ウィルとライムが見守る中、新コンビ……マルクとリィナとのバトルが始まろうとしていた。
裸でにらみ合う二人。試合開始を告げるウィルの声。

「じゃあ今から始めよう。二人とも頑張るように!」

「はいっ♪ リィナ、頑張りますぅ!」

ウィルの声を聞いたリィナが、余裕の笑みを浮かべながらウィルのほうをチラッと向いた。
右手をピッと挙げてニコニコとしている……マルクにとって先制攻撃のチャンスだ!

(隙だらけですよ! リィナさん!!)

マルクは、あっという間に間合いを詰めてリィナの左手を拘束した。
そして彼女の左手を背中にまわして固定し、そのまま左胸にチュパッと吸い付く。




「ああっ!! あっ、ずるいいぃ~~ はぁん!!」

マルクは彼女の桃色の乳首を舌で転がし、甘噛みを加えながら舌先でジリジリと押し出す。
一瞬だけリィナの体を駆け抜ける痛み……そして次の瞬間、痛みは快感を倍増させるスパイスとなる。
マルクのテクニックは、リィナの性感を急激に高めた!
柔らかく大振りなリィナのバストが彼の舌技で面白いように形を変える。

(やだぁっ! このコ、思ったより舌使いが上手……!! 感じちゃう~)

トロリ……早くも愛液をにじませ、リィナが腰をモジモジと動かし始める。

「なかなかやるなぁ……」

ウィルは素直に感心していた。
実際にマルクの舌技はかなりハイレベルなのだ。
序盤を制するものが、バトルの行方を決定する。
マルクはセオリーどおりの戦法でリィナを少しずつ高みに導いていく。

「……更に続けますよっ」

マルクは舌先を尖らせるとリィナの乳首を強くグサグサと突き刺す。
そしてそのままネットリと円を描いて彼女に快感を植え付ける。




「ああぁん! ひゃんっ!!」

舌先で乳腺を刺激されたリィナは、その鋭い刺激に背中をのけぞらせてしまう。
そしてマルクの舌技は彼女の左右のバストをほどよく責め続け、ついにリィナの弱点である性感ポイントを見つけ出した。

グリグリグリッ!!
「あああぁっ…… そこっ!……弱いのォ~~~!!」

突然リィナの体がピーンと、バネ仕掛けのように跳ね上がる。
その勢いでマルクは拘束していた彼女の左手を外されてしまう。
リィナにしてみれば無意識の回避行動だ。
一瞬だけ「しまった」という焦りがマルクの脳裏をかすめる……
しかし彼の有利な立場に変わりはない。

「このまま……イっちゃってくださいっ!」

マルクの右手がいよいよリィナの秘所へとたどり着き、
柔らかな肉をめくってクリトリスを刺激し始めてた。

ぷっくりと腫れあがったリィナ最大の弱点を優しくつまみ上げ、刺激するマルクの指先。




「はぁ、はぁぁ……んんんっ~~~~!!!!」

ますます勢いづくマルクの首に、リィナの白い腕が絡みついてくる。
しっとりとした暖かな腕が、スリスリとマルクの首筋を撫でる。

「い、いやぁ……もっと感じたいのぉ…………んんっ♪」

甘えるような声でマルクに抱きつく彼女の体を、反射的に支えようとするマルク。
リィナに背中を抱きしめられながら、マルクは軽く魅了され始めていた。

(くそっ……かわいい……!!)

瞳を潤ませながら、ほわぁ~っと息を吐きつつキスをせがんでくるリィナ。

「マルクくん…………リィナにキスして?」

彼女の言うとおりに唇を重ねるマルク。
そんなリィナの甘い吐息を、彼は思いっきり吸い込んでしまう!

