- ミラとマリエの萌え萌えダイアリー the first stage -

☆ 2002/12/17 ☆

「マリエちゃん」

 ミラちゃんはよく私の名を呼ぶ。
 たとえば話し出すとき、わからないとき、拗ねるとき。

「ねえ、マリエちゃん」

 高鳴る胸を静めつつ私は返事をする。
 ミラちゃんが発する話題を心待ちにしている。

「マリエちゃん……?」

 微妙な問いに、私はあまり答えない。
 それは、おおよそミラちゃんが知らなくてもいいような下らないことを私が言った時だからだ。

「……マリエちゃんのいじわる」

 私がからかうと、ミラちゃんは怒って顔を背けてしまう。
 でもそんな時私が心の内では歓喜に打ち震えていることを隠すには丁度いい。

 しばしば自分でも自分の業の深さに呆れる。
 でも、ミラちゃんが私の名を呼んでくれるうちは、きっと大丈夫。

 そして私は今日もミラちゃんが名を呼んでくれるのを待っている。
 きっと明日も、明後日も、ずっと……。

モエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエ

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