……思い切りいじめちゃうぞ。はむっ、ん、チュッ♪」
彼女は服を着たままで舌なめずりをすると、すでに真っ赤に腫れ上がった亀頭を口に含んだ。
「あはああぁぁっ!」
咥えられただけで上ずった声をあげてしまう僕を見て彼女が微笑む。
熱々の口の中に放り込まれたペニスの先からジワリと何かが漏れだした。
「んふっ、チュルルッ……あむ、チュッ♪ ユッキー、感じすぎぃ♪ もっと激しくするね……」
「だ、ダメエエエエェェ!」
恥も外聞もなく僕は喚く。
いきなりのフェラは気持ちよすぎて逆らえない。
麻衣ちゃんのテクは去年よりも巧みに僕を追い詰める。
先端をなぞっていた舌先がクルリと滑りながら裏筋をチロチロとなめあげてくる。
柔らかい唇はソフトクリームを舐めるように何度もカリ首を挟み込んで、溶かそうとしてくる。
時々歯を立てるようなにしながら新鮮な刺激を注ぎこむことも忘れない。
ジュポッ、ジュルルル、ズチュッ!
「あああぁぁぁっ、吸っちゃだめえええぇぇ!!」
「んっふっふ~、もっともっとユッキーの可愛い声を聴きたいなぁ?」
「な、なにを……っ、あああぁぁ!」
「チュパチュパよりもペロペロ派だっけ? チュル……レロ……ペチュ、ジュルルル」
「ふああああぁぁっ、先っぽばかり吸うのはダメだよおおぉぉぉっ」
「んふふ、当たり~♪ もっと良くしてあげるぅ」
我慢汁を何度もすするようにして、同じ所を責められる。
麻衣ちゃんの小さな口の中でペニスが左右に弾かれ、さんざんもてあそばれる。
(麻衣ちゃんの舌先がツンツンしてきて……このままじゃすぐに……!)
まったくなすすべもなくベッドに転がされ、喘がされる僕。このままじゃ簡単にイかされてしまう。
彼女はまだ服を着たままだ。
麻衣ちゃんの膣内にペニスを挿入したいのに、入り口すら拝むこともなく射精させられてしまう!
「んふっ、金魚さんみたいにお口がパクパクしてきたよぉ? いれたいのかなぁ」
何度も亀頭の先端をチュッチュしながら尋問される。
「ほらぁ、いっぱいキスしちゃうぞ~♪」
「ふぁ、うっ、あ、うん! したいっ! なか、中でええぇぇ!」
先端からにじみ出る粘液を丁寧に吸い取られ、敏感になったペニスはすっかり麻衣ちゃんのテクニックの虜だ。
(はやく、早く! 麻衣ちゃんの柔らかいに……)
そして僕の頭の中にも彼女のプックリしたアソコが広がって……もう我慢できそうにない。
「じゃあゴムつけようか?」
麻衣ちゃんがベッドサイドにある小さな袋を指で摘んでみせた。
「えっ、あ、うん……」
「あれ、ユッキーなにか不満がありそうな?」
去年まではコンドーム無しだったのに……生のアソコの感触を味わいたいのに残念だ。
麻衣ちゃんのアソコの中はぷるぷるのゼリーみたいで、暖かくてたまらない密室。
そこに閉じ込められた僕のペニスは何度も何度も精を吐き出して、優しくキュウキュウに締め付けられながらじんわりと長時間搾り取られたのだ。
(今年も味わいたかったのにな……)
「あはっ、そんなお顔しないでー! ユッキーはぁ……お手てでもお口でもない麻衣のアソコで、しかもゴムなしがいいんだ?」
「ぅ、うん……できれば」
「……ふふふふっ、贅沢エッチ」
しょんぼりしてる僕を見て、麻衣ちゃんがゆっくりと脚を開いてゆく。
その細くて長い美脚の付根にあるのは、去年と同じ桃色の秘密の入口。
すっかり熱を帯びて蕩けきった少女の果実が僕を迎え入れようとヒクヒクしながらわなないてる。
「い、いいの?」
戸惑いながら彼女に尋ねると、にっこりと微笑み返してくれた。
「はいどーぞ。生まれたままのおちんちんで、麻衣の中に お・い・で♪」
彼女が人差し指と中指で自分の秘所を思い切り開いてみせた。
