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【始めに注意書き】
・レトロなエロゲ「ファイナルロリータ」 ラスボス戦の二次創作です

関連同人作品その1(ボイスドラマ形式)
DMM 同人ダウンロード

関連同人作品その2(ADV形式)
リベンジ!!! 3 ~魅惑の生徒会長~

・生徒会長である静香に勝つことは不可能です
 ※原作のゲームではわずかに勝てる可能性がある
・サイトのSS用イラストは3Dカスタム少女を使用しております
・女子校生に性的になぶり殺しにされたい方にしかおすすめしません








【学園生徒会総司令・静香の近影】



【前回までのあらすじ】


ロ●コンにしいたげられてきた少女達が、ついに反撃を開始した!
あなた(ロリ●ン)は持ち前のテクニックで少女達を快楽の世界に引きずり込み、
この計画の元締めである八重垣静香を倒すのだ。










第一部『対戦』


 街の本屋に入ると、一人の可愛い女の子が立ち読みをしていた。

 綺麗に肩口で切りそろえた髪と、女の子らしい赤いミニスカートに短めのソックス。
 あれは「美少女リスト」に載っている結城綾乃ちゃんだ。

 俺は呼吸を整えると店の中に入り、鼻歌混じりで本を読む少女を後ろから抱きしめた。
「いやあああぁぁ!!」

 綾乃ちゃんが声を出すと同時に唇を奪う。抵抗する彼女の手足も同時に抑え込む。
 しばらくの間、腕の中でもがいていた少女は観念したかのようにおとなしくなった。

 こうなればこっちのもんだ……

「生徒会長の静香はどこにいる?」

 できるだけ優しく声をかける俺。
 綾乃ちゃんがトロ~ンとした瞳でこちらを見つめ返す。

「静香様はいつもどおり……生徒会室にいらっしゃいますぅ」

 彼女の言葉を聞いた後、俺は急いで学校の中へと潜入していった!



 数年前、この町に新設された白百合学園。小学校から大学までの一貫教育で名高いお嬢様学校である。
 創設者はこの町を代々治める一族の長・八重垣重蔵氏だ。

 その名家の一人娘・八重垣静香は白百合学園中等部の生徒会長であり美貌のアイドルであった。

(たしかにとんでもないスペックの娘だな)

 俺の手元にある静香の写真を見つめると、それだけで体の奥がムズっとした。




 こいつはもはや少女ではない。
 顔だけで男をイかせることができる危険な女だ。

 静香の指導のもと、数多くのロリコンたちが血祭りにあげられている。
 彼女がじきじきに誘惑することもあれば、他の可愛い女生徒が仕掛けてくることもある。
 ことごとくこちらの嗜好を逆手に取った狡猾な作戦。
 まんまとひっかかる同胞たちも情けないのだが。

 若干14才ながらも大人びた顔立ちと生まれ持った色香。
 腰の辺りまで流れるような美しいブラウンの髪と、彼女に見つめられた相手をドキドキさせてしまう大きな瞳。

 元モデルの母親譲りの小さな鼻と可愛らしい唇。
 さらに男を魅了するアイドルのような声と細く長いスレンダーな体形。

 これで全国空手道大会(女子)無差別級で準優勝となれば注目されないわけがない。
 ややもすれば汗臭いイメージの空手界に咲く一輪の百合の花……
 防犯協会や警察からもイメージキャラクターになって欲しいという依頼が父の重蔵の元に来ているらしい。

 静香は女性からも男性からもひっきりなしに誘いの声をかけられる存在。
 そんな彼女がこの扉の向こうにいるのだ。

 生徒会室の入り口。俺は大きく深呼吸してからドアをノックした。

 若干の間を空けて、中から鈴の音のような声が返ってきた。


「どうぞ」

 ドアを突き抜けて俺の耳に響く可憐な声質。それだけで思わずクラっときてしまう。

(間違いなく八重垣静香だ……)

 俺は思い切ってドアを開けた!



「えいっ!!」

 扉を開けた俺を迎えてくれたのは、生徒会長・八重垣静香の後ろ回し蹴りだった。
 スピード感溢れるハイレベルな蹴りが空気を切り裂いて俺の即頭部にヒットする!

「ふっ!!」

 その直前、俺は身をかがめて回避する。
 静香はその動きを予測していたかのようにすばやくバックステップをしてから前蹴りを放ってきた。


 俺の顔面めがけて放たれた蹴りを左手で払うようにしていなした。
 乾いた炸裂音が交差する。

(ぐうう…………見た目によらずなんて重い蹴りだ!)

 蹴り足を弾いたはずの俺の左手に激痛が走る。
 しかし痛みを気にしている暇はない。

「破っ!!」

 俺は静香に向かって右正拳突きを返した。
 バランスを崩した静香の肩口を狙った俺の拳が空を切った。

(バカな! あのタイミングで交わせるはずが)

 なんと静香は俺に弾かれた勢いを利用して右側に飛びのいていた。
 格闘経験もセンスもハンパじゃない!

 そしてそのまま俺に左拳を突き出してきた。髪の毛数本ほどの隙間で交差する俺の右と静香の左。

「おぶぅっ!!!」

 タイミングは完全に俺のほうが先なのに、相手に届いたのは静香の小さく硬い拳だった!
 それだけ彼女の突きが速いということか……。
 ゆるいフック気味の正拳突きをもろに食らってしまう。彼女の全体重は乗っていなかったが、完璧なカウンターパンチだった。
 ボキッと歯の奥で何かが砕かれた音がして、血の味が口の中に広がる。

「ふふっ、まずは初撃をいただきましたわ」

 俺に苦痛と屈辱を与えるには充分な一撃。

(やばい。脳震盪か)

 俺の膝がカクンと折れるが、なんとか踏みとどまる。



「あら、まだ立てるのですね?」

 静香が俺に追撃を加えんと拳を引いた瞬間、口の中にあるものを吹き付けた!

プウウゥッ!!!

