Disguise ~戸惑いの美少年~  ※注意【女装少年 お姉さん 逆レイプ】





 このまま外に出て行きたい。
 おしゃれな帽子をかぶって、可愛いバッグを持って……買い物に行きたい。
 女の子の友達と美味しいもの食べて、写メとって、洋服を見たり……
 誰も僕に気づかない……この姿が僕だって気づけない……
 試着室の中、鏡に写る姿を見て確信した。



「可愛いお嬢さんねぇ」
「ほんと、目が大きくて髪の毛もサラサラで」

 そんな声を聞くと思わずニコリと微笑み返してしまう。
 昔からよく言われていたので慣れてる。

 僕の名前は斉藤ジュン……年齢は12歳。オトコ。

 近所の人たちが誉めてくれるように目が大きく、鼻と口は小さい。
 肌も白くて女の子みたいだと自分でも思う。まだ声変わりもしてない。

 髪型は少し長めのショートカット。
 耳が隠れるくらいで、最近は前髪が伸びてきた。
 そろそろ床屋さんにいかなきゃ……

 鏡を見て恨めしく思う。
 どう見ても女の子にしか見えないのに、何で自分はオトコなんだろう。
 学校でも女の子の友達も多いし、可愛い服を着てる子を見るとドキドキする。
 でも……僕のあそこには、おちんちんついてる。

 名前だって男か女かわからないってよくいわれるから、
 思い切ってスポーツ刈りにしようかと思ったんだけど……そんな勇気もない。

「ジュンくん可愛いんだからさ……いっそ女の子のカッコして、外に出てみたらいいじゃない?」

 お隣に住んでる5歳年上のお姉ちゃんにそういわれた。
 もちろんあっちは僕をからかうつもりで言ったのだろう。
 こうみえても僕だってオトコだ。
 でも……はじめはムッとしたけど、後でだんだんその気持ちが強くなって……

 今僕は近所のファッションセンターひまむらに来てる。家を出るときから赤と白のボーダーのTシャツにパーカーを羽織って、デニムのハーフパンツをはいてきた。

 それに少し短めの靴下にテニスシューズ。
 ついでになんとなく可愛いビニール製のバッグも持ってきた。
 こんなカッコしてる女の子って、たまにいるよね?



 少しドキドキしながらお店の中に入る。
 平日の昼間だからお客もほとんどいない。
 これなら安心だ……

 僕は思い切って女の子の服をいくつか手にとって試着室に入った。
 狭い個室の中に鏡が一枚。

 自分で持ってきた服をかけるハンガーみたいなのが2つ。
 そして姿を隠すカーテン……

(まずはこのスカートをはいてみたいな……)

 赤と黒のチェックのミニスカート。
 これに黒いニーソックスとか……すごく憧れる。
 でも実際にこんなの身につけたことないし……どっちが前なんだろ?

 色々考えながら自分のショートパンツと履きかえてみた。
 たぶんこんなかんじ……

(次はこれ……ピンクの……)

 なんて書いてあるかわからないけど、おしゃれで可愛いパーカー。
 これはファスナーついてないから上からかぶるだけか!
 簡単でいいな、と少し安心した。

 鏡の前で自分を見る…………やばい、すごく可愛い!
 自分のことじゃなく、きている服がやっぱり全然違う。
 男物とは生地も違うし、なんだか肌触りもいい。

「次の服を試してみよう……!」

 入店当初のオドオドした気持ちが一転して、ドキドキに変わってきた。
 今度はこのフリルのスカートをはいてみよう。
 そう思った矢先だった。

「お客様失礼ですが……」
「っ!!」

 きれいな声のお姉さん……きっと店員さんだ。
 も、もうバレたのかな!? 僕、何にもヘンなことはしてないはずなんだけど……

「先ほど店内でお財布を落とされませんでしたか?」
「えっ……あ、はいっ……ちょっと調べてみます」

 少し驚いたが、僕が男だと思って声をかけたわけではないらしい。
 外で待つ店員さんに向かって少し声を変えて答える。

「ちゃんと財布はあります……」
「そうでしたか。大変申し訳ありませんでした。お買い物をお楽しみくださいませ」

 内心ヒヤヒヤしたが、なんとか切り抜けた。でもなんとなく集中力が途切れたので、僕は着てきた服に着替えると商品を元の位置に戻そうと決めた。

シャッ……

 周りを見ながらカーテンをあける。
 目の前には誰もいない。
 さっきの店員さんも誰だかわからない。
 すばやくスカートやパーカーを元に戻すと、僕は急いで店を出ようとした。

「やっぱり男の子だったんだ……」

ビクッ!!

