オフで発表した「めぐりあうせかい」の番外編です。 エド×アル(途中リバ的表現有り)で拘束、排泄シーン有りなので、そういった表現が苦手な方は御遠慮下さい。

達した後のけだるさも全く感じさせず、エドワードは手足の拘束具をアルフォンスに外させると立ち上がって、今度は逆にアルフォンスにその装具を着け始めた。
「なんだ、結局ボクも着けるのか…」
少々落胆しながらも、兄がなにを自分に対して仕掛けるのかを想像するとアルフォンスの胸は高鳴り、股間の欲望がむくむくと頭をもたげ始める。
「さあ、そこに足を広げて立て。腕は後ろに回しておくんだ」
エドワードの指示通りの位置に立ったアルフォンスは後ろ手に両手を拘束されて、そこから腰が直角に曲がる程度の長さに調節された鎖に手首を固定された。
そして尻を突き出すような体勢を取らされたのだった。
「よし、いいぞ…へへ、見てみろよ、鏡にお前の身体全部映ってるぜ」
エドワードの言葉にアルフォンスはバスルームのあちこちに備え付けられた鏡に目を遣るが、そこには白い尻と赤い後口と欲望をすっかり晒して立つ自らの姿が映り込んでいて、余りの露出具合に軽い目眩を覚えてしまった。
「やだ…お、お尻の穴まで…」
「ああ。すっかり丸見えになってる…分かるか?ひくひく動いてるぜ?そんなに俺のチン●ぶち込んで欲しいのか?」
「やだ…ちが…」
にやにやといやらしい笑いを浮かべながら、エドワードはアルフォンスの突き出された尻を鷲掴むと、ぐいっと尻の肉を割り開いて更に赤い後口を外気に晒した。
綺麗な襞をした後口は確かになにかの幼虫のようにうごめきながら、その口に獲物をくわえんと待ち構えているかのようだ。
「違うもんか。エロいお前のケツの穴が、俺のチン●欲しがってるんだよ…でも、いきなり突っ込んでなんかやらねえ…良いもの持って来たから、それで楽しんでからさ」
「ううん…もう…まだ何かするつもりなの…?」
エドワードは焦れて腰を揺らし始めたアルフォンスを放っておいて、別室へと出て行ってしまう。そして十数秒後、手になにかを持ち、ものすごい勢いで戻って来たのだった。
エドワードの手に握られていたのは、男性器を象った張り形と、荒縄を2本撚って作ったような棒状のもの2本と、そしていくつかの避妊具だった。
「この日の為にあちこち探して買ったんだぜ?」
得意げにそれらのものを指し示して言い、エドワードはその中の棒状のものを手に取って避妊具を装着しながら言った。
「まず、これから試してみよう」
棒状のそれは太さ、長さは卓上の燭台に差すろうそくのようだったが、ろうそくよりも縄をよった凹凸が激しくついており、それで直腸内を擦られれば激しく反応してしまうであろう事にアルフォンスは気がついた。
「やだよ、そんな…ア…アアーッ!」
一旦は拒絶しかけたアルフォンスだったが、エドワードは有無を言わさずその棒の先端をアルフォンスの慎ましい襞に押し当てると、ゆっくりと挿入を始めてしまう。すると案の定、入り込んで来る縄の捩り目に直腸壁を擦り上げられて悲鳴が上がった。
「ひゃーっ!擦れるぅ!ダメ!すごぉぉぉぃぃぃぃ!」
エドワードは棒を挿入した当初は小刻みにそれを動かしていたが、すぐに遠慮がなくなり棒の表面をアルフォンスの腹側に押し付けるように力を入れて大きくスライドを始めた。
縄目が押し当てられた側は前立腺が存在し、それを擦り上げられたアルフォンスはあっという間に絶頂を迎えてしまった。
そそり立ちながらもぶらぶらと揺れる欲望から床に向かって精液をまき散らし、びく、びくっと数度身体を大きく痙攣させたのだった。
「もうイッたんだ?へえ、やっぱり効くもんだな」
エドワードはそう呟き、また細かく後口に差し込まれた棒を揺らしながら、同じ棒をもう1本アルフォンスの後口にねじ込んだ。
「ぎゃはっ!」
絶頂の後で酷く感じ易いその穴にもう1本を挿入されて、アルフォンスは獣じみた叫び声を上げながら尻を揺らす。それはまるでもっとして欲しいというジェスチャーのように見えて、エドワードは何かに取り付かれたように後口に差し込まれた2本の棒を操った。
