「andante -唄う花-」



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 甘く煮付けられたお米が舌の上でほどけて喉の奥へすべりおちていく。
 湯気とともに牛乳のやさしい匂いが鼻先をうるませて、体の芯から温まる気がした。
 うわごとのように甘いものがほしいと言い出したニーノに根負けして、フリーデン先生が作ったのだというお米のミルク煮。リオレというらしいそれはオレにはあんまり馴染みはないけど、素朴な味わいがありがたい。
 リオレの朝ごはんを食べたあと、手分けして掃除を済ませたらあとはのんびりだ。
 ソファにもたれかかってうつらうつらしていると、そばに人の気配を感じて瞼を押し上げる。
「少し、その……、無理をさせすぎただろうか?」
 フリーデン先生って、熱意はあってもぐいぐい引っ張ろうとするタイプではない。
 レッスンだってそれほど長い時間はやらないし、やればできると励ましてきたりもしなければ、かといってこれではダメだと突き放してきたりもしない。
 なんだか訳の分からないことばかり言ってはくるけど。でもとても真剣で、あととっても楽しそうだった。
 ただそれぞれに音と向き合うみたいな、そういうのがオレもすごくどきどきして。夢中になって。おもしろくてたまらなかった。
 思い出していると、レッスン中にあったことがぜんぶ幻だったんじゃないかって気がしてくる。
「いえ、……オレ、すごく楽しくて」
 開け放した窓から、セレスティノたちが跳ね上げさせた水しぶきの音が響く。
 明日にはここを引き上げて、管理棟のある場所まで戻ることになっていた。
 レッスンの成果をみんなに見せるってことで、身内だとか、街の人とかも見に来られる形のコンペティションが行われるのだ。
 どうせ帰るだけならと遊ぼうという話になり、コテージの裏手にあったプールに水を張った3人は熱心に泳ぎ回っている。水着なんて持ってきていたのか、と驚いたら、当たり前だろうって顔をされた。
 いや、そんな顔されてもオレ思いつきもしなかったし……。
 それならなくたってかまわないだろうという顔をされたけど少し熱があって、だいじをとって見送り。
 それにしてもみんな元気だ。
 昨日までまるでそのまま草が根付くんじゃないかと言うぐらいのぴくりとも動かない格好でベッドに転がり、ぶつぶつと大作曲家たちへの呪いの言葉を吐いてたとは思えないぐらいすっきりした顔をしている。
「オレ、ぜんぜんで、色々足りなくって、できてなくって、そういうので頭も体もいっぱいになって苦しくて」
「えっ、そ、それが楽しい……?」
 これはまずい意識が遠いところに行っていると、あきらかに危ぶむ顔になったフリーデン先生に、オレははっとする。
「正気です平気ですっ心配ないです」
「よ、酔っぱらいはみんなそう言うんだ……」
「いやお酒飲んでいませんから、音酔いもしていませんからっ」
 大丈夫じゃないってことより、大丈夫だってことを伝えるのがむずかしいぞ。
 言葉を重ねれば重ねるほど嘘っぽくなる不思議。
「足し算だってかけ算だってほら、暗算でいけます」
「いやいやそれぐらいのこと、君はいつでもやれそうだし」
「いやいやいや、ならっ、大作曲家をAから順に読み上げを」
「それは俺が判断できない」
「そんなきっぱり言われてもええと、ええとですね」
 2人で言い合っていると、不思議そうな顔が入り口に並ぶ。
「何やってるんだ……?」
 な、なんでもないとも。セレスティノの問いかけにオレと先生はなぜか妙に気まずくなって、視線をそらしあう。
 そんな必要ないぐらい、本当に別に何もなかったんだけど……。
 つい、なんというか。恥ずかしい。
