第1話 榊原と海路

1-1:Bear's key ring

20XX/10/13

―朝の臨時ニュース おはようございます〜
朝一TV司会の萌田久美子です〜
今日は先日あった魔女事件に着いてのレポートが現地から届いております
現地の所さん、よろしくお願いします〜
NTVレポーターの所 一樹です
今日は先日あった魔女事件に着いてのレポートです

「あれは運が悪かったのかね〜」

「ここの住民ならあの伝説怖がって近づかないんだけどね〜」

このように七日市の外からの観光客が今回の標的と証言からは見られてます
続いて七日市警からのコメントです
えー、今回コメントさせていただく七日市警の田村だ、
今回の事件からは子供用の熊のキーホルダーが
落ちていたことから犯人はキーホルダーを所持していた事がわかりますが、
事件解決との関連性とはあまり関係なく思われますとはいえ、
犯人っぽい人物には決して近づかないように再度お願いしたい。
なお、公共の電波ではありますが私の妻の・・・
(バキッ!!☆/(x_x))
はいっありがとうございました。
現場七日市警からのコメントでした
現場の所さんありがとうございましたさて、今回もですが皆様にお願いします
ゴッシクロリータファッションの10−13の少女が
AM0:30−3:00くらいに出没しますが
決して近づかないでくださいね

田村さんの奥様ではないですが帰ってこなくなるみたいですので
それでは朝のお天気です〜
お天気担当の石乃屋さん〜
場面は変わりこちらはとある探偵事務所
パチッ・・・と
今までつけてたTVを消し、探偵榊原はため息をついた。

「今回も、TVは当てにならないな・・・」

っとそこへ助手と思える人物が入ってきた

「榊原先生も、もう少しお休みになられては・・・」

と目の前の助手の海路くんは机に暑いお茶を置いて机に肘をついた

「ぉ、海路くんか。 ありがとう。」

私は軽く例を言う

「で、何か手がかりは?」

「さっぱりだよ・・・」

「そうですか・・・」

「でも、あきらめなければ 結果は出てくるでいいのだよな、海路君」

「そうですね〜 まぁ、先生なら手がかり無しでも何かヒントが?」

「そのことなんだが。よくわからないのが、これ。
うちのポストにいれられてたのだよ」

そういい私はポストに入っていたビデオテープを海路君の前に差し出した
海路君が再生ボタンを押しビデオの映像が始まる
最初5分は砂嵐時計の手榴弾を電車に投げ込む兎人間。
そして、一瞬の爆発。
電車の中で叫ぶ人々そのあと、いきなりお茶会で兎と話す一人の少女
次の場面にトランプのジョーカーが画面の中で笑い電車の内部の人が光りだし、
キーホルダに変化する
そして、そのキーホルダーのひとつが先ほどの熊のキーホルダーであった。

「思いっきり事件と関係ありそうですね」

「ただ、いたずらの線もかんがえられそうですね」

「あぁ、まだその辺がちょっとな」

「そうだ、お茶おかわりいいか?」

「えぇ、ハーブならたくさんそろえていますしすこしのんびりされては」

と、まったりした空気が流れていたが
この何気ない会話と先ほどのビデオから事件はまた動こうとしていた


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