ピンク色の柔らかそうな秘肉がぬらぬらとうごめいてる。
とびきり淫らな誘惑を受けた僕は、何も考えずに腰を前に突き出す。
「あわてないで。麻衣がちゃんと食べてアゲる♪」
クニュッ……
「うああっ!」
プジュッという小さな音がして、麻衣ちゃんの膣内に亀頭が潜り込む。
僕がペニスの位置合わせをしている最中に彼女がクイッと腰を突き出してきたのだ。
「あはっ、勢い良く入っちゃったね?」
クチュウウッ♪
「麻衣ちゃ……んあああぁぁっ!」
まだペニスは3分の1程度しか埋まっていない。
それなのに麻衣ちゃんの膣口が巾着袋みたいにキュッと僕を締め付けてきた。
「もっと奥までおいで? ねっ?」
正常位での挿入。ベッドに手をついた麻衣ちゃんは少しだけ腰を浮かせた。
ゆらゆらとした動きで彼女の腰が軽く波を打つ。
「ほ~ら、食べちゃうぞ♪」
「うああっ、すごい……何これええぇぇ!?」
予想外の心地よさに僕は身動きしないように歯を食いしばる。
少しでも気を抜いたらヤバイ。しかしこらえてるはずなのに引きずりこまれてゆく。
麻衣ちゃんの柔らかな腰使いは男に耐えることすら許さない。
僕はコロンとベッドに転がる彼女に対して覆いかぶさるような姿勢なのに、リードされてる。
「まま、ま、麻衣ちゃん、それ気持ちよすぎて動けないよ……」
「へぇ……一年前よりもMになってるんだ♪ 麻衣に気持よくされちゃうんだ?」
「ち、ちがっ……そういうわけじゃないんだけど」
「いいよいいよ♪ 麻衣がユッキーのことを可愛く躾けてあげるぞ」
麻衣ちゃんは身動きできずにいる僕の肩を押して体勢を入れ替えてきた。
ここからは彼女が上だ……。
「じゃあ~、ゆっくりおちんちん出し入れしよーね?」
膝立ちのまま僕を見下ろしながら彼女が言う。
さっきまで僕を翻弄した麻衣ちゃんのアソコが再び亀頭に触れる。
ピチャッ……
「んはああっ!」
とろみを増した彼女の粘液に包まれる。それだけでイきそうになる。
「ダメダメ。いっぱいガマンしなきゃ男の子失格だぞ~?」
柳の枝みたいに腰を揺らしながら、時間をかけてペニスを飲み込んでゆく麻衣ちゃん。
今度は体重をかけられてるから逃げられない。ひたすら快感に耐えるしか無い。
「麻衣ちゃ、あっ! あああぁぁ、すごい……締め付けよりもこの感触がエッチでヌルヌルで」
「ふふふっ、ユッキーさっきから感じすぎだよぉ」
一分ほど時間をかけながら麻衣ちゃんの一番奥まで招待された。
コリコリした感触の何かが僕の先端を刺激してくる。
「きゃはっ、じゃあイタズラしてあげるぅ」
「えっ、ちょ……」
そう言いながら彼女は僕を見つめたままで腰から下だけを前後にクネクネと振りはじめる。
「こういうのはガマンできるかなぁ~?」
それはカチカチになったままのペニスを舐めまわすような腰使いだった。
ヌルついた彼女の内部で四方八方からキスをされまくっているような快感。
「うわあああぁぁっ、ダメッ! そんなに動いちゃ駄目だよ麻衣ちゃんっ」
「えー、まだ始まったばかりだよ? ほれほれほれ♪」
開始数秒で僕は悲鳴を上げた。
膣内で思い切りシェイクされ、柔らかな壁に無理やり押し当てられる。
このまま続けられたら麻衣ちゃんの中でペニスが擦り下ろされてしまう気がした。
「じゃあ次~」
しばらく僕を喘がせてから彼女の腰の動きが変化した。
今度は左右の動きを加え、楕円を描くような動き。
「いい、いぎぃいいっ!」
「あはははっ、気持ちよさそ~~~♪」
さっきまでの前後の動きが遊びだったのではと思えるほど凶悪な快感。
一生懸命我慢していた精液があっという間に入口付近まで駆け上がってくるのを感じる。
(で、でっ、出るうううう~~~~!!)
