社内恋愛自体は珍しくはないが、複数の男性と肉体関係を結ぶコがいたら職場はどうなってしまうのか。“ビバヒル恋愛村”的な友人関係が形成されるのか、はたまた男同士の醜い嫉妬がぶつかり合うのか。うらやましいようでうらやましくない、「肉食女子がいる職場」の内実を覗いていこう。

●笠原智代さん(仮名・28歳) …社内恋愛歴2年、社内体験人数3人 女子大卒業後、金融系企業のOLを経て、現在は主婦。OL時代は、毎日デートか合コンしていたとか

◆「カネと出世と暇潰し。独身上司と会議室で……」

 金融系企業に勤めていた笠原さん。24歳のときに同期と恋人になったものの、その3か月後には40歳独身上司、さらに3か月後には35歳独身上司と付き合い始め、瞬く間に3股交際へと発展したという。

「同期のコはお金ないし、遊びも知らないしでつまらなくて。だから、シアリス 通販旦那候補としてキープしつつ、お金も余裕もある上司と付き合うことにしたんです。別に罪悪感とかないですよ。だって、女の20代って貴重じゃないですか!」

 2人の“パパ”は部署が違うのでニアミスは起こらず、交際を公表したがった同期の恋人には「そういうのうざい!」と封じ込めた。

「週1・2回は上司と会議室でイチャイチャしてました。擦りガラスで、外から見えないので。午前中に35歳、午後に40歳と…なんてこともありました。その代わり何でも買ってもらいましたし、人事権を握っていた40歳の上司には同期の中で一番早く出世させてもらいました」

 そんな露骨な贔屓、まかり通るものなのだろうか?

「結構、女子社員はやってましたよ。上司と不倫して、大きい取引先を回してもらったり。だから、女子の間で勘づかれても表立って糾弾されることはありませんでした。裏で『尻軽女』とか呼ばれるくらい、どうってことないですし」

 権力志向タイプの笠原さん。威哥王立身出世の目的を果たしたのち、不倫関係をばっさりと切ったという。


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Last-modified: 2017-05-24 (水) 18:09:09 (2528d)