- リー
- こんにちはー。リーとティムだよ。これからサイトづくりの話をはじめるよ。
- ティム
- ここは、WEBサイト(いわゆる「ほーむぺーじ」)づくりを解説するサイトですわ。よろしくね。
はじめに
WEBサイトづくりに関するさまざまなことを取り上げて行きます。XHTML1.1 と CSS2 を使って多くの人に見てもらえるサイトづくりを目指します。
- リー
- WEBは情報共有の場だからね。特定の人以外はお断りだとか、情報を保存されたら困る、なんて考えてる人はWEBサイトづくりはやめといた方がいいよ。
- ティム
- WEBの情報は、見た人のパソコンに「キャッシュ」という形で一時的にせよ保存されますし、検索エンジンでロボットが巡回したときのキャッシュを提供しているものもあります。また、WEBサイトの内容を保存して一般に公開している「図書館」みたいなサービスもあります。日本でも国会図書館が、収集対象を限定していますが実験事業に取り組んでいます。つまり、WEBサイトで公開した内容は長い間残る可能性があります。この辺の覚悟がない人はWEBサイトづくりに手を出さない方が、あなたにとっても他の人にとっても幸せですわ。
- リー
- 伝言板の書き込みだって同じことだからね!
- ティム
- 要は書いたことには責任を持ちましょう、ということなんですが、これは同人誌も同じことなので、ことさらむずかしく考える必要はありませんわ。あなたのすてきなお話や絵、話題をWEB上でみんなに見せてもらえたらうれしいですね。
人物紹介
- リー
- 本人いわく「あたしは甘くないよ」。どうやら辛口らしいです。季節は夏が好き。夏になると30倍にパワーアップするらしい。
- ティム・アルナシルト・ポウ
- ポウ家のお嬢様。ミドルネームは省略不可だそうです。
インターネットとHTML
インターネットは世界中に張り巡らされたネットワークです。 メールやIP電話などインターネットを利用するものは色々ありますが、代表的なものはやはりWWWでしょう。 WWWは情報を共有するためにつくられたもので、その目的のためにHTMLを使います。
HTMLは画面をレイアウトするためではなく、文書を環境に依存せずに共有できるように記述するための約束です。
- ティム
- HTML文書は、ふつうの文書を「ここからここまでは見出し、ここからここまでが一つの段落」というように「
しるし付け 」したものです。見出しや段落などを「要素」といいます。どんな要素があるのかは仕様書できちんと決められていますの。 - リー
- 「しるし付け」はタグを使ってするんだよ。たとえば文書の題は
<title>タイトル</title>
というようにマークアップするんだ。この<と>で囲まれた部分がタグで、タグで囲まれた部分が要素であることを表してるんだ。この場合は title要素だよ。<title>
がtitle要素の開始タグ、</title>
が終了タグだよ。終了タグは要素の名前の前に/
が入ってるよ。 - ティム
- 逆に、ちゃんとしたHTML文書からタグを取り払うと、プレインテキスト、普通の文書になりますわ。
- リー
- ということでみてみよー。よく行くサイトのURLなんかを入れてみてね。
[2006.02.27.]スクリプトをPHPで書き直し。ちゃんと動くと思います。
リンク
- ティム
- さて、HTML文書は「しるし付け」がされているということよりも大きな特徴があります。関連のある他の文書などにすぐに移れる「ハイパーリンク」機能を持った「ハイパーテキスト」であるということですわ。
- リー
- ハイパーリンクは一般には単にリンクと呼ばれてるね。パソコンの一般的なWEBブラウザなら、クリック一つで別のHTML文書などにどんどんジャンプできるから便利だっていうんで、WEBが一般に広まったわけね。
- ティム
- ここで重要なのは「リンクを張るのは誰の許可もいらない」ということと、「リンクは転載や引用ではなく参照である」ということですわ。
作るための道具
- ティム
- HTMLを書くためのソフトがあります。
- リー
- ドリームウィーバーとかゴーライブとかいろいろあるね。
- ティム
- いろいろありますが、HTMLをレイアウトのためのものと勘違いしたようなのもありますわ。
- ティム
- なかなか完全なHTMLを作成してくれるソフトがないのでちょっと勉強して自分で書いてみましょう。
(つづく)