オフで発表した「めぐりあうせかい」の番外編です。 エド×アル(途中リバ的表現有り)で拘束、排泄シーン有りなので、そういった表現が苦手な方は御遠慮下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2度目の浣腸もアルフォンスが泣き叫ぶのも全く無視し、エドワードは弟の尻肉をぎゅうっと左右から押しつぶすようにして排泄を堪えさせ、とうとうアルフォンスが床に突っ伏して苦しげに呻くまでその手を緩める事はなかった。
「くるっしっ…あああああっ!ダメーっ出るでるぅ!手離して…はやっ…はやくーっ!トイレーっ!」
アルフォンスは浣腸液を注入されてしばらくは叫び声を上げる事で排泄を堪えていたが、やがて声を上げる事すら、憚られる状況になっていった。
「はぁーはああーっ…ひや…ああ、で…でる…ひふぅーふ、ふぅううう…」
床に伏して懸命に排泄を堪えるアルフォンスの薄い腹の肉は時折大きく波打ち、呼吸はまるで妊婦が陣痛を堪えているかのようなものに変わっている。それを真上から見下ろしているエドワードはアルフォンスの股間に視線を移して薄く笑いながら短かく切りそろえられた髪を撫でてその耳元で囁いたのだった。
「…糞我慢するの、そんなに好きか?」
「あ…え…」
エドワードの言葉を一瞬理解出来ないでいたアルフォンスはぼんやりとした返答をしたのだが、次いでエドワードから掛けられた言葉に驚きながら強く拒絶した。
「…チン●立たせて…嬉しいんだろ?よし、もう我慢しなくてもいいからな。全部出しちまえ。お前が出してる間にそのスケベったらしいチン●を可愛がってやるから」
「ち、が、う…ボクっ…っぃやあああ!ダメええぇぇえ!」
強引にアルフォンスを立たせたエドワードは素早く便座の上にアルフォンスを座らせると、膝を両手で押し割った。
「ひゃはあーっ!でちゃうううーっ!」
アルフォンスの叫び声とともに、再び便器の中に排泄物が投下された。先の浣腸で固形物はあらかた排出されていた為、現在出ている物はわずかに色づいた浣腸液と腸液の混じった物だったが、それでも敏感なアルフォンスの後口は排泄の刺激を受けて弛緩と収縮を繰り返した。
じゅぶ、じゃばばば…。
既に固形でなくなった排泄の音にアルフォンスは拘束された両手の間に頭を抱え込んで羞恥に耐えていた。
だが、そんな彼に更に追い打ちを掛けるかのようにエドワードの手がその股間に伸びる。
そして排泄の快感に立ち上がったアルフォンスの欲望をわしづかみにすると、激しくそれを上下に扱き始めたのだった。
「ぃやああーーーー!ダメーっ!」
ぬちぬちぬちぬちぬち…。
僅かに濡れた欲望の先端から、エドワードが握りしめた手を上下させる度に濡れた淫微な音が生まれる。やがて先走りの液が溢れ出し、アルフォンスの欲望全体が濡れ出すとその音は更にいやらしさを増してアルフォンスの聴覚を責め上げた。
ぐちゅぐちゅグチュ…くち、くちゅっ!
