かなり苦戦した末、メタリカを倒した僕は上級職へのクラスチェンジをするために転職の神殿に来ていた。


そう……いよいよスライム狩人からスライムバスターになるために!


ちょうど今月は2年に1度の認定試験があるんだ。


通過できるかどうかは、初挑戦の僕にはわからないけど……



試験を受けるための条件は、「スライムを30匹以上倒すこと」それだけだ。


一応その条件はクリアしている。


倒したスライムの数にはルルやミリアもいれている。




でも「スライムを30匹以上倒すこと」は本当に最低限のハードルであって、

結局のところは試験官の出すたくさんの問題をクリアしなければならない。


毎回の試験傾向からして、筆記ではなく実技重視ということらしい……。




今回の受験者は27人。



みんな強そうな人たちばかりだ。


中には女性も二人いる。



この人たちとも戦うのかなぁ?


しばらく待っていると、試験が行われている神殿の一室から僕を呼ぶ声がする。




「受験番号3番、ウィルさん。中へどうぞ」




部屋に入ると、三人の神官が一列に並んで座っていた。



みんな美しい女性だ。


その中で一番かわいい印象の神官が僕に向かってニコッと微笑む。




「ウィルさん、遠いところをご苦労様です。どうぞそちらに座ってください」




神官に勧められるままに椅子に座る僕。目の前の机には水晶球がある。




「では……そちらに左手を乗せてもらえますか?」


いわれたとおりに手のひらを乗せたところ、水晶の中がモヤモヤと曇り始めた。


その中を真剣に覗く三人の神官たちB





すぐに起こる驚きの声。




「あ、あなた……はぐれメタルを倒しているの!?

 それだけでもスライムバスターの資格は充分に満たしているわ……」


この水晶の中には、僕の輝かしい(?)戦歴が写っているらしい。


たしかにいろんな敵と戦ってきた。




「倒したスライムの中には皇族まで……ウィルさん、よく生き残れたわね」




皇族とはルルやミリアのことだろうな。




「しかも戦いの後に彼女たちの『心』まで手に入れたのね。

一流のスライムバスターでもなかなか拾えないのに……すごいわ」




時折驚きの表情を見せながら、神官たちは手元の用紙に次々と記入していく。


しばらくして一番年長者であろう美しい神官が僕に向かって微笑んだ。




「ウィルさん、ずいぶん精進なさったのね。本当はこの試験は5次まであるのですけど……

あなたの場合はそれら全てを免除します。

 その代わり、いきなりですけど最終の実技試験を受けてもらいます。よろしくて?」




神官からの突然の提案に驚きつつも、僕はペコリと頭を下げていた。


三人の神官たちは椅子から立ち上がり、水晶球付近に魔法陣を敷き、呪文を唱え始める。


すると魔方陣の真ん中に極めて薄い緑色をしたスライムが召還された。





バブルスライムだ……。



そういえば、戦いの中でたまに毒を食らったこともあった。


今回のバブルスライムはバストはあまり無いけれど手足がすごく長い。




髪の色は濃い緑色でショート。



穏やかな表情で目を閉じている。


おそらく彼女が最終試験の相手だ。




神官たちの呪文詠唱が終わると、スライムはゆっくりと目を開いた。


ストレートに僕に向けられる彼女の視線。




一瞬キッとにらまれたけど、すぐに穏やかになった。




「あっ! 今回は私好みの男の子ね~~。 私の名はトリス。あなたは?」




「僕はウィル。キミが試験官なんだね? よろしくお願いします」




一応ペコリと頭を下げる僕。




「かわいい~~♪ ねえねえ、もうはじめちゃっていいのかなぁ?神官さま??」




トリスは神官たちに尋ねる。


神官の一人がニコリともせずに答える。




「……ええ、おもいっきりやっていいわよ。ただし、私たちがストップをかけたらやめること。いいわね?」




「な~んだ、制限つきか……。まあいいわ、ウィルくんの美味しいところ頂くから!」




トリスはペロリと自分の唇を淫らに舐めまわす。


僕のほうはすでに臨戦体制だ。先手必勝!




「じゃあ、いきます!」




ベストポジションを取るために、僕は彼女に向かって一歩踏み出した。


僕が彼女に近づいた瞬間、彼女の体が3つに分裂した。


それに伴い、ボディサイズも3分の1になる。 




い、いきなり分裂か!?




「わたしたちはね、あんまり芸の無いスライムなの」





よく見ると彼女たちは微妙に髪形が違う。




「でも、3人いれば少しは楽しめそうでしょ?うふふ……」




一人は元のトリスのようにショートカット、そして他はミディアム、ロングと3通りだ。


髪の長さと共に、年齢も微妙に違うように見える。




それに背中に小さな羽が生えている。



まるで妖精のようだ。


ショートカットの妖精が口を開く。


「私の名前はマイカ。私たちはフェアリースライム。こっちが基本形なの!」




聞いたこと無いぞ!?そんなの。



続いてロングヘアの妖精……


「私はフェルズ。 ふふっ、安心して? 小さくても強さは変わらないから」




彼女は僕に近づくと、腕のあたりに絡みついた。

そして早くもうっすらと粘液をにじませてきた!


「今からあなたにまとわりついて、快楽漬けにしてあげる!」




セミロングの妖精は背後に回りこんでいた


「あたしはスピネルっていうんだ。よろしくね!」



スピネルは背中をペロリとひと舐めしてきた。


「相手が小さくなると、勝手に色々想像しちゃうでしょ?」




3匹が各々僕に挑戦的な言葉を投げかけてくる。


僕はというと、軽い混乱状態だった。





どこから攻めたらいいのかわからない。



「では参ります!」


フェルズが、素早く僕の下半身に向かってきた!

おへそのあたりに張り付いて僕をくすぐり始める。


「ひゃあぁぁっ!!」


おへその穴をほじるような容赦ないくすぐりに僕は思わず前かがみになる。




「ウィルくんて、くすぐり好きなんだ~~~。へへっ」

背中で聞こえるスピネルの声。




「は、はなれろっ!……くっ……」

スピネルはするりと背中から滑り落ちると、うれしそうにわきの下を責めてきた。

体が小さいのでどうやって責めたらいいのかわからない……









どうする?