僕が歯を食いしばった瞬間、麻衣ちゃんが腰の動きを止めた。
チュポ……ン……
「ユッキーのおつゆ、そろそろ出ちゃいそうだね~」
そしておもむろにペニスを引き抜いてゆっくりと立ち上がる麻衣ちゃん。
「えっ、なんで抜いちゃったの……」
「んふふふ~、今からもっと気持ちよくしちゃうぞ♪」
僕を見つめたまま再び腰を下ろしてくる麻衣ちゃん。
しかし今度は挿入すること無く、ペニスの根本に膣口をピッタリと押し当ててきた。
(こ、これはまさかのスマタ……!?)
ビキビキにされてヒクついてるペニスを柔らかな秘所でサンドイッチしながら、彼女は少しだけ腰を浮かせて前後にグラインドを始めた。
クニュクニュクニュン♪
「あっ、あっ、あぁあっ!」
そのリズミカルな動きに思わず声を漏らす僕。
「ぷにぷにのお肉で挟まれて、おちんちんがもがいてる……ほ~ら、シュッシュッシュ♪」
ヌルヌルの膣口が目の前で瀕死のペニスをいたぶっている。
射精寸前の僕を意地悪に焦らしてる。
蕩けきった肉同士がこすれあう快感は挿入とはまた違う味わいだった。
(あっ、アソコでフェラされてるみたいだ!)
ペチョペチョという音を立ててうごめく麻衣ちゃんのアソコに舐められる……。
規則正しく振り続ける腰の動きが絶妙で、さっきから全く体重を感じない。
それだけにペニスがアソコが吸い付いているようにみえて卑猥だった。
(で、でも中でイかせてもらえないなんてイヤだあああああぁっ!)
その一念だけで必死に堪える……堪える……やっぱり無理だ!
「い、イっちゃうこれっ! だ、ダメ、麻衣ちゃんストップしてえええぇぇ!」」
「きゃはっ、ユッキーが女の子みたいになってるよぉ!」
白旗をあげた僕に対してイタズラっぽい笑みで応える彼女。
しかし腰の動きを止めるつもりは全く無さそうだ。
「このまま出していいよ……ほらほらほら♪」
「あっ、ああああああああああぁぁぁ!!」
さらに腰の位置をずらして裏筋付近だけを念入りに責めてきた。
ねっとりとしゃぶりつくされるような腰使いと膣肉の感触。しかも急所責め。
さっきまで膣内でもみくちゃにされていた感覚が脳裏をよぎるたびに、我慢する気持ちが音を立てて崩れ落ちてゆく。
チュクチュプ、ジュル、プチュッ♪
スリスリ、クチュクチュクチュッ、クリクリクリクリ……
「うあっ、あああぁぁ!」
「ん~、健気に我慢してるっぽい? どうして?」
「だ、だって……! あ、あああぁぁぁっ!!」
「んん~~~~? ユッキーは何がしたいのかな?」
腰の動きを若干緩やかにしつつ、麻衣ちゃんは顔を寄せてきた。
そしてクスっと小さく笑ってから――
「ん~~~~チュッ♪」
騎上位されたままの倒れこみのキス。
さらに無防備な唇を強引に奪い、舌先で頭の中をグチャグチャにかき混ぜてくる。
(き、気持ちいいよおおぉぉ……麻衣ちゃんのキスでイかされちゃう~~!)
