２・体を起こして上からのしかかってきた！
添い寝の状態からゆっくりと上半身を起こして、朋花は両手を俺の顔の脇へ置いた。
必然的に真正面から見つめられる。
その妖艶な表情に魅せられる。
「朋花のアソコで、おちんちん気持ちよくしてあげる……」
顔の脇にあった手が俺の胸へと移動する。
体重をかけられているので上体を起こせない。
さらに朋花は両膝で俺の腰を挟むようにしながら軽く腰をくねらせ始めた。
「トモだって成長したんだよ？ にいちゃんに、もっと見てほしいな……」
（見てるだけでやばいくらいエロい……
なんて腰使いだ、挿入してからこんなのされたら……）
おそらく初めての相手に瞬殺されかねない。
朋花の膣内は処女のそれだろうからきっと熱くて、容赦なく俺を求めて溶かし尽くしてくるだろう。
無意識にゴクリとつばを飲み込む。
自分の妄想に押しつぶされそうになる。
俺の胸に手をついたまま彼女が腰を揺らす度に、目の前でピンク色の蕾を付けた果実が柔らかそうに揺れるのだ。
知らないうちに俺はこの妖しい踊りに魅了されており、当然のようにペニスも挿入可能な硬さにまで興奮させられていた。
「ま、待ってくれ！ やっぱりこういうのは駄目だ、トモは――」
「もう待つのはいやだよ。
だってずっと待ってたんだもん。だから今日は嬉しいの」
なんとか理性の欠片を集めて発した言葉も朋花の微笑みで打ち消される。
胸に置かれた朋花の手のひらが少しだけ動く。
その拍子に彼女の指が俺の乳首をカリッと引っ掻いていった。
「うあああぁっ！」
「クスッ、少し触れただけなのに可愛いね。
ハジメくん、こんなに興奮してくれてるんだ……私みたいな女の子でいいの？」
いたずらっぽく首を傾げながら朋花が問いかけてくる。
その間もさり気なく俺の乳首を愛撫している。
指先の刺激も気持ちいい、朋花の重みも、声も、体温も心地よい。
何よりこの空気が気持ちよすぎてたまらないんだ……
「と、朋花！ 良いも悪いも、こんなことされたら、うあ、あっ！」
「ふふっ、にいちゃん大好き……
このおちんちんすごく熱いから、トモもどんどん暖かくなってくるよぉ」
グチュウウッ……
「うあああああああああ！！」
朋花の丸い膝がペニスを圧迫してきた。
その後すぐになめらかな肌に擦られて俺はさらに悶絶する。
同時に胸に置かれていた手の感触が消えて、代わりにバストが惜しげなく俺を押しつぶしてきた。
「にいちゃん……好き……♪」
「ば、馬鹿っ！ やめろ、今そんな事……」
トドメとばかりに朋花がささやいてきた。
もはや理性を保てそうにない。
「言っちゃ駄目なの？ どうして？」
「胸が、お前の胸ッ、ともかああああぁぁっ！！」
「ふふっ♪ あんまりあばれないで～～！」
さらに密着する俺たち。
朋花の手が戒めるように一瞬だけペニスを掴んで、ぐいっと押し下げた。
そして俺は完全に囚われた……少女の太ももに。
「あっ、ああっ……おまえ……」
「どうかな？ これ気持ちいい？ ハジメくん」
「すげえきもちいぃぃ……いいよぉ……」
「あはっ、素直になってるぅ！」
ケラケラ笑い出す朋花。だが俺はそれどころではなかった。
（と、朋花の太もも気持ちよすぎて、それにオマンコに、触れてるッ！）
朋花がぎこちなく太ももをよじらせると熱い粘膜にチョンっと触れる。
そのたびに俺は喘いでしまう。
ほっそりした太ももに挟まれ、やわやわと刺激されながら抱きしめられていて、彼女の顔が俺の右側にあってスリスリしてくる。
こんなことをされて興奮しないわけがない。その動作を何度も繰り返してから、朋花は腰をくねらせるのをやめた。
わずかに腰を浮かせたせいで太ももに挟まれていたペニスも解放されたが、俺のへそにくっつくくらいビンビンにされていたのだ。
そして朋花はペニスの真上に自分の腰を落としはじめた。
「こうやって、やるんだよね？」
「んひっ！ ち、ちがうっ、ちがっ！ ああああーーー！」
勃起したペニスに柔らかな肌を無造作に押し付けられて俺は悶える。
