視界がうっすらと桃色に染まっているような感覚。
股間のペニスは刺激を求めて切なげに震えていた。
「夏蜜……おっぱいのサイズ、どれくらい?」
「私? 60のFだよ。でも、そういうのは恥ずかしいから聞かないで」
「えふ……」
顔を赤く染める彼女を見ながらボンヤリと考えていた。
これがFカップ……なのか。こんなのズルイや……男は逆らえない……。
顔全体をおっぱいで閉じ込められるというのは、男の身体にとってこの上なく危険な快楽。
続けられたら男としてダメにされちゃう……その殺人的な威力を思い知る俺。
「大きいのも大変なのよ?」
彼女が言いたいのは、きっと日常生活のことだろう。
電車に乗れば視線を感じるし、学校でも好奇の目にさらされるという。
「キミにとっては天国みたいね……」
「う……っ」
「そろそろおちんちんを閉じ込めてもいいかしら?」
閉じ込める、という言葉に不覚にも反応してしまうペニス。
「じゃあ本番……いくわよ?」
夏蜜は身体を下へずらして俺のペニスをロックオンした。
ヒクヒクとわななく俺自身に触れないように、股間に覆いかぶさって乳房の谷間を片手で少し開いた。
「このまま手を離せば、自動的に私のおっぱいに挟まれちゃうね?」
「うっ……うう!! は、はやく……」
「あはっ、すごい反応ね!」
早く挟まれたい!
あの柔らかさを今度は俺の一番敏感な部分で感じたい……
「先にいっぱい妄想させすぎちゃったかな」
指先で自らの乳首をクリクリともてあそぶ夏蜜。
もちろんその様子が俺に見えるように……俺を焦らすために……
「な……つみぃ……!」
「ふふふ……おちんちん……もう破裂しそう」
「おねがい……はやく……」
「いいよ」
彼女は優しい表情のまま、乳房を抑えていた手を離した。
たゆんっ
「うあああああああ!!」
一秒もしないうちに、俺のペニスが包まれる。
顔を挟まれたときの数倍敏感に、その柔らかさを感じる!!
ニュル……ッ
「先っぽまでカチカチ……」
彼女は俺の腰を持ち上げると、胡坐をかくような体勢になった。
つまり俺の脚が開かれ、むき出しになったペニスを抱きかかえるように……
ぎゅっぎゅ……
「んあ! ゆ、ゆらさな……ああああ!!」
「私が柔らかくしてあげる」
夏蜜は脇を締めるようにしながら、乳房をクニュクニュうごかしながらペニスに密着させてくる。
俺が見ている前で柔らかなバストが形を変え、少しの時間差でとんでもない快感が俺に流れ込む。
「き、きもちいいよおおぉぉ!!」
「いいでしょ……? 狂っちゃいそうでしょ?」
これがパイズリ!?
いつも俺は彼女の胸に触れるだけでも興奮しまくっているというのに……
今日は彼女の胸そのものが俺を責め立てる!
「もう一度ドッピュンさせてから、もっと硬くしちゃう」
言われなくてもこのままだと出ちゃう! いや、搾り出されちゃう!!
「5回も抜けば……生でも大丈夫だと思わない?」
「な、生……って……あっ、ひいい!!」
俺が質問しようとすると、彼女は意地悪な手つきでペニスを揉みしだく。
特にギュウウウっと圧迫された後に力を緩められると、そのままイってしまいそうになる……
「大島君の童貞、私が奪ってあげる」
「童貞じゃない……ううう!」
「うふふっ、違うわ」
夏蜜はバストの動きをいったん休めると、人差し指の先で尿道をツンツンしはじめた。
「あっ、う……そこ……だめだ……あ」
「何度エッチしても、大島君は私の前では童貞なの」
彼女の細い指先ひとつで体を敏感にされてしまう……
恥ずかしくて足を閉じたくても閉じられない。
「我慢できなくてすぐにドピュドピュしちゃう恥ずかしい男の子なの……」
クリュクリュクリュクリュ…………
爪の先で尿道の少し外側をそっといじられると、くすぐったさと快感でおかしくなりそうだ。
「んあああ、それっ、いい!!」
「今からキミは私のオッパイに負けちゃうんだよ?」
指の動きを緩めながら、彼女は俺に向かって勝ち誇った顔をする。
今度はいたわるように亀頭全体を指の腹で撫でさすった。
「今は『出しすぎて苦しいよ~』って言ってるけど」
「あああぁぁ……」
「すぐに楽にしてあげるわ」
むにゅ……
指先の亀頭愛撫が止まった。
次の瞬間、さっきよりもずっしりした重さでペニスがバストに押しつぶされた!
「もうこれで逃げられないよ? ほら、また……」
ムニュ……むにゅ、むぎゅ……ぎゅっぎゅっぎゅ♪
圧迫感が強まったり緩んだり、不規則にペニスが刺激される
「うっ、なに……これええ!?」
「思いっきり激しくしちゃう…………つま先に力が入ってきてるよ? 大島君」
堪えようとしても、体の奥から快感が吹き上がってくる。
このままだとまた……すぐにイっちゃう!!
「い、いやだ……! まだイくわけには」
俺はまだ彼女を感じさせてない。
男として少しは夏蜜のことを……
「ダ~メ。我慢なんてさせないもん。はむっ……」
ちゅるっ♪
「うあっ」
急にヌメヌメした感触に覆われるペニス。
パイズリから急にフェラ……!?
ちゅぽっ
「油断したね? フフフフッ」
「あっ……!」
気が抜けた。たった一瞬のフェラで、すべてが崩れていく。
彼女を感じさせようと言う意思も、男として刺激に耐え切ろうという決意もどこかへ流された。
夏蜜は俺の意思など無視して最後の仕上げに入っていた。
魅惑のバストはいったんペニスを解放して、再び強く圧迫する。
「ほらっ、ぎゅうう~~~~♪…………イっちゃいなさい」
必死に堪えていた射精感が、睾丸から棹へ……棹から亀頭の先端へと駆け上がっていく。
もう止めることはできなかった。
「うわあああああああああぁぁぁぁ!!!!!!」
ドピュウウウウ~~~ドピュドピュドピュッ
射精の瞬間、さらに強く脇を締められる。
逃げ場のない精液が彼女の胸の中ではじける。
「あはっ……あったかい……」
腰をガクガク震わせる俺をしっかり抱きしめる夏蜜。
射精した後も、閉じ込められ続けたペニスから快感が抜けない……
「まだ硬いままだね? もっと搾っちゃうね」
「えっ、ちょ……あ、ああ……あっ!」
もにゅもにゅとうごめく彼女の美乳を見つめていたら、再び尻の穴から脳天へと何かが駆け上がっていった。
ど……ぴゅ……
情けないことに俺は連続でイかされてしまっ……た……
「今日はもう無理かな?」
「ギ、ギブ……」
「残念ね。挿入してあげようと思ったのに」
ぐったりして動けない俺の脇でクスクス笑う彼女。
いつかの柚子の特訓の数倍ハードな彼女の責め。
こんなの耐えられない……
「それとも、私が上になって無理やり犯しちゃうっていうのはどう?」
「か、かんべんして!!」
「クスッ、嘘よ」
怯える俺に軽くキスをしてから、夏蜜は真っ白な大きいタオルを持って一階のシャワーへと向かっていった。
「また今度楽しみましょう? 大事な私のカレシさん♪」
パタン、と部屋の扉が閉まるまで俺は彼女の後姿に見惚れていた。
~ 甘く危険なパイズリ 編~ おしまい♪