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和色の彩り

青く沈む 21話UP


航市はあんまり自分の身の回りのことを話しません。
なので、尚人も兄弟のように育ってきてはいますが、航市の交友関係のことは良く知りません。
逆に航市は尚人に根掘り葉掘り探りを入れるので、それなりに学校生活のことも聞き出しています。


検査結果を貰ってきました。百日咳でした。
ただし、薬がうまく効いたようで、ずいぶんと軽く済んだようです。
咳も殆どでなくなりましたし、薬も今回処方された1週間分で終えて良いようです。
ただ…もともと最初にその診断を受けた友人は吸入器まで必要になっており、一概には喜べず。早く良くなっていただきたいです。


子どもの頃から自分だけの浴衣というのを持ったことがなく、ほしいなぁとは思っていたのですが着付けもできないので、諦めていて。ですが衝動的に浴衣を買ってみました。
少しでも安く良いものが手に入るかな…と、問屋街に行って。別にデパートとかでも、変わらないかなとも思うのですが、何となく。
大雨に降られて、お店の中で時間を潰すことになったのですが、その間、夏用の反物などを羽織らせていただきました。象牙色にやや茶味をあわせたような、すごく綺麗な色合いの反物。華やかでうっとりしてしまいました。
お母様に是非買っていただきましょうというおすすめ台詞には、何とも呉服屋らしさを感じましたが。お金のある親がかりな世界です。
浴衣と帯と。それだけを並べてちょっと満足な感じなのですが、夏が終える前にがんばって着付けて、お出かけしたいなと思います。


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