(うっ!……あっ……しま……ったぁ……)

まるでエタノールを急に吸い込んだときのような、めまいにも似た感覚。
リップスである彼女の吐息は、たっぷりと淫気を含んでいる。
マルクの鼓動が一気に高まり、愛撫の指先の動きが沈黙する。

「うふふっ……油断大敵ですよぉ?」

リィナのその言葉は彼の耳に届いていなかった。
彼が恍惚としている少しの間に、リィナは汗にも似た自分の体液をぺたぺたと彼の上半身にこすり付けていた。
自らの手に粘液をにじませ、彼の体を蝕んでいく……

「あなたの両腕にはぁ……特に念入りに擦りこんであげるぅ♪」

リィナの手がぬるぬるとしながら、ローションを自分の手にまぶしている感覚でマルクは正気に戻った。


選択肢

1・強引に力でねじ伏せる!

2・魔法で応戦



























































マルクはリィナの体を力でねじ伏せようとした。
そのためにも自分の有利な体制を作り出す必要があったのだが。
「はっ、離れてくださいっ!!!」

渾身の力でリィナを突き飛ばそうとするマルク……実際には突き飛ばせるほどの力は出せなかったが、ぴったりと張り付いているリィナを気合と共に引き剥がすことはできた。
しかしスライム独特のニュルンとした感触がマルクの体にまとわりついて離れない。

「あんっ、今のはなかなかいい反応だよぉ。
 でもあなたの体……もう手遅れかもね? ほらっ」

ふいにリィナが右手を軽く挙げる。
その動きにつられてマルクの右手も同じような動作をした。

「えっ……」

マルクは無意識に動いた自分の右手を見て、違和感を覚えていた。


「今からリィナが操ってあげるぅ。 フフッ……♪」

リィナは自分の両手を股間に伸ばして、何かを握るような仕草をする。

(えっ……そんな、まさか……)

マルクの脳裏をかすめる嫌な予感……そしてそれは見事に的中する。
彼の手が無意識に動き、右手と左手で分担して亀頭と玉袋を揉みはじめる。

「うあっ……あああっ!!! な、なんで……ぇ!?」

驚くマルクを見ながら、淫らな笑みを浮かべるリィナ。

「ほらぁ、こんなにヌルヌルだよぉ~~」

リィナの指先が妖しい動きを始める。
ペニスの先端部分を優しく包み込んでクリクリと回したり、
手の平の上でコロコロと玉を揺さぶるような仕草を見せる……
それはまるで目の前ににペニスがあるように、リィナは空中で擬似オナニーをする。

「はっ、あっ……・くそっ!」

目の前のリィナに直に触られているのと同じように、マルクは感じまくった。

「気持ちいい?
 じゃあ、先っぽをチュルンってしてみようか? うふふっ♪」

リィナの指先がコチョコチョと亀頭をくすぐる動きを見せた後、左手で棹を握り締めて右手で亀頭をグルグルと揉み回した。

「うああああああああ!!!!!!」

普段なら痛みを感じるほどの強い捻りこみ。
しかしその動きは、スライムローションの効果で快感だけを純粋に神経に叩き込んでくる。

「ぐっ! ふあぁぁ……気持ち……い……」

失神してしまいそうな甘い刺激に、マルクは膝からペタンとその場に崩れ落ちてしまう。

「そんなに感じちゃって……
 恥ずかしくないのぉ? 私に見られちゃってるし♪」

リィナの言葉にマルクは顔から火が出る思いだった。
しかし、彼の意思とは逆にペニスはどんどん硬度を増していく。

(ああ……くそっ、鎮まれ……!!)

彼の思いも空しく、マルクの亀頭からは先走りが大量に流れ出す。

「この技、ステキでしょ?
 自分でオナニーする快感と、人に操られる快感……
 そして、私のテクニック……もっともっと病み付きにしてあげる!」

リィナの手首がクリクリと亀頭を撫で回すような動きをすると、
そのとおりにマルクの両手が動きを再現する。
さらに追い討ちをかけるリィナ。

スライムとの戦いの中で敵の体液を浴びてしまうことは多々ある。
少量を浴びた程度ならそれほど問題はないが過剰に浴びることは敗北を意味する。

なぜなら粘液によって手足の自由を奪われ、余計なスタミナも消費させられてしまうからだ。
今のマルクはそういった状態に加えて、リィナに動きを操られている。
まさに絶体絶命だといえよう。

(や、やばい……はやく抜け出さないとっ!!)

