み記

泊まったことはあるんですがその時はナーンタリ（近所）の観光に全力を注いでしまったので
船の都合もあり１泊してみることにしました

＜泊まった宿＞
駅近くの残念なホテル　いろいろ残念だった
ネットは割と繋がった

＜行ったところ＞
トゥルク大聖堂
トゥルク城にはなぜか旧ゾイドが。

こっから船でストックホルムへ。

涙目になりながらヘルシンキを後にしてバスでタンペレへ移動しました
今回雨はほとんど移動日に重なって幾分ラッキーでした
タンペレは水力発電と赤レンガの街。
FFにこういう工業都市出てくるよね　という趣で
ガジェット好きのわたくしなどは大興奮でした

＜泊まった宿＞
大聖堂向かいのYWCAのホステル
窓から大聖堂ドーン！の素敵な眺めでお部屋もラブリーで清潔
キッチンも使えて節約旅行には申し分ない物件でした　※バストイレ共同（きれい）
ネットがほとんど繋がらなかったのは残念

＜行ったところ＞
ムーミン博物館　ムーミンの名シーンの立体模型などあっておもしろかった

＜食べもの＞
展望台下のドーナツ（「フィンランド一うまい」で有名）
カルダモンの香り高いもっちりドーナツ　小サイズ頼んだけど通常サイズでもいけたかも

街のつくりが本当におもしろいので探検してるだけでも十分たのしい

まあ要はうちみたいな世間知らずであやふやな英語でも
なんとかアパート借りて辛うじて生活できたよー、という報告です。
家族や友人ハラハラさせっぱなしでしたがｗ
なんにもしないをやりに行くにはヘルシンキは最適だとおもいます
水道水もゴクゴク飲めるし。
長期滞在は夏をおすすめしますよ。海がきれいなので。

とか言ってたらこないだ遊覧船の船長がトイレに閉じ込められて軽く座礁してたｗ
さすがのフィンランドクォリティ

使ったもの
・ノートパソコン
　ヘルシンキ出てからの行程をほとんど決めてなかったので飛行機や宿の予約に。
　※チケットのプリントアウトはネカフェに行かなくても
　　マーケット広場北の市民ホール（正式名称失念。水色の壁の建物）に
　　身分証明持って行けば無料でネットとプリンター使わせてもらえます（日本語入力未対応）
　私は17インチのノーパソとペンタブ持ってってたんで移動が結構しんどかったｗ
・クレカ
　オンライン予約等の支払いに。ないとどうにもならない
・銀行のカード
　デポジットの返金先の連絡に。※日本宛ての国際送金はいろいろ面倒
・スマホ
　無料のwifiスポットが市内各所にたくさんあって便利
・Skype
　クレジット入れとけば簡易電話になって便利
　銀行に問い合わせたりせんなんかったので重宝しました
　スマホのアプリは通話品質あんまりでした

日本で買って持って行った方がいいもの
・日焼け止め
　めっちゃ高い　日本の倍以上する　化粧取れる
・コンタクト用品
　高いらしい　保存液重かったので1day使い捨てがよさそう
・基礎化粧品
　ラベルに何書いてあるか分かりにくい

向こうで買ったもの
・グラサン
　真面目にムスカ状態になるくらいまぶしい

基本的には自炊　時々外食
諸事情により生ゴミをあまり出したくなくて
また材料や調味料も小分けで売ってなくて保存に困るので概ねレトルトまたは冷凍食品でした
スープ用の細切れ野菜が冷凍で売ってるのでよくコンソメでスープにしてました
あと白身魚フライと過剰なまでのヨーグルト（ものすごくたくさん種類がある）
食べ物は思ったより安いです。日本よりちょっと安いくらいの印象

ヨーグルトコーナーにはviiliという片栗粉入れたようなねっちょりしたヨーグルトがあります
好き嫌い別れそうですが私は結構好きです
コーヒー味のヨーグルトは一応試したけどやっぱりまずいと思いました。
牛乳コーナーにあるpiimaというのは飲むヨーグルト（のかなりすっぱいやつ）です
逆にヨーグルトコーナーにあるパック入りのやつは中身普通にヨーグルトなので
コップに注ごうとするとドッロォ〜出てきます

