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2002/06/01
どうしてあんなに腹が立ったのか、今でも不思議に思う。
ふと見ると柊柯が鈍い三角形のスイカに穴を掘っていた。
それがなんだか無性に気に入らなかった。
だから僕はそれを思い切り先割れスプーンで突いてやった。
「なっ……!」
柊柯は大きく目を見開いて蹂躙された赤い丘を見つめた。
「なんてことを……!」
「そういうことをしていいのは10歳までだ」
「……男達の夢が……」
「なんだよ男達って」
「……風の中の昴ー……砂の中の銀河ー……」
暑さに弱いらしい。
2002/06/02
> yu2 さんはメイドパラノイアですからね。
……パラノイアって正確にはどういう意味だったっけ。
> 目的と手段が入れ替わったりするんですよ。
> パラノイア[(ドイツ) Paranoia]
>
> 妄想が内的原因から発生し、体系的に発展する病気。その他の思考・行動には異常がみられず、人格の荒廃もきたさないのが特徴。四〇歳以上の男性に多い。以前は偏執病とも呼ばれた。妄想症。
みなさまごきげんよう。
yu2 です。
このたび、僕の奇癖に病名がつきました。
サイト名、『メイドパラノイア』にしようかな。
2002/06/03
> 柊柯はたまよのことが嫌いなんですか?
「嫌いなのか?」
「嫌い」
「……なんで?」
「だって、たまよって猫をいじめるんだもの」
「いじめるのか?」
「いじめているつもりではないのですが……」
「じゃあ何を?」
「花壇を踏み荒らしたり植木で爪を研いだりされたときに追い払ったり……ですが、そのことがお気に召さなかったとは寝耳に水です」
「だってさ」
「…………」
「お前こそあまりメイドをいじめるなよ……痛っ!」
柊柯は黙って歩み寄ってくると、僕の足を蹴り付けてきた。
2002/06/04
あの、すいません。
度々申し訳ありません。
アンケートなんですけどね。
自分で作っておいて何を言っているんだと思われるかもしれませんけどね。
そう大雑把に批判されてもどこをどうすればいいのかわかりません。
2002/06/05
何やら白いものを携えて柊柯があらわれた。
「メイドさんごっこをしましょう」
ついに陽気にやられてしまったのだろうか。
「……何がしたいんだ?」
「だからメイドさんごっこだってば」
「だから僕にメイドの真似をさせてどうしようというんだ?」
「あなたは旦那様をやればいいじゃない」
「お前は?」
「メイドさんに決まっているでしょう」
ますます魂胆が読めない。
まあ、どうせ僕が蹴ったり殴ったり投げたりされるのだろう。
柊柯は黒いワンピースの上にエプロンを着け、キャップをかぶった。即席メイドの出来上がりということらしい。
「デートに誘ってね」
「……デートぉ?」
「そう」
「……何故?」
「そういう設定だから」
どんなプレイを始める気だ。
「はい。それじゃあスタート」
柊柯が姿勢を正し、手を打って開始の合図をした。
デートに誘えと突然言われても……どうすればいいんだ。
そうだ。まずは予定を確認しなければいけない。うん。
「なあ」
「はい」
楚々とした佇まい。神妙な受け答え。
じっとりと手に汗が浮かんでくるのを感じた。ついシャツの襟で手を拭おうとして思いとどまり、ハンカチを出して落ち着きなく開いたり畳んだりする。
「こ、今度の休みは、その、暇……かな?」
それを聞くと、メイドの表情がにわかに曇った。
「……都合が悪いのか?」
「はい……」
お前が誘えと言ったんじゃないか。
「……申し訳ありません」
「そう。まあ、いいけど。じゃあ、いつならいい?」
ついにメイドは目を伏せ、うなだれてしまう。
「何だ? どうしたんだ」
「実は……実は私、少し前からお付き合いしている人がいるのです」
……は?