選択肢

1・あくまでも自分一人の力で倒しに行く!

2・ルルたちに助けを求める






























































































































































































































1・あくまでも自分一人の力で倒しに行く



「こ、こんな……」




僕はというと、軽い混乱状態だった。



どこから攻めたらいいのかわからない。




まずはフェルズが、素早く僕のほうに向かってきた!


僕のおへそのあたりに張り付いて、僕をくすぐり始める。




「ウィルくんて、くすぐり好きなんだ~~~。へへっ」



背後からはマイカの声 がする。そして僕の肩の辺りにまとわりつく。

フェルズのおへその穴をほじるような、容赦ないくすぐりに僕は思わず前かがみになる。


「は、はなれろっ!……くっ……」


マイカを必死で追い払おうとするが、


「イヤ~~~♪」


うれしそうにわきの下を責める彼女。



体が小さいのでどうやって責めたらいいのかわからない……



とりあえず彼女の背中をなでまわしてから引き剥がそうと、

伸ばした腕をかわしてマイカが首筋にまとわりついてきた。

さらに僕の顔を小さい両手で挟み込む。




「だめ~。じっとしてて? ね?」




マイカがパチリとウィンクをした。



とたんに回りの景色が薄いピンク色に染まる。


僕は軽く魅了されてしまった……マイカの言うとおり体がうまく動かなくなる。


彼女はそのまま僕の腕にまたがり、アソコをスリスリとこすりつけながら僕の顔のほうに移動して来た。






「お兄ちゃんの唇ちょうだい~~ んんっ♪」




ちゅる……ぺちゃぺちゃ……ちゅっ




僕は体を「く」の字に折り曲げたまま、マイカに唇を奪われる。


彼女の小さい舌が僕の口の中で暴れまわる……



その間にもおなかの辺りからくすぐったさが増してきてストレートに快感を受けてしまう。






「あなたって、小さい子に犯されるのが好きなのかしら? ふふっ、ロリコンなのね~~」




今まで静観していたスピネルがポツリとつぶやく。






「ち、ちがぅ……」



弱々しく否定する僕。


彼女はガラ空きの僕の股間のほうに向かって飛んできた。




ヒクヒクと震え始めている僕のペニスにそっとその小さい手を這わせるスピネル。


「軽くひねってあげるわ」


小さい両手で亀頭の先をロックされるとなんだか変な気持ちになってくる。


「僕は……ロリじゃ…………あうっ……ない……!」


おへそをほじられ、唇を奪われ、敏感なペニスを弄り回される僕。


「そんなに照れなくてもいいわよ? じゃあ、気が遠くなるほど下のお口にもキスしてあげるわ。ウィル♪」




ペニスの先端ににキスを繰り返しながら彼女がささやいてくる。




「もう透明なのがいっぱいだよ~? ふふっ」



パタパタと動く彼女たちの羽を見ていると、確かに妖精に犯されているような錯覚を覚えてしまう。




「じゃあ、わたしは指先でおちんちんの先っぽをクニュクニュしてあげるねぇ……」




ペニスを責める担当のスピネルが、小さい指先で尿道をつついてくる。


普通なら痛みを感じてしまう攻撃だがスライムなので指先もやわらかい。


純粋に快感だけが背筋を走る。






「あぁっ、あふぅ……くぅ……」




彼女の指が僕の尿道に触れるたび、敏感に反応してしまう。


さらにスピネルはその小さな口で鈴口の周辺だけを繊細に舐め上げる。




普通のフェラの何倍も気持ちいい!!


すでに腰がガクガクになりそうなのをこらえて、僕は股間をガードしようとしたが……





「だいぶいい感じになってきたね~。 じゃあ、こういうのは~?」




僕をくすぐり飽きたフェルズが尿道攻めのスピネルに代わって僕のペニスに自分のアソコをこすりつけてくる。


サイズが小さいのでこのままでは入らない……





でも、もしも彼女の中に入れたら……メチャクチャきついんだろうな。


そんなことを想像していると、背中に回ったスピネルが僕の背筋をレローっとなめる。



「うっく……」


僕は不意をつかれて脱力してしまう。



両膝をカクン、と地面についてしまう。




「よ~し、いいコにしててね……そのまま横になろう?」 



またもやパチリ、とウィンクするマイカ。


唇と心を奪われて、僕は魅了され続けている。




この体勢はヤバい!と頭ではわかっているのに、彼女に言われるがままゴロンと大の字になってしまう。


僕は彼女たちの連携プレイにとても妙な気分になっていた。





攻め手がまったく見つからないのだ。


いきなり分裂してくる攻撃がはじめてというのもあり、先手を取られたままここまで来てしまった。





横になった僕を待ち構えていたのは、フェルズの膣責めだった。




「私のはちょっときついけど、病み付きよ? ふふっ」




きゅきゅ……ずぶぶ……




その言葉どおり、彼女の小さなマンコに僕のアソコが入っていく。




き、きつい!でもこれは……締め付けよりも、視覚効果のほうがヤバかった。


僕の目の前には小さな妖精が踊っている。





彼女たちが踊りを舞うたびに、僕は深い快楽へと誘われてゆく……


こんな光景を見ていて、興奮しないわけが無い!





僕は目線をそらして興奮を鎮めようとしたが、それは許されなかった。






「ちゃんと見てなきゃダメよ? 手伝ってあげる~」




マイカが僕の首の辺りに取り付き、強制的に僕の視線をくいっと下に向けさせる。


その先には、フェルズの妖しい微笑があった。





もうすでに僕のペニスはずっぷりと彼女の膣に納まっていた。




「じゃあ、いっぱい動いてあげるね~~」




フェルズの腰の動きは官能的だった。


小さな腰が規則的にクイックイッと僕の上で跳ねる。




そのたびに少しずつ快感を刻まれてゆく。


ボディブローのように、快感が上積みされてゆく……




「あたしも一緒に動いてあげるわ」




今まで手を休めていたスピネルが、フェルズの後ろに回って彼女の胸に手を伸ばす。



「うわぁ!し、しまりが……すごい……」





彼女がフェルズの胸を揉むたび、妖精の膣がさらに締まる!