口づけをしながら腰を動かされると体中の毛穴が開いてしまう気持ちになる。
射精したい、このままもう流されてしまいたい……。
(ユッキーがちゃんと白いの出したら、このままパックンしてあげるよ?)
吐息を感じる距離で彼女が囁く。
「イったばかりのおちんちんを飲み込んで、クチュクチュクチュってしてあげるぅ」
「っ!!」
それは射精直後責めの予告。
気が狂いそうになるほど気持ちいいスマタ責めのあとに挿入されたら――
「だから……ネ? 麻衣の魅力に負けちゃお?」
「麻衣ちゃん……」
「ユッキーは誘惑に負けて、このままドッピュンしちゃうの。いい?」
「……」
ゆらめく大きな瞳に吸い込まれるように、僕は静かに首を縦に振った。
「んふふふ、オッケー♪」
クイックイッ♪
「あっ……!」
「じゃあ約束通りにネ……この腰使いでイかせちゃうから」
そして再開される騎乗位スマタ。
さっきよりも少し体重をかけながら、麻衣ちゃんはしゃくりあげるような腰使いで僕を追い込んでくる。
グチュッ、ジュクッ、プチュッ!
(イ、イく……今度こそもう、これは……ああああああぁっ!
しかしすでに心を魅了された僕には耐える気力はなかった。
腰回り以外の体中から力が抜けて、彼女と視線があった瞬間――
ビュルッ、ビュクククッ、どぴゅううううううううううう!!
ガクガクと数回に分けて吹き出した精液が彼女と僕のお腹を濡らす。
「ああぁっ、まだ、まだ出るううぅぅ!」
「きゃはっ、ユッキーのお顔がどんどんとろけるとろけるぅ♪」
射精最中も止まることのない腰の動き。
白い液体の通り道を広げるように麻衣ちゃんは何度も棹を膣口で舐め続ける。
そのたびに体の奥に残ってるものがジワリと引き出されてゆく……
「まだ終わらないからネ?」
麻衣ちゃんは丁寧に精液を搾り取ってから、まだ硬さを充分に残しているペニスを手にとった。
「硬いままだけどさっきよりもおとなしいね、おちんちん」
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
涼しげに微笑む彼女と対照的に僕は呼吸が整わない。
麻衣ちゃんの下で悶えながらタップリと搾りとられた直後なのだから当然だといえる。
指を一本動かすのでさえしんどい。それなのに――
クニュウウゥゥゥ……
「んあっ、ああぁぁ!」
「ほれほれ~、約束のやわらかオマンコだよ……召し上がれ♪」
彼女はすでに次の行動に移っていた。
今度は膝立ちではなく、両方の足の裏をベッドにつけた状態で――
「あ、ま、待って! 今はまだああああ、うわあぁぁぁ!!」
ズプリュウウウッ!
僕の制止を振り切って麻衣ちゃんが腰を沈めてきた。
ペニスが再び暖かな場所へと閉じ込められる。
ただし今度は全く我慢が効かない状態で。
「フフッ、恥ずかしいお顔になってるよぉ? 気持ち良過ぎたらゴメンネ」
「ぎいっ、ああぁぁ、すご……」
軽く微笑む麻衣ちゃんだが、彼女が言うほど優しい刺激ではなかった。
亀頭がズチュッという音と共に飲み込まれた直後、根本まで一気に包み込まれた。
(あ、あああぁぁ、だめだ、こんなの数秒でもガマンできな――)
キツい刺激にあっという間に体がしびれだす。
麻衣ちゃんの名器に包まれただけですでに二度目の射精が確定してしまった。
キュキュッ、キュウウウウ♪
「ほらほら、もう降参~?」
「がっ、ああぁぁ!」
そして意思表示をするまもなく腰が跳ね上がる。
「で、出るううううぅぅぅぅ~~~!」
ビュルルルッ、ピュルッ!