外食では屋台のもの食べたり　気軽に入れそうな食堂に入ったり
今回はかもめ食堂のチーズオムレツがかなり気に入りました
トナカイハンバーグはかなりケモノくさかったのでベリーソース必須です
muikku（小魚フライ）は誰かと分けて食べるのをおすすめします　絶対多い
サーモンスープはどこで食べてもおいしいです

あ、お酒はスーパーで１缶２〜４ユーロくらいします（チューハイくらいのやつです）
かなり高いです

乗り放題券も持っていることだし無意味に乗りまくってました
あの走行音や連結部がぐいぐい回るのとか大好きです

トラムのいいところ
・ヘルシンキ市内ほぼ全域カバー
・wi-fiが（相性もあるけど）使える
　スマホ持ってたのですごい便利でした　パケット通信使うと破産するし
・ベビーカー使ってると母子ともに無料（らしい）
　日本人のおねえさんに借りた「わたしのマトカ」（片桐はいり著）より。
　フィンランドの福祉はやっぱりすごいわ
・犬連れたまま乗車可能（トラムに限らないけど）
　犬苦手な方にとっては厳しいんでしょうけど；私はいいなあと思いました

フィンランドに限りませんが　料金システムが時間制とでも呼ぶべきか
日本で一般的な距離制ではないんです
チケットの有効時間内乗り換え自由（チケット種別により一部例外あり）
おかげで降車時にいちいち切符探したりする煩わしさはないんですが
日本でこれをやるとやっぱり不公平感や無賃乗車の問題が先に出てきちゃうんだろうなあ
雇用にも大いに関係あるだろうし。
なにより公共交通が１社独占だからこそ運用できてるシステムなんですよね
難しいものです　個人的にはこっちの方が気楽でいいとは思うんですけど

金〜日は学校が休みなので（宿題はありましたが）
近所をだらだら歩いたり　電車で足を延ばしたりしました

・ヌークシオ国立公園
　湖の写真が撮りたくて行った
　　蜂に追い回される　蚊につきまとわれる　道に迷って遭難しかける
　　ようやくバス停見つけたもののバスが１時間近く来ない上に雨降ってくる
　などの不運に見舞われたので
　バスの時刻表と現地地図の詳しいやつは持っていった方がいいです
　あと草薮が多くやばいダニがいてもおかしくない環境なので長袖長ズボンは必須です
　（punkkiと言って長時間くっつけとくと真面目に死んだり脳炎になる可能性があるダニです）

・夏至祭の焚き火
　予想以上にすごい人出でびっくりした。チケット18ユーロの価値あり
　フォークダンスのステージや野外演劇などのあと焚き火に点火してお祝い
　北の国はどこも夏至が嬉しいんだなあ。

・イタケスクスショッピングセンター
　地下鉄に乗りたくて行った（乗り物好き）
　すんげー広い　そこらのイオンより広い

・カーペット洗い場
　南の海沿いの道を散歩しながらきらきら光る海面を見るのが大好きでした

・スオメンリンナ
　行くたびに入ってない道が見つかる

・カイサニエミ
　11時頃に通ったら西の空が薔薇色に染まっていた。カメラ持ってなかったのが悔やまれる

ヘルッピ君には結局会えませんでした。

全然分からなかったのでforenomってとこで借りました（観光局かどっかのサイトに出てた）
学校の場所と予算、ネット（必須！）などの希望を言うとすぐ探してくれました
初期費用がかなり高くて長く住むほど１日あたりの家賃が安くなる方式
結果的にホステル泊まるのと大差ないかんじになってしまいましたが
やはり自分の部屋があるというのは気分的にずいぶん違うものです

借りた部屋
・20平米強の２人用部屋（家具・食器付き）
・４口コンロにオーブン（使わなかったけど）、湯沸しポット、トースター等
　ひととおりのキッチン設備
・うるさい洗濯機
・掃除用具一式
・めっちゃ狭いシャワールーム（トイレと洗面台除けば1/4畳くらい）
・なんか幅が足りないカーテン（ベッドカバー吊るすことで解決）
・爆音隣人（耳の健康が心配になるほどだったが夜になるとぴたっと静かになる）