「ひぃぃいいいいいい!出るーっ!イクよう!はひーっ!」
アルフォンスはそれまで伏せていた頭をいきなり掲げてぐうんと後ろに反らすと上体を数度痙攣させた。両手はエドワードの頭を撥ね除けようと彼の頭に押し付けていたが、蹂躙された肉体は満足に力を入れる事もままならず、僅かにエドワードの髪を乱すに止まった。そして両足は直角に近い角度で開かれたまま硬直し、つま先をぴんと床に突き立てていた。
「イック…ッックゥゥゥゥー!」
じょぼ、じょぼぼ。
最期の後口からの排泄と共に、アルフォンスの欲望は遂に吐精した。
欲望の先端から白く粘った精液が吹きこぼれ、細かく痙攣するアルフォンスの腹に飛び散る。
エドワードはそれを見て一層欲望を強く握ると、精液を搾り取らんと言わんばかりに扱いたのだった。

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2度目の浣腸の後、アルフォンスはバスタブの中へと運ばれて身体を洗われていた。
激しい排泄と射精の後でぐったりとしたアルフォンスはバスタブの中で力なくへたり込むと、無遠慮に浴びせられる暖かな湯と兄の手にその身を任せた。
バスタブに横座りするようにしゃがみ込んだアルフォンスの尻の方から手を差し込んで陰部を念入りに洗い清めているエドワードの指先が、きめの細かい石けんの泡とともに後口を突き始めたのを感じてまた声を上げてしまう。
「んっ…ふう、あ…あっ…やめ…ダメぇ…」
けれども、その声は抵抗を表すよりも濃く色欲に染められていて、エドワードはその声に更に指先をアルフォンスの体内へと沈めていった。
浣腸を施された後のアルフォンスの後口は普段よりも格段に柔らかく、開き易くなっていた。
それまでの交歓では潤滑剤を使用してようやく挿入していたエドワードの指が石けんの泡の力もあってエドワードが拍子抜けする程に容易く奥へと吸い込まれていく。
いかにも青年のものらしい、兄の骨張り、爪を短く切りそろえられた荒れた指先にアルフォンスはぺたりと降ろしていた腰を僅かに持ち上げて、指の挿入を乞うかのように尻を揺らし始めていたのだった。
「ダメぇ…い、挿入れないでぇ…」
「挿入れるなって…自分から尻持ち上げて誘っておいて…それはないだろ?」
身体と相反した言葉に、絵エドワードは苦笑しつつも指先の侵攻を止めようとはしなかった。
初めは1本だけだった指が、その隣の指、そしてまた1本…と増やされ、その度にアルフォンスの嬌声は高まっていった。
「ゆっび…ひゃあはっ…だめェ…」
纏められた3本の指を、バスタブのふちに必死にしがみつきながら耐えようとするが、それにはアルフォンスの身体は敏感に作られ過ぎていたようだった。
「ィヤ…ゆび、ゆ…び…もぉっ…抜いて…」
「…痛いのか?」
「んふっ…い、痛くない、けど…ヘン…変なのぉ…」
「痛くないなら、感じてるんだろう?ほら、言ってみろよ?『兄さんの指をボクのお尻にずぷずぷ挿入れてください』ってさぁ?」
アルフォンスの声色を真似て、エドワードは掠れ気味の高い声を出して言うと、指を第3関節辺りまでぐっと押し込んだ。
「……!!!ヒィィィィ!」
指が深く挿入されて、その先端がアルフォンスの前立腺を掠めた。とたんにアルフォンスは激しく身体を戦慄かせて、そしてがくりとうなだれてしまった。
「あっ…あ、あ、ああ…っ」
「おっと、ちょっと刺激が強すぎたかな?しょうがねえなあ…でも、もうケツの穴まで綺麗にした事だし、この先は俺達の愛の巣に籠るとするか?なあ、アル、俺はこんなところで終わらせるつもりはないからな?これからベッドの上でさんざんお前を可愛がるつもりだぜ」
バスタブの底で荒い息をつくアルフォンスとは対照的に、エドワードは痩せた弟の腕を取り、強引に立たせるとその吐息まで飲み込むように荒々しく唇を重ねたのだった。

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アルフォンスはがくがくと今にも崩れそうな膝を必死に立たせて兄の身体にすがりながら寝室へと辿り着いた。
実際、肉体の消耗はさしてない筈だったが、浣腸を、しかも兄の目前でさせられ、そして排泄を行った事による精神的ショックがひどく、身体の自由までも奪われたかのようだった。
寝室はキングサイズのベッドのある方に連れて行かれた。
ベッドには緋色のカバーで統一されており、そこに横になるとまるで血の海に身をゆだねているようだとアルフォンスはぼんやりと考えた。
「お前って真っ白だから赤が映えるな…」