「くすっ、さっきよりもイくの早いし~~~~っ! もう一回挑戦する? 麻衣のプニプニ攻撃」
「い、いや! もう無理だからやめよう? ね、麻衣ちゃ……」
「ううん、イヤ♪」
クチュッ……
「はっ、挟まないで! アソコでスリスリしちゃダメだから、あ、ああああぁ~~~!!」
再び膣外に弾き出されたペニスを楽しそうに見つめる麻衣ちゃん。
そしてすぐに膣口に裏筋を当てなおして、あの悶絶スマタを再開するのだった。
◆
数時間後。フラフラになりながらも僕たちはホテルの外へ出た。
「そういえば麻衣ちゃん」
「んん~?」
すっかり上機嫌の彼女が僕の方を見つめる。
「今年は写真ぜんぜん撮らなかったね……」
これが僕の感じていた不満だった。不安と言い換えてもいい。
去年はお小遣いで買ってもらったというデジカメで、麻衣ちゃんは僕とのツーショット写真をずっと撮り続けていたのに……。
やっぱりおかしい。
また一年逢えなくなるのに寂しくないのかな。
それとも彼女自身が精神的に強くなって――
「なに落ち込んでるの? ユッキー」
「いや……」
彼女が強くなる理由があるとすればそれは恐らく……いや、あまり考えたくないのだけど。
また一年僕とあえなくても平気な理由。
僕以外に好きな人が出来たってことじゃないのか。
そうなると今日のエッチは本当にスポーツみたいな感覚で、恋愛感情は皆無ということになる。
なんとなく切ない……。
「麻衣との写真欲しかったの?」
「う、うん……そういうことじゃなくてさ」
「だって麻衣はもうユッキーの写真を見て一人エッチしよーなんて思わなくなるんだもん」
「うぇっ!!」
それはまさにトドメとなる一言だった。
(やっぱり恋人ができたんだ。麻衣ちゃん可愛いもんな……ということは、今日のエッチは僕とのお別れエッチだったのか)
切ないのを通り越して急に惨めな気持ちになってきた。
彼女の気持ちの変化に気づかず、ただエッチしたいとおねだりした自分が情けなくて恥ずかしくて思わず俯く。
「今日はね、ユッキーに伝えたいことがあるんだぁ……これ見て」
「……なんだいそれ?」
彼女がバッグから取り出したもの。それは一枚のハガキ。
「ふっふ~ん、春からは麻衣も一緒の大学なんだぞ」
彼女が取り出したハガキはうちの大学の合格通知だった。
じゃあ麻衣ちゃんが僕の後輩ということになるのか。
「えっ、そんなの聞いてないよ!?」
「えへへ~♪ 麻衣が直接言いたかったから、おばさんにも内緒にしてもらったんだよ」
今朝の母さんの様子がおかしかったのはこのせいだったのかな。
住むところはどうするんだろう。下宿先とか決めてるのかな。
色々考え始めた時、細い両腕が僕の首に回された。
「ねえ、もう一度して……今度は約束のキス」
甘えるような声でおねだりする麻衣ちゃん。
僕が両手で背中を抱きしめると、彼女はほんの少しだけ背伸びをした。
「ねえユッキー、こう見えても麻衣は何回か告白されたことあるんだゾ?」
「そっか……すごいね」
「……だからいつもそばで守ってくれないと他の男の子が近づいてきちゃうかも?」
「そっ、それは絶対嫌だ!」
「えへっ、じゃあいつも一緒に居て? おうちでもお外でもいっぱい幸せにしてね」
長い口づけの後、麻衣ちゃんはとびきり可愛い笑顔でもう一度僕に抱きついてきたのだった。
(了)
【元ネタ】
『マニアックデイズ』より
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