 口の中の血が霧状になって静香に向かって飛んでいく。



「くっ! 汚らわしい!!」

 血霧を回避しようと、かざした静香の手のひらめがけて右ジャブを繰り出す。
 全く力もスピードも乗らない一撃だったが、手ごたえはあった。

「きゃあああっ!」

 嫌悪感をあらわにして避ける静香の動きを読んで、俺はようやく奴に一撃加えることが出来た。
 続けて出した俺の掌打が静香の腹部にヒットする。

 強いといっても所詮は女子校生。しかし俺には手加減をする余裕はなかった。
 想像以上に静香の動きがキレていたからだ。

 体重差も加わって、急所に打ち込まれた重い一撃にその場にうずくまる静香。
 俺は素早く間合いを詰めて、静香の頭上に正拳を放つ。

「くっ!」

 すぐにやってくるであろう痛みに備えて、静香は口を結んだ。
 だが静香の目の前で俺はピタリと拳を止めた。
 もはや勝負はついた。

 痛みを跳ね返した静香は、一瞬俺を睨みつけたがすぐに表情を緩めて両手を広げた。

「どうやら私の負けみたいですわね」

 俺は警戒を解かずに彼女を見つめていた。
 ゆっくりと立ち上がった静香は、クルリと背を向けると部屋の隅にあるベッドに腰をかけた。



「あなたが強いのは良くわかったわ。でも、ベッドの上ではどうかしら?」





 このまま静香を押し倒して犯すのはたやすい。
 しかしそれでは本当の意味でこの美少女を打ち負かしたことにはならない。

「いいだろう。ベッドの上で勝負だ!」

 俺はあえて奴の挑発に乗ったかのようにテクニックを競うことにした。


「ふふっ、男性ならそうこなくっちゃね。では…………」

 コロン、と目の前に横たわる静香。長い髪がフワリとベッドに沈む。


(誘惑しているつもりか? 生意気な…………!)

 あらためて静香の体をじっくり観察する。
 先程まで俺と格闘していたせいか、ピンク色に薄く染まっている肌。
 だが呼吸はそれほど乱れておらず、両手の肘をベッドにつけた状態で俺を見上げている。
 その様子はまるで男の扱いに慣れた女のようであった。
 しかも自ら軽く襟元のリボンをはずし、こちらに向かって微笑んでいる。


「さあ、どうぞ? 好きになさって」

「くっ…………いくぞ!」

 目の前で余裕たっぷりの少女の言葉を受けて、俺もあわてて衣服を脱ぎ始めた。
 クイーンサイズのベッドに腰をかけるようにして静香に近づくと彼女の甘い香りがした。
 俺が接近するのに合わせて静香はすぅっと股を開く。
 太ももの付け根を凝視するが、スカートの影が邪魔で奥が見えない。

「こちらへいらして?」






 俺の視線を意識してなのか、静香は指先でスカートの裾を少しだけ上げ始める。

「うふ……」

 俺を見つめたまま、少女は同時にパンティを少しずつズリ下げてきた。
 恥じらいながら俺を誘惑する少女のふとももは、まさに秘密の花園。
 俺の目の前にはうっすらとした毛に包まれた静香の陰部が丸見えになっていた。

(な、なんだこいつは…………目が逸らせない!!)

 誇り高い学園の生徒会長であり、美少女で名高い八重垣静香が目の前でこんな格好をしている。

 それだけで俺は股間が一気に弾けそうなくらい興奮させられてしまった。


「お兄様のアソコ、もう大変そうですね?」

「なっ……!」

 静香が俺の股間を指差して微笑んでいる。
 しかし俺はどうすることも出来ない。
 まるで金縛りにあったかのようにこの少女の雰囲気に飲み込まれてしまったのだから。

「あら、どうされたのですか?」

 俺とは正反対に落ち着き払った静香の表情に、なぜかひどく劣等感を覚えた。

「うううっ…………!」

「ふふっ、私に導いて欲しいのですか?」

 静香は下半身から手を離すと、俺の両肩に手を置いた。
 身体をすり寄せるような真似はしない。
 あくまでも俺の反応を見ながら、静香はペロリと舌を出した。



 真っ赤な舌先が唇を舐める仕草だけで背筋がゾクゾクする。
 目で犯されるというのはこういうことを言うのだろうか。
 それに手を置かれた部分から甘い痺れがジワリとしみこんでくるかのようだ。

「あなたより年下の私に見惚れてしまうのですか?」

 静香の言うとおり、おれは見惚れていた。服を脱ぎ去った静香の体は想像以上に美しかった。
 服の上からでは小ぶりなお椀形だと思っていたバストは、予想よりもふっくらと大きくて張りがある。
 そして真っ白な肌に描かれる乳房の曲線は見ているだけでも我慢汁が出てしまうほどだ。
 これで実際に何も考えなしにあの胸を揉み始めたら、こちらが先にやられてしまう!

(胸もすごい…………でも、あの脚は……!)

 うっすらとした繁みから伸びている彼女の足は、さらに危険な香りがした。
 スカートをはいているときでさえ細く長い脚に目を奪われていたのに、その縛りがなくなったのだ。
 付け根から膝までの官能的なラインと、膝から下のふくらはぎに至るまでまさに完璧だった。
 たいていの男は彼女の下半身を見ただけで悩殺されてしまうだろう。

 引き締まった裸体、無駄なたるみなど一切ないしなやかな手足。そして膨らみ始めた胸の美しさは、この年齢独特の芸術品だ。



「そんなに見つめるほどお気に召して?」

「あ、ああ…………」

「うふっ、ありがとうございます」

 そう言うしかなかった。他に何の言葉も思いつかないし、強がりさえ許されない美少女のオーラに圧倒されかけていた。

「ではお兄様を私の太ももにこすり付けてあげますわ」



「えっ、あ、ああああ!」

 気がつくと静香の片手はすでに俺の股間に伸びていた。
 ゆっくりと優雅に俺のペニスを片手で包み込み、そっと自分の脚を近づける。

 まだ本格的な手コキをされているわけでもないのに、俺はすでに必死だった。
 情けないほどあふれ出た我慢汁が彼女の指先に流れ出しているのがわかる。
 そんな震える俺を楽しそうに静香は見つめていた。

「このまま手でしごいてあげましょうか? ゆっくり上下に、じれったくなるくらいユルユルと」

「ふあぁ……なにをっ!」

 思わずペニスが跳ね上がりそうな静香の一言。

「クスッ、冗談ですわ。もっといいこと…………シテあげます」

 ゆっくりと片足を持ち上げ、ベッドに足をかける静香。
 彼女の滑らかな太ももの内側に添えられるペニスはすでにカチカチにされてしまっている。

「私のアソコに入れて差し上げる前に、硬さをテストさせてくださいな」


 ピ…………チャ……!


「ふあああああ!」

 程よい弾力の太ももに俺のペニスがあてがわれる。吸い付くような感触と共に俺の脊髄に快感がほとばしる。それでもまだ静香は肌に亀頭を当てただけだ。

「うぐ……くそっ……!」

「あら、もう嬉し涙が溢れてきましたか」

 面白そうにチラリと太ももを見つめ、再び俺をじっと見つめてくる。
 少女に辱められて、思わず顔が赤くなる。

(こ、こんな年下の娘…………に!)

 気持ちだけは負けまいと強がってみたものの、身体がついてこない。
 静香の太ももにすりおろされ、むき出しになった神経が優しくなぶられる。
 少女の奏でる快感に耐え切れず、俺のペニスは一気にカウパーをほとばしらせる。


「お兄様、とても気に入っていただけてるみたい?」



「だ、だれが……!」

「くすっ、意志が強いのですね。ではもっと激しく擦りつけたらどうなっちゃいます?」
「えっ……」

 このまま脚で擦られ続けたら……そのうちこらえきれなくなる。
 絶対に一分以内に射精してしまう!

