着信音に心臓の鼓動が跳ね上がる。
友恵の葬儀が終わってしばらくして、そんな自分の状態に気がついた。
最悪の知らせがあるんじゃないか。恐る恐る電話に出た。
「パパ! こんど、いつかえってくるの?」
幼い声が、希望が、俺には残されてる。
「日曜には帰るな」涙が溢れた。/着
ヒーローの卵が集まるアカデミー。
メガネがトレードマークの年上の後輩は、入った時から輝きが違った。
ああ、こういうのをカリスマっていうんだろうか。
それと比べて、僕は。溜息をつく僕の背を誰かがバン、と叩く。
「辛気くせぇ顔してんなよ」
不器用な励まし方に、思わず笑った。/卵
「え、ロックバイソンとステーキ早食い競争やって勝った?!」
「うん、ボクの方が一枚多かったんだ」
「…で、勝った方の賞品は何なのよ」
「ステーキハウス一年間食べ放題チケットだよ」
「アタシ胸焼けしてきたわ…」/肉
「ヒーロースーツ着用時にはジャパニーズフンドシが一番よね?」
「おいセクハラ発言はやめてくれよ」
「…むしろ、皆さんが他に何をはいているのか気になるんですが…」
「まー折紙、なんてアタシ好みなのかしら! アタシははいてないけど!」
「私もだ!」
「え」/パンツ
偉大なヒーローの存在を失った筈のこの世界に、どうしてその男は在り続けるのだろう。
未練があるのは、男なのか、私なのか。/世界
最愛の妻を喪っても100パワーを無くしても、世界は変わらない。
何事もなかったように過ぎる日々。
諦めていたはずだった。
とても冷たいものなのだと。
けれど、バニーが俺を覚えていない、それがあんなに堪えるなんて。
…ああ、俺は、まだこの世界に、希望を抱いてたんだ。/世界
違って見えたはずの世界の裏側は、僕にとって残酷なものだった。
本当の僕はどこにいるんだろう。
ぐらつく足元から視線を上げると、くしゃりと笑うあの人がいる。
コンビとして過ごした日々は僕と虎徹さんと、二人だけのものなんだ。/世界
私は市民に笑顔の花を咲かせて欲しいんだ。
…ヒーローとは、平和の種を蒔く存在だと信じている、そして強く願っているよ。/まく
「バニーちゃんさぁ、ホットミルクに膜張ってるの食うタイプ?」
「僕は余り好きじゃないです」
「あーやっぱり。でもなバニー、こないだ和食居酒屋で出た生湯葉ってな、豆乳の膜なんだぜ、知ってたか?」
「…知ってますよ」
「ふふーん、知らなかっただろ」
「知ってます!」/まく
あの男が世界から消えてしまえば、全てが終わると思っていたのに。
悲劇の幕引きと共に、笑えない喜劇の幕が開くなど誰が思っていただろう。
シュテルンビルトで一番の道化が演じる、滑稽ですらない見世物を市民に届けよう、今日も。
赤い月を照明にして。/まく
「オリエンタルタウンの忍者屋敷に、ニッポンから伝わる秘伝の巻物があるって本当ですか?!」
「あー。ガキの頃遠足で見かけたような気がするな」
「な、内容は」
「あのな折紙、中身公開してたら、それって秘伝じゃねぇと思うぞ」
「そうですよね…」/まく
「俺が子供の頃やってたゲームに角が生えた兎のモンスターが出てきてなー、ドット絵っての? 方眼紙のマスに色塗って絵描いて真似てたな」
「ドット絵ってなんですか? 本気でわからないんですが。3Dじゃないんですか?」
「…どーせ俺はおじさんだよ!」/兎の角
親愛の情を伝えるのに必要なスキンシップ。
触る。
手を繋ぐ。
抱き締める。
「それじゃあ足りません、貴方の気持ちがわからないから」
そんな風に言われたら、とりあえずほっぺちゅーはするだろ。
ディープキスが返ってきたけど。 #キスの日ssTB