「けっこう効くでしょ?このコ……ふふっ」




妖精ふたりのレズプレイを見せ付けられつつ僕のペニスは確実に射精に向かってゆく……



「あら? もう天国って表情ね? ふふふっ」



僕は……………………




選択肢



1・元のトリスに戻ってイかされたいと思った

2・マイカに魅了され続けたいと願った

3・スピネルの性感テクニックに翻弄されたい

4・フェルズの膣の中で果てたい





























































「もう降参ってかんじ?」


マイカが僕の瞳を覗き込む。




「じゃあ、最後は通常サイズになってあげるわね。このほうが犯しやすいし♪」


フェルズがささやく。




「ちょっとまってて!念のため動けなくしておくわ!」


フェルズをさえぎるようにマイカが僕の顔を抱え込む。


そしてパチン、とウィンクされると僕の頭の中に再びサーっと一枚の薄いピンクの膜がかかる。


せっかく収まってきていたのに……僕はさらに魅了されてしまった。


エサである僕がうまく体を動かせないのを確認してから、彼女たちは元通りにひとつになった。







「今度こそとどめ刺してあげる」





ぬちゅる……ずぷ……




成人女性サイズのトリスが僕の上にまたがり、一気に腰を静めた。




「あぁん♪ いいかんじでカチカチになってるわね。 あなたはじっとしてて?」




クチュ、クチュ、ジュポッ ズプ…………




普段なら平気なはずの他愛ない腰の動き。


しかし今の僕はさっきまでの彼女の攻撃で徹底的に感度を高められている。




さらに軽い魅了状態なので、いつもの数十倍の快感を叩き込まれている状況だ。




「あっ……うわ……だめだ、気持ちいいょ……」




いつしか僕はゆったりと腰を滑らせる彼女の攻撃に僕は防戦一方になっていた。





ちゅぽん……




不意に彼女は腰の動きを止め、ゆらりと立ち上がった。


勝ち誇ったような表情で僕を見下ろしている。






「うふふ~ なかなか良かったわよ、ウィル♪」




僕には何がなんだかわからなかった。


魅了の魔法のせいで、まだ頭の中にモヤがかかった状態だ。




なぜ途中で腰を上げたんだろう?



止めを刺さずに??




もう少しで僕は限界に達していたのに……??


霞む頭で考えて、僕は彼女に言葉を投げつける。




「ま、まだ勝負はついてないだろう!……なめるな!!」




怒り出す僕を見て、彼女はいたずらに微笑む。






「なにを今さら息巻いてるのかしら? あなたはもうすでにイカされてるのよ?」





僕にはまだ彼女の言っている意味がわかっていなかった。






「えっ……!」





「あらやだ…本当にわかってないのね。ほら、あなたのペニスはもう降参しちゃってるわよ?」




彼女が僕の股間に指を刺す。



それにつられて僕もペニスを覗き込むが……やはりまだ射精していない。




からかわれているのか?


彼女はそんな僕を見て、やれやれといった表情だ。




「しょうがないわね。じゃあ、おもらししないようにおちんちんの先をやさしくガードしてあげるね?」




彼女が僕のペニスの真上で、数的の粘液をたらす。


それが亀頭の上を覆い尽くし、薄い膜を張った。




「はい、準備完了。今から私がカウントダウンしてあげるわ。 5……」




ゆっくりとした彼女のカウントが始まる。




「4……覚悟してよね?」




まだまだ僕のカラダに異変は無い。


そうか!



きっとカウントダウンすることで僕に暗示をかけようとしているんだ。


ゼロになった瞬間、射精してしまうように……。


そうとわかれば、こわいものはない。



絶対に屈するものか!




「3……一気にくるわよ? ふふっ」




彼女の声を聞いてすぐのことだった。



今まで静かな海のように落ち着いていた僕のペニスが、急に痙攣をはじめた!


彼女の次のカウントは聞き取ることができなかった。


それほどまでに僕の下半身は彼女の言うとおり、快感に支配しつくされていた。


僕はすでにイカされていたらしい。




たとえるなら、何人ものこの上なく滑らかな女性の指先でペニスの根元から先のほうに向かって

精液全てをギュギュギュ、っと押し上げられている感じだ!




「~~~~~!!!!」




僕はたまらず快感に顔をゆがめてしまう。




「1……あ~ぁ、やっぱりダメね。 残念ね?ウィル。 はい、お・し・ま・い♪」




最後に彼女の左足の親指が、僕のペニスをさらりと撫でまわした。


どぷっ……ピュピュピュ~~~~~~~~~~……どくっ どくっ




「……っ~~~~~!!!!」


かろうじて情けない声を出すことは避けたが、僕は盛大に射精してしまった。


断続的に絞り上げられているように、射精感がなかなか収まらない!!


彼女の粘液で覆われたペニスの先が、僕の白い液体で水風船のように膨らむ。






「わぁー!いっぱい出したねぇ。でも最後までしっかり絞ろうね?」




射精直後の敏感なペニスに、トリスは手を添えてくる。




「や、やめ……あぁぁぁ!!!!!!!!」




左手で僕の腰を抑え、右手を僕のペニスに添える。そして……






「ほら、きゅ~~~~っ! 気持ちいい?きゃは」


まるで井戸からポンプで水をくみ上げるように、彼女は容赦なく僕のペニスと玉袋をもみしだく。


逃げ場の無いくすぐったさと快感で僕はさらに高められる。


すでに心臓の鼓動はすごい勢いになっている!


