KROQ Chat--Morrissey Internet Chat '99

掲載サイト KROQ.Com
インタビュー実施日 September 29, 1999
映画は?
「Nil By Mouth」がお勧めだ。ただし特別幸せな時以外にね。

ピアノを弾く?
肘でなら。

次のアルバムは?
曲は書いているけど、レコード契約を探している最中だからレコーディングはしていない。けれど曲は過去最高のデキばかりだ。

エル・ヴェズって?
大好きなんだ。イギリスとヨーロッパに来て欲しいな。彼から凄い影響を受けたよ。
El Vez=ロカビリー歌手。別名「メキシコのエルヴィス」。

ツアー?
音楽に身を置く者として一番良い部分だ。何と言っても一番自由にできる部分だから。

ジョニー・マーがコーチェラ・フェスティバルでベックと競演した?
途方もない嘘だ。

マーとの再結成。
最悪の時にだってあり得ない。

フェミニスト?
僕は男根主義者。

歌うのが一番好きな曲は?
"Reader Meet Author"

セックス・シンボル?
いつでもね。

ラップ・ミュージックはどう?
メロディがないんだもん(溜息)。

カバー・ソングは?
そんなに多くはやってない。多過ぎやしない(笑)。

90年代のバンドは?
予想のとおり、殆ど興味ない。みんな同じことをやっているように見える。

服ついては?("They rock!")
Oh God, 僕の服はロックしたりしない。特別なことなんかないよ。どうして服がロックできるのさ?

セックス、ドラッグ、あるいはロックンロール?
ロックンロール。だって二の次にされてるし。

ステージで抱きつかれることは?
不愉快に感じたことはない。みんなをとても信頼しているんだ。それが知っている人達ならね。

殆どの人間は見せかけ(plastic)だけ?
殆どの人間は、本物の人間でさえないよ。

人生とは?
終わりのあるもの。

人真似バンド?
やり方が下手糞。

素晴らしいソングライターとしてお墨付き?
完璧業界無視のね。

どうやって詞を思いつく?
盗み聞きから。だから気をつけろ、僕は君の背後に立ってたはずさ。

大晦日は?
可愛いベイビー達と過ごす予定……子守でね。
I'll be sitting on babies... I mean, babysitting.

動物?植物?
動物と植物、それが僕。

月へは?
スキップで。

何でKROQ?
これ、リチャード・ブレイド?
KROQ局の人気DJ。パンク、ニューウェーブに造詣が深いことで有名。

特別な人は?
僕だよ。外食費を幾ら節約しているか考えてごらん?

お気に入りの一節は?
This story is old, I know, but it goes on.
"Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me"の一節。

ファンサイトについては?
読まなくても耳に入ってくる。周りにウェブ依存症の人がいるからね。

"Kit"って?
それはお蔵入りの曲だ。ちょっと見当違いだな。

ボウイとまた仕事する?
何の仕事を?

パンク・ミュージックは?
相変わらず好き。特にCockney Rejectsだよ。

ファンへのメッセージ?
助けて!

自分の時間には?
スカーフと手袋を編んでる。

お気に入りのデザイナー?
僕はグッチ・ベイビーなんだ。

ユーモアのセンス?
誰も僕のユーモアのセンスに気付いてくれない。

39歳過ぎても音楽をやる?
おお、当然。

ラブ・ライフ?
君を待ってるぞ、Hulmerist25(質問者のアカウント)。

連絡方法?
確実な方法もオフィシャルな方法もない。事実、僕は存在しないのだから。

名声?
そう、名声は僕をより正常な人間にしてくれる。特にスコッツデールでは。
Scottsdale=アリゾナの地方都市。綺麗な町並みのリゾート地でもある。

ニール・テナント?
そう、僕は彼のヘアメイク担当だ。

小さなレコードレーベルは?
小さなレーベルで歌うことを真剣に検討しようかと思った。必ずしも大きい方が良いとは限らないしね。

歌以外の経歴は?
僕に経歴なんてものは無かったはず。

食事?
肉と魚は絶対に食べない。これからもずっと。

家族は成功をどう思っている?
おかしな事もあるもんだと思っている。

新曲のタイトルは?
君に教えるチャンスはこれっぽっちも無いね。

読書は?
供述書を。

トリビュートアルバム?
悪い気はしないと思う。誰かが自分の曲をカバーしてくれるなんて信じられないくらい喜ばしいことだもの。ブリトニー・スピアーズにカバーされない限りはね。

The Smiths再結成?
The Smithsは死んだ子だ。

秘密のメッセージ?
「The vest is yet to come」
「The best is yet to come.(一番いい時はまだこれからだ)」のもじり。

時間を割いてくれた皆にお礼を言いたい。僕から離れずにいる皆、僕を応援してくれる皆にお礼を言いたい。随分と長い間応援してくれてるものね。
おやすみなさい。ありがとう。

は訳者注釈)。