「プ、プールはどうしたんだ? まだ時間はあるし、泳いでても」
「ああ、日がかげって寒くなってきたから」
 外を見れば確かに少し雲がでている。
 返された答えになるほどと頷いて、オレは時計を見た。
「ちょっと早いけどお昼にするか」
「……冷凍食品はあきた」
 ヴィクトルがぽつんとつぶやく。
 しょぼくれた顔にぽたぽたと水滴がかかって切なさ倍増だ。
 オレは苦笑いながらちょいちょいと手招いた。近づいてきたヴィクトルの肩からタオルをとり、濡れた髪を拭う。
 そばのセレスティノが甘やかすなよ、と言わんばかりのあきれた顔を見せて、それに気付いたヴィクトルがなぜか自信ありげに胸を張る。
 いったい何を張り合っているんだか。
 まったく訳が分からないけど、……ヴィクトルの髪は水気がとれやすくていいなあ。
 オレがやりやすいようにちんまり膝を抱えて腰を落としてたヴィクトルはなんだか素直で、少し嬉しそうだった。
 本人は紳士然と振る舞っているつもりっぽいんだけど、大きな犬が褒められ待ちをしているみたいだ。ニーノは噴き出したいのをこらえているんだろう。肩が小さく震えている。
「レン、具合どう」
「うん、大丈夫。悪くない」
 ニーノの問いかけに応じると、ヴィクトルははっとしたように立ちあがり、勢い余って転ぶ。びたんっ、て、ものすごいいい音したけど大丈夫か。
 その背中をセレスティノが足先で邪魔そうに転がし、ニーノもおっくうそうにまたいだ。2人ともヴィクトルに慣れきっているな……。
「濡れた体を近づけたぐらいで熱があがるかよ」
「いちいち騒がしいんだから。ピアノの前から動かないでくれたらいいのにねえ」
 とってもにこやかにニーノがヴィクトルを見下ろしたけど声が笑ってない、ような。
 でもヴィクトル、セレスティノの言うとおり、平気だからな。それぐらいで熱は上がらないし、もうだいぶさがってるし。
 ヴィクトルにはいろいろ手間暇かかって面倒くさいところもあるけど、まあそこもいいとこというか。うん。
 起き上がって人を足蹴にするなとまっとうな文句を言っているヴィクトルの言うとおり、ここのところずっと冷凍食品とか、缶詰とかだった。
 すぐ食べられるし、おいしいんだけど、オレも少し飽き気味だ。ヴィクトルじゃなくたって、違うものが食べたいと思う頃だろう。
「リオレに使ったお米がまだ残ってたからさ。昼はおにぎりなんてどうかなあって思って」
「おにぎり……?」
 こういうのは説明するより、見た方が早いだろう。
 このコテージに用意されていたお米はリオレとか、ミルク粥とかに使うためにあったものだったわけなんだけど。
 オレとしてはここはやっぱり馴染みのある形にしてみたくって。
 不思議そうな顔をしている顔ぶれを前に、マヨネーズで和えておいたツナやごま塩など、小分けにしてつくっておいた具と鍋に炊いたごはんとを一緒にテーブルに並べる。
 お手軽第一で、ラップで巻くのもいいんだけど。
 濡らした手に塩をまぶし、ほんの少し手のひらに取ったごはんをまんまるに握る。ひとくちサイズの小さなおにぎりだ。
 なんで三角にしないかって言えば、オレが三角ににぎるのが苦手だから。それに初心者にはこのほうがとっつきやすいんではないだろうか。
 この辺りじゃごはんは甘くしたものっていうのが一般的だから、そうでないものが受け付けられるかはちょっと心配なんだけど。
「おもしろそうっ」
 はじめに飛びついてきたのはニーノだ。
 クッキーの型までそろっているキッチンだったおかげで、レンジでやわらかくしたニンジンを無心でくり抜きはじめる。ニーノはそれをにぎったごはんの上に乗せて、チョコチップはないのかと聞いてきた。
「……ない」
「ええーっ、残念…なら、ならええと」
「レンっ、ごはんが熱いっ」
