「試してみる?」
作 泳げないペンギン様
彼女がいきなり上着を脱いで
僕に言った
「どう?私と気持ちいいことしない?」
彼女とは一緒のクラスなだけで
特に親しいわけではない
そんな彼女が・・・・・
僕だって健全な男だし性欲だってある
そんな僕の目の前に・・・
どうして何の取り柄もない僕に声を掛けたのか
僕には理解できない
だけど
彼女は真剣な目つきで僕を誘ってくる
彼女は微笑して
「私はね・・・試したいだけなの」
試したいだけ?
その言葉を頭の中で反芻する
ってことは・・・
据え膳食わぬは男の恥
あまりのことで頭が回らなくなるが
彼女を押し倒す
キスをしようとして
勢いあまって・・・額同士をぶつけて
僕はその場に痛さの為にうずくまる
うずくまっている僕を
彼女が押し倒して馬乗りになり
服を破りはじめた
ジーンズをも素手で破ったときに初めて恐怖した
なんせ素手で破れるような
やわな縫製でもなければ生地でもない
薄く笑っている彼女が
「さぁ気持ちいいことしましょう」
そう言って彼女自ら
自分でクリトリスを愛撫する
その手つきは「恐る恐る」そんな手つきで
「どう・・・私のに入れタクなった?」
甘い声で囁く
すでに僕の主砲は我慢できないぐらいになっていた
だから・・・僕は頷いた
彼女は
「そう・・・未使用だからね」
む・・・またおかしな言を・・・
彼女が自分でラビアを指で開いて
見せ付けるようにする
「ふふふ・・・さぁ・・いれちゃうよ」
腰を降ろしていく
その動きに躊躇いもない
それでも「初めて」だと彼女は言った
痛がりもせずに
彼女は腰を最後まで降ろしきる
「どう・・気持ちいい?」
僕はあまりの気持ちよさに
声がだせなかった
その様子を見下ろしていた彼女が
「どんどん突いてもいいのよ」
でも僕はあっけなく限界がきて
主砲を奥に撃ってしまった
「ふふふ・・・性能試験はまだまだ続けるよ」
彼女が書類を書き込みながら見せる
その書類は
「サイボーグ抱き心地テスト」
と書いてある
「ふふふ・・・読んでの通りよ」
僕はそのとき思ったね
「女って怖いぜ・・・」
おわり