マルクは自分の両手に力を入れて動きを止めようとするが、
彼の意思に反してリィナの手の動きを忠実にトレースしてしまう。

リィナは右手の人差し指をクネクネと折り曲げて、亀頭に絡みつかせるような仕草をしている……
その様子を見せ付けられているだけでも感じてしまうのに、実際に同じ動きが再現されているのだ。

「あっ……ううっ!!」

元々タフネスの少ないマルクである。
リィナの言うとおり、彼の精液が少しずつ玉袋から登り始めている。

「ほらほら、シコシコ~~~♪
 だんだん気持ち良くなってきたんでしょ?」

マルクの気持ちばかりが焦るが、両腕の自由が奪われている現状での脱出は難しい。
このジワジワと忍び寄る快感に抗うのには熟練したハンターでも限度がある。

「そろそろリィナが……リィナが直接
マルクくんのおちんちんをシコシコしてあげるからね?」

パチン、とリィナが指を弾く。
ふいにマルクの両腕が股間から離され、背中の後ろで交差させられてしまう!

「うごか……せない!?」

まるでリィナに腰を突き出して、ペニスを差し出しているかのように。

「そんなに腰を突き出しちゃって……リィナに気持ちよくして欲しいんだぁ……
 ちょっとだけ本気だしてあげるね? ふふふっ♪」

リィナの右手……細い指先が、いよいよマルクの亀頭に触れる。

「ちがっ……はううう!!!」

遠慮がちにピトッと触れたのは一瞬で、
すぐにリィナの左手がペニスの付け根から亀頭までを滑らかにスライドしてくる。
右手と一緒に亀頭をやさしく包み込むリィナ、それに続くマルクの嬌声。

「はああああああぁぁん!!」

外見上は、指先で亀頭を包み込んでいるだけのようだが……リィナの指先は微妙なバイブレーションをペニスに刻み込んでいた。

まるでイソギンチャクのように……マルクの亀頭にからみついては離れ、
急に吸い付くように搾ったり・・という動きを繰り返していた。

「淫魔の基本技・バタフライフィンガーだよぉ……
 手コキがもっとうまい淫魔だと、これだけで男の子は失神しちゃうかも?」

しかしその言葉もマルクの耳には届いていなかった。
彼にしてみれば、現状の壮絶な快感を堪えることだけに集中せざるを得なかったからだ。

「ひいいッ、ふあっ……あああああ!!!」

マルクの思考が桃色に染まってゆく。
リィナがもたらす快感は、圧倒的に戦闘経験が少ないマルクにとっては耐え切れるものではなかった。

「マルクくん、いっぱいドピュドピュさせてあげるね?」

リィナの可愛い顔が近づいてくる……

「私がキスしたら、あなたはイっちゃいなさい?」

薄桃色の唇がマルクを優しく包み込んで、吸い上げてくる!

「む、むぐっ……!! んんん~~~!?!?」

リィナは彼の呼吸を乱しながらペニスをシコシコとしごきあげる。
その痺れるようなテクニックに、マルクは盛大に射精せざるを得なかった。

(BADEND)
































































































「はっ、離れてくださいっ!!!」

渾身の力でリィナを突き飛ばそうとするマルク……実際には突き飛ばせるほどの力は出せなかったが、ぴったりと張り付いているリィナを気合と共に引き剥がすことはできた。
しかしスライム独特のニュルンとした感触がマルクの体にまとわりついて離れない。

「あんっ、今のはなかなかいい反応だよぉ。
 でもあなたの体……もう手遅れかもね? ほらっ」

ふいにリィナが右手を軽く挙げる。
その動きにつられてマルクの右手も同じような動作をした。

「えっ……」

マルクは無意識に動いた自分の右手を見て、違和感を覚えていた。


「今からリィナが操ってあげるぅ。 フフッ……♪」

リィナは自分の両手を股間に伸ばして、何かを握るような仕草をする。

(えっ……そんな、まさか……)