しばらくして、ペニスの先の水風船が2まわりほど大きくなったのをみて、トリスが微笑む。




「ふふっ、そろそろ限界みたいね。 じゃあ、これいただきま~す」 



ちゅる……


トリスが僕のペニスに口づけをすると、僕の意識は薄れていった。






「あっ……」




ペニスの先にたまった精液の塊をトリスは口でもぎ取って、魔方陣の中に消えていった。


僕に圧倒的な敗北感と、スライムバスター試験の不合格という現実を残して……



試験官トリス END















































































































「ああっ……マイカ…………」


無意識に僕はマイカの名前を口にした。

彼女に魅了の魔法をかけ続けられているうちに、僕は彼女のことしか考えられなくなった。





「えっ? お兄ちゃん、あたしがいいんだぁ……うれしいな」


僕の周りをパタパタと飛び回り、マイカは喜んでいる。



「それじゃあ他の二人の力も合わせて……」


僕の反応を見たフェルズとスピネルは膣責めをストップして、マイカの背中に張り付いた。

そのままマイカに吸収される二体のフェアリースライムたち。


「お兄ちゃんを天国につれてってあげるぅ」


マイカの小さな体は変わらないが、他の二人分の魔力を吸い取ったマイカはさらに魅力があがったようノ感じる。

半透明だった肌は人間の肌と変わらない質感を与えられ、さっきまではなかったセクシーな羽衣のような衣装を身にまとっていた。


「うふふ~」


(うああぁぁぁ…………)

マイカが近づいてきて、僕の目の前で可愛く身を翻す。

僕はその踊りに惑わされ、さらに魅了されてしまった!


(か、かわいい……この妖精にだったら……)


その時の僕は全てを捧げてもいいと思った。

それほどまでにマイカの魅了の術は僕の精神を犯しつくしていた。


「さっきよりもいいお顔になったね、ウィルお兄ちゃん……」


マイカは僕の表情を見ながら、床面を指差した。



「さあ、そこに横になって?」


僕はいわれるがままにマイカの指差した場所……魔法陣の中心に横になる。


「そこじゃないよぅ……ほら、手伝ってあげる~」


五亡星の各所に頭と手足がくるようにマイカは僕の体を操った。

そして……


「えいっ、バインド!」


バシュウウ!!!


魔法陣から僕の五体を縛る光の枷が出現した。僕はマイカに拘束されてしまった!

僕の心だけでなく体も動けなくしたマイカが、ゆっくりとペニスに近づいていく。


「いっぱい喜ばせてあげるね。まずは……」


マイカは僕のペニスに抱きつく。

体の大きさは人間の三分の一くらいだから、抱き枕をかかえるような体勢だ。

ジワリ……僕のペニスにマイカの体から粘液がすりこまれる。


クッチュ、クッチュクチュクチュクチュ!!!!


「ほらぁ、ヌルヌル攻撃~~~」


「あああああぁぁっ!! 気持ちいいっ!!!」


マイカの体全体を使ったペニスへの愛撫。

それは単純な挿入行為よりも僕を興奮させた。


「もっともっと声を出させてあげるぅ……」


マイカはすっかり大きくなった僕のペニスを自分のお腹に当てる。

そして膝立ちの状態で高さを合わせて亀頭の先にバストをぷにぷにと押し当てた!


「パイズリいくよぉ~~~」

ぷにゅ、ぷにゅっ、ぷにゅ、ぷにゅっ、ぷにゅ、ぷにゅっぷにゅ、ぷにゅっ

ぷにゅ、ぷにゅっ、ぷにゅ、ぷにゅっぷにゅ、ぷにゅっ

ぷにゅ、ぷにゅっ、ぷにゅ、ぷにゅっ、


「ひゃああぁぁぁっ、うああああ!!!」


首をぶんぶんと振って快感に耐える僕。


「ほらほら、ちゃんと見てないとダメだよぉ」


僕のよがり方を見て、マイカはにこにことしている。

未体験の快感……妖精サイズのスライムに愛撫されるのがここまで気持ちいいとは!

マイカの亀頭パイズリは普通の人間サイズよりも淫らで、僕は一気に射精してしまいそうになった!!


「もうコチンコチンだねぇ……お兄ちゃんのここ」


彼女の淫らなダンスのせいで、すっかりいきり立ってしまった僕のペニスをマイカはくにくにといじってきた。

ゆらゆらと揺れるカリ首の部分を小さな両手で掴み、鈴口にトロトロと唾液を流し込む。


「パンパンで苦しそうだから少しお汁を吸いだしてあげるね?」


レロレロレロレロ……ちゅうううううううううううううううぅぅぅ♪


「ぐああああぁぁぁっ、やめてぇ!!おかしくなっちゃうよぉぉぉ……」


亀頭を抱きしめながらのキス……そして流し込まれた唾液と一緒にマイカは僕のガマン汁を舐めとる!!


「じゅるっ……やめないよぉ……フフフフッ」


さらに裏筋部分を片手で円を描くように愛撫されると、僕のペニスは射精体勢に入ってしまった。

袋の中で精液が渦を撒いて出口を求め始める。


「あれぇ? もうイっちゃいそうなの??」


脈動を感じ取ったマイカがクスクス笑っている!

そして亀頭の攻撃を緩めると、小さな声で呪文を詠唱した。


「ねぇ……最後は同じサイズになろう?」

マイカの呪文詠唱が終わると、僕はなんと妖精のサイズになってしまった!

これも魔方陣の効力のひとつなのだろうか……!?


「もうお兄ちゃんに勝ちはないわ……同じサイズなら私たちのほうが」

マイカの指先が僕のわき腹をなぞる。

いつもよりも感じてしまう!

それだけで震えてしまう……小さくなったせいで感度もよくなっているようだ。


「……ね?圧倒的に有利なのはわかるかな?」


妖精に犯される……しかも自分と同じサイズで……


「じゃあ奪ってあげる」


マイカはペニスを優しく掴むと、自分のマンコに押し当てた。


ジュププププ…………

ねっとりと濡れたマイカの膣にくわえられた僕のペニスは、根元まで一気に包み込まれてしまった!


「妖精のアソコっていいでしょう?しかも今のお兄ちゃんなら……」


くちゅううぅぅうぅ♪


マイカは腰を揺らしながら僕に話しかける。

その内部ではペニスを中心に粘液が渦巻いて、僕を刺激してくる!