真っ赤なベッドカバーに埋もれるかのような、うつろなアルフォンスの身体を見下ろしながら、エドワードは口元を奇妙に歪ませながらそう呟くと、自分も身につけていた服を脱ぎ出した。
素肌に羽織ったシンプルな黒のシャツを投げ捨て、黒のスリムなパンツをその下の下着もろとも脱ぎ捨てると、既に限界まで膨張しているエドワードの欲望が姿を現した。
ぶるんと跳ねるように揺れる自らの欲望にエドワードは手を添えると、ベッドに上がり込み、アルフォンスの身体を跨ぐようにして上に乗る。そして赤く濡れた先端をアルフォンスの頬にぴちぴちと当てるとそれを口に含むように告げたのだった。
「なあ、お前のいやらしい姿を見てたら俺までこんなになっちまった…責任取っておとなしくさせろよ」
アルフォンスの僅かに開いた唇に、その欲望の先端は強引にねじ込まれた。
「んふっ、むううう……」
「ちゃんと舌を使ってしゃぶれ」
「むーっ、むあ、んむう!」
だが、エドワードの思惑は外れ、アルフォンスはしっかりと唇を閉じてその侵入を阻止しようとしている。仕方なく、エドワードは身体を反転させてアルフォンスの股間の方へと自ら向くと、射精の後でうなだれているアルフォンスの欲望を口に含んで逆に愛撫し始めたのだった、
「むっ…はっ!ひゃあ、ひゃああー!」
エドワードはアルフォンスの欲望を口に含むと、舌先で欲望の先端を突き始めた。両手で欲望を強く扱きながら、舌は鈴口をつんつんと突き、アルフォンスへと刺激を送り続ける。するとそれが功を奏してアルフォンスは悲鳴を上げて口を開いた。すかさず、エドワードは自らの欲望をその口にねじ込むと腰を上下に動かしたのだった。
「おっ…おごっ…むああああ…」
エドワードは腰を動かしながらもアルフォンスの欲望を愛撫する事を忘れなかった。
敏感な鈴口を舌先で突かれて、アルフォンスは堪らず声を上げて身体をよじりながらその愛撫から逃れようとしたが、エドワードは上からアルフォンスの身体をがっちり押さえ込んでいて離さないばかりか、アルフォンスの口に赤い怒張をねじ込んでおり、なに一つとして彼の自由になるものはないようにも見えた。
エドワードの欲望は限界まで張りつめてアルフォンスの口腔内を凌駕している。エドワードが腰を降ろす度にその先端がアルフォンスの喉の奥まで届くので、アルフォンスは込み上げる嘔吐感を堪えながら欲望を口に含まなければならなかった。
「あっ…いいぞ…そのまま…つぅ…続けろ…」
この責め苦から抜け出すには、まずエドワードを満足させないとならないのだと悟ったアルフォンスは自分からエドワードの欲望を愛撫し始めた。
先端の張り出した部分に引っかかるように唇をすぼませて刺激するのと同時に、まだ拘束されている不自由な両手をなんとかエドワードの尻まで持って来て、ぷらぷらと揺れる陰嚢をさわさわと指先で触れると、エドワードは腰の動きを速くしてうめき声を上げた。
一方でエドワードもアルフォンスへの愛撫の度合いを激しくしていて、2人は互いの色めいた声を耳にしながら悦楽の頂点を目指していたのだった。
そして、最初にその名乗りを上げたのはエドワードだった。
「あっ、あ…アル、出すぞ、いいか…出すからな…あ、あああ!つああああ!あっ!あーっ!」
「んぐふぅ!」
エドワードの咆哮と共に吐き出された白い粘液はアルフォンスの喉を直撃してその青臭さを伴った苦みを口腔内にぶちまけた。粘り気のある精液に喉を塞がれたアルフォンスは思わず嘔吐しそうになるが、込み上げる胃液を懸命に堪えると必死に喉を鳴らしてエドワードの精液を飲み下そうと苦闘した。
「んっ…ふぅ…あー…んあ…」
欲望を口に含んだまま、精液を飲み下そうとするアルフォンスの唇の感触にエドワードは満足げに声を漏らすと、それから射精の為に中断されていたアルフォンスへの愛撫を再開した。
口淫を施す欲望とは別に、エドワードは無骨な指をアルフォンスの後口へとあてがった。
浣腸で解されゆるんだそこは容易くエドワードの指を飲み込むと、時折ひくりと収縮してエドワードの指を締め付ける。
その締め付けに抗いながらも進めたその先に、エドワードはアルフォンスの前立腺を見つけたのだった。
初めはやわやわと、そして次はしっかりと押し込むように、その僅かに感触の違う内壁を指の腹で揉みしだく。
ほとんどぎゃあっという獣じみた叫び声とともに、エドワードの口腔内にアルフォンスの欲望が吐き出した精液が飛び散った。
「あああ、あっダメぇそ、そこダメーっ!」
「んっ…アル、お前へのご褒美なんだから、ちゃんとありがたく受け取ってくれよ?」