 体をこわばらせる俺を見ながら、静香も息を弾ませた。

「ああ、お兄様のその声。静香も感じてきちゃう…………でも……」

 色っぽい表情。しかも瞳の輝きはさっきよりも妖しさを増してくる。
 しかもこのテクニック……こいつ本当に女子校生なのか?

「だ、だめ……だめだあああ!!」

「私の弱点が太ももの内側だって事、誰かから聞いたのでしょう?」

 そんな情報は聞いたこともなかったが、俺は頷いた。
 じんわりと静香が亀頭を太ももに押し付けてきたからだ!
 逆らうことなど……すでにできそうもない。

 ク……チュ……クチュッ、チュプ……

 少女に嬲られて涙を流すペニス。
 そこから流れる心地よい音が耳から離れない。

「しっかり握って差し上げますわ」

 いよいよ静香が俺のペニスを掴んで、自分の太ももに擦りつけ始めた。


「くうううぅぅ!!!」

「こんなふうに優しく撫でられたら……私、すぐにイきそうになってしまいます」

 キツすぎる快感に歯を食いしばる俺。
 少しのざらつきもない少女の肌は、カウパーの粘度を無視して俺の神経を直接快楽漬けにしてくる。

「気持ちいいですか? お兄様」

 トロンとした目で俺を見る静香。だが、すぐに達してしまいそうなのは俺のほうだった。
 静香のみずみずしい太ももでゆっくりと、しかし確実に射精へと追い詰められていく。
 ペニスの先端が彼女の太ももを上下する度に、ヌルヌルとした軌跡が描かれる。

「でも、お兄様はどうすることも出来ないのですよね?」

「そ、そんなこと……はううぅ!!」

 快感に身をゆだねながらも、その目は男を見下している。静香はペニスを握る手つきを逆手に変えた。
 そして今度はさっきよりも強く擦りつけ始めた。

「ほら、どんどん強くしていきますよ?」

「うああぁっ、あああぁ!!」

「どんなに強い男性でも、ロリコンだったら私には勝てない」

 違う! そんなことは関係ない。
 ロリコンではなくても静香の魅力に抗うことはかなり難しいはずだ。
 年齢など関係なく、静香の体は男を虜にできるだろう!

 すでに神経が何度も焼きつくほどの快感を静香の太ももから吸収させられている。
 無意識に俺は彼女のバストに手を伸ばしていた。

「あら、反撃のつもりですか?」



「う……くっ……!」

 反撃という言葉に乗せられ、バストを揉み始める俺。しかしこれは逆効果だった!

(き、きもちいい! こんなに柔らかくて、しかも弾き返してくる!?)

 瞬間的に頭に浮かんだのがこれだった。
 極上の感触とともに揉んだはずのバストが、俺のペニスに向けて刺激を跳ね返してくる。こちらが愛撫しているはずなのに、先にこちらの指先が甘くしびれてしまった。
 静香のバストは揉んだ男の手から快感を流し込んでくる。

「女子校生の……生徒会長の身体はどうですか? くすくすっ」

 静香が俺に頬を寄せてきた。吐息とともに官能的な言葉をつむぎだす彼女の唇。

「お耳の中も犯してあげる……」

 そっと俺の耳に唇を寄せて、静香の甘い誘惑が始まった。
 今まで俺が少女を篭絡することはあっても、その逆を味わうことなどなかった。
 俺よりずっと年下の少女に、弄ばれる快感は俺に新鮮な刺激を送り込む。

「私の指と太もも……どちらが気持ちいいですか?」

 逆手に握ったペニスで太ももに円を描きながら俺に問いかけてくる。
 その言葉に俺は何度も首を縦に振った。
 何か動いていないと、一瞬でこの天国が弾けてしまいそうだった。

「でも、このままだと私より先に達してしまうのではないですか?」

「ま、まだ…………!!」

「ふふふ、まだ頑張れそうですか」

 静香はベッドにかけていた足を下ろすと、反対の足をベッドにかけなおした。


「じゃあご褒美です。反対の脚で今度はお兄様を可愛がってあげますの」

「えっ、そんな……あああああ!!!」

 静香の弱点は太ももの内側のはずだった。
 せっかくダメージを与えていたはずの脚が遠ざかり、反対側の脚が……ノーダメージの脚が俺のペニスに添えられた。
 ヌルヌル感がなくなった変わりに、極上のスベスベ感が甦る。

「もう一度おさらいしましょう? 私の太もも、気持ちよくしてくださいな」

 ペニスを握る手も逆に変える静香。だが今度は何か感じが違う。

「さ、さっきとちが……!」

「ふふっ、気づかれました?」



 ニチャニチャとした粘液を指先ですくいながら、亀頭にまぶす。ペニスを握りながら楕円を描く。ただそれだけなのに、さっきよりも断然気持ちいい。


「私はこちらの手のほうが得意なのです」

「と、得意って……?」

「たいていの男性は、私の身体に触れただけでフィニッシュしちゃいます。ですからお兄様に対しても、無礼を承知で手加減していたのです」

 あれだけ刺激しておきながら本気じゃなかったということか!?

「だからご褒美です」

 静香の顔が近づいてきた。優雅に、そして緩やかに彼女の柔らかい唇が俺に重ねられた。




(あっ……!)

 ほんの少し、触れるようなキスだった。だが少女の甘い口付けは数秒間俺の意識を吹き飛ばした。

「クスクス……気持ち良さそう」

 脱力して、恍惚とした俺の身体を抱きしめながら、静香は愛撫を続ける。
 巧みな手つきで亀頭を擦り、カウパーをさらに搾り出す。
 芳醇なバストを擦りつけ、俺の乳首を自分の乳首で攻め立てる。



「そろそろ一度目の仕上げかしら」

 さらにベッドにかけていた足を上げ下げして、ロングストロークで亀頭を摩り下ろす。
 その強烈な刺激で我に返る俺。静香は俺を見つめながら優雅に微笑んだ。

「いかがですか?」

「ぐああああああぁ! や、やばっ」

「お兄様はかなり我慢強いですね? でもこのまま続けたらフィニッシュしちゃいそう」

 悔しいがその通りだった。ほんの数秒間が全てを決していた。
 気が抜けた状態での静香の愛撫攻撃は残された俺の気力を溶かし、耐える力をほとんど奪い去った。

「い、イク…………もう……」

「年下の小娘に負けちゃいますよ?」

「……はっ!」

「それでもいいのですか? お兄様」

 静香の挑発に一瞬だけ消えかけた闘志が甦った。だがすでに手遅れだった。
 丁寧に積み重ねられた快感が反撃を許さない。
 俺は射精を堪えるために爪先立ちになりかけていた。