「あああぁっ!もうイくぅ~~~!!!」


マイカに導かれ、優しく締め付けられ……軽く揺らされただけで僕は達してしまった。

小さな妖精を相手に圧倒的な魅了の術で心を犯され、体を操られたままの敗北。


「これでおしまいだねぇ。ウィルお兄ちゃんが次に試験に臨んだときも、私が相手してあげるわ!」


マイカは僕を優しく抱きしめながら何度もキスを繰り返した。

そのおかげで僕の頭の中にはすっかりマイカのイメージが焼き付けられてしまった。

もしも次の試験にも彼女が出てきたなら……僕はその時どうなるのだろう。




とにかく僕のスライムバスターへの昇級試験は不合格に間違いない。

栄光への道はしばらくの間、閉ざされてしまった。


フェアリースライム:マイカ END





























































































「感じやすい人って私好きよ……」



フェルズの背後でバストを揉み解していたスピネルがふわりと舞い上がる。

そして僕に向かって何かの呪文を詠唱すると、僕の体が床から30センチくらいだけ浮き上がった。

ふわふわとした浮遊感はなく、空中で縛られた感じだ。





「これでもう踏ん張りがきかないわよ」


スピネルは床と僕の体の間にもぐりこんできた!

音もなく僕の背後に到達すると、背中にそっと張り付いて舌先と両手で僕を愛撫し始めた!


ペロペロ……ツツツツツー…………♪



「くはぁっ……」


僕は宙吊りにされて悶えていた。

自分自身は宙に浮いたまま、スピネルは両手を僕の肩に置いて舌先は背骨の真上に。

さらに両足のつま先は僕の肩甲骨のあたりをクリクリと刺激してくる。



「快感に踊りなさい、ウィル」


僕の背中を5点責めしながら徐々にお尻のほうへ降下するスピネル。

その刺激に思わず僕は背筋をこわばらせて腰を跳ね上げ……ようとした。

しかしうまく腰が動かず、足の指が空中でもがくだけの結果となった。





「こっちがお留守ですよ……ふふっ」


ジュップ、ジュップ、ジュップ!!

そこへフェルズが大きなストロークで上下運動をする。

ペニスを出し入れしつつ、揉み解すように締め付けてくる。



「うぐっ……ひいぃぃ!! あぁ……」


意識を集中していた股間のガードが一瞬だけ途切れて無防備になる。

フェルズの騎乗位名器責めの刺激がもろに……





「フフフッ、私の勝ち~~~」


スピネルが僕の後頭部あたりで楽しそうにあざ笑っている。


「……ううぅぅっ、このっ!!」


僕は背中に手を伸ばして、背後を責めていたスピネルを捕まえようとした。

この3人の中で彼女が一番やっかいだと感じたからだ。

さっき触れられたときの快感……いきなり僕の感じるポイントを集中的に愛撫してきた。





「あら、私を気にしてくれたの?」


突然伸びてきた手を軽くいなすと、スピネルは微笑みながら僕の親指を掴んだ。

僕はあわてて指を引っ込めようとする。

……が、動かない。小さいくせになんて力だ!





「お礼に指先を縛ってあげる」


スピネルはそのまま僕の指先に魔力を込める。

すると親指はまるで磁石のように反対側の親指を呼び寄せて、ピタッと吸い付いた!

しかも背中の後ろで、ちょうどメタリカの拘束技みたいに指が動かせなくなってしまった。





「これでもう正面をガードできないね」


スピネルは僕の正面に回りこむと小悪魔っぽく微笑んだ。



「あっ、しまった! うっ……」


そしてマイカに代わってスピネルが唇を奪ってきて……僕は再び驚かされた。

想像以上にスピネルの舌先はよく動く。

その動きはマイカの魅了技で弱ってきた僕の心を絡め取るのに充分な刺激を生み出した。

だんだんと腕の力が抜けて、目がトローンとなってしまう。





「もう虜になっちゃった? かわいいね」


自分のキスで僕を魅了したスピネルが上機嫌で話しかけてきた。

実際に彼女の言うように……僕はスピネルの性感テクニックで犯されたいと願い始めていた。





「気に入ってくれたんだ。じゃあ今から私一人だけで相手してあげるわ」


彼女に堕ちかけている僕の心を見抜いたのか、スピネルはマイカとフェルズを呼び寄せた。





「ひとりで勝てる気でいるのか……!」


マイカとフェルズがスピネルの両手に手をかけると、一瞬だけまばゆい光を放ってスピネルに吸収されてしまった。


「そうね。それでもきっとあなたは我慢できない……」

僕の目の前にはマイカとフェルズの力を吸収したスピネルが不敵に微笑んでいた。

ふわふわした太めの帯のようなものを何枚か身に付けている……

というよりも羽衣がスピネルに絡み付いているような、先程までは纏っていなかった衣装だ。





「二人を吸収したおかげで色々と出来るのよ。たとえば」


彼女が僕のペニスをそっと指差すと、スピネルの衣装の一部がシュルシュルとペニスに絡みついてきた!

うねうねと蠢きながら僕の目の前で亀頭にまとわりついて不規則に動き出した。


「こんなこととか」

まるで僕のペニスに小さな蛇が絡みついたかのように見えた。

スピネルの操る羽衣は触手のようにグニグニと僕の亀頭を刺激し始めた!

棹の部分は柔らかく摩擦をはじめ、カリ首や亀頭の部分には強めに締め付けを行ってくる。



「くううぅぅっ……」

思わず腰に力を込める僕だったが、極上の手コキを無防備で受けているかのように我慢が崩されていく。



「どうなっちゃうとおもう? ふふっ」

スピネルの声が僕の耳元で聞こえた。

あわてて声のするほうを見ると、スピネルは細い紐のようなものを手にしていた!



「まだ一つ目だよ。もう一つプレゼントしてあげる」



「や、やめろおおぉぉぉ~~! うああああああああぁぁぁ!!」


直感的にヤバイ!!