 試着室から出て左斜め後ろから声をかけられた。
 振り返るとそこにはニヤニヤと笑いながら女子大生風のお姉さんが立っていた。

 白いシャツに黒いミニスカート……
 身体の線は細いけど、僕より15センチぐらい背が高い。
 バレた……僕、警察に連れて行かれちゃうのかな?

「ぼっ、わた、わたしが男の子ですって?」

 今ならなんとかごまかせるかもしれない。
 でもお姉さんは僕の言うことなんか無視して近づいてきた。

ぺたっ

 いきなり胸に手を当ててきた! もちろん僕は男だからクラスの女の子みたいにおっぱいなんて膨らんでないし……バレちゃう…………

「ああああぁぁ……」
「あらごめんなさい……女の子なの?」
「ハ、ハイ……あんまり触らないでください……!」
「ふーん、ちょっとごめんね」

 お姉さんの手はゆっくりと僕の胸の上で円を描く。
 さらに左のほっぺを撫でられて……首筋もツツツーってされて……!

「うふふふふ……」

 足元がフラフラしてくる。
 なんだか身体が浮いてるみたい。
 気づけば僕はお店の壁に背中を預けていた。

「そうよね。こんなに可愛い男の子なんていないよね?」
「はううぅ……」
「でも………………これはなにかな?」

むきゅうっ!!

「ひぎゅうぅっっ!?」

 おちんちんがズキンとする……下のほうを見るとお姉さんの細い手が、指がっ!
 Tシャツとハーフパンツの隙間を縫って僕を……捕らえてる…………

クニュクニュクニュクニュ……

 な、なんでこんなになっちゃうの!?
 お姉さんの指が動くたびにおちんちんがヘンになってく。
 僕の身体が熱くなって、しびれて溶けていっちゃうみたいに……

「まだ立ってられるんだ……?」
「お姉さん……やめて……」
「やめないよ? 女の子なんだよね、キミ……」
「ううっ、うううぅぅ……」

 僕を追い詰めるお姉さんの言葉。
 自分でいっちゃったから何も言い返せないよ。

「へんだなぁ? こんなのついてる女の子って」

ぬちゅ……っ

「ひゃああ!?」

 急に何だかお姉さんの指がスベスベしてきた……
 それだけじゃなくてなんだか僕の身体が

「こんなに硬~くなっているヨ?」

 しばらく僕のおちんちんを……握ったり、離したり。
 擦ったりしてたお姉さんが顔を寄せてきた。

「みんなにいっちゃおうかな?
 ここにおちんちんがついたヘンな女の人がいます……って」
「やめてっ! それだけは!!」

 学校にばれたら大変なことになっちゃう。
 お母さんにもばれちゃうし友達にも……へんな人って言われちゃう……
 思わず泣きそうになる僕を見て、お姉さんはいった。

「黙ってて欲しいなら、もう一回試着室にいこうか?」
「うぐ…………はい……」
「いい子♪」

 僕は言われるがままにお姉さんについていった。
 お姉さんは僕に気をつかってか、お店の中の洋服をいくつか手に取った。
 二人で歩いていれば仲良しの姉妹に見えるのかもしれない。