ふわりと落ちてきたのは白い羽根。
天使のキスのように頬をくすぐり、風にさらわれ飛んでいった。
祝福などとうに潰えたのに、私は生きて、罪人を死へ誘う。
ただ裁きを下すその行為は、死神の祝福なのだろうか。 #キスの日ssTB
「ポセイドンライン主催、鉄道クイズ優勝者はこちらの男性です! 我等がキングオブヒーロー、スカイハイより、マスクのレプリカと祝福のキスが贈られます! では一言お願いします!」
「スカイハイさんのマスクの形がたまりません」
「え、え」 #キスの日ssTB
冬の名残の雪が解けてアスファルトに水たまりを作る。
急ぎ足の誰かに踏まれ、ぱちゃん、とその水が跳ねた。
「わっ!」
水を被って顔をしかめる子供を見て、虎徹さんがその子の前でしゃがみ込む。
「あー、汚れちまったな。母ちゃんに洗ってもらえよ」
花が咲くような笑顔が浮かんだ/名残
とても幸せだったころ。
指輪がきつくなったことがあった。
けれど、到底受け入れられないような辛い現実と共に、指輪はくるくるまわるようになり、関節で辛うじて引っ掛かっていた。
メビウスの輪のように、同じ場所をぐるぐる。
時を止めた俺の心みたいだ。/環
(月受)欲望を戒める為根元に嵌め込まれた金の環。
外して欲しくて、云われる儘に媚態を見せつける。
ねだる台詞を譫言のように幾度も吐き出して。
与えられない解放に焦れて、ぬめる雫の滴るそれを彼の身体に擦りつけた。
早く。
けれど、欲張りな身体への罰だと。
獣の瞳が、輝いた。/環
金環日蝕のリングは、まるでカチューシャみたいだ。
遮光眼鏡越しにくっきりと映るコロナ。
「金環日蝕の日に、彼女に金のリングを渡したかったんだ。ロマンチックだろう?」
隣にいた彼女が言う。
「せっかちな男は引かれるわよ、スカイハイ!」
何故そんなに泣きそうな声なんだい?/環
マーベリックさんの作ってくれたペスカトーレを食べながら、なんとなく違和感を感じた。
「…炒飯とか、作った事ありますか?」
困った顔をして、マーベリックさんが近づいてくる。
「…足りないようだね」
視界が歪んだ。
…マーベリックさんの作ってくれたペスカトーレを食べながら…/環
脱獄犯を背後に隠した折紙サイクロンの姿が、昔の記憶を掘り起こす。
ママを殴る男を止めようと渾身の力で突き飛ばした。
よろめく男を護るように、ママが間に割って入る。
「ダメよユーリ、パパに暴力を振るわないで!」
その果ての、崩壊。
だから、芽は早く摘むべきなんだよママ。/背中
エドワードを背中に隠して、ルナティックを必死で睨みつける。
冷汗が止まらない。
でも。
エドワードがなりたくてもなれなかった、ボクはヒーローなんだ。
なりたくてもなれなかった誰かの想いをボクは背負ってる。
絶対に引かない!/背中
右肩から背中にかけての火傷は案外酷くて、治り具合によっては培養皮膚の移植が必要だと医者に脅された。
ロイズさんにも治療費の事で嫌味を言われたりしたけれど。
…あの場面でバニーを庇えなきゃ、ヒーローやってる意味なんてねぇだろ。
なーんて、カッコつけてみる。いてて。/背中
僕を庇って怪我をするなんて。
わからない。
どうして。
ヒーローなんて市民のための見世物だ。
そこまでするなんて馬鹿げてる。
…離れたところから見ていた僕の背中を、嵐のただ中に押し込むような、その事件は転機だった。/背中
悲惨な記憶を思い出して辛い夜。
マーベリックさんがハーブティーを出してくれた。
「良い香りだろう? 飲んだら落ち着くから」
「ありがとうございます」
