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歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎
2023年1月2日(月・休)~2023年1月27日(金)
【休演】10日(火)、19日(木)
【貸切】第一部:6日(金)
配役
第一部(11:00開演)
一、卯春歌舞伎草紙(うどしのはるかぶきぞうし)
名古屋山三:四代目 市川猿之助
出雲の阿国:二代目 中村七之助
浪花の阿梅:八代目 市川門之助
女歌舞伎阿壱:初代 中村壱太郎
同 阿鈴:七代目 市川男寅
同 阿千:初代 片岡千之助
同 阿玉:五代目 中村玉太郎
同 阿京:二代目 市川笑也
同 阿高:三代目 市川笑三郎
若衆栄之丞:三代目 大谷廣太郎
同 福之丞:三代目 中村福之助
同 月之丞:初代 中村虎之介
同 花之丞:初代 中村鷹之資
同 銀之丞:八代目 市川染五郎
同 鶴之丞:二代目 中村鶴松
坊主小兵衛:二代目 市川青虎
村長寿右衛門:二代目 市川寿猿
多門庄左衛門:二代目 市川猿弥
佐渡嶋右源太:六代目 中村勘九郎
佐渡嶋左源太:六代目 片岡愛之助
二、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
弁天小僧菊之助:六代目 片岡愛之助
南郷力丸:六代目 中村勘九郎
忠信利平:四代目 市川猿之助
赤星十三郎:二代目 中村七之助
浜松屋伜宗之助:四代目 中村歌之助
番頭与九郎:四代目 片岡松之助
鳶頭清次:二代目 中村又五郎
浜松屋幸兵衛:六代目 中村東蔵
日本駄右衛門:八代目 中村芝翫
第二部(14:15開演)
一、壽恵方曽我(ことぶきえほうそが)
曽我五郎時致:十代目 松本幸四郎
曽我十郎祐成:四代目 市川猿之助
化粧坂少将:五代目 中村雀右衛門
小林朝比奈:四代目 中村鴈治郎
犬坊丸:八代目 市川染五郎
梶原平次景高:三代目 大谷廣太郎
鬼王新左衛門:五代目 中村歌六
大磯の虎:二代目 中村魁春
工藤左衛門祐経:二代目 松本白鸚
二、人間万事金世中(にんげんばんじかねのよのなか)
強欲勢左衛門始末
辺見勢左衛門:初代 坂東彌十郎
勢左衛門妻おらん:三代目 中村扇雀
恵府林之助:二代目 中村錦之助
倉田娘おくら:初代 片岡孝太郎
勢左衛門娘おしな:初代 中村虎之介
雅羅田臼右衛門:六代目 嵐橘三郎(坂東秀調休演につき、配役変更)
若い者鉄造:三代目 澤村宗之助
親類山本当助:初代 大谷桂三
代言人杉田梅生:六代目 市川男女蔵
門戸手代藤太郎:六代目 中村松江
毛織五郎右衛門:八代目 中村芝翫
寿無田宇津蔵:四代目 中村鴈治郎
第三部(17:45開演)
通し狂言 十六夜清心(いざよいせいしん)
浄瑠璃「梅柳中宵月」
極楽寺所化清心 後に鬼薊の清吉:十代目 松本幸四郎
扇屋抱え十六夜 後におさよ:二代目 中村七之助
恋塚求女:初代 中村壱太郎
下男杢助 実は寺沢塔十郎:四代目 片岡亀蔵
佐五兵衛 後に道心者西心:三代目 松本錦吾
船頭三次:六代目 市川男女蔵
白蓮女房お藤:十一代目 市川高麗蔵
俳諧師白蓮 実は大寺正兵衛:四代目 中村梅玉
データ
筋書
愛之助丈関連
舞台写真:「卯春歌舞伎草紙」佐渡嶋左源太:6枚
舞台写真:「弁天娘女男白浪」弁天小僧菊之助:12枚
46ページ:「花競木挽賑」(1/2ページ)
料金
1等席:16,000円
2等席:12,000円
3階A席:5,500円
3階B席:3,500円
1階桟敷席:17,000円
筋書:1,500円
感想
第一部
21日に前方上手側で観劇。
卯春歌舞伎草紙
大勢の役者さんが踊っている中に、左源太(愛之助丈)、右源太(勘九郎丈)が現れて踊りを披露する。
息があっていて、振りがピッタリ同じ。
御年92歳の寿猿丈のお元気な姿に、舞台も客席もほっこりする。
名古屋山三(猿之助丈)と出雲の阿国(七之助丈)もやってきて、皆で華やかに踊る。
眼福な一幕だった。
弁天娘女男白浪
永楽館で愛之助丈が弁天小僧を演じた時も驚いたが、まさか歌舞伎座で演じる日がくるとは思わなかった。
愛之助丈の弁天小僧は江戸っ子感は薄いが、若い頃の女形修業のおかげか綺麗である。
南郷力丸は勘九郎丈。こちらはチャキチャキの江戸っ子と言う感じ。
時折、声が勘三郎丈に似てるなぁと思う。
玉島逸当実は日本駄右衛門(芝翫丈)は流石の貫禄。
稲瀬川勢揃いの場では、忠信利平の猿之助丈と赤星十三郎の七之助丈が加わる。
筋書のインタビューで役者さんが話してる通り、数年前の浅草歌舞伎を見ているかのよう。
こちらも新春に相応しく、華やかなお芝居だった。
↑開演前に食べためでたい焼き。
焼きたてほやほやで美味しい!
久しぶりに食べることができた。
↑幕間に食べたビーフヒレカツサンド。
木挽町広場で購入。
↑お土産のどら焼き。
こちらも木挽町広場で購入。