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十月花形歌舞伎 松竹座
2014年10月3日(金)~10月27日(月)
配役
昼の部(11:00開演)/夜の部(16:00開演)
GOEMON 石川五右衛門
石川五右衛門:六代目 片岡愛之助
カルデロン神父:今井翼
出雲の阿国:初代 中村壱太郎
加藤虎之助:初代 中村種之助
友市:若山耀人(ダブルキャスト)
友市:菊田千瑛(ダブルキャスト)
石田局/名古屋山三:六代目 上村吉弥
北政所:二代目 市村萬次郎
豊臣秀吉:五代目 中村翫雀
フラメンコ:佐藤浩希
データ
筋書
愛之助丈関連
9~11ページ:舞台写真「GOEMON」石川五右衛門:6枚
18ページ:資生堂 FWBの広告
20~21ページ:インタビュー(舞台写真「GOEMON」石川五右衛門)
26ページ:出演者紹介(舞台写真「鯉つかみ」清若丸)
35ページ:桃屋 生七味とうがらしの広告
舞台写真
愛之助丈は、
「GOEMON」石川五右衛門が22種類 (壱太郎丈の阿国との2ショット1種類、吉弥丈の名古屋山三との2ショット3種類を含む)
料金
一等席:13,000円
二等席:7,000円
三等A席:6,000円
三等B席:4,000円
筋書:1,500円
雑誌
『演劇界』2014年12月号
愛之助丈関連
88ページ:舞台写真「GOEMON」石川五右衛門(カラーグラビア)
120~121ページ:舞台写真「GOEMON」石川五右衛門(モノクロ 7枚)
134ページ:「十月花形歌舞伎」の劇評
→演劇界 2014年 12月号 [雑誌]
『女性セブン』2014年12/18号
愛之助丈関連
表紙:素顔写真(カラー)
17~20ページ:「シリーズ密着 歌舞伎役者 片岡愛之助」
→女性セブン 2014年 12/18号 [雑誌]
感想
感想
18日に昼の部を前方花道寄りで観劇。
配役が少し変わっていたが、話の流れはほぼ同じなので、違っていた部分のみの感想。
舞台装置もほぼ同じだったが、照明は前より凝っていたかも。(ステンドグラスを光で表したり、宙乗りの時に壁にGOEMONと映し出したりしてた。)
まずは、カルデロン神父(今井翼さん)が登場。
宗教画のイエス様のような拵えはせず、素顔だった。(ジャニーズだもん、そりゃそうよね。)
翼君は細くてスタイル抜群。お芝居も良かったので、安心して見てられた。
今回、石田局は吉弥丈。先回友市だった吉太朗丈は大きくなったためか石田光成役になり、友市は子役さんが演じていた。子役さんが可愛かった。
加藤虎之助は先回と同じく種之助丈。可愛いんだけど、立ち役やるなら、もう少し身長がほしいところかな。(吉太朗丈とあまり大きさが変わらなかった。)
石田局は聚楽第で死んで幽霊になり、すっぽんから退場するのだが、その後、一羽の鷹?がすっぽんからぱたぱたと飛び出してくる。
ラストへの伏線だと思うのだが、こんな小さな鷹がなぜあそこまで大きくなったのか… 母上、どれだけ食べたんだ!?
豊臣秀吉(翫雀丈)は相変わらずいい味出してた。
北政所(萬次郎丈)に浮気の言い訳をする場面で、名古屋弁で「おみゃ~、どえりゃあ怒っとるがね」みたいなことを言っていたが、さすがはドラゴンズファンだけあって(←?)、似合ってた。
北政所は「1月は松竹座で鴈治郎襲名がありますから、皆で行きましょうね。(客席の)皆さんもぜひおいでください」みたいなことを言って去って行った。
その間、秀吉はずっと平伏してた。1月松竹座は豪華配役なので今から楽しみ。
フラメンコは今回も佐藤浩希さん。かっこいい~。
カルデロンが踊る時には、佐藤さんが後ろで掛け声をかけていた。
阿国(壱太郎丈)と五右衛門(愛之助丈)がフラメンコを踊る場面で、なんとスッポンからカルデロン(の幻)が登場。五右衛門が「父上!」と言うと、客席から笑いが…(いや、だって… どう見てもカルデロンの方が若いから…)
そして、3人でフラメンコを踊り、カルデロンの幻はすっぽんへと消えていく。
メタリックな「絶景かな」の場面を経て、劇場中を使った立ち回りが始まる。
久しぶりにこのお芝居を見て、「勢いに押されてなんか受け入れちゃってたけど、最後のフラメンコダンサーズの登場は唐突だよなぁ」と改めて思った。
そして、母上に乗った五右衛門が空を飛んで去っていく。(もちろん、今回は母上に「美吉屋!」と大向こうがかかっていたw)
カーテンコールは2回。愛之助丈と翼君が三方礼をする。
「これは歌舞伎か?」と問われたら、「違うと思う」と私は答える。
歌舞伎じゃないかもしれないが、とってもカブいていて面白いんだから、これでいいんじゃないかな。
おまけ
↑お昼は「たちばな」の豆腐御膳。
1年振りに「アルション」に行った。
今回は日帰りなので、ケーキを食べられなくて残念。
1月は絶対にケーキを食べる…!