挿入してるわけじゃないのに気持ちいい、暴発してしまいそうだ！
朋花は息を弾ませる俺を見ながら、しっかりとペニスを握って片膝をついた。
「あんっ……」
くにゅっと音がしそうなほど柔らかい少女の膣口。
そこへ問答無用でパンパンになった亀頭を押し当て、強制的に粘膜同士が触れ合う。
「トモの大切な処女、ハジメくんにあげるぅ♪」
ずちゅううううっ！
「あはああああああああっ！」
先端が沈んだ、というよりも膣口が亀頭を咥えた瞬間に朋花は思い切りよく腰を落としてきた。
予想通り熱い膣内に招かれたペニスは一瞬で写生寸前まで高められた。
だが予想していた出血はなかった。
「いったぁ～い！ でも、熱くて、いいかも……」
「ば、馬鹿！ 一気に入れるやつがいるかッ」
朋花は破瓜の痛みを感じるようにうめいてから、すぐに顔を赤くした。
そして感触を確かめるようにゆっくりと腰を前後に揺らし始めた。
「はぁん、こ、これ硬すぎない？
さっきまでこんなにバキバキになってなかったよね」
ぎこちない動きはすぐになめらかなスライドに変わり、膣内に閉じ込められたペニスがじわりと快感に悶え始める。
（き、きもちいい……さっきの太ももなんて子供だましだったみたいに、朋花の中ってこんなに暑くて、ヌルヌルでエロくて、やばいッ！）
すぐに射精しそうになるペニスを必死で諌める。
簡単に中出ししてしまっては年上の男として恥ずかしすぎるだろう。
しかし朋花は待ってくれなかった。
「でも嬉しい♪ おちんちん、いっぱい愛してあげる」
きゅうううっ！
その言葉通り、彼女が俺を愛し始めた。
ヌルついた膣内が小刻みに震えて俺を喜ばせてくる。
同時に膣奥と膣口が優しく俺を抱きしめる。
「や、やめ……あああああああああああーーーーーっ！」」
「んふっ、私がおなかに力入れると、ギュってできるんだね」
特に俺を感じさせたのは膣奥の締め付けだった。キュッと締めてから先端だけがチロチロと舐められるような、痺れと甘さを伴う危険な刺激だ。
「こ、このっ！」
苦し紛れに腰を突き上げると、彼女はその動きに体を任せた。
風に吹かれたように細い腰が揺れる様子が美しくて、思わず見とれてしまう。
「そんなふうにされると、わ、私も……
はぅんっ！ お、おちんちんが膣内で擦れてるうぅぅ♪」
俺が突き上げた反動なのか、朋花は刺激を分散するように腰を左右に回し始めた。
左手の人差し指を唇に当てて、目をキュッとつむったまま快感を味わう表情はとても魅力的で、少女から大人の女へと変貌する瞬間を見せつけられているようだ。
「くうううっ、ば、馬鹿！ お前は動くなああああぁぁっ！」
「あんっ、にいちゃんがビクビクッってしたぁ！ 動いちゃ駄目でしょっ」
一瞬だけ片目を開けて、朋花が俺を見下ろしながら息を止めた。
ギチュウウウウッ！
「ひぎいいいいいいいいいいっ！？ 動いてるのは、お、お前で！ うあ、ま、また！ 膣内を締めるなあああぁぁっ」
「ふふっ、いいこだねー。トモの言うこと聞いてくれるんだ」
膣内でペニスを締め付ける要領を完全に把握したように、朋花は何度も俺を刺激して嬉しそうに微笑んだ。
（み、見切られてる……のか……）
最初は痛みすら感じたきつい締め付けは、やがて俺を純粋に喜ばせるだけの愛撫へと変化していた。
「ご褒美だよ。少し動いてあげる。
んしょっ、んっ、んふ、うぁっ、はぁ、んっ、ん～～～～～ッ」
先端と根本を締め付けられたまま彼女の腰の動きにつられて快感が増大していく。
「あぐっ！ それ、その動き、やめてくれ、おかしくなるぅ……」
「そんなこといって本当はきもちいいんでしょ？
ハジメくん、さっきより可愛い顔になってるもん！」
名前を呼ばれてドキッとしてしまう。
もう朋花と俺は対等なんだ……そう考えると少し悔しい。
でも同じくらいドキドキしている自分がいた。
「もっとよくしてあげるからね」
くちゅううううううっ！
「んひいいいいいいっ！」
「ハジメくんのコリコリが、トモの膣内で悪さしてる……こらしめてあげるぅ！」