 静香はこの十分足らずの時間で俺に致命傷を与えていた。
 それはロリコン殺しとも言える非情な仕打ち。

(女子校生に犯されてる…………こんなことが……)

 こんなに気持ちいいなんて考えもしなかった。
 美少女をいたぶるよりも、自分が美少女に弄ばれるという快感。昨日までの俺にはなかった感覚だ。

「このまま太ももに出しちゃったら、お兄様はずっと太もも好きになってしまいますね」
 気が付くと静香の太ももは俺の我慢汁でびしょぬれになっていた。
 床にも小さな水たまりができるほど俺はジワジワと搾り取られていた。

「それでもいいとお思いになって?」

「い、いや……だ!!」

 やっとの思いでつむぎだした抵抗の意思。だがその言葉は静香をとても喜ばせた。



 静香が太ももを上下させる動きを止めた。ジンジンと痺れるペニスへの快感は収まらないが、これ以上刺激されたらあと数秒でイク……というところで寸止めされた。


「素晴らしいですわ、お兄様」



「えっ……?」

 寸止めされた反動で腰をモジモジさせつつ、息を切らせながら俺は静香を見つめた。
 彼女はこちらをまっすぐ見て上品に微笑んでいる。
 それは先ほどまでの見下すような目ではなく、何かいいものを見たような、素直に感動しているような表情で。

「ここまで我慢なさるだけでも素晴らしいのに、まだ心が折れてないなんて」

「ま、まあな……」

 実際に心は折れかけていた。
 年下の静香の太ももコキに屈する寸前だったが、この短いインターバルのおかげで少し持ち直せた。


「……こんな男性、今まで見たことありませんわ」

 静香は両手を俺の肩に置くと、少し力を入れた。

「わわっ!」

「お兄様に敬意を表しています。ベッドの上に横たわってくださいますか?」

 彼女の言葉が終わるよりも早く、俺はベッドに尻餅をついてしまった。
 たっぷり我慢させ続けられたおかげで膝に力が入らない。
 しかしこの先のことを考えるとベッドの上で横になったほうが気が楽だった。

「くそっ、一体なにを……!」

「とっても気持ちよくして差し上げます。それこそ病み付きになるくらい……」

「なんだと!」

 静香は整った唇の端を少し上げて、淫らに笑いかけてきた。
 不覚にもその表情を見て俺の背筋と股間がドクンと震えた。

「きっと今のお兄様なら耐えられるでしょう?」

 俺の両足を無理やり開かせると、彼女はその間に正座するように身体を滑り込ませてきた。


「あの太もも責めに耐え切ったのですから」

「ぐあっ……」

 少し落ち着きを取り戻した俺のペニスを、左手で無造作に掴む静香。
 クニクニと硬さを確かめながら何度かしごかれると、再び身体の底から快感が駆け上がってくる!

「脚の次は手コキか!?」

「いいえ。私の唇で、今から責めちゃいます」

「なにっ!」

 この美少女の……フェラだと!? 俺が困惑している間にも、静香の顔がペニスに近づいてきた!



「大丈夫ですよ、はじめはただキスするだけですから」

 不敵な笑みを浮かべながら舌なめずりをしてくる。小さく真っ赤な舌先に視線が釘付けになる。
 良く見ると静香の唇はうっすらと桃色の口紅が塗られていた。

(今時の女子校生なら軽い化粧くらい当たり前か……)

 だがその発見は俺をますます欲情させるだけだった。動けない俺の股間に近づいてくる静香のツヤツヤの唇と大きな瞳、そして肌に触れる柔らかい髪。
 全てが俺を魅了してくる。俺は今からこの美貌の女子校生にキ、キスを……!

「クスッ……」

 いよいよ彼女がペニスを咥える、と思って股間に力を入れる。
 おそらくやってくるであろう飛び切りの快感に耐えるための力を。
 しかし彼女の唇はペニスを素通りして、俺の胸元までやってきた。

「キ、キスするんじゃなかったのか?」

「ええ、しますよ。ただし、全身くまなく……ですけどね?」

 ほんの20センチ以内のところに静香の顔がある。

(まさか全身をキスしてくるつもりか……!!)

 その美しさに見惚れている暇はなかった。彼女の顔が俺の左胸に沈んだ。

「あ、あああああ!!!」

「んふふふ…………チュプッ」

 乳首を軽くかみながらの吸引。それも複数の場所にゆっくりとなじませるように、小さな唇が這い回る。

「あああぁ~~~!」

「いい声で鳴くのですね、お兄様」

 さらに静香の唇が俺のわき腹へと移動する。ほんの少しの痛みと、キュイッという音とともに俺の身体に刻まれる刻印。

「女子校生にキスマーク……こんなにたくさんつけられちゃって。恥ずかしい人」

 キスマークといわれ、俺は視線を落とす。
 静香のキスした場所を見ると、くっきりと小さな唇のあとが!!

(やめてくれ……し、しかし……気持ち良い……うあっ!?)

 別に身体を縛られているわけではないのに動けない。
 それにキスされた場所がジワリと熱を帯びてくる。
 静香のキスは不思議と逆らえない魔法みたいだった。

「もうすぐ上半身の左側はおしまいですよ」

 静香は手のひらまで丁寧にキスをし続ける。
 淫らな傷跡をたっぷり残されながら、まったく逆らうことができない。

「あつ……い……!」

「もっと熱くなりますわ。次は右側……上も下も全部キスしちゃいます」

 その言葉通りキスをし続ける静香。
 特に脇の下、乳首、アバラの真上などをキスされるとき、俺は恥ずかしげもなく声を上げてしまう。

「とてもエッチな声ですね、お兄様。もっと私を感じさせて?」

 全身キスといっても、ペニスと顔面だけはキスしてこない。
 さすがに恥ずかしいのか……とこの時の俺は考えていた。

 しばらくの間俺は静香にキスをされつづけた。





(……身体中が熱い。火傷みたいだ)

 静香の全身キスは本当に容赦なかった。正面の全身キスが終わった時点で、俺はすでに射精寸前だった。
 それなのに……


「今度は反対側もしましょう?」



 その言葉に逆らうことも出来ず四つんばいにさせられた。
 女子校生の唇に全身を快感で刻まれる……その背徳感にも似た刺激は俺を想像以上に高ぶらせた。

(今度はひっくり返されての背面……背中も全てキスされるのか)

 静香は俺を四つんばいにしてから背中に覆いかぶさってきた。
 そして貪るようにして俺を犯しはじめた。

「も、もういいだろ! 許して……くれええええ」

「だめですわ」

 背中全体にキスをまぶすとき、静香は両手で俺の乳首やわき腹をなで上げたり
ペニス周辺を徹底的に焦らしまくった。
 そのおかげで俺はベッドに伏しながら彼女に悶絶させられ、体力をごっそり奪われた。

「あっ、あああ~~~!」

「すごい声……お兄様、もっと感じて」

 長い手足をタコのように絡めて、静香は抵抗する俺を抑え込みながら二の腕や首筋、ふくらはぎなどにもキスをしまくった。



「はぁっ、はぁ……!」

「よく我慢できましたね? ではいよいよ……フフフッ」

 再び俺は天井を見上げるようにベッドに横たえられた。


「頭の中、何も考えられなくしてあげますね?」

 今度は静香の顔が俺の目の前に!

