夏蜜さんは「脚」というキーワードに反応した俺の下半身を見逃さなかった。
魅力的な腰のクビレからまっすぐ伸びた長い脚は、小さく引き締まったお尻との相乗効果でビジュアルは抜群だ。
「う……」
「もうっ、脚の方ばかりじっと見つめてる…………」
俺にのしかかったまま、彼女が体を前に倒す。
うっとりと彼女のに見惚れている俺に顔を寄せてきた。
「見えなくなっちゃったね?」
俺に意地悪をしながらニッコリ微笑む夏蜜さん。
絹のように細い前髪が俺の顔に触れてくすぐったい。
真っ黒で大きな瞳に視線が絡みついて……身動きできない!
「ちょっとだけオトナのキスしよっか……?」
「な、夏……んんんん!!」
ちゅううぅぅ♪
応えるより早く重なり合う唇。
そして覚悟していた以上に情熱的なキス。
唇が合わさった瞬間に彼女の長い舌が俺の口の中に侵入してきた。
「ふふ……」
ちゅぷっ……チュルルルル……
「んんぅぅ……!」
「まだ続けるよぉ」
ちゅうっ!
夏蜜さんから甘い唾液が流され、コクンと飲まされる。
小刻みに顔を動かしながら舌先で俺を舐る。
一秒ごとに意識が溶かされていくようなキス……いや、もはやこれは愛撫だ。
ちゅぽ……
「ふ……ぁ……」
彼女がそっと俺を解放する。
いつも遠めで見ている魅力的な笑顔がすぐそこにある。
それだけでもヤバいのに、こんなことされたら……
「大島くん、私の脚が好きなんだ……?」
「うん……好き……」
熱に浮かされたように彼女の言葉を繰り返す俺。
「自分でも少しは自信あるのよ。他の人よりは長いかな……って」
「夏蜜さんの脚は長くてきれいだよ……」
「ありがとう。嬉しいわ」
そしてもう一度さっきよりも軽めのキスをしてから、彼女が体を起こした。
髪をかきあげながらゆっくりと、俺の脚の間に夏蜜さんは座り込んだ。
「脚が閉じられない…………うあああぁぁ!」
「違うわ。閉じさせない、のよ」
夏蜜さんの右手が、すうっと伸びてきて亀頭を包み込んだ。
すでにヌルついている先端に指が絡みついて淫らな音を立てた。
それと同時に両足で俺の胸板を押さえ込む。
彼女は足の指で俺の乳首を器用に責めはじめた。
「いっぱいコネコネしてあげるね……?」
「んあああぁぁ!」
親指が乳首をいたぶる。
それと平行してゆっくりとペニスへも刺激が送られる。
時折乳首への刺激が強まると、自分でもわかるくらいドバッと我慢汁が漏れ出す……
「な、夏……すごすぎ……る……!」
「どう? こんなことされたことある?」
もちろんあるわけがない!
憧れの女性にこんな恥ずかしい格好をさせられるなんて……
快感に拘束された俺は、ベッドに大の字にされたまま動けなくなってしまった。
「いっぱいお汁が出てる……とっても気持ち良さそうだね、大島くん」
クチュクッチュクッチュクッチュ♪
「はうううぅぅ!!」
股間を指先でいじられながらの問いかけに俺は悶えた。
気持ちいい……
それも、痺れが全身に回って……
身動きできない上に、彼女に一方的に責め嬲られるなんて!!
「私の足の裏でおちんちんを挟んでシコってみる? それとも……」
きゅいっ!
「うはあぁぁ!」
足の指が意地悪に動いて、乳首を絞り上げた。
ピリピリする刺激が今は心地よい。
「このままイっちゃう? うふふ♪」
「いやだ……こんなの……!」
「気持ちいいんでしょ?」
きゅうううぅぅうぅぅ~~~♪
また足の指が強めに乳首をつねってきた。
「ひっ、ああぁぁ!」
「女の子にのしかかられたまま乳首とおちんちんをクチュクチュにされて……イっちゃうの?」
「くそっ……うっ、あ……?」
「ダ~メ」
体をひねって逃げようとすると、うまく重心をずらされて足の裏で押さえ込まれてしまう。
(このままじゃイかされちゃう……)
脚だけじゃなくもっと胸も触りたいし、あそこにも挿入したいのに……
足指で乳首を責められながらの手コキでイってしまいたい気持ちが膨らんでくる。
夏蜜さんの甘い誘惑に抵抗しようとしても……なす術がない。
「そろそろ強めに踏んでみようかしら」
彼女がいよいよトドメを刺しに来た。
ベッドの上にゆっくりと立ち上がって、右足全体でペニスを踏みつけてきた。
「こんなふうにグリグリされたら痛い? 小さくなっちゃう?」
一気に体重をかけることもなく、彼女はジワジワと加えてくる。
右足の親指がちょうど裏筋に触れてるのがわかる。
そしてさらに小刻みに上下にペニスを擦っているのも……わかる。
くちゅ、くちゅ……くちゅ、くちゅ……くちゅ……
「あれれ~? おかしいね、大島くん」
「うくぅぅっ!」
「さっきより大きくなってるわよ」
足の裏が上下運動から円運動に切り替わる。
まるで体全体を優しく撫でられているような刺激。
つぎへ
もどる