僕はそう思ったので耳元のスピネルを振り払うかのように抵抗した。

しかし彼女はぶんぶんと首を振る僕の耳穴に狙いを定め、細い紐をねじ込んできた!





「ひっ、ふぁっ、ひゃあああああぁぁぁ!!」


まるで生き物のように鼓膜まで一気に到達する細い紐は、先程の羽衣と同じような感触だった。





「さらにもう一本追加するね」


すばやく反対側に移ったスピネルが無慈悲にも空いている耳穴に紐を差し込んでくる!

程なくして鼓膜まで到達して、耳の奥から僕の体を蝕むようにくすぐりだした!!





「はひゃああぁぁ!!ふひいいぃっ、やめ……ひゃああ!!!」


あまりにくすぐったさに僕は身悶えした。

しかし耳と股間への刺激は激しさを増すばかりだった。





「この刺激は永続的に続くわよ。さらにここからは私が……」


スピネルは悶え続ける僕を身ながら、悠然と衣服を脱ぎ始めた。

彼女は小さな声で呪文を詠唱していた。僕の視界がさらに桃色に染まり、彼女への想いが深くなっていく……


(徹底的に魅了の魔法をかけちゃおう)

動けない僕に対して、スピネルはさらに魅了の魔法を使い続けていた。

小さいながらも均整の取れた肉体が僕の目の前で踊るたびに胸が高鳴る。


肩より少し短い艶やかな髪と、クールな瞳。

彼女の全てが僕を魅了してやまない存在になりつつあった。


「じっくりと溺れて」


スピネルは足先を伸ばして、そろりと亀頭を撫で回した!


「はぅっ!!」


まとわりついている羽衣のもどかしい刺激の上から浴びせられるスピネルの脚の感触。

それは今の僕にとってはこの上なく甘い快感だった。



「クスクス……」

軽く笑いながら、ペニス全体に脚を絡ませてクネクネと弄んでくる。

僕の我慢汁を自分の脚に絡めてさらに足コキを加速させてくる。

妖精の足責めは通常サイズの女性が行うそれよりも的確に性感帯に食い込んでくる。

スピネルの足責めはあっさりと僕に白旗を揚げさせた。





「イ……イかせ、て」


とうとう声に出してしまった。僕は完璧に魅了されていた。

もうスピネルのことしか考えられない。

今も目の前の小さな妖精から目が離せないでいる。





「小さな私に負けちゃうんだ。 くすっ」


僕のペニスにまたがり、ゆっくりと小さな膣で僕を飲み込み始めるスピネル……


キュプッ、クププププ……


待ちかねていたスピネルの膣圧は想像以上に僕を締め付けてきた!





「ほらほら、もうイっちゃう?」

その言葉に誘導されるように僕の体の奥底から精液が盛り上がってくる。





「イっちゃうの?」

ニヤニヤと笑いながら、半分ほど腰を下ろしたところでピタリと腰を止める。

もどかしい刺激に僕は思わず自分から腰を突き上げてしまった。





「イったら試験に落ちちゃうよ~~~」


突き上げた腰に合わせてスピネルもふわりと舞い上がり、一瞬だけ亀頭が解放された……が、


ジュップウウウウウウウウゥゥゥゥ!!!!


再び勢いを付けて降りてきた膣に閉じ込められてしまった。

しかも今度は根元まで一気に…………ぐううぅうっ!!





「残念でした。あなたはもう我慢できないわ」


スピネルの小さな膣にとらわれた僕のペニスは、キュウキュウと締め付けられながら絶頂を駆け上がっていった!

腰が快感を求めてブルブルと震えてきて……もう止まらない!!



「ふふふっ」


射精間近の僕に、二度三度と妖しく腰を振るスピネル。

その度に膣の中でこねられて亀頭の部分が形を変える。



(あああぁぁ…………も、もう……)

騎乗位で両手を後ろに回したまま僕を見下ろしている。





「最高の悔しさと気持ち良さを体に刻み込んであげるわ」


クニュニュクニュクニュ!!

僕にトドメとなるような8の字を描くグラインドをしてから、彼女は突然ペニスを引き抜いた。



「がぁっ……」


快感が時間差で僕のペニスを蝕む。

ジンジン広がってくる射精感を必死で押さえ込もうとする僕だったが……





「最後に……パチッ♪」


スピネルが僕の目の前でパタパタと踊りながらウィンクしてきた。

これは彼女に融合する前のマイカの魅了技…………


だ、だめだ!触れられてないのにイかされちゃう!!

しかしもう僕に快感を耐える力など残されているわけもなく、スピネルのウィンクを合図に亀頭が大きく膨れ上がる。





「ああっ、イく!!!」




ドッピュウウウウウウウウゥゥウゥゥ…………


どうしようもなかった。

僕はスピネルの技に翻弄され続けたまま射精してしまった。

パタパタと飛び回りながらスピネルは周囲に飛び散った精液を綺麗に舐め取る。



「ごちそうさま。またやり直しだね? うふっ」


僕はスピネルのウィンクで射精させられてしまった……

せめて膣の中で射精していたなら…………そんな屈辱感でいっぱいだった。


スピネルの技におぼれ、自分をコントロールできなくなってしまった。

僕のスライムバスターへの昇級試験は不合格に間違いない。

魔法陣の中に消えていくスピネルの後ろで、神官のうちの一人が密かに微笑んでいた。





フェアリースライム:スピネル END



























































































「とっても気持ちいいですわ」




フェルズの膣が僕を優しく責め続ける。

特にカリの部分だけをペロペロと何度も舐め上げられる。

しごきあげるような動きで柔らかい肉壁がねちっこく絡み付いて僕を休ませてくれない。



「んあっ!!」

 
 何度も亀頭を揉みこまれると、僕はビクッと敏感に反応してしまう。

自分の意思に関係なく腰を跳ね上げながらうめき声を上げさせられてしまう。

その様子を見たフェルズが唇の端を吊り上げた。

単純な締め付けだけなら耐え切れるのに……フェルズの膣の動きはむしろフェラチオのそれに近かった。





「ここね。ほら、もう一度」


ペロペロペロ……ペロペロ……


僕の感じやすい部分を見定めたフェルズは、少し腰を浮かせたような体勢になる。

良く締まる膣の入り口がカリ首に食いついたままリズミカルに前後する。

しかもさっきよりも明確に僕の弱点を責め嬲ってくる!!