「ですから、旦那様とは、その……そういう関係を続けるわけには……」
「…………」
「ごめんなさい……! 何度も言おうとは思ったのですが……でも、でも、私……」
「出てけ」
「あら?」
僕は力任せに柊柯を部屋から突き出した。
「出て行け!」
「ちょっと、何よ急に、や、いたたっ、危ないじゃないの!」
そしてドアを閉めて鍵を掛け、寝床に潜り込んだ。
外から柊柯の抗議がしばらく続いたが、幸いドアを破壊して乗り込んでくることはなかった。
2002/06/06
オンラインネットワークRPGをくれる人がいるというのもある意味で酷い話ですよね。
Depth Fantasiaなんですけどね。
そして早速ハマリ気味の僕こと俺。
いやいや。
向こうの世界から帰って来れなくなるなんてことはないですよ。
ないですよ。
ハハハハハ。
2002/06/07
今日も斑鳩。
ここのところ毎日仕事帰りにコインいっこいれる。
そのためかなりの確率でクリアできるようになった。
途中ではあまり死ななくなったものの、5面でのミスが目立つ。
まだやるぞ。おー。
嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・
2002/06/08
何の前触れもなく柊柯が鼻を僕の肩口に近づけてきた。
「……臭い」
なんと単純明快に酷い言い様だろう。
「たいた?」
「……は?」
「何か焚いた?」
もしや。
「蚊取線香のことか?」
「ああ……」
蚊取線香を焚いたので匂いが服に染み付いてしまっていたようだ。柊柯は尚もそれを大きく吸い込む。
「豚で?」
「豚で」
いつからか僕の部屋には陶器の豚の香炉があり、蚊取線香を焚く時には利用している。
「そう……」
柊柯はいつもよりずっと遅い速度で呟くと、突然僕の首筋に腕を回してしなだれかかってきた。
「なっ……!」
絶句する僕に構わず、髪から襟へ、襟から肩へと鼻を巡らせる。
「日本の夏……」
線香に弱いらしい。
2002/06/09
ゼルダの伝説がやりたくなった。
初代。
ディスクの。
アニゲマスターがOP曲なんか流すもんだから。
あとリンクの冒険もやりたい。
2002/06/10
おい!
おい!
なんでひらひらの下にジーパンをはくんだ!
意味わかんねえ!
マジで!
2002/06/11
まだしばらく朝起きて出勤する生活が続くことになった。
「しばらくってどれくらいよ?」
「1ヶ月分定期を更新したから、とりあえずまた1ヶ月くらいじゃないかな」
柊柯はなんとも恨みがましい目で僕を睨み付けてきた。
「そんな顔したってしょうがないだろ。仕事なんだから」
「……仕事とメイド、どっちが大事なのよっ!」
「……はぁ?」
「いえ。言ってみただけ」
2002/06/12
ふふ。
粉砕バット。
あはははは。
粉砕バット。
うひゃひゃひゃひゃひゃ。
2002/06/13
柊柯が以前よりずっと軽くなった衣服で庭を徘徊しているのを目撃した。いよいよ本格的になってきた暑さに耐えかねたのか、ついに衣替えに踏み切ったようだ。
薄手の黒いブラウスにスカート。日に照らされて見るからに暑そうだが、黒をやめる気はないらしい。
「えっち」
「……は?」
「今、服を透かして肌を見ていたでしょう」
「見てないよ」
「嘘」
「見てないって」
「どうだか」
「見てたのはレースだ」
「…………」
2002/06/14
フルーツバスケットの単行本を貸すと言いながらなかなか貸してくれない人がいるので結局買い出した。
の、だが。
少女漫画の棚をよく見ると、なかなか興味深い作品が並んでいることに気付いた。
知らない国の物語。
ゴッドチャイルド。
……花とゆめCOMICS恐るべし!
2002/06/15
「なあ柊柯ー」
「今忙しいから後にして」
「……はい」
2002/06/16
ユーディのアトリエが気になっているけれど、なんかまた後でPLUSとか出そうだから買わない。
2002/06/17
「メイドでコラボレーションしましょう」――せっちん
若竹の会。
……メイド本発刊だって。
やるの?
やっちゃうの?
ふうぅー。
ついに来るべき時が来たってことですか。
や、やるしかねえ!
> あまり気負わずに好きなようにやってください。
はい。
TRPG?
向こう見て。
> 覚え書き見てますよ。
ええっ!?
心のカウンタ:8
ていうか2月から増えてなかったのかよユニーク・オーディエンス。
2002/06/18
> いかん……メイド分が不足してきた。
> 「メイドぶん?」
> そうだ、メイド分だ。
> 「それは……糖分とか塩分みたいなものか?」
> その通りだ。勉強していると減ってくる。メイド分が足りなくなると疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる。
> 「メイド分は……メイドに含まれているのか?」
> はっはっは。当たり前だろう。
> 「大変だ! ゆゆが……ゆゆがもうダメだ!」
> メイド食べたいなぁ……
> 「しっかりして下さい!」
感じ悪いなぁー。
お前なんかよみパンチだ。
よみぱーんち。
2002/06/19
今日も斑鳩。
2300万点。
スコアはこのへんが壁かな。
ね。新宿東スポーツランドの斑鳩に「yu2」って入ってるから。ね。IHARONさん。
嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・
2002/06/20
斑鳩の合間にちびちびとやっていた怒首領蜂大往生が意外と進んだ。
4面……いや5面だったかな。ボスまで行った。ハイテンションで乗り切ったので記憶が曖昧だけど。
Aレイニャンで。
え?
ショーティアじゃないのかって?
ハハハハハ。
愉快なことを言う若者だなあ君は。
2002/06/21
表紙に釣られて月刊サンデーGXを買ったひと、挙手!
はーい!