 そして僕はまた……さっきの試着室へと入った。
 でも今度はお姉さんと二人で……

「いつもこんなことしてるの? ねえ、ヘンタイくん」
「僕は……フツーです……」
「へぇ、そうなの?」

 お姉さんから目をそらす。
 鏡の中の自分と目が合った。

「普通の男の子なのにこんなカッコしちゃうんだ?」
「それは……」
「かわいいスカートとか好きなんでしょ? キミ」

 狭い空間でお姉さんと向き合う。
 最初は気づかなかったけど、なんだかいい匂いがする。
 お姉さんの身体から果物みたいな香水の匂いが……

「どうなの?」
「好き……です」

 うっとりしていた僕に問いかけるお姉さん。

「クスッ……本当にいい子。
 もう一度はかせてあげる。足、あげて?」

 お姉さんはその場にしゃがみこむと、売り場から持ってきたスカートを僕にはかせ始めた。

「本当に似合うわ。これで見せスパッツでもはかせたら女の子で通るわね……」
「は、はずかしいっ……カーテン閉めてください」
「大丈夫よ」

 僕の目には試着室の外が良く見えた。
 知らないおばさんやおじさんが店内を歩いている。

「他のお客さんからは私のかわいい妹……にみえるんでしょうね?」

 でも僕の学校の友達が来たら絶対にヤバイよ!

「あっ……」

 そんなことを考えていたら見たことのある女の子たちが入ってきた。
 隣のクラスの女の子たちだ。
 一人だけ名前を知ってる子がいる……

「あの服、かわいい~」
「ホント、あたしも後で着てみたいなっ」

 僕のことには気づかず、彼女たちも目の前を通り過ぎた。
 やっぱりわからないんだ……
 思わずため息をつく僕を見て、お姉さんが言う。

「ほっとした?」
「えっ!?」
「じゃあお姉ちゃんにスカートの中を見せてくれるかな?」

シャアァ……

 試着室のカーテンが閉ざされた。

「ほらみて……」

 お姉さんは僕の髪を手に持っていた髪ゴムで結んだ。

「髪もこんなに柔らかいんだ……これも似合うね?」

 鏡の中にいる僕は全くの別人……
 お姉さんが持ってきた服を着せられて、髪型も少しだけ変わって……

キュ……

 スカートの中にお姉さんの手が忍び込んできた。

「はううぅうっっ!!」
「私は可愛い女のコが好きなの」

 さっきと同じようにおちんちんを手のひらの上でスベスベされると、身体に力が入らなくなってしまう。自然にお姉さんの身体にもたれかかると、優しく抱きしめてくれる。

「キミ、本当に可愛い……もう我慢できない」
「んうううううううぅぅぅっ!?」

チュウウウゥゥゥッ!!

 僕の背中を抱きしめたお姉さんのほっぺが僕の顔をスリスリしたかとおもったら、無理やり横を向かされた!
 そして急に息苦しくなって……
 あっ、これ……これってキス……キスされたああぁぁ!?

「あばれちゃだめよ?」
「んん……うっ、ううぅぅ……ん」

 僕の初めてのキス……
 くやしい、こんなところで……!

「お姉さんだって……ヘンタイじゃないですか……」
「ヘンタイ? 私が??」

 半泣き状態で、悔しくて言い返した僕を見てお姉さんは笑う。

「私は女だし、今は男の子の身体を触っているだけだよ? それに……」

クチュクチュ……

「ふあああぁぁぁっ!!」

 おちんちん……さわらないで……!
 さっきよりもズキズキが大きくなって変になっちゃうよぉ……

「んあ、あはぁぁっ」
「スカート履いて喜んでる男の子に言われたくないなぁ」

 再びお姉さんの腕に抱かれてクタクタになる。

「逃げようとしたら大声出すよ?
 お父さんやお母さんにバレちゃうよ?」
「やめて! ごめんなさい……」
「わかったら言うこと聞きなさい……さあ、鏡に手をついてみて?」