「では……んちゅっ……レロ……んふふふ」





「んっ、んううぅっ、んんん!!!」

 目を少し細めながら、静香は俺の唇に舌先を差し込んできた。
 その攻撃的なキスは先ほど以上に俺を興奮させた。
 キスマーク攻撃とは違う犯すような口付け……こんな体験は初めてだった。
 美しい女子校生が懸命に何度も舌先を出し入れしてくる。

「どうです? お兄様」

「んあっ、あ……ふっ」

「まだ余裕がおありですね。ではもう一度……」

 呼吸を乱す俺に、少女の唇が重なる。甘い唾液とともに、再び侵入してくる舌先。
 まるで女性のアソコにペニスを差し込むように、静香は何度も何度もリズミカルに俺の唇を奪う。

 女性上位のまま真上から浴びせられるキス……静香に犯されているということを意識せずにはいられない姿勢。

「し、ず……」

「お兄様、もう少しキスさせて?」

 さらに激しく、今度はすするようなキス。
 ズチュズチュと淫らな水音だけではなく、ビンビンにされたペニスをソフトに刺激する少女の柔肌。

 先ほどのキス責めで、たっぷりと体力を奪われた俺は快感を受け流せない。
 少女のテクニックの前にどうすることもできない!

「は……うぅ……」

「すっかり目がトロけちゃってますね? うれしい……」

「も、もうやめれ……」

「まだしゃべれるのね? ほら、もっと舌をお出しになって」

 少しきつい静香の命令口調に逆らえず、舌を差し出す。
 フルフルと震える俺の舌を、静香の小さな唇が包み込む。

(あああ、また……俺はああぁぁ!!)

 犯されるとわかっていても止められなかった。
 差し出した舌先を、静香は丁寧に舐めあげ快感で縛り上げた。

 しばらくの間、ディープキスを続けて動けなくなった俺に静香は囁いた。

(ふわふわして気持ちいいでしょう? キスってすごいですよね)

 もうすでに俺は完全に脱力しつつあった。女子校生の、いや静香のキスがここまで強力だとは思ってなかった。
 全身に力がほとんど入らない。指先を動かすのがやっと、だ。


「今度はお兄様の大事なところをふわふわにしてあげます」

 俺とは対照的に静香は元気なままだった。グッタリと開いたままの俺の脚をさらに開かせ、腰を抱え込むようにしてペニスに狙いを定める。



「まだまだ元気ですよね?」

 ここまで痛めつけられていても、ペニスを掴まれると全身が甘く痺れる。

「あ……ぐうぅ!!」

 いや……むしろここまで一度も射精してないことで、全身が性感帯になりかけている。
「こんなにビショビショにしちゃって……一生懸命ですね?」

 静香にフーっと生暖かい息をかけられた。たったそれだけでカウパーが少し滲んでしまう。

「んああっ!」

「タマタマがこんなに膨らんでる。こっちもペロペロしますね」

 彼女の指先が俺の玉袋を持ち上げた。鈍い刺激がやってきたのも束の間、突き刺すような……これはっ!?


「あっ、今……お汁を出しましたね?」

 射精ではないが、透明なしずくが軽く噴出した。

(な、なんで……?)

 理由がわからない。だるい首を動かして下を見ると、静香が俺の片足を軽く曲げながら舌先を玉袋に這わせていた!

「恥ずかしい格好ですね……」

「あぁぁ、やめ……」

「この繋ぎ目のところとか、いいのでしょう?」

 レロォ~~~~

 尖った舌先が敏感な接合部をえぐり、皮膚の上から血管をなぞる。

「ふあっ!?」

「いいみたいですね……ではもっと」

 もはや何をされても感じてしまう、といってもいい状態だった。
 静香のキス責めを含めた寸止めの効果はすさまじく、俺は防戦一方になり果てていた。


「次に先っぽを半分だけ咥えてあげましょう」

 ペニスを解放して、静香が俺の顔の目の前で言う。改めてアップで見ると……とんでもなく可愛い。
 今まで俺はこんな美少女に体中を弄ばれていたのか。

「先のほうを……咥えた後はコロコロと口の中で、キャンディーみたいにしてあげます」
 キャンディー、というときに静香は舌先を出してペロペロと動かして見せた。



 その様子がとてもエロく、見せ付けられた俺の心臓とペニスがドクンと脈打った。

「ぐ……」

「フフッ、エッチですか? 私」

 静香はこれから俺に浴びせかけるテクニックをゆっくりと説明することで、俺をさらに興奮させてくる。

 それがわかっていても、俺の体は静香の思惑通り次にやってくる快感を期待させられてしまう。

「でも……してほしいのでしょう? んちゅっ♪」

 そして再び軽くキスをしてくる静香。
 まるで不意打ちのようなタイミングに頭の中が、とろける……



「お望みどおりキャンディーみたいに溶かしてあげますわ」

 その声にハッとして股間を見ると、すでに静香が亀頭を加える直前だった。




「ちょ、ちょっとま……」

「あむっ……チュルルル…♪」

「んあ、あはあああああああああああああああっ!!!」




 少女の熱い口の中に放り込まれた俺のペニスが、勢い良く我慢汁を放出した!
 静香はその液体をジュルジュルと音を立てながら何度もすすり、ペニス全体にこすり付ける。

「おいしい、お兄様……もっと甘いお汁を出してください」

 時折ペニスを解放しながら、咥えた瞬間に激しく舌先を動かしてくる。
 特に尿道あたりをツンツンされると思わず前かがみになりそうになってしまう!


「ふくっ、あっ、あいっ、そ、そこはあああぁ」

「白いものを出しやすいようにしてあげますからね」

 不規則なリズムでペニスを嬲る静香。せっかく堪えていた射精感が体中に駆け巡る。


(イ、いく! このまま静香の口に出すううぅぅ~~~!)

 もはや限界が近い……いや、限界はとっくに超えているのだ。

 しかしこのまま射精したら、静香の顔中が真っ白になるくらいの陵を吐き出してしまうだろう。

 だがもう俺は……この少女の口の中でイくことしか考えられない……


「ふぅ、ここまで……」

 だが静香はあっさりとフェラを止めた。


「え……ええええ!?」

「お口が少し疲れました」

 抗議の目で静香を見つめると、俺に向かって意地悪な瞳を返してきた。


(残念ね、このままフェラでイきたかったのにね? お兄様)

 大きな瞳を見ていたら、そういわれている気がした。
 このままイきたかったという俺の心を彼女は見透かしていたのだろうか……。


「うふふふ……」

そんなことを考えていたら、静香は俺を押し倒して馬乗りになった。

これはまさか!?


