TOP > データベース > その他 > 片岡愛之助の代々


池田文庫 第75回展示
片岡愛之助の代々―歌舞伎資料のいろいろ―

2008年4月11日(金)〜5月25日(日)


感想

浪花花形歌舞伎のついでに行ってきた。

展示室に入ると、入り口の近くに愛之助丈のビデオメッセージが流れていた。
こじんまりとした展示室に、初代から当代までの愛之助丈の資料が並んでいた。
入場する時に目録をいただけたのだけど、図録はなし(残念!)。
古い錦絵やレコードの展示もあった。見立番付の中に、十三代目さんの千代之助時代の写真が入っているものもあった。

最も印象に残ったのは、六代目愛之助襲名披露の扇子。
十三代目さんが描かれたという駒の絵と「十三代 仁左衛門」というサイン(というのかな?)が入っていた。
太刀持ちの千代丸ちゃんと弁慶の辰之助丈(雑誌などでよく見る黒い衣装じゃなかった)が楽屋で撮った写真もあった。
愛之助丈のインタビューが載っている池田文庫の館報(No.31 2007年10月発行)も展示してあり、受付で頼めば、閲覧や購入(500円也)が可能。

派手な展示ではないけれど、行ってよかったなぁと思う。(もう一度行くのは難しいかな…)
難波から1時間かかったので、観劇のついでに立ち寄る場合は、時間にお気を付けを。

枝垂桜がいい感じだった。