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「今更だろうが」
「そうだけどよぉ…!」

そういわれれば確かにそうなのは、スクアーロにもわかっている。
しかし、それでもやっぱり明るいところは…
とかなんとか言ってしまうのもまた、彼には仕方ないことだった。

気持ちはわからなくもない。
狭い室内では完全に寝るわけにもいかず自然座った体制になるわけで、
それはつまり、自分の蕾に相手の指が入るのを見てしまうと言うことだ。

う…と僅かな声を上げて脚をぎゅっと閉じるスクアーロ。
が、ザンザスは躊躇することなく無理矢理脚を広げ、自分の身を入れ込んだ。
手を後へ伸ばしスクアーロの背中をなぞると、ぴく、と反応が伺える。
それにザンザスは僅かに笑んで、首筋に甘噛みした。

「は…ちょっ…ボス…」
「てめぇが力入れてるからだろうが」
「だからって…っ…」

処理だろぉ!と喚く相手に、うるせぇと一喝し
蕾へ指を差し入れれば、とぷとぷと溢れ出る白濁色の液体。
正しくそれは先ほどの行為の名残。回数したので当たり前だが結構な量である。
奥まで入れ込み掻き出すが、なかなかできらない。

「…っ…ぁ…」

少々面倒になり少し乱暴に動かせば、押し殺したように漏れる声。
ザンザスに掴まっていたスクアーロは指の動きでぴく、と反応し
更にぎゅっとしがみつく。


「はっ処理で感じてやがんのか、淫乱だな」
「ちが……ぼすが…ぁ、っ……ん…」

それに気付いたザンザスが指摘するが、今のスクアーロには興奮材料にしかならなかった。
耳元での言葉には敏感な反応をみせ、そんな様子にザンザスは揺らぎ、指を一本増やす。
中でそれぞれを動かされ、ぐちゃぐちゃとかき混ぜられる感覚に、
スクアーロは呆気なく自らの白濁を吐き出した。

「あ、あぁあっ!…」
「後処理でイくのかよ…どうせならもう一度スるか…?」


甘い呟きにはもう、頷くより他はない。
考えることが出来なくなって、くらくらする頭では
もう快楽に身を委ねるしかできなかった。












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