配役

データ

雑誌

感想

TOP > データベース > 2014年(平成26年) >松竹大歌舞伎 巡業

松竹大歌舞伎 巡業

2014年11月12日(水)~11月25日(火)

スケジュール

11月12日(水)14:00/18:00 高周波文化ホール(新湊中央文化会館)(富山県)
11月13日(木)14:00 こまつ芸術劇場うらら(石川県)
11月15日(土)11:00/15:00 小坂町康楽館(秋田県)
11月16日(日)11:00/15:00 小坂町康楽館(秋田県)
11月18日(火)14:00/18:30 四日市市文化会館(三重県)
11月19日(水)14:30/18:30 愛知県芸術劇場(愛知県)
11月20日(木)14:00/18:00 羽島市文化センター スカイホール(岐阜県)
11月22日(土)貸切/貸切 神戸文化ホール(兵庫県)
11月23日(日)14:00 岡山市民会館(岡山県)
11月24日(月・祝)12:30/16:00 山口県立劇場 ルネッサながと(山口県)
11月25日(火)18:00 中津文化会館(大分県)

配役

配役

一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
杉坂墓所
毛谷村

毛谷村六助:六代目 片岡愛之助
一味斎娘お園:初代 中村壱太郎
一味斎後家お幸:六代目 上村吉弥
微塵弾正 実は京極内匠、杣斧右衛門:六代目 市川男女蔵

二、団子売(だんごうり)

杵造:六代目 片岡愛之助
お臼:初代 中村壱太郎

データ

筋書

愛之助丈関連
16ページ:舞台写真「彦山権現誓助剱」毛谷村六助
17ページ:インタビュー(舞台写真「義賢最期」木曽先生義賢、「鯉つかみ」滝窓志賀之助)

筋書:1,200円

雑誌

『演劇界』2015年2月号

愛之助丈関連
6ページ:システィーナ歌舞伎のチラシ(カラー)
46ページ:舞台写真「義賢最期」木曽先生義賢(カラーグラビア)
52ページ:舞台写真「彦山権現誓助剱」毛谷村六助(カラーグラビア)
67ページ:舞台写真「義賢最期」木曽先生義賢(モノクロ 6枚)
71~73ページ:舞台写真「雷神不動北山櫻」文屋豊秀(モノクロ 5枚)
78~79ページ:舞台写真「彦山権現誓助剱」毛谷村六助(モノクロ 9枚)
79ページ:舞台写真「団子売」杵造(モノクロ 4枚)
87~89ページ:十二月大歌舞伎(歌舞伎座)の劇評
92ページ:松竹大歌舞伎(巡業)の劇評
94~103ページ:「二〇一四年歌舞伎総ざらい!」の記事の中に名前が出てくる
・100ページ:舞台写真「GOEMON」石川五右衛門(モノクロ 1枚)
・102ページ:舞台写真「満月阿波噺」福江五郎(モノクロ 1枚)
123ページ中段:システィーナ歌舞伎の紹介(1/4ページ)
・記者会見の写真あり(モノクロ 1枚)
演劇界 2015年 02 月号 [雑誌]

『MEG』VOL.22

愛之助丈関連
表紙:素顔写真(カラー)
表紙裏:素顔写真(カラー)
1ページ:インタビュー(素顔写真×3あり、カラー)
5ページ:「松竹大歌舞伎」の紹介(1/2ページ)
6ページ:舞台「炎立つ」の紹介(1/4ページ)
17ページ:「松竹大歌舞伎」の紹介(1/4ページ)
インタビューの内容は、舞台「炎立つ」、巡業「松竹大歌舞伎」について。

感想

感想

19日に昼の部を中央上手側、夜の部を中央花外で観劇。
昼の部はところどころに空席があったが、夜の部はほぼ満員。
会社帰りの人が多いのか、若い人が多かったように思う。
グッズ売り場では、愛之助丈のグッズもいろいろと売られていた。(阪急うめだの愛之助展のグッズ)

彦山権現誓助剱

この演目は、仁左衛門丈の六助、愛之助丈の微塵弾正を通しで、愛之助丈の六助を浅草で見たことがある。
通しで見るとわかりやすくて面白いが、「毛谷村」だけでは説明台詞ばっかりでわかりにくい。
今回は、初めて歌舞伎を見る人にもわかりやすいようにと、微塵弾正が六助に「御前試合で負けてくれ」と頼む場面、弥三松を預かる場面、お幸が訪ねてくる場面がついていて、とても親切。

仁左衛門丈の六助は微塵弾正との試合で額を割られ、愛之助丈の六助(我當丈に習った)は割られなかった。
愛之助丈は筋書のインタビューで「今回は傷をつけるやり方にしてみます」と話していたが、今回も額は割られなかった。両方試してみた結果、その方がいいとの判断したのだと思われる。
十三代目さんも額を割られないやり方をすることもあったようで、これは団七を演じているかいないかの違いかな、などと思ったりした。

微塵弾正(男女蔵丈)が六助との試合に勝って、花道を引き上げるところの顔が左團次丈にすごく似てると思った。
男女蔵丈は斧右衛門として再登場するが、あまりの変わりっぷりに声を聞くまでわからなかった。
お園(壱太郎丈)は可愛らしく、お幸(吉弥丈)は上品で素敵。
六助(愛之助丈)は、騙されたと知ってぐっと怒りを噛みしめた後に「この六助を深いところにはめおったな!」と言う場面がすごくいい。(普段優しい人がキレると怖いんだよね。)
永楽館に続き、“歌舞伎っぽい歌舞伎”が見れて嬉しい。

団子売

幕が上がると、そこは天神橋。
花道から、杵造(愛之助丈)とお臼(壱太郎丈)が仲良く登場。
周りに挨拶したり、餅つきをしたり、仲睦まじい。
短い演目だが、美男美女を見て眼福。
いい気分で家路につけた。