「この腰の動き、たまらないでしょう?」



「ああぁぁぁっ!!」


僕は喘ぎながら弱々しく彼女の動きを押さえようと手を伸ばした……

気がつくと背後にいたはずのスピネルがいなくなっている!?


フェルズのほうに目をやると、彼女の表情が淫らに変化していることに気付いた。

先ほどまではどちらかというと純粋というか、淑女というか……どこか恥じらいを感じさせていた。



「まさかスピネルの技を……吸収したのかっ」


複雑にうねるグラインドに耐えながら僕は問いかけた。

フェルズの表情の変化に、どこかサディスティックな雰囲気を撒き散らしていたスピネルを肌で感じていた。



「吸収だなんてそんな…………同化といっていただきたいわ」


小さな体のままで8の字を描くように腰を振る。

両手を僕のおなかのあたりにぴったりとつけたまま、挑発的な視線を僕に向けるフェルズ。




「…………あなたも私と同化してみる?」


フェルズの瞳が赤く光る。

僕の視界が一瞬だけピンク色に染まって、体が火照りだす……これは魅了の……マイカの技!?



「あなたが私の膣に夢中になっている隙にみんなと同化していたのに気付かなかった?」


僕は身動きが取れなくなっていた。

金縛りとは違う魅了による甘い拘束。

体を動かそうとするたびにペニスに快感が伝わってきて動けない……

フェルズは僕の体からいったん離れるとなにやら呪文を唱え始めた。

だんだんと彼女の体が膨張してくる……


「今から包んであげる」

フェルズは僕と同じくらいの大きさになった。

いや、元のトリスと同じ大きさになったといったほうが正解だろうか。

そしてゆっくりと僕の体に重なって、優しく抱きしめてきた。




「ふふっ……」


じわり……と熱が伝わってくる。

僕の下半身の上で、フェルズの体がとろける。

さらにとろとろになった粘液が意思を持ったようにうごめいて僕の下半身を包み込んだ!


「あ、熱いっ…………あそこが熱くなって……」

僕は体をよじってその刺激から逃れようとした。

しかし接着剤で固められたかのように僕の体はいうことを聞かない!


「おとなしくなさい……」


フェルズは女性上位の体勢のまま僕の肩を押さえつけた。

起き上がろうとする僕の上半身を床に押し付けると、そのまま体を預けてくる。


僕の下半身はもはやフェルズに飲み込まれていうことを聞かない……

なんとかこの体勢から逃れたいのだが、両肩を押さえ込まれている。

しかもペニスの先のほうからジンジンと何かが注入されてきた!


「はっ……な、なにを…………!」


下半身でチャプチャプと音がする。

フェルズは困惑する僕の表情を楽しそうに眺めている。

ふいに亀頭の辺りがキュルキュルと渦を巻いているように捻りが加えられた!


「うああああぁぁっ!!」


しかし僕は身動きが取れない。

快感でもだえる僕の顔をフェルズは楽しそうにのぞいている!

さらに亀頭への刺激は勢いを増して……今度はカリ首の辺りに集中してきた。



「敏感な部分をこすりながら毒を染み込ませてあげる」


フェルズは僕を押さえ込んだまま、ゆっくりと体を揺らした。

亀頭にたまっていた痺れが玉袋のほうまで広がってくる……




「これでおしまい…………ふふふっ」


そして快感の疼きが最高に達したところで、フェルズは僕の体を解放した。

しばらくすると体のうずきも収まってきた。手足も普通に動かせる。

しかしなにかがおかしい。

体は解放されたはずなのに下半身は快感に囚われたままのような……

一方、フェルズは元の小さな状態に戻った。

そして元気に僕の上を飛び回っている。




「私の残像をあなたの体に刻んであげたの。あなたはもう私の思うがままよ」


残像?? 意味がよくわからない。

不思議そうな顔をしているところへフェルズがパチンと指を鳴らす。

すると、先ほど僕が犯されていたときと同じように股間がうずきだした!




「あひぃっ……」


思わず股間を押さえようとする僕。

しかし手足を動かそうとした瞬間下半身が甘くうずきだす。

先ほどと同じように快感により魅了状態になってしまっている!!




「おわかりかしら? いつでもあなたを気持ち良くさせてあげられるの」


こ、これがフェルズが僕の体に染み込ませた毒の効果なのか……

何度も何度も快感がリプレイされる!



「うううぅ……ち、ちくしょう!!」


僕の周りを優雅に飛び回りながらフェルズが微笑んでいる。

手を伸ばせば捕まえられる距離なのに手が出せない!

快感に耐えることも出来ずに僕はピクピクと震えているだけだった。


「でも最後は私の膣で果てさせてあげる」


淫らな妖精が僕に舞い降りてきた。

そしてペニスに狙いを定めると、自ら脚をM字に開いて膣口に亀頭を接触させてくる。



ピトッ……!



触れられただけで射精感がリアルになってくる。

もうだめだ……イかされちゃう…………

僕の頭の中に諦めの気持ちが芽生えると、それに反比例して快楽への欲求が増大してきた。

フェルズは羽を動かしながらじらすようにゆっくりとペニスを受け入れる。


「ほらぁ、食べちゃいますよ?」



ズプズプズプ……

背筋を走る快感と引き換えに、僕の敗北が迫ってくる。


「はい、私の勝ちですね」

フェルズが羽の動きを止めた。

一気に飲み込まれる僕のペニス…………





「あああああああああぁぁぁぁ」



ドピュドピュドピュドピュ~~~~!!!!