花の香りがふわりと辺りに漂う。
一口。苦いような甘いような、不思議な味。
安心したのかな。なんだか眠くなってきた…。/茶
「今日は伝説のヒーロー、Mr.レジェンドがデビューした日なんですね!」
陽気で無神経なアナウンサーの声で、思わず手元のティーカップを倒した。
紅茶が机に広がり、縁から滴ってスーツを濡らす。
時間の経った血のような色だ。
溜息をついてそれを拭う。
過去も拭えれば良いのに。/茶
あなたのハートをアツくする! セクシーな水着姿に今夜も眠れない! キングオブヒーロー、バーナビー・ブルックス・Jr.写真集「熱帯夜」絶賛発売中!<付録・バーナビーとおそろいのビキニ>/熱帯夜
「あぢ〜〜〜〜〜」
「もー、お父さんパンツ一枚で歩き回るのやめてって言ってるでしょ! ホント、バーナビーみたいなパパが欲しい!」
「あいつもパンツ一枚でうろつくし」
「どーしてそんなこと知ってるの変態!」
「あ、まあ、色々と…ってそんなに言わなくても!」/熱帯夜
いい加減。嘘つき。ヒゲが汚い。
無神経なところも散らかしっぱなしのところもイヤ。
…でも、見返していたインタビューで。シュテルンビルトの平和について語るお父さんの真剣な感じを見て、ちょっと考えた。
これまで、バーナビーのところしか見てなくて、ごめんなさい。/汚い
裁判の間、俯き加減でペンを走らせていた鏑木虎徹の手元がちらりと覗いた。
メモ用紙にルナティックらしき下手糞な絵と、「死ね」という走り書きがあった。
色々と汚い男だ…!!
いっそ殺してしまった方がシュテルンビルトの為にも良いかもしれない。/汚い
「生きててよかったわ折紙…!」
彼女は泣きながら抱き着いてきて、ボクの頬にキスをした。
温かな涙がぽたぽたとこぼれて流れ落ちる。
「…ありがとうございます」
本当は優しい人なんだな。
体温を感じながら、改めて思う。
ヒーローになって、よかった。/キス
○ファーストキスはいつでしたか?
「俺は幼稚園の時かな」
「アタシは初恋の彼と…10歳の時だったかしら」
「あー、俺は高校の時だな」
「…どうしたのハンサム、神妙なカオして」
「いえ、ここで公表しても良いものかと思いまして」
「え?」
「僕はいいんですが…」
「何よそれ!」/キス
「お父さん、そんな適当な掃除しないでよ」
「悪ぃ悪ぃ」
友恵の墓の前で楓と二人。
シュテルンビルトに戻る前に、墓参りに行こうと言い出したのは楓だった。
線香に火をつけて、まだ小さな手を合わせて。
「お母さん、お父さんが無茶しそうになったら全力で叱ってね」
「…おいっ」/はか
荒れていた墓碑を綺麗に整えて膝をつき、十字を切る。
両親の眠る場所。
いつから、足が遠ざかっていただろう。
冬の大地は冷えきっている筈なのに、何故か足がふわりと暖かい気がした。
父さん、母さん。
優しく抱かれていた記憶が蘇る。
誰に上書きされたものでもない。
涙があふれた。/はか
あちこちに建っているレジェンド像を見ると、蒼い炎で破壊し尽くしたい衝動に駆られる。
真実を抱いて墓の下に沈んでいれば良いのに、忌々しい…。/はか
虎徹が故郷に戻る前に、真面目な顔で渡された紙袋を開ける。
中には酒と、羽をむしられたチキンの人形が入ってた。
しかも、腹を掴むと断末魔の悲鳴を上げやがる。
ったく。
ま、俺も仕返しに、お前の結婚式の時の写真を送ってやったから。
特別に幸せな笑顔の。
見て号泣しやがれ。/チキン
クリスマスには専門店でローストチキンを買って、我が家へ急いだ。
妻はケーキを焼いていて、小さな娘が口の周りをベタベタにしながら、切り分けたそれらを頬張って。