「いやぁイヤァ…ダメそこぐりぐりしちゃヤダ出るでるでるぅーっ!」
アルフォンスはエドワードの欲望から口を離すと、そう叫んで手足をバタバタと動かしたり、つっぱらせたりした。
内側の神経からダイレクトに刺激を与えられたアルフォンスの欲望は、エドワードの指による刺激が与えられる度、白濁した体液をエドワードの口内にぶちまける。
それはエドワードの指が刺激を与える度にそうなっていたので、あまりに連続しての射精にしまいには欲望は屹立したままでも何も吐き出す事はなくなっていたのだった。
「ひいーっひーっ…ひぁ、はひ、はひぃ…」
「…気持ちいいだろ?なあ、アル?」
「ひい…ひぃ…」
「…気持ちいいか?」
「っひぃ…い、ひぃ…」
いい、と返事をしているらしいが、未だにエドワードの指がアルフォンスの前立腺を刺激していたので、アルフォンスはひきつれた返事を返すのがやっとだった。
そんなアルフォンスの様子をちらと見て、エドワードは満足したのか、アルフォンスの身体の上から退くと、後口から指を引き抜いた。
ぬらぬらと光る腸液がまとわりついた指をアルフォンスの目の前にちらつかせて、エドワードはほくそ笑んだのだった。

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自分の腰を持ち上げながら、さらにその上にのしかかるように身体を重ねて来る兄をアルフォンスはぼんやりと見ていた。
前立腺への執拗な責めに何度も絶頂を迎え、もう吐き出すものもない程に追いつめられたアルフォンスは兄のされるがままに腰を持ち上げ、胸元に両膝を抱え込んでその膝の向こうにぎらぎらとした笑みを浮かべるエドワードを見ている。
兄の股間にそそり立つ一物が、自分の後口にあてがわれ、そして貫く感触が彼を襲う。
その光景は膝が邪魔して目には見えないが、めりめりと肉を割り開いた感覚はひどく鮮烈にアルフォンスの脳髄を刺激したのだった。
「あぐっ!」
ゆっくりと挿入されたエドワードの欲望はアルフォンスの直腸の内壁を擦りながら、やがて根元まですっかりアルフォンスの体内に収まってしまった。
焼かれるような熱感と充足感にもう口をぱくぱくと動かす事しか適わなかったが、その口すら今度はエドワードの唇によって塞がれてしまい、ふーふー、と苦しげに鼻から荒い息を吐き出して必死に耐えようとした。
エドワードの薄い唇がアルフォンスの唇をついばむように触れたかと思うと、次の瞬間、貪るように吸われ、舌を差し入れられる。
上顎の口蓋を舌先で丹念に責められ、歯肉のふちまでなぞるように愛撫された。そうこうしている間もエドワードはゆっくりと欲望の抽送を行い、指先は小さなアルフォンスの胸の頂を捏ね回していた。
「んふー、ふ、ふううーんふ!むふー!」
じゅるりという唇から漏れる濡れた音と、ぴたぴたと肌のぶつかる音、胸からの甘い痺れ、そして内臓から湧き上がる快感に再びアルフォンスは自らの高まりを感じ取ってもがくように抗う。
だが、それさえもエドワードは押さえ込んでアルフォンスを追いつめた。
「…あ、ああ…アル…お前のケツってあったかくてぐちゃぐちゃしてて、すげえ締め付けて来て…俺、もうイキそうだ…」
ぬぷ、ぬぷとゆっくりした抽送が、次第に激しさと早さを増して来た。
それと共にエドワードの口から荒い息が吐き出される。
アルフォンスの方も解放された唇から切れ切れに切羽詰まった声が漏れ、やがて内股に大きな痙攣が走って絶頂を迎えたのだった。
「あっ!あっあっあっイク!ダメ、イク、イク!お尻イクーッ!」
アルフォンスの痙攣はやがて腹筋に、背筋にと伝播して、最期にほんの僅かに精液を欲望の先端から吹き零し、細かな震えとなってアルフォンスを包み込んだ。
そしてエドワードの一物を咥んでいた後口はうねるような締め付けを生み、その感触にとうとうエドワードも吐精したのだった。
「あっ、アル!俺もイクっ!出るっー!」
「ひ、ヒィ、熱いーっ!お尻あつぅういぃ!」
「おおお!おっ!」
「兄さんーっ!熱いーっお尻あついーっ!」
ぐいぐいと押し込まれるエドワードの欲望と後口の襞の隙間から、白い体液が泡立ちながら吹き出している。
狂ったように腰を押し付けていたエドワードの動きがようやく収まり、2人はばったりと緋色のベッドカバーの上に身体を投げ出してしばらく動こうとはしなかった。

      


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