「着いたよ」
目覚めると、リムジンは優子が来たことのない、外資系ホテルの玄関に横付けされていた。
王宮のような門をくぐり、レックスことフリードの背中を追いかけるように、シャンデリアの垂れた長い廊下を歩いていく。
魔法の絨毯のようなエレベーターに乗り、辿りついたのは最上階のスイートルームだった。
約50平方メートルほどの広い空間はリビングと寝室に仕切られ、壁には絵画、部屋の隅にはさぞかし高そうな壺が飾られている。
リビングにはたいそう座り心地の良さそうな高級ソファーやヨーロッパ製のテーブルが並んでいて、奥の寝室にはマホガニーの洋服ダンス、
真中にはダブルサイズの厚いベッドが二つ置かれていた。磨かれた大きな窓からは大都会の夜景が広がる。
「わー・・・すごおい」
フリードは豪華な部屋に感激している優子のほうをちらっと見た。
「インタビューしたいんでしょ?」
「ああ、そうだったわ。ベッドに座って」
王座のようなソファーではなく、奥のベッドまで歩いていく。
「まずは自己紹介からよ。あなたの身体を見せて」
優子の視線の前に立つと、少年は紺のセーラー服を、香水の匂いが移っているのを気にしながら脱ぎ始めた。
やや汗ばんだ肌に白いシャツが張りつき、水色のビキニパンツが小さな尻肉に食い込んでいる。
正面の湿った膨らみに、女子アナの目が釘付けになった。
ゴクリ、と唾を飲む音まで聞こえた気がした。
(小圷さんが見たいのは、これでしょ?)
続けて下着も脱ぎ、一糸まとわぬ姿になると、ベッドの上に立った。
「綺麗・・・」
それはギリシャ彫刻のように滑らかで、力強さもある肉体だった。
華奢な頼りない身体だと思っていたが、発育途上の筋肉が胸につきかけている。
引き締まった脇腹。細い腰には毛の生えていない、形良い包茎性器が垂れ下がり、滑らかな腿肉が胴を支えていた。
「ベストセラー本の特集で『ドラゴンの宝石』を取り上げるときは、ぜひ君を紹介したいわ」
「テレビカメラの前で中世騎士の格好をしろと?」
「そう!君なら広告代理店もすぐに飛びつくわ。鎧兜でコスプレした君の凛々しい顔が本の帯になり、
剣を持った君の等身大パネルが、全国の書店の小説売り場に立つの」
正直、悪い話ではないと思った。
「考えておくよ」
話しながら、優子も既に服を脱ぎ始めている。
「やっぱり、独占インタビューはベッドの中でやりましょう」
少年騎士の肉体の一点を恍惚として見つめながら、身体をよじらせて器用に身体に絡みついた服を外していく。
全て脱ぎ終わると、これまで数多くの芸能人やスポーツ選手に捧げてきた、衰えを知らぬ美しい女体が立った。
そしてフリードの前まで来ると突然、若すぎる身体をベッドに押し倒そうとした。
「あは〜〜〜ん、あたしのレックス!」
身長差で顔に巨乳が迫る。
さすがのフリードもその突拍子のなさに面食らってしまう。
「あっ・・・あの、取材は・・・」
「夜は長いのよ?少し楽しんでからにしよっ」
身も心もほぐしてから、あなたのホンネを引き出すのよっ。
「じゃ、楽しむ前にシャワー浴びませんか?」
慌てて大理石のバスルームのほうを指差す。
「その必要はないわ」
「王のバスタブでゆっくりと・・・」
「あなたの生の匂いを感じたいんだもの」
ひょっとすると、シャワーで化粧が剥がれるのを怖がっているのかもしれない。
(こっちはその香水の臭いを何とかしてほしいんだけど)
美しい巨乳に顔が埋まり、窒息しそうだ。
(ふふっ。いままで子役の男の子とお風呂に入ったことは何度かあるけれど、
これほど遠慮なく密着できる機会は滅多にないわ。お風呂の時間も惜しいの)
抱きしめつつも、腰のあたりでしっかり、おち○ちんの感触を楽しんでいる。
「苦しい〜〜〜」
フリードは女性に『重い』という単語は禁句だ、と気を遣いながら、ようやく顔を外に出すことができた。
優子は間近で輝かしい身体をまじまじと見つめた。
その肌は確かに透き通るように美しかったが、よく見ると全身のあちこちに、古い傷跡があることに気づいた。
(はっ・・・この子もしや、児童虐待を受けているのかしら!?)
脳内で勝手に、適当なストーリーが出来上がる。
「きみ、虐待とかされてない?あちこちに傷跡が」
「僕は騎士だよ?そりゃ怪我することもあるさ」
「ごまかさないで」
レックスの家はお金持ちの名家で、お父さんは在日米軍の高官である。
お父さんは妻に暴力を振るい、お母さんは心労が重なり他界。息子のレックスにまで手を上げるようになり、
見かねた親戚によりホテルに匿われている・・・女の子として。
ああっ、なんてかわいそうなの!?
