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TOP > データベース > 2022年(令和元4年) > 5月 團菊祭五月大歌舞伎 歌舞伎座

團菊祭五月大歌舞伎 歌舞伎座

2022年5月2日(月)~2022年5月27日(金)
【休演】10日(火)、19日(木)

配役

第一部(11:00開演)

一、祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)金閣寺

松永大膳:四代目 尾上松緑
此下東吉 後に真柴久吉:六代目 片岡愛之助
十河軍平 実は佐藤正清:三代目 坂東亀蔵
松永鬼藤太:三代目 尾上左近
狩野之介直信:六代目 上村吉弥
慶寿院尼:九代目 中村福助
雪姫:五代目 中村雀右衛門

二、あやめ浴衣(あやめゆかた)

芸者:二代目 中村魁春
船頭:初代 中村鷹之資
水売り:四代目 中村歌之助
町娘:五代目 中村玉太郎
あやめ売り:初代 坂東新悟

第二部(14:30開演)

一、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)

鎌倉権五郎:十一代目 市川海老蔵
鹿島入道震斎:二代目 中村又五郎
那須九郎妹照葉:初代 片岡孝太郎
成田五郎:六代目 市川男女蔵
桂の前:六代目 中村児太郎
加茂三郎:二代目 大谷廣松
大江正広:七代目 市川男寅
小金丸行綱:初代 片岡千之助
荏原八郎:三代目 中村吉之丞
足柄左衛門:四代目 市川九團次
埴生五郎:六代目 片岡市蔵
局常盤木:二代目 市川齊入
家老宝木蔵人:十七代目 市村家橘
東金太郎:三代目 市川右團次
茶後見:八代目 大谷友右衛門
加茂次郎:二代目 中村錦之助
清原武衡:四代目 市川左團次

二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

叡山の僧智籌 実は土蜘の精:五代目 尾上菊之助
侍女胡蝶:五代目 中村時蔵
巫子榊:四代目 中村梅枝
渡辺綱:四代目 中村歌昇
坂田公時:初代 中村種之助
碓井貞光:七代目 市川男寅
太刀持音若:七代目 尾上丑之助
石神 実は小姓四郎吾:小川大晴 卜部季武:初代 尾上菊市郎
番卒藤内:初代 中村萬太郎
番卒次郎:二代目 中村錦之助
番卒太郎:四代目 河原崎権十郎
平井保昌:三代目 中村又五郎
源頼光:七代目 尾上菊五郎

第三部(18:15開演)

一、市原野のだんまり(いちはらののだんまり)

平井保昌:四代目 中村梅玉
鬼童丸:初代 中村莟玉
袴垂保輔:初代 中村隼人

二、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)

弁天小僧菊之助:二代目 尾上右近
南郷力丸:二代目 坂東巳之助
忠信利平:初代 中村隼人
赤星十三郎:五代目 中村米吉
鳶頭清次:四代目 中村橋之助
浜松屋倅宗之助:三代目 中村福之助
丁稚長松:六代目 坂東亀三郎
番頭与九郎:初代 市村橘太郎
日本駄右衛門:九代目 坂東彦三郎
浜松屋幸兵衛:六代目 中村東蔵


データ

筋書

愛之助丈関連
舞台写真:「金閣寺」此下東吉:3枚
舞台写真:「金閣寺」真柴久吉:4枚
44~45ページ:「花競木挽賑」(1/3ページ)

料金

1等席:16,000円
2等席:12,000円
3階A席:5,500円
3階B席:3,500円
1階桟敷席:17,000円

感想

第一部

数カ月前に観劇した記憶を思い出しての感想。
間違っているところがあるかもしれません。


21日に前方上手側にて観劇。

金閣寺

松永大膳(松緑丈)と鬼藤太(左近丈)が碁を打っているところへ、軍平(坂東亀蔵丈)と此下東吉(愛之助丈)がやってくる。
このお芝居は何度か見ているが、愛之助丈の東吉は初役。なかなか爽やかでいい感じ。
左近丈は以前「蘭平物狂」を観たときは子役だった気がするのだが… 時の流れとはおそろしい。
桜の木に縛られている雪姫(雀右衛門丈)の前を狩野之介直信(吉弥丈)が引き立てられていく。二枚目の吉弥丈が見られて嬉しい。
雪姫が桜でネズミを描く場面では、毎度のことながら、桜吹雪がものすごく、花弁がどばどばと落ちてくる。

東吉(真柴久吉)が桃太郎のような格好で再登場して木に登ると、舞台上の建物が下がって慶寿院尼(福助丈)が現れる。
立ち回りの後、大膳、軍平(佐藤正清)、久吉が再会を約束して幕。

何度見ても華やかなお芝居だと思う。

あやめ浴衣

菖蒲の花が咲く川べりに船頭(鷹之資丈)、水売り(歌之助丈)、町娘(玉太郎丈)、あやめ売り(新悟丈)が現れる。
最後に登場するのが芸者(魁春丈)。
それぞれの踊りを眺めながら、爽やかな気分で幕。