「あひっ、おひりぃ…広がっちゃうぅぅぅ!」
エドワードは棒の先端を差し込んだままで、外に出た部分を左右にゆっくりと割り広げた。
美しい紋様のような襞はすっかり伸び切ってしまい、棒の先端には隙間が生まれた。そこにエドワードは顔を近づけると、ふうっと息を吹きかける。
露出した内壁が外気に晒されて、またアルフォンスは叫び声を上げた。
「やっ!風があたるよぉぉぉぉ!」
次に、エドワードは棒を2本揃えると、それを今度は前後に抽送を始めた。
2本合わさった棒は相当の太さとなって、表面の凹凸でアルフォンスを嬲り出す。
「ひいっ!ひいっ!お尻がイイよぉ!でこぼこがぁ…擦れて気持ちイイよぅ!」
避妊具をかぶせられた棒の表面には、刺激によって溢れ出した腸液がまとわりついて、抜き差しの度にぬらぬらとした輝きを放っていた。
しばらく前後への抽送を繰り返していたエドワードだったが、不意にその動きを止めると、じっと棒とアルフォンスの後口を見詰めて何やら思案し始める。
「あんん…なに…どうしたの…?」
突如として快感のうねりがぴたりと止んでしまった事に不満を口にして、アルフォンスは顔を自分の背後にいるエドワードへと向けた。
エドワードは2本の棒を両手それぞれでつまむと、顔を自分の方へと向けているアルフォンスにこう言った。
「なあ、こんな動きはどうかな?」
エドワードは棒の端に僅かに幅を持たせると、それを捻るように回転を始めた。棒の捩れが直腸の内壁を順番に擦り上げていく。
一本の棒の縄目が前立腺を刺激するが、それが通過した後もまたすぐにもう1本の棒の縄目がやって来て、激しく前立腺を擦りながら通過するのだ。
それが何度も何度も繰り返される為に、アルフォンスは絶叫しながら吐精を繰り返す事となったのだった。
「あ、くく、来るーっ!あひっあひ…ひぃっ!来るよぉ!またーっ!ダメダメ来るーっ!く、っっっあああああ!」
前立腺からの快感が訪れる度、アルフォンスは腰をぶるっ、ぶるっと大きくふるわせながら萎える事のない欲望から床へ精液をまき散らした。
小さな固まりとなって散らばる白い体液を見詰めながら、エドワードはほくそ笑み、そしてようやくアルフォンスの体内から2本の責め具を引き抜くが、しかしまだエドワードの責めはまだこれで全部ではなかったのだった。
大きく肩で息をし、薄い腹の筋肉も大きく引きつらせて、アルフォンスはしばし訪れた休息に膝を折り、太い鎖に吊るされるような格好でうなだれた。
だが、それは長くは続かない。
すぐにアルフォンスの後口に何か太い筒状のものがねじ込まれ、不規則な振動を発生させながらうねり始めたのだ。
「ひゃーっ!あひゃ、あひゃは…な、なにぃ…これぇ…ふる、えてるぅ…お、おお、お尻の穴で…すごっ…また、またイッちゃうううう!」
ぶうん、ぶうううん、とアルフォンスの体内に振動を与えていたのは男性器を象った張り型だった。
「コレさ、ウィンリィに頼んで中に仕込むモーターを作ってもらったんだぜ。小さいモーターだけど、すごく振動するんだよな…なあ、気持ちいいだろ?」
「やぁ…そ、そんなのぉ…つ、作らせないでぇぇぇ!あーっ!イクゥ…イク!また出るーっ!」
「小さな蓄電池だけで動くから、この国を出る荷物の中に、これも入れておこう…な?」
「うんっ!いいーっ!お尻がい、いいいーっ!ぶるぶるイイーっ!」
ぐううん、と、アルフォンスの頭が大きく仰け反り、欲望からは泡立った精液が吹きこぼれて、アルフォンスは絶頂を迎えた。
大きな振動音を上げながらアルフォンスの体内でうごめく張り形は、アルフォンスの後口がきつく締め付けてそのままではどうにも抜けそうにはない。
唯一自由に動かす事の出来る頭部を大きく前後に振りながら、アルフォンスは口角から溢れた涎もそのままに、張り形から生み出される愉悦に浸り切っていたのだった。

      


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