じんわりと広がる膣の温かさが引き金となって、僕は盛大に射精した。

今までにないくらい長く射精が続く。

それはきっと残像によって犯されている僕の精神と、肉体への刺激がシンクロしたせいだろう。



「さっきの何倍も良かったでしょう? うふふっ」




フェルズはゆったりと腰を動かし、一滴残らず僕の精液を吸い上げた。

この上ない脱力感が僕を襲い、呪縛が取れた後もしばらくの間は身動きが取れなかった。




「次回はぜひ頑張ってくださいね」

神官長の表情が、先ほどまでのフェルズに重なった気がした。




フェアリースライム:フェルズ END

























































2・ルルたちに助けを求める




僕は彼女たちに先制攻撃を取られて動揺を隠せない。



(3対1なんて卑怯な……それならこっちだって!)

僕は静かに自分の心の中にいる「彼女たち」に祈りをささげる。


フェルズに続いて、残りの二匹も素早く僕に襲い掛かってきたその時……


「きゃっ」


僕のおへその辺りに張り付いていたフェルズの下で小さな悲鳴にも似た声が上がった。
それは僕のペニスを狙っていたスピネルの声だった。


「な、なんなのよ……急に……」



彼女につられて、残りの2匹のフェアリースライムも動きをピタリと止めた。


「こんなことができるなんて、あなたって一体何者??」



僕は何のことだかわからず自分の股間のほうに目をやった。
フェアリーズたちの視線の先にはうっすらと金属質の輝きを放っているペニスがあった。


その輝きには見覚えがあった。

そして、頭の中に聞き覚えのある声が響く。


(見てられないなぁ……あたしには勝っておきながら、こんな雑魚キャラに先手を取られてちゃ困るよ、うん。)


「メ、メタリカ!?」


バトル開始直後、いきなり混乱状態になった僕を見かねてメタリカが僕の股間をガードしてくれたようだ。


(あたしがあなたのペニスの感度を下げてあげる。こいつらさっさとイカせちゃってよね!)

メタリカの力を借りた僕は、股間の前でパタパタしているスピネルの小さな腰を捕まえた。
そしていきなり彼女の小さな膣にペニスを突き刺した!


「えぇっ! ちょ、ちょっとまってよ!……ああぁん♪」


スピネルをまずはイカせてしまおう。

僕はものすごい速さでピストンを開始した。
普段ならスライムの膣にいきなり挿入などということはしないけど、

今の僕はメタリカのおかげで相手からの快感を受けない。
一方的にスピネルに快感を注ぎ込むことができるんだ。



「そ、そんな簡単にヤらせはしないわ!」



僕の反撃にあわてたマイカとフェルズが僕の正面と背中に舞い降りる。




「あなたの腰の動きを止めてあげるんだから!!」



マイカがぼくの唇を奪い、フェルズが背中を愛撫する。

しかし僕の意識は完全にスピネルをイカせることだけに傾いていた。

残りの二匹の攻撃は、僕の動きを止めるほどのダメージを与えられない。


「あぁ……もうダメっ これ、すごい効く! イっちゃうよ~~~~~……」


マイカに口をふさがれていてよく見えないがスピネルの断末魔の叫びは聞こえた。

ペニスの上で脱力したスピネルを確認すると、僕は次の獲物に取り掛かった。


残るはあと二匹だ! 今度は正面のマイカの両肩をガッチリ掴む。


「いっぱいキスしてくれてありがとう。お返ししてあげるね」


僕はそういってから、マイカの小さい体をくるりと180度回転させた。


「えぇっ ず、ずるい~~~~! これじゃ動けないよっ」


身長が同じなら69の体制だが、相手はフェアリーサイズなので僕のペニスには触れられない。
逆に、僕の目の前には彼女の小さいワレメがある。


僕はワレメを唇で覆うと、そのまま舌をドリルのようにしてショートの膣をかき混ぜた。
くにゅっ、クチュクチュ……ちゅる……


「あ! ダメ、ダメだってば~~!! ずるいよぉ……はぁん」


さすがにこれは強烈な刺激だったらしい。
やわらかくもネットリと繰り返す僕の舌技の前に、彼女は昇天した。


残るはあと一匹! 

僕の視線はフェルズを捕らえていた。



「はい、そこまで! ウィルさん、お見事です」


その様子を見ていた神官が僕に語りかけた。
振り向くと一番年長者であろう美しい神官以外の二人が、息を弾ませて机に伏していた。


「じつはそのフェアリースライムは、わたしたちが作り出した思念体なのです。

私の隣にいる二人は、あなたがイカせた二匹の担当でした」


そういえばマイカとスピネルは彼女たちと同じ髪型だ。

思念体が快感を感じると本体にも跳ね返ってくるのだろう。



「このままだと、私もイカされちゃう勢いだったので……ね♪」


神官はにっこりと微笑んでから、机に伏している2人をやさしく起こした。
かわいらしい印象の神官が、目をトローンとさせたまま僕に言う。


「私たちの思念体は生身の肉体よりも数倍感じにくいのです。それをここまであっさりイカせるとは……なかなかの腕前ですわね」



神官はイスから立ち上がると僕に近づいてきた。

そして、僕の手のひらに小さな指輪をのせた。


「ウィルさん、あなたはこの認定試験に合格しました。この指輪は合格証書であり、これからのあなたの武器です」


僕は指輪を自分の左手の人差し指にはめた。

その瞬間、僕の左手を光が包んだ。


そして、オレンジ・ゴールド・シルバーの三色の光が指輪に向かって流れ込んだ。
この色は……ルル、ミリア、メタリカの『心』の色。


「その指輪の中には、あなたの心の中にあるスライムたちが宿っています。

戦いの中で苦しいときは彼女たちの力を引き出しなさい。大きな助けになります」


僕は神官たちに一礼すると、試験会場をあとにした。


僕はスライムバスターの認定試験に合格したと同時にスライムの指輪を手に入れた!


きょうからは晴れてスライムバスターの仲間入りだ。


これからどんな冒険があるのか、僕にも楽しみだ。
試験会場からの帰り道、ひそかに僕は心の中でメタリカにお礼を言った。


「君のおかげで合格できたよ。ありがとう、メタリカ」


赤い髪のメタリカがうれしそうに微笑んだ気がした。










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