去年までは確かにあった幸せな風景はもう、どこかへ消えてしまったんだな…。/チキン
楽園を追われたアダムとイブが食べた林檎はきっと、甘露のような味に違いない。
誰かが持ってきたというアップルティーの香りが執務室に満ちる。
私は知恵の実を食べて、大罪を犯した。
追放されたのは荒廃した都市シュテルンビルト。
眠らない街で、永久に父親殺しの夢を見る。/果実
スーパーでパンと林檎を買っていつものベンチへ向かう。
彼女が座っていた場所の隣に座って、何となくその果実を食べてみた。
甘酸っぱい、汁気の多いそれは、しゃく、と音を立てる。
彼女が握りつぶした時は驚いたけれど、会えなくなるならば、あの時ハンカチを渡すべきだったな。/果実
「あー、のど痛ぇ」
「どうしたんです?」
「昨日バイソンにカラオケ連れてかれて、歌いすぎた」
「歌…?」
「んだよその馬鹿にしたような顔! どうせ俺は歌って踊れるヒーロー、バーナビー様と違って大した芸もねぇよ」
「違いますよ、行くなら僕と行きましょう!」
「え」/のど
苦しい。
離して、パパ。
分厚い手できつく喉を締められる。
でもこのまま意識を失ってしまえば、楽になるのかな。
不意に床に投げ出された。
「やめてぇ!」
ママがパパに体当たりして、僕を助けてくれた。
咳込む僕の背中をさすってくれるママを、助けたい、助けたいんだ。/のど
ドアを開ける。
入院してしまった母の、いびつな「おかえり」の声がない事に安堵してしまう自分に気がつく。
いなければ、家というのはこんなに静かで平穏な時間をもたらすものなのだと。
わかっていても、見捨てる訳にはいかない…。/おかえり
私が家に帰ると、お父さんは必ず「おかえり」って言って玄関で出迎えてくれた。
ヒーローを引退して、家族を大事にするって言ったけど、いつもぼんやりしてて。
バーナビーの隣にいたお父さんは、トラブルメーカーだけど、こんなのじゃなかったよ。
だから。
「お父さん…!」/おかえり
ヒーローに復帰してようやく落ち着いた頃。
ヒーローカードの露店を冷やかすと、タイガーのカードが山積み。
苦笑しながら背を向けようとすると、ばん、と背中を叩かれた。
「タイガーファンのおじちゃん、久しぶりだね!」
「坊主!」
俺を覚えてる人々が、ここにはいる。/おかえり
「あなた、どこなのあなた。ねぇ、どうして私を一人にするの?!」
ママがその場にくずおれて号泣している。
週に一度、ママは全く同じことを言いながら家中を這いずりまわり、同じように泣きわめく。
それは私があの男を燃やしたのと同じ曜日。
この涙が枯れることはきっとない。/涙
もう最後にしよう。
両親の墓の前で誓う。
僕は前を向いて歩き始めよう。
短い間だけど、沢山の愛を注いでくれてありがとう。
涙はもう、流れない。
二人が見て安心してくれるように。
なるべく穏やかな笑みを浮かべてみせた。
僕はもう、大丈夫だから。/涙
「おとうさん!」
抱き上げられて涙をぼろぼろ溢している。
ハンカチで顔をぬぐってやりながら、そういえばずっと、楓の怒った顔は見ていても、泣き顔は見てなかったな、と気がついた。
もしかして、涙の代わりに怒り続けてたんだろうか。
…ああ、俺の涙腺がぶっ壊れちまった。 /涙
「じゃあなバニー」
「…虎徹さんもお元気で」
互いに背を向けて、それぞれの道を歩き始める。
色々な事があった。
最初で最後の、最高の相棒。
堪らなくなって振り返ると、バニーはそこから一歩も動いていなかった。
「貴方と過ごした時間、一生忘れません」