マルクの脳裏をかすめる嫌な予感……そしてそれは見事に的中する。
彼の手が無意識に動き、右手と左手で分担して亀頭と玉袋を揉みはじめる。

「うあっ……あああっ!!! な、なんで……ぇ!?」

驚くマルクを見ながら、淫らな笑みを浮かべるリィナ。

「ほらぁ、こんなにヌルヌルだよぉ~~」

リィナの指先が妖しい動きを始める。
ペニスの先端部分を優しく包み込んでクリクリと回したり、
手の平の上でコロコロと玉を揺さぶるような仕草を見せる……
それはまるで目の前ににペニスがあるように、リィナは空中で擬似オナニーをする。

「はっ、あっ……・くそっ!」

目の前のリィナに直に触られているのと同じように、マルクは感じまくった。

「気持ちいい?
 じゃあ、先っぽをチュルンってしてみようか? うふふっ♪」

リィナの指先がコチョコチョと亀頭をくすぐる動きを見せた後、左手で棹を握り締めて右手で亀頭をグルグルと揉み回した。

「うああああああああ!!!!!!」

普段なら痛みを感じるほどの強い捻りこみ。
しかしその動きは、スライムローションの効果で快感だけを純粋に神経に叩き込んでくる。

「ぐっ! ふあぁぁ……気持ち……い……」

失神してしまいそうな甘い刺激に、マルクは膝からペタンとその場に崩れ落ちてしまう。

「そんなに感じちゃって……
 恥ずかしくないのぉ? 私に見られちゃってるし♪」

リィナの言葉にマルクは顔から火が出る思いだった。
しかし、彼の意思とは逆にペニスはどんどん硬度を増していく。

(ああ……くそっ、鎮まれ……!!)

彼の思いも空しく、マルクの亀頭からは先走りが大量に流れ出す。

「この技、ステキでしょ?
 自分でオナニーする快感と、人に操られる快感……
 そして、私のテクニック……もっともっと病み付きにしてあげる!」

リィナの手首がクリクリと亀頭を撫で回すような動きをすると、
そのとおりにマルクの両手が動きを再現する。
さらに追い討ちをかけるリィナ。

スライムとの戦いの中で敵の体液を浴びてしまうことは多々ある。
少量を浴びた程度ならそれほど問題はないが過剰に浴びることは敗北を意味する。

なぜなら粘液によって手足の自由を奪われ、余計なスタミナも消費させられてしまうからだ。
今のマルクはそういった状態に加えて、リィナに動きを操られている。
まさに絶体絶命だといえよう。

(や、やばい……はやく抜け出さないとっ!!)

マルクは自分の両手に力を入れて動きを止めようとするが、
彼の意思に反してリィナの手の動きを忠実にトレースしてしまう。

リィナは右手の人差し指をクネクネと折り曲げて、亀頭に絡みつかせるような仕草をしている……
その様子を見せ付けられているだけでも感じてしまうのに、実際に同じ動きが再現されているのだ。

「あっ……ううっ!!」

元々タフネスの少ないマルクである。
リィナの言うとおり、彼の精液が少しずつ玉袋から登り始めている。

「ほらほら、シコシコ~~~♪
 だんだん気持ち良くなってきたんでしょ?」

マルクの気持ちばかりが焦るが、両腕の自由が奪われている現状での脱出は難しい。
このジワジワと忍び寄る快感に抗うのには熟練したハンターでも限度がある。

「このままじゃ……くそっ……ここは絶対負けられないんだ!」

マルクは心のどこかでリィナを甘く見ていた。
あどけない顔立ち、のんびりした口調の突然現れた可愛らしい淫魔を……。

しかし彼女の思うままに強制オナニーをさせられる屈辱、
そして拘束状態で快感を擦り込まれている現状……あらためて自分の読みの甘さを実感した。

目の前にいる淫魔がライム並みの強敵だと知った今、
彼は自分自身に封印していた技を使う決意をした。

快感に歯を食いしばり、集中力を高めて素早く頭の中で呪文を詠唱する。
体中から振り絞る魔力……ウィルのほうを一目見て、目で許しを乞う。

(すみません師匠……僕の召還術、使わせてもらいますッ!)