優子はけばいマニキュアの手で、少女のさらさらの金髪を撫でながら、意を決して言った。
「・・・ねえレックス。わたしがお母さんになってあげようか」
心臓が飛び出すぐらい大胆な申し出だが、ここは平静を装う。
「恋人じゃなくって?」
「あなたを守ってあげたいの。もう誰にもあなたを傷つけさせたくない」
優子の本心だった。
テレビでは絶対に見せることのない母性に酔った表情がこぼれている。
けれど、今は獲物を目の前にした狼のごとく・・・、肉欲が勝っていた。
「この傷、ようく見せて」
優子はフリードの股を開かせた。傷跡の中でもひときわ大きい物が内腿についているのを、目ざとく見つけたのだ。
美少年の芳香を放つ秘部に顔を近づける優子。
「ひゃっ」
目の前にあるのは、日本人少年とさほど変わらないサイズの包茎性器と、絶世の美少年の種汁を宿した二つの袋。
その奥で、ピンク色に息づくアヌス・・・。
どんな俳優と寝ても辿りつけなかった理性のタガの外れる境地に、優子の本能は1歩1歩階段を昇っていた。
綾太(りょうた)くん以来にめぐってきた大チャンス・・・!!
かつて地方ローカル局時代、情報番組で共演していた子役の顔が一瞬浮かんだが、
優子のメスとしての本能が、フリードの身体の一部分にむしゃぶりつかせていた。
「ああ〜〜っ!レックス君!」
「・・・!」
もう理性で止めることはできなかった。
幼いパラディンの剣をすっぽり口腔で覆うように、深く咥え込む。
皮の中から2個の種子袋の皺までをクチュクチュと、ざらついた舌で包み回す。
「ン・・・ううっ・・・」
少年の感じやすいスポットを的確に突いて行くのに合わせ、リズミカルに迫ってくる快楽の波に、ピクピクと痙攣する筋肉。
(とんでもなく上手いじゃないか!)
多くの有名人を悦ばせた女なのだから、年端も行かぬ少年を弄ぶのなど朝飯前だ。と、優子自身は思っている。
実際には、短い人生の中で工作活動のために数えきれないほどの男女とベッドを共にし、
あらゆるプレイを体験してきたフリードが「開発」され尽くして、感じやすくなっているだけなのだが。
ともあれ春の訪れた幼い芽は血液が流れ込んで膨張をはじめ、優子の上顎をコツコツと突く。
「へえ、ひほひいい?(ねえ、気持ちいい?)」
「は・・・アあっ・・・ア・・・・」
細い手で自分の乳首をグリグリと揉みながら、めくるめく快楽を楽しんでいるフリード。
本当は僕のほうが、この人を女の悦びに落としてやるつもりだったんだけど。
遊び慣れてるみたいだし、ならばなされるがままという方向で楽しんでやるか。
「ああ〜っ、・・・そこっ・・・ママ・・・いいッ!気持ちいいよっ・・・!!」
変声を迎えない高い声。
その姿は性の拷問を受ける幼い騎士というより、大きなベッドで高貴な女に弄ばれる、髪の長い王子に近いように思われた。
ぺろんと亀頭を舐めとった舌の先が、皮の蕾から中へチョロチョロと侵入していく。
まるで生気を吸い取るようにチュッとキスすると、透明な粘液が唇と粘膜の間の空間にアーチを描いた。
おち○ちんとたまたまを囲むかのように丸く、鼠頸部の白い肌に口紅が輪状についているのが見える。
前立腺が疼いていた。菊門がヒクヒクと動くのを見逃さない優子。
「レックス・・・気持ち良くなってくれて、ママうれしい・・・」
ずぼっ。と。マニキュアの鋭い爪がアヌスに深く突き刺さった。
「・・・・!!!」
「下のお口にもインタビュー、してあげる」
同時に、優子の舌の動きが早まる。
くちゅっ・・・ちゅっ・・・ンンっ・・・
剣を外側と付け根の内側から刺激を受け、睾丸が上にあがるのと同時に性の高まりが頂点に達する。
「はっああっ・・・」
その瞬間、喘ぐ高い声がひときわ部屋に響いた。
どぴゅっ・・・ぴるっ・・・ぴゅっ・・・・・・・!!
普段は「ここぞという勝負時」に備えて、あまり自分ではオナニーしないフリード。
しばらくご無沙汰だったからなのか、真っ白な蜜が男の子の先端から大量にほどばしり出た。
ぴゅぴゅっ・・・びゅるびゅるびゅるっ・・・・
股間の筋肉が突き上げるように射出するたび、ガクガクと悶える柔らかな小さな肉体。
あふれ出てくる超絶美少年の遺伝子汁を、喉で受け止める優子の口腔。
どくどくっ・・・どくっ・・・・・!!
最後の一滴まで飲み残すまいと、肉筒を手で優しくしごき上げながら、きゅうーーっとストローを吸引していく。
「んん〜・・・レックスのコラーゲン・・・甘ぁい・・・」
毎日甘い物ばかり食べているから、そのエキスまで甘い味がするようになってしまったのだろうか?
(これでまた若返ることができるかしら・・・。)
熱い鞘からマニキュアの指をすぽっと抜き、口にくわえて汚れを舐め取った後、
この絶倫の女は全身汗まみれになっている、夢心地の少年の腰に跨ろうとしている。
「さあ、ママがオトナの女を教えてあげるから・・・」
フリードのペニスを自分の股間に入れようとする優子。
「ちょっ・・・ちょっと休憩しよう」
「んも〜う、若いのに」
スレンダーな足をペチンと叩く。
(ああこのフトモモ。毛ひとつ生えてないふくらはぎ。神様の作った芸術品だわ・・・。)
フリードは起きあがると、両目に目薬を差し、丸裸のまま背を向けて冷蔵庫のほうに歩いた。
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