僕だけですか。
そうですか。
いや別にね。多大なる期待を寄せて買ったわけじゃないですよ。エマとは違いますよエマとは。ええ。でもね。チェックせずにはいられなかったのですよ。メイドパラノイアとして。
新連載かと思ったら3話目だった。
中身は表紙のイメージとは全然違った。
……罠?
2002/06/22
自室でひっそりと生きていると、あまり鳴らない携帯電話が鳴った。
これは、登録されている番号。
相手は……。
……家?
「もしもし? 私わたし」
柊柯だ。
「僕なら部屋にいるぞ」
「知ってる」
「じゃあなんで……?」
「あなたの携帯にかけたことなかったから」
「ふぅん」
「じゃあ、代わるから」
「……は?」
問い質す間も与えず、会話がずっと遠くなり、そしてまた近くに聞こえてきた。
「……あの、お電話代わりました」
今度はメイドだった。
「ああ」
「…………」
「…………」
なんと言えばいいのか。面白いほどに言葉が出てこない。
「……なあ」
「……はい」
「何か喋ってくれ」
「……はい」
「…………」
「…………」
僕は脊髄を締め付けられるような焦燥感を覚え、耐え切れずに椅子から立ち上がった。
「玄関だな?」
「……あ、はい、そうですが……」
「今から行くからそこを動くな」
返事を待たずに通話を切り、全速力でメイドのもとへと走った。
電話の前にメイドと柊柯の姿があった。
「いた……」
肩で息をしながら小さく呟いていた。
「いるに決まっているでしょう。そんな勢いで飛んで来られたら、逃げようと思ったってできやしない」
柊柯が早速嫌味を飛ばしてくる。メイドは、眉尻を下げて僕を見ている。
「……なあ」
「……はい」
そして僕は大きな安堵の息が吐いた。
2002/06/23
認定試験。
「馬鹿な! メイドが撃たれたのになんでエプロンが真っ白のままなんだ! 血で汚せよ! 見せ場だろうが!」
こういうことを昼間のピザ屋で怒鳴りだしたら、もう。それは。
プロジェクトメイド。
メイド達の戦いが、今。
特攻メイドAチーム。
でも、ゴキブリだけは勘弁な。
世界メイド発見。
メイドハンター。
メイドにほえろ。
ジーパン。(ダメじゃん)
西部メイド。
テーマと共にメイドの列が。
暴れん坊メイド。
要再教育。
必殺メイド人。
武器はもちろんアレ。
七人のメイド。
いやナナじゃなくて。
メイド大戦。
大正メイドに浪漫の嵐!
あずまんがメイド。
ノーコメント。
ミスターメイドっ子。
「メイド王さま!」
風の谷のメイド。
腐ってやがる……早すぎたんだ!
天空のメイドラピュタ。
城からメイドロボが次々と。
メイドの豚。
「飛ばねえメイドはただのメイドだ」
2002/06/24
飛び乗った最終電車は、目的地の4つ前の駅が終点だった。
ので。
家まで歩いた。
町田から電車で帰るには10時半には腰を上げた方がいいことが判明。
ああいう祭りがあった後のため、頭の中はいつにも増してメイドでいっぱいだった。
2002/06/25
メイド好きの弟子を名乗るマサキ君(自分サイト鋭意製作中)推薦のメイド漫画『ご主人様に甘いりんごのお菓子』を借りて読む。
すばらしい。
でも本屋さんに売ってない。
2002/06/26
東京大学メイド研究会。
いろんな意味で貼っておくので各自精進するように。
2002/06/27
とりあえず健康と節約のために毎日ゲーセンに行くのをやめてみる作戦。
2002/06/28
新宿東スポーツランドから斑鳩が消えた。
またひとつ地上の星が消えた。
しょぼーん。
東口のTAITO INN に音強化版が置いてあるからいいんだけどね。
え?
ゲーセンひかえる作戦はどうしたのかって?
いや木曜は新宿曜日なので。ええ。
2002/06/29
歯医者から半年毎の定期健診の誘いが来たので行った。
歯と歯茎の間をぐりぐりと引っ掻かれて血が出るほど痛かったりしたが、とりあえず虫歯はなかった。
> 口腔衛生月間ですのでクジをおひとつどうぞ♪
そんなのやってたんだ。
言われるままに箱の中から紙片をひとつつまんでそのまま渡す。
> おめでとうございますっ
> 歯科医院専用歯ブラシが当たりましたよー
歯ブラシ……
「ご主人様、歯ブラシがくたびれていましたのでお取替えしておきましたよ」
・・・・・・・。
専用歯ブラシは机の中にそっとしまった。
2002/06/30
日瑠子陛下行幸のようす
なんと素晴らしいサイト名であろうか。
いやーいやいや。
ついに出たね4巻。
ずいぶん長いこと単行本が出ていなかったのでウッカリ忘れかけていましたが森も好きです。大塚森。
Elbereth
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