「そこの紙であおいで。それかふーふーな、ふーふーして冷ます。さわれそうになったら手のひら乗せる、と」
 ヴィクトルはびくつきながらも真剣な顔で湯気が薄まり冷めていくのを見守っている。
 セレスティノはコツを飲みこむのが早く、手際よく握ったおにぎりの真ん中にソーセージを突き刺した。それはもうぶっすりと、潔いぐらい勇ましく。
「先生もよろしければ」
「あ、ああ……」
 先生はものすごく慎重派だ。
 並んだ具材を少しずつ味見をして、ごはんと合いそうか確かめて、食べられる味かどうかをじっくりと確かめてから、ようやく形にする。食べもので冒険はしない質らしい。
 そんなふうに作ったおにぎりを食べ終えたあと、片付けを引き受けてもらったのでオレは帰り支度をはじめることにした。
 ニーノが書いたおすすめおやつリストだとか、ヴィクトルが分けてくれた安眠におすすめのドライハーブだとか、色々とお土産ものがあって、行きより帰りのほうが荷物が増えている。
「レン」
「……先生」
 フリーデン先生の手にはホットレモネードらしいグラスがふたつ。
 作ったのはセレスティノかな。
 でもそれを先生が持ってくるのが不思議で首を傾げると、制作者であるセレスティノはキッチンから離れられなくなったらしい。
 帰りの車で後部座席に誰が乗るかで言い争いになり、ヴィクトルに勝負を挑まれてしまったようだ。
 行きはオレとニーノの隙間にヴィクトルが体をちぢめて乗り込んだんだけど、でもそうだよなあ。誰だって手足を伸ばして車に乗りたいよなあ。
 気持ちは分かるような気もするけど勝負の方法はじゃんけんだと聞いて、オレは何とも言えない気持ちになった。
 こっちのじゃんけんはぐーちょきぱーに、井戸っていう4種類めがあるんだけどこれがくせもので、ずるがしやすいっていうか……ぐーなのか、ぐーをゆるくにぎって筒をつくった、井戸のピュイなのか微妙なのがけっこう問題。
 ヴィクトルがそのじゃんけんで、勝てる確率って……いや、やってみないと分からないぞ。
「飲む?」
「ありがとうございます。いただきます」
 先生はオレの枕もとにグラスを置いて、そのそばにある楽譜に目をとめる。
「あれっ、これ……」
「わ、すみません。持ち出してしまってました」
「いや。それはいいけど」
 前にセレスティノたちとも弾き合ったラフマニノフの楽譜。レッスンがはじまって気にしている余裕もなくなってたんだけど。ここから去るのだと思ったら、改めて気になってしまって。
「これ、先生の……ですよね」
「うん? ……ああ、そうだよ」
「もしかしてこの別荘そのものも?」
「そう。このあと、ここで夏休みとるんだ。アミルたちと一緒に」
 そうなんですかとオレは頷いて、ちょっと首を傾げた。
 アミル……って、どこかで聞いたことがあるような、ないような名前だけどちょっとぴんと来ない。
 でもここが先生の持ち物であることは間違いなかったみたいだ。CDも楽譜も、先生はさわるなともさわっていいとも言わなかったけど、楽譜への書き込み方も筆跡も先生のものだったから、たぶんみんな、所有者が誰か気付いていたと思う。
「懐かしいな。若かった。本当に若かったんだなんだこれ読めない……」
 いやー…今も先生の書き込み、勢いがつくととても読みづらいんだけど自分でも判読できないのか……。
 むずかしい顔になったフリーデン先生は遠い記憶を掘り起こすように口もとで音を辿りはじめる。これがけっこういい声で音程も完璧だし、聴いていて心地良かった。
 その姿をぼんやり見つめながら、オレは楽譜へと目を落とす。
「あの、先生。この楽譜でコンクールとかって……」
「ああ、出たよ。でもそれが?」
「それに笹山秀も出ていませんでしたか」
「シュウ? ああ、いた」