「お兄様もそろそろ……挿入したいでしょう?」



「あ……」

「女子校生のオマ○コを……そのペニスで掻き混ぜてみたいのでしょう?」

 俺の意思を確かめるようにじっと見つめてくる静香。
 その瞳に飲み込まれ、思わず無言で頷いていた。

「じゃあそうしましょう」

 俺の反応を見て、静香は満足げに優しく笑いかけてきた。
 そしてズリズリと少しだけ身体を上に移動させてきた。


「お兄様を迎え入れる前にお伝えしておきますが、私の膣内(なか)はすごく気持ちいいと思いますよ」

 顔面騎乗とまではいかないが、ちょうど俺の両脇あたりに彼女の膝がきた。
 うっすらと茂ったヘアは丸見えで、しかもサーモンピンクの膣口が……!

(すごい、きれいなアソコだ……!)

 その秘密の花園を前に、俺は見惚れるしかなかった。
 この中に自分のものが入るのかと思うだけで胸が高鳴る。
 釘付けになった俺の視線をじらすように、静香は片手を秘所に添えた。

(これじゃあ見えない……)

 だがそれはほんの一瞬だった。
 次の瞬間、彼女は人差し指と中指で膣を大きく開いて見せてくれた。

 桃色の扉がゆっくりと開く。

「綺麗でしょう? いわゆる名器と呼ばれているモノらしいです。私にはよくわかりませんけど」



 言われるまでもなくそう感じた。
 俺の目の前で何の抵抗もなく開いた静香のアソコは、ペニスを捕獲しようとして妖しげにうごめいている!

「私のアソコ、性欲の強すぎる男の人をお仕置きすることも出来るんですの」

 お仕置きという言葉に反応したのか、ピンク色の魅惑の入り口がキュイッと締まって見せた。
 あの中にペニスを入れたならあんなふうに締め付けられて「お仕置き」されてしまうのか。

 凝視する俺の顔を見ながら、静香がゆっくりと指先で膣をいじり始めた。


「始めは挿入すると、男性は皆さん驚かれます。その後必ず身動きが取れなくなり、30秒以内には身体を震わせて発射……」

 静香の説明を聞きながら、ペニスがビキビキと張り詰めていくのを感じた。

(早く入れたい……!)

 男なら誰でもそう思うだろう。それほどまでに静香の秘所は美しかった。
 彼女の淫らな指の動きに合わせてトロリとした液体が増えていく。
 粘り気のある液体が指にまとわりつき、小さな気泡を作り出す……


「でも私は何もしません。せめて男性に気づかれぬよう手加減してあげるだけです」

「なん……だと」

「ええ、手加減しないとすぐに果ててしまいますもの。私は射精して気持ち良さそうな男性の顔を見つめているだけで満足ですから」

 クチュクチュした音を立てながら、気持ち良さそうにうごめく静香のマ○コ。
 俺は急に恥ずかしくなった。なぜか静香の顔を正面から見れなくなった気がした。

「それなのに、また男性は腰を振るわせ始めます。そんなに気持ちいいのかしら?」

 静香の指の動きが止まる。おそらく……準備が出来たようだ。
 男を捕らえ、狂わせる準備が。


「しかし今日はお兄様が相手ですから、手加減など必要ありませんわ。本気でお迎えします」

「や、やめ……ちょっとま……!」

「では……」

 静香が片膝をついた。そして慎重に膣口を勃起したペニスの先にあてがう。


(ねっとりして……熱い)

 ペニスにキスするように、熱い粘液が塗りつけられる。特に念入りに裏筋あたりを舐めまわすような静香の腰使い。

 俺の身体から力が吸い取られる。
 そんなことを感じた瞬間、静香が腰を落とした。

「あ……うああぁ!」

「うふふふっ、先端が入りましたね?」

 何の抵抗もなく、ほんの少し力を入れただけで静香の秘所にペニスが沈んでいく。
 柔らかな肉ひだに包まれ、奥へ奥へと導かれる。

「ま、まってくれ!」

「はい?」

「で、でちゃう! ちょっとまってえええ!」

「あら、もうですか」



 しかし俺の悲鳴にかまわず静香は腰を沈める。片手で乳首をいじり、片手でクリトリスを撫でて余裕の表情で俺を見下している。

 そのせいなのか、膣の入り口がキュンキュンとカリ首を締め付けてきた!

「こうやって締めれば我慢できますよね」

「あああっ!!」

 それは逆効果だった。
 急に締め付けられたせいで、さらに我慢汁が吹き出してしまう。

「……少し腰を振ってあげましょう」

 さらに少し腰を沈め、ちょうど半分くらいのところで静香はさらに締め付けを強めた。そしてゆっくりではあるが前後に腰を振り始めた。

「これがいいのでしょう?」

「い、いいいいいい!!!」

「カチカチだったお兄様のものがさらに膨らんでる……ふふっ」

 たった数回の腰ふりで、極限まで膨らみきったペニス。
 ヌルヌルしつつも内部で感じやすい亀頭を揉み解され、俺はもはやイク寸前だった。

「ああんっ!」

 パンパンになったペニスを味わうかのように、静香も甘い声を上げた。
 俺はとうとう耐え切れなくなり自分から腰を突き上げた。

「反撃ですか?」

「んううぅぅ!」

「そんな些細な抵抗……つぶしてあげますわ」



 俺を見つめたまま、静香が左右に腰を捻った。
 たったそれだけで俺の我慢は打ち崩されてしまった。

「で、でででる~~~~~~~!!!!」

「はい、どうぞ」

 その声が合図となり、待ちに待った脈うちが始まる。突き上げた腰を絡めとるように俺を押さえ込む静香。
 結合している彼女の膣内を中心に、急速に快感が俺を包み込む。

「で、るっ! でるよおおおおお!!!」

「いいですよ。たっぷり吐き出してくださいね」

 ガクガクを震えながら、俺は静香の腰を掴んだ。しっとりとした感触が手のひらから伝わってくる。

(だ、だしちゃう! この女子校生の膣にいいいい!!)

 先ほどの腰の捻り以外は特に腰を動かしていないというのに、グリュグリュと亀頭を揉んでくる静香の膣。
 その締めつけが少し緩んだとたん、堰を切ったように精液が大量に噴出した!


「あ、がっ、ひっ、あいい、いいいぃぃ~~~~~!」

「うふふふっ、すごい声です……」


 わけのわからない言葉を叫びながら、静香にすがりつく。
 情けない顔を年下の美少女にさらしてしまう。

 俺はほんの少しの時間気絶してしまった……。





「あ…………ああ……」

「参ったの証……いっぱい出しましたね。恥ずかしい……」

 気がつくと俺の上で静香が微笑んでいた。
 年下の少女の膣に完敗した俺を完全に見下している。
 しかもペニスはまだ彼女の中に入ったまま!?

