わが手に夏を

この話は一年前、当時運営していた「rosin」というサイトの日記で構想したものです。高瀬、河合ともに四十代後半から五十代前半という前提で書いています。当時のメモには、高瀬は怪我により大学で野球を断念し企業に就職、その後家族には野球をしていたことを隠して生活しており、一方河合は高校野球部の監督で、今回甲子園に出場、とあります。
高瀬の回想以外で河合が登場して喋ることはありませんし、オリジナルのキャラの登場もちらほらとあります。ご了承ください。

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