朋花はゆらりと体を持ち上げ、腰の位置を調整する。
「あああああぁぁぁ……ッ！」
「これもきもちいいんだ？ うふふふふ」
妖艶に笑いながらペニスが抜け落ちるギリギリまで腰を引いて、カリ首を膣口で締め上げられてから一気に奥まで俺を飲み込む。
ズッチュウウウウウウウウウッ！！
「あがああああああああああーーーーーーっ！！」
「叫んじゃ駄目……ちゅっ……」
ペニスを飲み込んだ直後、朋花は上半身を倒して俺にキスをしてきた。
無抵抗なまま何度もキスをされて頭の中が桃色に染まる。
「えへへ、気持ちよすぎて動けないね？ でも、
このままぎゅってしたまま、トモが動いちゃうもんね」
ヒクヒクと震える俺に抱きつきながら朋花がニマッと笑う。
そして腰のクビレから下だけを器用に動かし始めた。
「まっ、駄目だ、今動かれたら、本当に出ちまうッ」
「それそれそれっ！」
ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅんっ！！
下の方から断続的に響く淫らな音を聞きながら、俺は全身に快感が広がっていくのを感じていた。
朋花は俺に抱きついたままドルフィンキックみたいに下半身を波打たせ、外側から俺に脚を絡ませて拘束しながら小刻みにペニスを抜き差ししてくる。
膣奥で亀頭に吸い付かれ、膣口で棹をしごかれ続けているうちに意識が蕩けてきた。
「朋花、だんだん気持ちよくなってきたよぉ……
オマンコきもちいいよぉ、こっちが先に溶けちゃいそう！」
「ち、力が吸い取られて……これ……もう……」
「クスクスッ、ハジメくん？ もう誘惑に負けちゃってるよね」
甘く囁かれ、何度も首を縦に振ってしまう。
もう俺は朋花に負けていた。
抵抗する気力ごと、魅惑の腰使いに吸いつくされているのだから。
「じゃあイっちゃお？ 私と一緒に気持ちよくなっちゃお？」
朋花は優しく微笑みながら俺の唇を奪う。
同時に膣内の締め付けをわずかに緩め、焦れったさを与えながら俺を弄ぶ。
クニクニクニクニッ……
「あ、あああぁぁ、朋花ぁ……ッ！！」
「こうすると我慢できないんだよね。もう覚えたよ……ふふふふ」
キュウウッ……！
そしてまた膣内を締め上げられると、俺は無意識に全身をこわばらせる。
我慢していないと一気に全てを吐き出してしまうだろう。
朋花もまたなんとなくそれを予感しているのか、じっとこちらを見つめて様子をうかがっている。
「続けてあげるからイって？ 私の前でハジメくんの可愛いお顔を見せて～～」
「だめだ、見るな、俺をそんな目で……あああ、あああっ！」
俺の懇願を無視して朋花は膣内を連続して何度も締め付けてきた。
ペニスが絞られるような感覚とともに俺の我慢が溶けていく。
（イくっ、出る！ それもいっぱい、出ちまう、ああああ～～～～～！！）
ガクガク震えながら俺も朋花の体を抱きしめる。
もうこの両手に力は入らないけど精一杯彼女を感じるために、柔らかい少女の体に必死ですがりつく。
「クスッ、これでトドメ♪ えいっ」
ビュルルルルルルルル～～～～～ッ！！
亀頭が子宮口に揉みこまれたような刺激の直後、俺は盛大に爆ぜた。
全身が脱力してからもペニスだけは生かされ続けているみたいで、何度も何度も射精を繰り返す。
「あはあああぁぁぁっ！ い、いっぱい精子でてる、
やだ、とまんないっ、あっ！ あ、熱い～～～～～～～～～ッ！！」
朋花は仰け反りながら貪欲に快楽を求め続ける。
膣内で俺が完全に搾り尽くされるまでにそれほど多くの時間を必要としなかった。
「はぁ、はぁ、キモチよかった……にいちゃんも、ちゃんと、気持ちよかった？」
すっかりオンナの顔になった朋花が俺に問いかける。
やっとの思いで手を伸ばして彼女の指を握る。
朋花は微笑みながら、気を失いかけた俺の顔をそっと撫でてくれるのだった。
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