複雑極まりない顔をした骸を見て、むくりと悪戯心が持ち上がる。
「なあ骸。お前この間モールスを送ったあと、通話スイッチ切ったか?」
「…は?」
「お楽しみ真っ最中だったんだろ?そりゃあ申し訳なかったぜ。」
暗にスイッチが切れていなかったと教えてやる。途端に昇り上げた朱に吹き出しそうになった。
「な、な…っ、そんなはず…」
「ねえって言うのか?じゃああの声は誰のだ。」
「本気、ですか?」
「嘘言ってどうするんだ。」
自らの思考に沈んだ骸の隙は面白い程に大きく、笑えるほど簡単に腰を攫えた。
…これまた冗談みたいに細い腰だ。
「ちょっと!離してくださいアルコバレーノ!」
「もう赤ん坊じゃねえぞ。」
ずい、と顔を寄せれば思い切り引かれる。
「骸。」
呼んでも見向きもしねぇ。
反らされた首にちらりと見えたそれに更なる悪戯心が刺激された。
「…ッん!」
ぢう、と音を立てて強く吸い上げてやる。
ヒバリが付けただろう独占欲の痕を俺が上書きをする。何とも言えない征服感。
「ア、ルコバレ…、ノ!」
上ずる声に思わず煽られた。
先に進みたくなるじゃねぇか。
「あんま煽るんじゃねえぞ。」
「貴方が、勝手に…っ、ァ、」
更に赤く色付いた痕を舌でねっとりと舐め、そのまま首を辿り、耳まで舐る。
懸命に声を押し殺し、震える肩。
大した抵抗らしい抵抗をしねぇのをみると、最後までやっちまっていいのか?
「…骸、」
俺の部屋に行くか、と誘う言葉を遮ったのは、喧しくノックもせずに開けられたドア。
「ごめん、遅くなって!……って、えええええ?!」
「うっせぇぞ、ダメツナが…」
お前の超直感はこういう時に使え。
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おや、どうしてこんな面白いことに(爆笑)
骸が抵抗しなかったんじゃなくて、先生のテクに既に半腰抜けだったんですねぇvvv
こんなとこ細かく書いてたら1本かけちまうわー(爆笑)
昨日の続きが書きたくて、日記は放棄しました(笑)体調悪いんだぜ。風邪引き前なんだぜ(ここだけ日記/笑)