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三月大歌舞伎 歌舞伎座

2021年3月4日(木)~2021年3月29日(月)
【休演】11日(木)、22日(月)
※開場は開演の40分前を予定

配役

第一部(11:00開演)

一、猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)

猿若:六代目 中村勘九郎
出雲の阿国:二代目 中村七之助
若衆:三代目 澤村宗之助
若衆:七代目 市川男寅
若衆:初代 中村虎之介
若衆:初代 片岡千之助
若衆:五代目 中村玉太郎
若衆:二代目 中村鶴松
福富屋女房ふく:十一代目 市川高麗蔵
福富屋万兵衛:初代 坂東彌十郎
奉行板倉勝重:三代目 中村扇雀

二、戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)

浪花の次郎作:四代目 尾上松緑
禿たより:初代 中村莟玉
吾妻の与四郎:六代目 片岡愛之助

第二部(14:00開演)

一、熊谷陣屋(くまがいじんや)

熊谷次郎直実:十五代目 片岡仁左衛門
源義経:二代目 中村錦之助
熊谷妻相模:初代 片岡孝太郎
梶原平次景高:四代目 片岡松之助
堤軍次:三代目 坂東亀蔵
藤の方:八代目 市川門之助
白毫弥陀六 実は弥平兵衛宗清:五代目 中村歌六

二、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)

片岡直次郎:七代目 尾上菊五郎
三千歳:五代目 中村時蔵
寮番喜兵衛:六代目 嵐橘三郎
亭主仁八:初代 市村橘太郎
暗闇の丑松:九代目 市川團蔵
按摩丈賀:六代目 中村東蔵

第三部(18:30開演)

一、楼門五三桐(さんもんごさんのきり)

石川五右衛門:二代目 中村吉右衛門
右忠太:三代目 中村歌昇
左忠太:初代 中村種之助
真柴久吉:十代目 松本幸四郎

二、隅田川(すみだがわ)

Aプロ(4・5・6・7・8・9・10・12・13・14・17・18・19・23・24・25・26・29日)

斑女の前:五代目 坂東玉三郎
舟長:四代目 中村鴈治郎

二、上 雪(ゆき)
下 鐘ヶ岬(かねがみさき)

Bプロ(15・16・20・21・27・28日)

〈雪〉
芸妓:五代目 坂東玉三郎

〈鐘ヶ岬〉
清姫:五代目 坂東玉三郎

データ

料金

1等席:15,000円
2等席:11,000円
3階A席:5,000円
3階B席:3,000円
1階桟敷席:16,000円

感想

第一部

久しぶりの歌舞伎観劇。
新幹線に乗って東京に向かう。これまでと明らかに違って、自由席はそこそこ埋まっていた。
東京駅も以前の観劇の時より人が多かったように思う。
しかし、劇場にはちらほら空席が…
まあ、舞踊ばかり上演されるので、それも致し方ないだろう。


20日に前方上手側にて観劇。

猿若江戸の初櫓

かなり昔に勘三郎襲名で見たはずだが、さっぱり内容を忘れていた。
猿若(勘九郎丈)と出雲の阿国(七之助丈)が福富屋万兵衛(彌十郎丈)の危機を救い、お奉行様(扇雀丈)から芝居小屋を出す許可を得るという話で、舞踊がメイン。
中村屋兄弟を久しぶりに見た気がする。(多分、気のせいではない。)

戻駕色相肩

あさぎ幕が落ちると、浪花の次郎作(松緑丈)と吾妻の与四郎(愛之助丈)の駕籠かき2人が登場する。
駕籠の中からは禿たより(莟玉丈)が現れ、とにかく禿が可愛いという演目。
実は、次郎作が石川五右衛門、与四郎が真柴久吉で、最後にぶっ返って終わるのだが、あの後どうなったのかがいつも気になる。
ぶっ返ったまま駕籠を運んだのだろうか?
あんな原っぱみたいなところに放り出されたら、禿ちゃんが困るぞ。


↑木挽町広場(たぶん)でお土産に買ったどら焼き。