『スライムバスター3 ~境界線からの使者~』





2・ホワイトレディのスカートの中身が気になる




(ホワイトレディのスカートの中は、やっぱりホワイトなのだろうか――)

今はそんなことを考えてる場合ではないのだが、運悪く目の前でスカートが風にそよいだ。


「あっ……」


スカートの中身は見えた。
しかし、気を逸らした次の瞬間に視界が反転した。

ホワイトレディに足払いを食らった僕はそのまま空を見上げていた。

転倒による肉体的なダメージはない。
ちゃんと受け身はとった。
しかし、ホワイトレディが少し怒った様子で僕の顔を踏みつぶしてきた!


「ううっ、あ……んぶ、んううっ!!



僕の顔の上で正座するようにホワイトレディが腰を下ろす。

心なしか頬を赤くしている。
どうやらスカートの中身を見られたのが恥ずかったらしく、秘所をこすりつけるように僕の顔をガンガン打ち付けてくる。

「うあっ、なっ、こ、このおおお!」

屈辱的な顔面騎乗。

しかもこんな雑魚キャラに!

もがくように伸ばした僕の手をホワイトレディが掴んだ。

急激に指先の感覚がなくなっていく……



(こ、これはまさか……エナジードレインされてるのか!)

手首から肘、肘から肩にかけて倦怠感が広がってゆく。
逆にホワイトレディが僕を拘束する力はますます強まってゆく。

精神統一が出来ない僕は防御態勢に入ることが出来ないまま、あっという間に脱力させられてしまった。
上半身、特に両腕に力が入らない。

「……」

そのうちホワイトレディが腰振りを止めた。
ひんやりした太ももで僕の両頬を挟み込みながら、体を後ろに逸らせてきた。

そして――、


ピチャ…

「ひゃううっ!」

ペニスに突然やってきたトロリとした感触に悶える僕。
ホワイトレディの口が僕自身を静かに咥えこんできた……

腹筋を使って起き上がろうにも、僕は彼女に押さえこまれてる。両腕は言うことを聞いてくれない。

レロ、ピチュッ、チロチロチロ……


「ああああああああああっ!!」

しかもホワイトレディの舌先は、蛇のようにうねりながら丁寧に尿道を突き刺してくる。
優しく急所をえぐられて僕は悶絶した。

しかし顔を横にふることすら出来ない。
目を開けば目の前には真っ白な足の付根と、しっとり濡れる敵の膣内が見えるだけ。

透き通るような肌のホワイトレディは、スカートに隠された場所まで雪のような美しさを保っていた。

(きれいだ……全然使ってないみたい…)

しかも何故か花の蜜のような香りが漂ってきた。それが目の前に居るホワイトレディの体内から湧き出たものだと認識するのにそれほど時間は要しなかった。

顔面騎乗されたままでの拘束フェラは、体だけでなく僕の心まで溶かそうとしている。

ムズムズと射精への欲求が持ち上がってくる。

ねっとりと絡みつくフェラと、顔面騎乗、さらに抑えこみによる拘束……

巧みな愛撫で性欲を刺激され、無抵抗なまま何度も敵の攻撃を受けまくる。。


(ああ、白い…まっしろだ……)

ひんやりとした柔らかな肉に顔を潰され、左右に頭を揺らされているうちに意識がぼんやりしてきた。

視界は常に真っ白で、ホワイトレディに手首を掴まれたまましつこく責められる。

秘所から漂う怪しげな香りはさっきよりも濃厚で、ねっとりと鼻先をくすぐってくる。



(あああああぁぁぁっ、もう出るうううううぅぅぅ~~~!!)

思わず自分から腰を突き上げると、クププ…という気泡混じりの音と共に、ペニスがホワイトレディの口の中に深く入り込んだ。

それを戒めるように彼女が甘咬みした瞬間、


どぴゅううううううううっ!!

「……!」

ついに僕は欲望に負けた。

ホワイトレディのフェラによって高められ、そのままトドメをさされた。

敵の口内に精を吐き出してしまったのだ。


頭の中がピンク色に染まり、何も考えられなくなった。


(これは魅了魔法……しかもペニスから注がれて…るぅ…)



相変わらず無言でホワイトレディが腰を振り続けている。

その下で僕は、だんだん抵抗する意思が抜け落ちてゆくのを感じていた……






(ホワイトレディEND)













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