 確か彼が優勝したはずだとフリーデン先生は付け加える。
「レンはシュウに教わってきたんだって。親族?」
「はい。叔父なんです」
 応募書類にオレと秀さんとのことは書いていたし、先生はそういったプロフィールは確認済みなんだろう。それに秀さんと先生は歳が近そうだから、何らかの関わりがあったっておかしくない。
 広くて狭い世界だ。その上で似たような実力の持ち主であったら。少なくとも顔見知りぐらいにはなる。
「あのシュウが誰かにピアノを教えられるようになるんだから、時間ってすごい」
「……そう、ですか?」
「シュウは言葉が使えないんだと思ってた」
 それはたぶん、外国人だから言葉ができない、という意味ではないんだろう。
 秀さんが若い頃の映像って、よく見せてもらったけれど。良くも悪くも秀さんにはピアノしかなくて、それ以外のことに目が入らないというのか。
 子どもができてからも子守としてはまるきりダメで、カオ兄とかには本当に不評だったらしい。
 そんな中で秀さんのピアノに唯一喜んだのがオレで、秀さんはそのことがそれはもう嬉しくて、どこへ行ってもうちの蓮がと言いはじめて。そのうち父さんが張り合ってうちのうちのと付け出し、父さんと秀さんとでうちの合戦になって、2人の子どもだと勘違いされたこともあったとかなかったとか。
 ともあれ、秀さんの演奏を実際に聴かせてもらうのも、映像を見せてもらうのもオレにとっては楽しいひとときだった。
 秀さんは身内との縁が薄くて、残された映像はすべて音楽団体のひとが撮りためていたものだ。中学の終わりぐらい頃からずっと、コンクールならただもくもくとはじめから終わりまで、支援のための記録として残していますって感じのもの。
 でもそのおかげで、他の参加者たちの演奏もまるっとすべて見ることができるし、成長していく秀さんのまわりで同じように時を重ねていく人たちも追いかけられた。
「オレ、……先生がこれを演奏したときの映像、見たことがある気がするんです」
「……これを? 楽譜見ただけでそう思ったの? 映像っていったってそれを見たの何歳の話? いったいどんな脳みそなんだ人類の神秘……」
「いやっ、オレあの演奏好きだったから真似たくて、譜起こししたりもしてましたし、それに」
 先生のくせ毛、特徴的で。記憶にひっかかりやすいというか、その。
 オレが好きだと思ったその演奏者は、最終審査にいなかったから余計に印象深かった。
 秀さんの次に名前が続いていたその人はコンクール半ばで去ってしまったから。
 しどろもどろになりながらそのことを話すと、フリーデン先生はくるくると渦を巻いてからんだ髪をどこか困ったように指でかき、あー…と眼差しを落とす。
「シュウと口を利いたのは、あれが最初だったな。そういえば」
 お互いよくコンクールに出ていて同じような位置にいて、名前も顔も知っていて。
 だからといって仲良くなるかと言えば違うし、幅広く人付き合いをするようなタイプでは2人ともない。
「ホテルが一緒だった。最終日の朝に駅へ行こうとしているこっちに気付いて、首傾げて、迷子? って言ってきて」
 そんなわけはないのに、むしろ自分が迷子中みたいな顔をしてたなあ、と先生は言う。
 ホテルからコンクールの会場までは歩いていける距離で、たぶん本気でそう思ってたわけじゃないだろう。妙に静かな眼差しで頭が冷えたと、先生が呟く。
「あの日、コンクールの最終日にねえ。ずっと世話になってた人が倒れちゃって。来なくていいから伝えなくていい、って、うわごとみたいに本人言ったらしいけど、それ聞いたらもう頭に来ちゃって」
「……頭に来たんですか」
「そう。行くか行かないか決めるのはこっちだって、とにかくかーっとして、気付いたら飛び出してた」
