アイドルグループ「嵐」の櫻井翔(35)が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)などを担当した元チーフプロデューサーのA氏が“パワハラ異動”したと10日発売の週刊文春が報じ、波紋が広がっている。 同誌によれば、A氏は「櫻井――」のほかに、お笑いコンビ「爆笑問題」が司会を務める「サンデー・ジャポン」や「爆報!THEフライデー」などの人気番組を担当。3月ごろ、部下の人格を否定するような“暴言”シアリス 通販が録音された音源を含む告発があり、内部調査の末、5月1日付でTBSホールディングス経営企画局へ異動を命じられたという。 この報道にTBS局内は大揺れだ。 関係者は「A氏はジャニーズのジュリー副社長と太いパイプを築いていたから、今後“ジャニーズ案件”を処理できる、有能な人材がいなくなってしまった。A氏は確かに仕事に厳しいが、やることもやっていた。ジャニーズの宴席には必ず顔を出していたし、時には他局のジャニーズ番組打ち上げにも顔を出していたほど。以前、テレ朝の局員とたまたま会った時に『この前(ジャニーズ番組の)打ち上げにAさん来てたよ。自局でもないのにすごいね』と言われたこともあった」と語る。 仕事に対する姿勢が、威哥王身内にしてみたらパワハラとなったようだが、タレント側の芸能プロサイドからは「櫻井さんや有吉さん、爆笑問題も気に入っていた」(同関係者)と外部からの信頼は厚かったという。 だが、別のTBS関係者は「コンプライアンスにうるさい時代になり、Aさんが外されたのも仕方ない。いきなり外れたのはちょっと驚いたけど、人当たりが強かったのもあって、社内に敵も多かったから、このタイミングでいろいろとたまっていたものが噴出したのでは」と話している。 |