「このままもう一度膨らませてあげます」

「ま、まって! うああああ!!!」

 静香は小刻みに身体を揺らし始めた。本当に数センチくらいの上下運動。
 しかし……

(ペニス全体がくすぐられて……!?)

 逆らえない快感が俺を包む。まさにそんな感触だった。
 さっきは単純に締め付けが強かっただけに感じていたのだが、今度は適度なざらつきがあって耐え難い快感を静香は俺に与えてくる。


「いかがですか? この腰つきすると男の人はみんな叫んじゃうんですよ」

 問いかける彼女に対して俺は叫ぶことすら出来なかった。
 さっきの射精の余韻もあり、さらに上積みされた快感に対して歯を食いしばるしかなかったのだ。

「前と後ろにゆっくり揺らしてから……今度は上下です」

 静香の腰つきが変化する。ゆったりとした前後のグラインドに小気味よいピストンが加わり、さらに微妙な腰の捻りも……!

(あ、これ……すご……い!!!)

 それほど激しさのある動きではない。しかし男の快感を知り尽くしたような膣と腰の動きに、俺はあっという間に追い詰められてしまった。


「クスッ、また射精したくなってきましたね?」

 彼女の言うとおりペニスは再び硬さを取り戻していた。女子校生のくせに、すでに名器と呼ぶにふさわしい静香の膣内に俺は翻弄され続ける。


「こ、こんなことが……」

「お兄様、ゲーム再開です。今度はもう少し強く締め付けていいですか?」



「な、なんだって?」

 まるでさっきは締め付けていなかったとでも……?
 そんな俺の心を読んだ静香が口を開いた。


「ええ、さっきは全然力を入れてませんでした。お兄様がどれくらい耐えるのか見てみたくて」

 クスクス笑いながら静香は軽くウインクしてきた。


「さっきの太ももコキと同じ…………ここからが本気ですわ。今度は締め付けたり緩めたりしながら、お兄様の身体を撫で回して差し上げます」

 その瞬間、静香の膣がキュウウっと締まった!


「こ、これ……あうっ!?」

「もちろん自分の意思で締めてますわ」

 騎乗位のままそーっと俺の胸の指先を伸ばす静香。

「ひっ」

「男の人は、女の子に撫で回されると気持ちいいんですよね?」

 白魚のような指先が俺を愛撫しはじめる。
 触れるか触れないかギリギリで乳首をかすめると、今度は頬を撫でたり肩をさらさらと撫でてくる。
 そのフェザータッチの指技に思わずうっとりする。そして俺の身体を脱力させ、無防備になったペニスに静香の名器が襲い掛かる。

「私の指使いはいかがですか」

「あふ……」

「もっと喜ばせてあげる」

 俺の腰をそっと撫でる静香の指。その妖艶な動きに反応するように、俺が腰を浮かせた瞬間、細い足が滑りこんできた。

「踊りましょう、お兄様」

 鮮やかな体位変換だった。騎乗位の体勢からクルリとひっくり返され、俺が彼女を責めやすい正常位へ…しかし、

(あ、ああ、がああ! こんなっ、快感で痺れて自分から動けないいいいぃぃぃ!)

クチュ、クチュ、クニュウウウ…

 俺を上に迎えたまま蠢く魅惑の膣内。精液をすすりだそうとする甘い触手のざわめきが俺の思考能力をあっさりと奪い去る。
 その様子を余裕の表情で見つめながら静香はクスッと笑い出す。

「上なのに必死…ですか?」

 穏やかな口調ではあるが確実に折れを見下している彼女の一言だった。
 こんな年下の娘に…くそっ、くそおおおお!

「もっと優しくしてあげ無いと駄目みたいですね。お兄様」


 俺は思いがけず静香の両面攻撃に苦戦した。特に乳首を撫でられるときは頭の中が真っ白になりかけてしまう。
 指の動きが予想以上に気持ちいい……でも気を抜いたらペニスが揉みくちゃにされて骨抜きにされてしまう。

「うふふふ、そのうち私の指を見ただけで射精できるようになっちゃったりして……」



「そんなわけない……お、うおおっ!?」

 反抗的な口をきいた俺を戒めるように、静香の名器がペニスをいたぶる!!
 そしてまた、刺激にのけぞった俺の身体を静香が抱きしめた。重心を揺らされ、再び騎乗位へと体勢を戻されてしまった。

(た、体位までこいつのなすがままなのか…)

 快感を伴う悔しい気持ちが俺を蝕んでゆく。
 静香のテクニックに身体が溶かされかけている。認めたくないが、情けないほど俺の身体は……

きゅぃっ!

「んああああっ!!」

「乳首をコリコリされながら、アソコをきゅんきゅんされるとどうですか?」

「はうっ、あ、うっく…………」

「まともに声も出せませんか。クスクスッ」

 静香は両膝をついた状態から、少しだけ腰を浮かせた。


「女子校生に乗られて身動きも取れなくなって」

「あっ、あっ、あっ!」

 膝立ちのままゆっくりとペニスが抜けるギリギリまで腰を上げ、また同じように深く突き入れる。

「ほらね? こうして深いところでお迎えすると、男の人は我慢できなくなっちゃうのですよ?」

「あ、ああああああああ!!!」

「そんなに気持ちいいの?……情けないお兄様」

 静香の一番奥に到達すると、なんとも言えない安堵感に包まれる。
 だが次の瞬間には膣奥のコリコリした部分でペニスを容赦なく愛撫される。

(まるでヤスリで削られてるみたい……)

 ザラザラした刺激とヌルヌルの快感を交互で与えられ、ペニスは再び白旗を揚げようとしている。
 

「そろそろ出しちゃいそう? またいっぱい出ますね?」

「で……でるうぅぅ……」

「じゃあ今度は一番奥まで差し込んであげます」

 さらにこの奥があるのか? 不安げに見上げる俺を、静香はクールな目で俺を見つめ返した。


「私の膣奥についた瞬間、きっとお兄様はイッちゃいます」

「くうっ……!」

「でもうまく我慢できたら、静香のスペシャルテクニックをお見せしますわ」

「それは……いったい……!?」

「お兄様が我慢できたらのお楽しみ♪」

 楽しそうにいい終えると、静香はゆっくりと腰を上げた。


ず……ずずず……ずず……

「今度は一気に落としませんよ? さっきよりゆっくりねじ込んであげます」

 その言葉通りゆっくりと腰を沈める静香。挿入にかかる時間が長ければ長いほど、俺は名器の感触をリアルに味わうことになるのだ。


「そのほうが私も気持ちいいんですの」

「やばい、は、はやくうぅ……!!!」

「うふふっ、まだ半分ですよ?」



 他の男でもきっと同じことを口にしただろう。彼女の膣の感触に慣れることなど考えられない。
 静香がその気になれば、入れた瞬間に俺をイかせることだってできるのだから。


「もうすぐ根元まで入りますわ…………はぁんっ!」

 何とか根元まで入った。だが今回はいつもの締め付けが来ない!?

