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問いかけに動揺したまま答えたリリーの眼前に、次の瞬間シスカの唇があった。
赤い口紅をまとった唇が艶かしく近づいてきて、そのまま唇を塞ぐ。
軽く押しつけるだけのキス。
けれど、一度唇が離れると、すぐに本格的なキスが始まった。
とまどう口を舌先で巧みに開かれ、思うがままに貪られる。
唇にのった口紅の微かな匂いと、口腔に侵入してくるアルコールの匂いがリリーの理性を蕩かした。
「ふ……あ……ぅん、んっ、ぁぁ……」
一通り楽しむと、シスカは一度舌先を抜き取る。
名残惜しそうにリリーの舌が追いかけてきて、きらめく唾液が糸をひいてこぼれた。
「嘘つき。私が濡れてる事、気付いてたでしょ」
「ぅぁ……ごめんなさい……」
青色の瞳に正面から見つめられて思わず謝ってしまう。
「だめよ、嘘をついた子にはおしおきしないと。さ、お尻を出して」
シスカの物言いは柔らかなものだったが、その言葉に魔力めいたものを感じたリリーは、
睨まれた獲物のようにおとなしく従ってしまっていた。
正座したシスカの上にまたがると、シスカのようにまだ熟しきってはいないお尻を上げる。
「十回、きちんと数えるのよ。失敗したら最初からですからね」
言うと、シスカはリリーの尻を叩き始める。
「きゃっ! 一つ……あぁっ! ぅ……二つ……」
シスカが手を振り上げる度、尻が微かに震えて、リリーの悲鳴が響く。
仮にも戦士であるシスカは充分に手加減をしていたが、
それでも4回、5回と繰り返す内にリリーの尻はみるみる赤くなっていく。
「これで、最後よ!」
ぱしぃん、とひときわ大きな音を立ててシスカがリリーを打った時、
堪えきれなくなったのか、リリーの股間から小水が溢れ出す。
「いや……いやぁ……ひっく……止まらないよう……」
実際には十数秒の時間でも、リリーにとっては永遠にも感じる長さだったに違いない。
浴室に恥ずかしい音が響き、それが一層リリーの羞恥を煽った。
やがて飛沫は勢いを弱めて、太腿を伝いだす。
その熱さが脳に伝わってきた時、リリーは目にも同じ熱さの物が溢れ出すのを感じていた。
シスカはついに泣き出してしまったリリーを抱え起こすと、
赤く腫れたお尻を優しくさすりながら再び口付ける。
「ん……んぅ……む……っ、はぁ……」
「ごめんなさいね、リリー。痛かったでしょ?」
「ううん、あたしが悪かったんです…ごめんなさい、シスカさん」
小さく首を振って懸命に謝るリリーが愛しくて、
シスカは腕に力を込めて強く抱き締めると、唇で涙を吸い取ってやった。
「リリー……可愛いわ、好きよ」
シスカは優しく微笑むと、そのまま顔中にキスをして、再び唇に戻ってくる。
舌に唾液をのせながらリリーの舌先をつつくと、
リリーもおずおずとながら舌を伸ばし、やがて激しく音を立てて絡めあった。
そのままリリーはしがみつくようにシスカの首に腕を回し、
シスカも赤子を抱きかかえるようにリリーを抱きとめる。
「ふ……ぁ……」
さっきよりも、長く深いキスが終わり、シスカが口を離すと、
リリーの口はだらしなく開き、唇の端には涎がこぼれていた。
「お尻は、もう痛くない?」
キスの間じゅうお尻をさすり続けていたシスカが尋ねる。
「ふぁ? あ、はい……もう大丈夫です」
「そう……良かった。じゃあ、まだ身体を洗い終わってなかったから、続きをしないとね」
シスカはそう言うと、リリーの身体を仰向けにした。
「ふふっ、きれい……」
アロマをさっと泡立て、仰向けにされていても全く形を崩していない、
リリーの双椀に手を重ねる。
「あ……」