 恩を感じるならコンクールは続けて出るべきだとか、周りの大人たちにだいぶ引き留められたらしい。
 その時の先生は優勝するのは誰かと言われたらまっさきに名前が挙がる有力候補だった。
「目に前に立ったシュウはピアノみたいだったな。真っ黒でひそやかで冷たい」
 ちょっとだけ、分かる気がする。
 秀さんにはときおり、そういった空気がのぞくのだ。
 周りと気持ちをかわすための言葉も表情も、いらない。ピアノとその音だけを持って息をする、そういう生きものみたいなところ。
「秀さん……映像を見ていたオレが、あの人がいない、って言ったら、いないけど元気、って」
「元気……?」
「はい、弾いているって。ここには映らないけれど」
 それを聞いたとき、オレはすごくほっとした。
 なんだそうか、って。
「嬉しかったんです。どこかで鳴ってるんだって思って」
 コンクール映像に残された音がオレはすごく好きで、あの場にはいなくても、どこかで今も鳴っているだと思えるのが嬉しかった。
「同じところにあがってなくたって、見えるところにいなくたって、何もかも消えるわけじゃないんだなあって」
「どこかにあればそれでいい? 同じところにいなくても」
「そういうわけでもないんですけど。でも……」
 オレはよくばりものだ。
 あれもこれもと、欲しくなって。色々手を伸ばしたくなって。
「オレ、ぜんぜんで。できないこともたくさんで。レッスン受けながら、もう起きあがれないかもってぐらい落ち込んだりもして」
 思い出していたらまた気が遠くなりそうだ。
 叫び出しながら、深く地中に埋まり込みたいような気分になるっていうか本当に。
 なんでできないんだろうとか。
 もっと楽に飛び越えられないものだろうかとか。
 でもそれが誰かができたってどうしようもなくって、それをしたいのはオレで、だから手を伸ばし続けてみるしかなくて。
「オレがオレに期待しないでどうするーみたいな。オレが弾きたいし。聞きたくて。そういうのって、誰かと同じ気持ちだったりしたら嬉しいけど」
「結果も過程もどちらも大切だ。……まあ、なんだって何を選ぶかは自由で、つまづけばどん底もさくっとのぞく」
 どん底かあ……底についたらあとはぽうんとはずんで浮ける、とかだったら、いいんだけどなあ。
 泳ぎの練習をしたとき、じいっとしてたら浮くものだって言われたみたいに。
「たぶん。……いや、うまく言えそうなことは何もない。いまだにああだこうだ言われてるから」
 何かを言おうと考えてくれた先生の沈黙が、なんだかやさしかった。
 ホットレモネードにとけ込んだ甘みが淡く湯気にかわって、少しだけ爽やかさを残す。
 かつてフリーデン先生が選べたみたいにはできないかもしれないけど、今こんなふうに話せているのがなんだか楽しいし、すごいことだと思う。
 先生と向かい合ったままちびりちびり口を付けて、顔を上げた。
「ずるだっ、ぜったいにずるに違いない…っ」
 勢いよく開け放たれた扉の向こうから、顔を真っ赤にしたヴィクトルが現れ、その後ろに平然とした顔のセレスティノが続く。
 あー…。
 ヴィクトル、……やっぱりセレスティノにしてやられたな。
「レンっ、審判だっ」
「こんなことでレンを巻き込むなよ」
「なんだとっ。元はといえばだな」
「分かった、分かったから」
 車の座席なんて、多少窮屈になってもそんな長い間のことじゃないし。
 全員でクジで決めたって問題はないと思うんだけど。
「審判してもいいけど、ゲーム変えていい?」
 そう聞いたら、そろって頷いてきたので。
 4つめなしのじゃんけんで、勝ったものから1本選んで書き足すあみだクジ。
 これならどうだ。



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