ネットがあれば私は快適なんで十分でした
ハカニエミまで歩いて行けるし
ピリオドチケット買ってない間は中央駅まで歩いてトラムチケット（1.8ユーロ）で
学校行って徒歩で帰るという貧乏生活をしていました
歩くのは健康によろしい。

月またいでの家賃がなぜか銀行経由でしか受けつけてなくてものすご戸惑いましたが。
また振込手数料がたっけえのなんのって　７ユーロほど取られました

ちなみに同じクラスになった日本人のおねえさんは
駅前の超セレブなアパートに住んでました　プライベートサウナつき
北欧はわしみたいな貧乏人が住むところではなかったなあと学校最終日に思ったｗ

今頃ですが夏コミお疲れ様でした
新刊なくて申し訳ございませんでした　冬までに本出せるようにがんばります…。

写真が多すぎるんでアレなんですが
ゆっくりやってみようと思います

えー春ごろにいろいろ発狂した結果
大好きなヘルシンキにしばらく住んでやろうということになりまして
ビザの関係と夏コミとで２ヶ月チケット取ってKLMに乗ってったわけです
（アムス乗継の大阪発ヘルシンキ行は接続わるいのでおすすめしません）

地球の歩き方に載ってないこと
・14日間以上対象の格安乗り放題チケット（ピリオドチケット）がある。
　市民権持ってなくても割増料金出せばデイチケットより安くで乗れる。
　（７日券は１日あたり４ユーロ、40日分のピリオドチケットで１日あたり２ユーロ強）
・ペットボトルや缶はスーパーのはじっこにある機械に入れれば換金チケットもらえる。
　レジで清算のときに渡すと値引きしてもらえる
・代理店通せばアパート借りるのびっくりするほど簡単（当日入居！）
　しかしデポジット預ける必要がある
　※デポジットの有無や金額は代理店によると思うけど今回は1000ユーロ、クレカ払い
　内覧などもなくぶっつけ本番だったので
　出発前にネットで申し込んじゃうのが結局簡単だと思う
　デポジットは退去後（多分全額）すみやかに返金されました。
　前の住人の分までがんばって掃除したもの…。
・洗濯機うるさい。ベランダなかったので室内干し
・本やDVDの値段は店によってまちまち（５ユーロでムーミンDVDが買えた）

と、このようなことを逐一ツイッターで呟いていたところ
同僚さんらに「なぜ下調べをしてから行かないのか！」と散々ツッコまれていたそうです
「行ってみなきゃ分からない」がモットーのわたくしです

なでしこジャパンの決勝戦を日本とスカイプ通話しながら見てたんですが
始まるのはだいぶ日本より遅かったのにゴールの瞬間はほぼ同期取れてて笑った
ちょっとずつ同時編集しながら流してたのかな

フィンランド語サマースクールの申し込みは日本でやっていきました
料金は現地払いですが１クラス95ユーロでした　やっす
月〜木　午前または午後の約４時間の授業で３週間
私はビザの関係でレベル２までしか取れませんでしたが
最終的にはレベル９くらいまであるんじゃなかったっけな。
アルファベットから基本的な活用いくつかまでやりました
過去形はやりませんでした（多分ものすごい混乱になるからだと思う）

まあちょっと長くおるならクレカは必須やでと思いました

・各３週間の外国人向けフィンランド語講座　レベル１・２受講
　（どうも移民・居住者向けのようだが国外から毎年受けに来ている強者も）
・タンペレ
・トゥルク
・ストックホルム
・ローマ

というような具合で行ってきました
世界一難しいと評判のフィンランド語　確かに難解でした　文法に附則が多すぎる
（それでもフランス語よりはマシだと個人的には思う…）
アパート借りるのに右往左往したり20kg強の荷物引きずって２km歩いたり
ローマで車に轢かれそうになってびびったり　いろいろしました
すごい日焼けしたのと若干ムキムキになった

覚えてらっしゃいますか　金山寺みそです
いくぶん魂を洗濯して参りました
多分もう大丈夫です

すこうしフィンランド語を喋れるようにもなりました
ヘルシンキはとても存在しやすかった

ストックホルムとローマも行ってきたので
また追々写真など上げたいと思います

長期で旅行行くときはパソコン持ってった方がいい。絶対。
なかったらいろんな場面で身動き取れないとこでした