「……ん?」
そんな必死な弟子の思いを、ウィルは全く気づかなかったが。


「はあああああああ!!!!」

突然、気迫のこもったマルクの声に思わず手コキ攻撃を緩めるリィナ。

「きゃっ?……これは魔力!?」

イく寸前の男の断末魔ではないことは明白だ。
マルクの体が一瞬バチバチと青い火花を放つ。
紫の煙と共に彼の両肩には、白と黒の小さな悪魔が現れた!

「呼んだ~~?」

白い悪魔がノンビリとした口調で問いかける。

「キキキ…なんだか辛そうだな!マルク!!」

黒い悪魔が面白そうにマルクを眺めている。

「はぁ、はぁっ……リリア! 僕の体の時間を……戻せ!!」

息を切らせながらマルクが悪魔に命令を出すと、
リリアと呼ばれた白い悪魔が小さな羽根を羽ばたかせてマルクの額に張り付いた。

「これでOK~?」

……のんびりとした声を残して、白い悪魔は消滅した。
するとスライムローションに覆われていた彼の上半身から、一切の粘液が吹き飛んだ!
まるで今までのリィナの攻撃が何もなかったかのように……


「!!!  ええええぇぇ~~~~、なんで!?」

目を丸くして驚くリィナ。
せっかく相手が落ちる寸前まで快楽を与え続けていたのだから無理もない。

その間にも自分の手を握ったり開いたりしながら、体の調子を確かめるマルク。

「よし、思い通りに体が動く……
 それに精力も戻ったぞ! 次はブロム!!」

そしてブロムと呼ばれたのはマルクの右肩に宿る黒い悪魔だ。
小さな三叉の槍を持ち、どこか憎めない顔立ちをしている。

「キキッ、なんだぃ?」

「僕の……アソコに貼り付け。合図したら……時を進めろ。」

マルクが出した命令どおり、黒い悪魔はマルクのペニスに張り付いて消滅した。
その様子を呆然と見つめるリィナ。

「ラジャ~」

黒い悪魔も小さな笑い声を残して消え去っていった。
先程よりも心なしかマルクのペニスが黒い光を放っているようだ。


「さぁ……勝負です……!!」

マルクは現状が理解できずに固まっているリィナを押し倒すと、
一気に挿入した!その瞬間、黒い悪魔の効果がリィナの膣を直撃する。

「きゃあああああああぁん!! なにこれぇ~!?」

マルクの腰はゆっくりとリィナに向かってピストンしている。

「……さっきのお返しですっ!」

しかしリィナの膣の中は、その動きからは想像できないほどの快感を与えられている!

「気持ちいいのが……一気に溢れちゃってる!!
 これじゃあ先にイっちゃう、ああぁん!」

マルクが自らのペニスに施した黒い悪魔の魔法について説明しよう。
小悪魔ブロムとマルクとで交した契約魔法の効力は「挿入した膣内の時間を一気に進める」ものだった。
つまりマルクが一度ピストンすると、リィナの体には数千回分のピストンがされているのと同じ効果が現れるのだ。
また、小悪魔リリアとは時を戻す魔法の契約をしている。

魔法の効力の代償として、マルクは悪魔達に精力を提供している。
実はこの魔法こそがマルクの高い攻撃力の秘密なのだ。(その代わり、防御は全然ダメだが…)


「リ、リィナさん……これで僕の勝ちですっ」


マルクは彼女のクリトリスを亀頭で責めあげながら勝利を確信していた。
黒魔術の効いた愛撫で、大量の愛液がリィナから溢れている!