「あ、あれ……」

「今回はこの先があるんですよ?」

 静香はそういいながらも激しく腰を擦り付けてくる。ギシギシとベッドが揺れ、その回数を追うごとに亀頭が何かに押しつぶされるような感覚に包み込まれる。

「なに……これ……な、なあぁぁうあ!?」

「飲み込まれてるのを感じてください。静香の、女子校生のアソコに完全にお兄様は負けてしまうのです」


 そして押しつぶされていた亀頭が、膣の中でプリュンと弾けた!

「うがあっ!?」

「ほぉら、無抵抗な状態で飲み込まれちゃいましたよ?」

 俺のペニスが静香の膣にしっかりくわえ込まれてるのがわかる。
 入り口もしっかり締まっているが、それ以上にキツい締め付け……そして振動がやってきた。

 まるで膣の中にバイブでも仕込んであるのではないかというくらい尿道付近が痺れてくる!?


「静香の奥、どうです? すごく締まるでしょう?」

「な、なん、でこんなに!?」

「このままハミガキのチューブみたいに搾り出すことも出来るんですが、約束しましたよね」

 約束……って?


「静香のスペシャルテクニック、感じてくださいね」

 膣内でブルブル震えていたペニスの動きが止まった。だがその代わり、別のムズムズ感がペニスを包み込む。
 静香が腰でも使っているのかというと、そうではなかった。彼女は全く動いていない。

(これくらいなら……って、あああ!)

 耐え切れる、と思っていた矢先だった。きっちりと固定されたペニスの先端からカリ首にかけてだけにゾワゾワした感触が沸き起こった!


「しっかり感じてくださいね……我慢するともっと良くなりますから」

 腰を捻ろうとしても無駄だった。俺の身体はしっかりと静香の細い身体に押さえ込まれている。

「な、なんだこれっ!? 逃げられないっ」

「ええ、逃がしませんわ」



 静香の小さな手が俺の両肩に置かれ、長い脚が俺を絡め取る。
 さらに膣と同じように俺の全身を抱きしめてきた。

「あ、ああぁぁ! すごい、これえぇぇ!」

「その痺れがやがてどんどん大きくなり、突き上げに変わりますわ」


 静香の予告どおり、俺は無意識に腰を上下に振ろうとしていた。
 そしてさらに彼女にすがりつくように胸に手を伸ばした。

「うわあああああ、やばい、でるっ、いい!!!」

「最後の抵抗ですね。こうなると放っておいても射精……ですが」

 静香はバストに伸びた俺の手をぱしっと掴んだ。
 そして手のひらを合わせ、俺を支配するように指を絡ませてきた。
 静香に見下ろされた状態で両手を拘束されてしまった。

「こうされるとどうですか?恥ずかしい?屈辱的?」

「くそっ、離せええええ!!」

 だが指に力が入らない。完全に両手と下半身の自由を奪われた。

「私、そんなに力を入れてませんよ。でも返せないでしょう?」

 自分の意思に関係なく腰を振る俺を見下す静香。
 か弱い女子校生に押さえ込まれたまま、俺は再び絶頂させられてしまう!

「お兄様のこと、しっかり押さえ込んであげますから、思いっきり射精してください」

 静香がさらにくねくねと腰を揺らすと、俺も釣られて腰が揺れる。
 ベッドの脇にある鏡に映るその光景が情けなく、俺は歯を食いしばった。


「私も軽くイってしまいそうですわ。でもそれは、お兄様をきっちりイかせてからにします」

「ああ、も、もうっ……くそっ、出る~~~~~~~~!!!!」

「ほら、もうすぐフィニッシュですわ」

 悔しそうな表情の俺を満足げに見つめながら、静香は腰で円を描く。
 花の蜜を吸う蝶みたいに、少女の腰が俺の上で舞い踊る。

(この腰の動きが……あああああ!!)

 激しい動きなど、もう必要なかった。快感を体の隅々まで染み込ませるように、静香は数回ゆっくりとピストンした。


「これでおしまいですね、お兄様」



 その直後、俺の全身はあわ立つような快感に押しつぶされた。

(で、出るううううっ、だめ、ダメだあああああ!!)

必死に歯を食いしばっても制御できない。

毛穴が開ききったところに快楽のペーストを塗りこめられたような俺の身体。

「まだまだ……お兄様のおちんちん、硬いままですわ。イきたいイきたいって駄々をこねてます…」

敏感な俺の体をやさしく這いまわる天女の指先。

その人差指と中指が軽く乳首を挟み込み、クルリとひねられた瞬間――、

ビュルルルルルルウウウウウウウウウ~~~!!

「んう、あ、ああ、あ、が、ああっ、ああああぁぁ~~~!!!」

静香の膣内でペニスが爆ぜた。

しかも二回、三回、四回…勢いが衰えないっ!

悲鳴を上げるペニスに対してさらに深い絶望を叩きこむように、静香の膣内は容赦なくうねり続け、俺を萎えさせない。

「ほら、いい子いい子♪ オマンコの中でゆっくり泳ぎましょうね?」

膣内は絶え間なくうごめいているのに、こちらにはお構いなしでゆっくりと腰をグラインドさせてくる。

射精直後のくすぐったさすら飲み込んで、俺を快楽漬けにする名器の波状攻撃。

「が、ああああっ!」

ピュ、ルウウウ…

「うふふ、また出た……素直ないい子ですね? お兄様は」

勢いなく無理やり射精させられたペニスが静香への服従の証を吐き出した。

ほとんど透明な精製したてのミルクをすする少女の膣内に、俺はとうとう意識を手放した…




 俺が完全に絶頂し、白目を向いた後も静香は腰を振り続けた。

 夢心地の中、俺は可憐な妖精に何度も犯された。

 魔法で何度も俺のペニスを硬くして、甘い蜜を吸い取る淫らな妖精……




「クスッ……あなた少しテクニック不足なんじゃない?」




 俺が気絶した後も、静香は硬くなったままのペニスを数回射精に導いた。
 それからようやく彼女は俺を解放した。



 こうしてまた一人のロリコンが女子校生に敗北した。

 気絶しながらも俺は感じていた。

 これから先、静香以上の女に出会わなければきっと俺は射精する事は出来ない。

 強すぎる快感を植えつけられただけでなく、ロリに責められないと感じない体にさせられてしまったのだ。

 そして目が覚めた俺は静香の手によって街の外へ追いやられたのだった。





(第一部 終了)







一年後





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