返事の代わりに抱きついた。/別
「あの時彼女と別れていなければ、もしかして私は彼女の行き先を知る事が出来たんだろうか」
肩を落としたスカイハイに、アタシはかける言葉もない。
片恋なんて恋じゃない。
成就しない恋なんてさっさと忘れて次に行きなさいよ。
…それが出来ない彼を、可愛そうだと、初めて思った。/別
「ねえママ。パパと別れて、どこか遠くへ逃げようよ。お願いだから」
顔を赤く腫らした母に、掠れる声で呼びかける。
静かに頭を振った。
「あの人はヒーローよ。きっと地の果てまでも追ってくるわ。私が我慢すればいいのユーリ。貴方はどこへ行ってもいいから」
…どうすれば、いい?/別
吐息が触れるくらい近くに、その蠱惑的な唇が迫ってきた。
思わず顔を背けようとするのを、追ってきた掌で押し留められる。
「やめろよ」という暇もない。唇が頬に触れた。
「んもう、タイガーちゃんどうしてこんなに頬がすべすべなのかしら?!食べちゃいたくなるわ!」/触
「日本の風呂には美味しいフルーツ牛乳や素晴らしい山のアートがあるというのは本当かい、折紙君」
「そうみたいですね。場所によっては巨大な浴場だったり、川の側に掘ってあったりするみたいで」
「まー、ちょっと、アタシもひとつ作ろうかしら男専用の!」
「え、あの」/風呂
「なー楓、パパと一緒に風呂に」
「絶対イヤ! はぁ、バーナビーみたいな人がお父さんだったら一緒に入ってもいいのになぁ!」
「え、あいつバスタブに入る習慣とかねぇぞ」
「え?」
「あ」/風呂
張り付いたような笑みの裏に何か隠されたものを感じていた。
鏑木虎徹を追い詰めた本当の黒幕、マーベリック。
自らの記憶を消し虚ろな瞳で涎を垂らす姿が映し出される。
…どうせいつか、そう遠くない時期に死ぬのだ。
裁判は不可能だろう。
それならば。/いつか
いつか復讐が果たされて、心満たされる時が来るんだろう。
そう思っていた。
ルナティック出現の報、そして遺された黒焦げのマーベリックの身体。
苦い、ただ苦い後悔と、心にぽかりと空いた穴しか、僕の中にはなかった。
肩に手を置いてくれた虎徹さんの温もり以外には。/いつか
灰色の、道化めいた服を着た男。
ヒーローTVに犯行予告が送られてきたという。
「ルナティック」と署名のある古めかしいカード。
私はここにいるのに、私を装った男はどんな滑稽な出し物を見せてくれるのか。
口の端に浮かびそうになる失笑を噛み殺しながら、モニタに目をやった。/色
赤い炎。
紅い血。
したたる。ぽたりと床に落ちる。
悲鳴を上げることも泣き叫ぶことも出来なかった僕に、本当の記憶を見せてくれたのは。
「どうした、バニー」
琥珀色の瞳が、優しく輝いた。
…もう怖くも辛くもない。/色
ルナティックの名を騙る殺人者がブロンズステージに出没しているのだという。
興奮したアナウンサーが現場の中継をしている。
予想した事ではあった。
悪意ある模倣犯を炙り出せるなら、それもまた一興。
その愚かな犯人の瞳に蒼い炎は、どのように見えたのか。/かたる
2012.6.10アップ。ツイッターアカウント@kaya_sstbでポストしている#同題ssTBの5月分まとめです。
なんか砂折砂ブームが来てるような。気のせいかwww
5月はバタバタしていて毎日ポストが出来なかったのですが、意外にいっぱいありました。
…で、夏コミで3カ月分+書き下ろしssを加えた同題SS本を出したいなあと思ってみたり。
友人が紙で読みたいというので少しだけ刷ってみようかなと思ってます。
紙で読むとまた印象が違うので。編集頑張ります〜。