実際のところはリィナもイってしまう直前まで高められていた。
しかし先ほどウィルから与えられた精力によって、なんとかイかずに持ちこたえているのである。

「はぁんっ! リィナも……
 このままイっちゃいたいところなんだけど……」

リィナはチラリとウィルに視線を送る。
それに気づいたウィルは、小さく首を横に振った。

「やっぱりダメみたい……
 だからマルクくん、リィナと一緒にイこう?」

リィナは快感に息を弾ませながら、マルクに気づかれないように左手をそっと彼の背中に回した。
そして一瞬だけ意識を指先に集中して、マルクの背中にスライムローションを流し込んだ。
汗で濡れているマルクの背中にトロトロとローションが滴り落ちていく。

「はぁっ、はぁ……早くイってください! 今回だけは僕は負けられないんですっ!!」

一心不乱でリィナの膣に腰を叩きつけるマルク。
マルクはリィナの左手に全く気づかない様子で腰を振り続けていた。

しかし、彼の背中にリィナが垂らしたローションは……
まるで蛇のように蠢きながらアナル付近まで到達していた。
リィナの最後の攻撃準備が整ってしまった!

「あん、マルク・・くん……
 今からいっぱい感じさせちゃう♪」

リィナの意思に従って、ローションが劇的な変化を起こす。
マルクの背中を伝ってアナル付近に待機していた粘体が、アナルに侵入する直前で3つに分裂した。

「はぁっ、リィナさん!……はぁ……いぃっ?」

そのうち2つはアナルを通過して、ペトッと睾丸に取り付いた。

「はひぃっ!!!」

ヌルリとした細いスライムの蛇が、
睾丸を柔らかく縛りあげながらグニグニと不規則な刺激を与えはじめる。

「うふっ……今度は一気に決めてあげる!」

そして、リィナの声と共にもう1つの「蛇」がアナルへと滑り込んだ。
痛みは全く感じさせず、一気にマルクの前立腺へと向かっていく。

「うふあぁぁっ!!」

マルクの位置からは全く見えない突然のアナル攻撃。
その未体験の刺激にマルクの背中がのけぞる!
しかしリィナは彼の体をしっかりと拘束している。

「今から……
 マルクくんの感じちゃうところ全部にキスしてあげる♪ んっ」

そういいながら、リィナはマルクに初めてディープキスをした。
舌技の達人「リップス」のキスはマルクの意識を甘くとろけさせる……

(な、なんだこの……舌使い……)

それと同時に彼を締め付けているリィナのマンコが
今まで以上に柔らかくペニスに絡みつく。

彼のアナルを犯している粘体が前立腺周辺をネットリと這いずりまわる!

さらに睾丸に張り付いている粘体もコロコロクニュクニュと玉転がしをはじめる!!


「ほらぁ♪ もうイっちゃいなよぉ?」

リィナからの飛び切りの笑顔……
マルクは津波のような快感攻撃に、正上位でありながらリィナに嬲られている錯覚を覚えた。


「うああっ、もう出る! イくっ、イく~~~~~!!」

ドピュ、ドピュッ、ドピュル~~~~!!!

さすがにこの攻撃にはマルクも耐えられず、一瞬でイかされてしまった。
ビクビクと快感に震えるマルクを抱きしめながらニッコリと微笑むリィナ。


「えへへ、私の勝……いっ……ああぁ!
 熱いのぉ!! あはぁぁぁん!!!」

しかし、マルクが吐き出した精液がリィナの性感ポイントに直撃したせいで彼女も絶頂に達した。
ブルブルと震えながら、絶頂に達するリィナを見つめるマルク。

「一瞬で溶けちゃったよぉ……今回はリィナの負けでいいやぁ。
 マルクくんの最後の腰使い、すごい良かったよ♪」

(や、やった……僕の勝ち……だ……)
マルクはその言葉を聞いて、安心して気絶するのであった。








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