用語解説


お断り:このコーナーはあくまでも小説を読んでいただく参考として作りました。引用したものは出典を記してありますが、複数の書籍を読んで、私が要点をまとめたものもあります。所詮は素人の作ったものですので、くれぐれも歴史の学習の資料としては利用しないでください。



六の巻『晩夏』

冥加金:いわゆる登録免許税。株仲間(独占的な商工業者の同業組合)を公認する代わりに納めさせた公認料。金額は固定的。

運上金:今日の事業税に近い。登記、登録の更新に対して課税。課税額は年によって変動。

八の巻『曼珠沙華』

寝刃をあわす:刃をザラメにすること。刃文を見栄えよく研いだ刀は、滑って切りにくい状態になっています。いざ合戦や討ち入りというとき、砂や石に刃先を擦りつけるなどして刃先をザラメにします。こうすると物を斬ったとき、研いだままの刃より鋭利に斬ることが出来ます。右近ちゃんも切腹覚悟で「寝刃をあわせた」ようです。

十四の巻『春雷』

御借上:とは家臣の知行・俸禄の一部を藩が一定期間借りること。形式上は藩の家臣に対する借財だが、実際に返済される事はめったになかった。「半知」は禄の50%という意味。



参考資料:杉浦日向子「江戸へようこそ」ちくま文庫、「江戸時代館」小学館、三田村鳶魚「御家騒動」中公文庫 、大石慎三郎「田沼意次の時代」岩波現代文庫、その他


前頁 | 下弦の月 目次