「ここは女の子の大事な所ですからね、きちんと洗わないと」
掌全体で円を描くように泡を塗りこんでいく。
「ぁ、ぅ、ん……いい……」
女性特有のタッチで柔らかく、しかし的確に刺激を与えていくシスカの指技に
リリーの乳房は淫靡に形を変えながら翻弄されていた。
「はふぅ……いい、気持ち、いいです……」
「それから、ここも」
突然乳房全体にかかっていた感触が消え、頂の一点に集中する。
「ひぁっ……! だめ、刺激、強す……!」
リリーは思わず悲鳴を上げるが、シスカはそれに構わず指先で乳輪をなぞるように一周させると、
指先で乳首をつまんでひねるように転がした。
そのまま指腹を乳首の先にあてて二、三度擦ると、指先を立てて爪で引っかく。
や、ぁ、っっ、うぅぁっ!」
背中を反らせて、胸を突き出すようにのけぞるリリー。
それと同時に、秘所から蜜が飛び跳ねた。
「軽くイっちゃったのね……もう、いやらしい子ね、リリーったら」
「ぁ……ぅ、ごめんなさい」
「うぅん、怒ってるんじゃないのよ。むしろリリーがこんなに可愛くて嬉しいくらい」
「シスカさん……」
どちらからともなく潤んだ目で見つめあうと、何度目かのキスが始まった。
唇が離れると、シスカはそのまま身体を下にずらしていく。
シスカの頭がリリーの肩先まで降りた辺りで、シスカは身体ごとリリーに擦りつけ始めた。
「ぅ、はぁ、はぁ、っ……! っっ……!!」
リリーは自分の乳房越しにシスカの乳房の重みを感じ取る。
時折、乳首同士が触れ合うと電流が走ったような快楽を全身にもたらす。
へその辺りまで顔を下ろすと、密着させたまま再び肩先まで身体を押し上げる。
何度かその動きを繰り返して、ようやくシスカの身体が離れると、
リリーはもう息も絶え絶えになっていた。
浅く、荒い呼吸の音が浴室に響く。
「さ、後は一番大事な所ね」
シスカはぐったりしているリリーの両足を抱え込むと、水滴と、
それ以上の物で妖しく、てらてらと光っている秘所に顔を近づける。
さっき漏らした、アンモニアの臭気が鼻をついた。
秘所を反射的に手で覆ったリリーの手を無理やりどかすことはせず、太腿を伝った小水を舌で舐め取る。
「先に、こっちね」
「いや、ふぅぁ、シスカさん、ぁ、きた、ない、ですぅ……ぁぁ」
一通り太腿を舐め終えると、シスカはまだ秘所を覆っているリリーの指先に吸いつく。
「良い子だから、どかしてちょうだい」
言いながら自らの手を重ねてわずかに力を込めると、
リリーはためらいながらもそれ以上は逆らわずに手をどかす。
黒々と茂ったリリーの恥毛は、同世代の少女達と較べても、明らかに発育の度合いが違っていた。
更に、少し硬めの毛質が、一層リリーのそこを淫猥に見せている。
「あたし、たまに人の見て較べても、すごく多いみたいだし、
恥ずかしくって、人にも見せられないし、おかしいのかな、って思ったりもして、でも……」
初めて他人に見せた羞恥と興奮からか、うわごとのように言う。
「だいじょうぶよ。きれいよ、あなたのここは」
さわさわと撫でながら、あやすように言う。
「本当、ですか……?」
「本当よ。だからこんな事で悩んだりしたらだめよ」
「……あの、シスカさんのも、見せて、もらえませんか?」
「うふっ、いいわよ」
シスカは一度立ちあがると、リリーの顔の上にまたがり、ゆっくりと腰を下ろしていく。
シスカの恥毛はリリーとは逆に、成人女性としては薄めだった。
髪の色に良く似た、黒に近い緑色のそれは本来の役割を果たせず、
控えめにシスカの恥部を覆っているにすぎない。
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