 言われるとおりにする。
 今の僕にはもう……それしか出来ない。

「はぁ、はぁ……お姉さん、僕をどうするん……ですか」
「後ろから犯してあげる」

 お姉さんの指が僕のお尻を撫でた。
 その手つきがエッチなのと、僕の身体がいつもより敏感になっているせいで

「ひゃうっ!!」
「ふふっ、周りに聞こえちゃうよ?」

 思わず声を上げた僕の口元を、お姉さんの手が覆い隠した。
 鏡の中に映るのは泣いているような、それでいて気持ち良さそうな僕の分身……

「男の子なのにすごいスベスベの肌……」
「お、お尻をそんなに見ないで……はずかしい……」
「ここもツルツルで、なんだか不思議」

 お姉さんはスカートを大きくめくって、僕を後ろから見つめてる。
 僕の大事なところを……じっと見てる……

「こっちも、こんなにプリプリになってるわね」
「あああぁぁ……」

 お姉さんの指がおちんちんの根っこのほうに巻きついた。
 今度は両手でおちんちんを触られてる!!

ヌリュ……ヌル……
しゅこっ、しゅこしゅこ……
チュク……チュックチュッ……ク……

 僕の足が震えて、おちんちんから何かエッチな音がして……もうなにがなんだかわからなくなって……

「あとでリボン結んであげようか?」
「……!?」
「おうちについても外しちゃだめなリボン……
 キミはそれをみて、今から起きることを思い出すの」
「何をするつもりなんですか……あっ、ああぁぁぁ!!」

 お姉さんが僕の右足を持ち上げる。
 そしてしゃがみこむと、下から僕のおちんちんに顔を寄せて……

はむっ……レロ、ペチュ……

「あっ、あっ、あっ……なにをしてるのおおぉぉ!?」

 おちんちんが何かに包まれて熱い……
 熱くてくすぐったくて……
 とろけちゃいそうで、き、気持ちいい……

「キミにたっぷり恥ずかしさを植え付けて、逆らえなくしちゃうだけよ?」
「ああっ、あああぁぁぁぁぁ…………」
「おちんちん気持ちいいでしょ。震えるくらい気持ちいいんだよね? ふふっ」

 スカートの中でお姉さんが何かしてる。
 僕を気持ちよくする何かを……
 お姉さんはしてるんだ……

 おちんちんの周りがどんどん熱くなっていく。
 気持ちいいのが膨れ上がって、僕の身体が溶けていく……

「おねえさ……ん! 僕なんだか……!」
「あら、もうすぐみたいね?」

 何がもうすぐだかわからないけど、この気持ちいいのが終わりに向かっているのはわかる。頭のてっぺんがキューンてしてきた……僕は……僕はああああああぁぁあ!

「ふあああああぁぁぁ!!」

 ビクンビクンと腰が震えて、何かが僕のおちんちんから飛び出した。
 そしてお姉さんに……吸い込まれた……

「きっと初めてだったのね……ごちそうさま♪」

 頭の上でお姉さんの声がする。

 更衣室の中で僕はぼんやりと座り込む。
 指先にも足にも全然力が入らない……
 いや、お姉さんに力を吸い取られて動けないんだ。

「キミが着てる服、ぜんぶ私が買ってあげる」
「で、でもっ……」

 買ってもらっても、おいておくところがない。
 自分の部屋にも置けないよ……。

「だから今度はそれをもって私のおうちにおいで?」
「お姉さんのおうち……」
「私が持ってる可愛いお洋服、いっぱい着せてあげるから」

 お姉さんはテキパキと動いて僕を元通りの格好にしてくれた。
 そしてレジでお会計を済ませると、まるで可愛い妹と腕を組むようにしてお店の外へ出た。


 フラつきながら家についた僕は、自分の部屋でこっそりズボンを脱いで見た。
 おちんちんの根元に……赤いリボンが巻かれている。
 まるで僕がお姉さんに買われちゃったみたいに。

 そっと触れてみると、さっきの記憶が甦る。
 甘い痺れが全身に広がって、お姉さんの口に何かが吸い込まれて……

「あっ、ああぁぁ……」

 自然に左手でおちんちんを上下に擦っていた。
 僕は初めて女の人を意識しながらオナニーをおぼえた……

 興奮が醒めてしばらくすると、頭の中に鳴り響く声に気づいた。


――もうキミは私のものよ?


 僕はお姉さんの最後の言葉を思い出していた。






(了)




おまけ 女装少年のその後……










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