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神話の種族
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イスの偉大なる種族(Great Race of Yith)【神話の種族】
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>四億年前、惑星イスから地球に移住してきた種族。他者と精神を入れ替え、肉体を乗っ取る
能力を持つ。地球にいた頃は、円錐形の体に先端が鋏状になった触手を持つ生物の肉体に宿
>この能力の有効範囲は非常に広く、他の星や他の時代の住人にも及ぼせる。彼らはこの能
力を使って、様々な場所に旅し、あるいは様々な場所から住人を連れてきて、あらゆる知識を
収集した。
>五千万年前、自らの滅びを予見し、遠い未来へと逃れて行った。
古のもの(Elder Things)【神話の種族】
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>十億年前、宇宙から地球に移住してきた種族。両端が先細りになった樽形の胴体、ヒトデの
ような頭部、木の枝のように枝分かれした腕、折りたたみ可能な翼を持つ。
>高い知性と技術を持ち、労働力としてショゴスを創造した(一説には、ウボ=サスラを利用して)。その過程で
失敗作も生まれたが、これが人類も含む地球の生物の祖先となった。
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>地球各地に都市を築き、その文明は一億年前に絶頂期を迎えたが、クトゥルフやミ=ゴの侵略、そし
てショゴスの反乱などで徐々に衰退、地上から姿を消していった。
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クトーニアン(Cthonians)【神話の種族】
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>地底を自在に行き来する種族。目のないイカのような姿をしている。
>一族の長老であるシュド=メルに率いられている。かつてはシュド=メルともども、アフリカの遺跡グハーンに封
印されていたが、現在は解放されている。
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>テレパシーで他者を操る、地震を引き起こすといった能力を持つ。寿命が長い分、繁殖力は
低く、そのため卵(球体の鉱物に見える)を守ることに熱心であり、万が一持ち去られるような
ことがあれば、地球の反対側までも追ってくる。
>唯一の弱点は水であり、そのため水辺には近寄れない。
ザイクロトルからの怪物(Beings from xiclotl)【神話の種族】
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>シャッガイからの昆虫に隷属する種族。金属光沢を持つ灰色の樹木のような姿で、頭頂部には大きな口が開
いている。
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>元は惑星ザイクロトルに住んでいたが、後に移住してきたシャッガイからの昆虫たちに奴隷化され、地球に連
れてこられた。知能はやや低いが、力は強く、護衛などに使われている。
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シャッガイからの昆虫(Insects from Shaggai)【神話の種族】
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>シャンとも呼ぶ。惑星シャッガイから地球に移住してきた種族。鳩ほどの大きさの昆虫のよう
な姿をしている。
>非物質的な存在であり、他者の脳に入り込み、肉体を乗っ取ることができる。サディスティッ
クな性格で、弱者を弄び、苦しめるのを好む。
>シャッガイが謎の天変地異で崩壊した際、神殿であり宇宙船でもあるピラミッド型建造物に
乗り込んで、宇宙に旅立った。地球に来る前にいくつかの惑星を経由しており、その過程でザイクロトルからの怪物
を奴隷にしている。
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>アザトースを崇拝しており、地球においてもその信仰を広めようと企んでいる。
シャン【神話の種族】→シャッガイからの昆虫を参照
食屍鬼(Ghouls)【神話の種族】 |
>グールとも呼ばれる。死体を好んで食べる種族。犬のような顔に、ひづめのある足を持つ。
墓場や地下などに潜んでいる。また、ドリームランドに住む者もいる。
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>ある程度の社会性を持ち、群れで行動する。基本的には死体しか食べないが、手っ取り早く
新鮮な死体を得るため、生きている人間を襲うこともある。
>人間が彼らと行動を共にしていると、徐々に食屍鬼に変貌していくと言われる。
ショゴス(Shoggoths)【神話の種族】
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>古のものが労働力として生み出した種族。巨大な不定形の黒い塊で「テケリ・リ」という独特の声で
鳴く。非常に強い力を持ち、性質は凶暴。
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>当初は主人に従順で、彼らの都市を建造していたが、徐々に知性を付け始め、最後には反
乱を起こし、古のものの衰退を決定的なものにした。
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>現在は、他の種族と行動を共にしていることもある。
>クトゥルフの眷属の一種で、深きものたちの長老的存在。ハイドラの夫とされる。その姿は深きものたちと似てい
るが、比較にならないほど巨大。
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チョー=チョー人(Tcho-Tchos)【神話の種族】
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>トウチョ=トウチョ人とも呼ぶ。チャウグナー・フォーンの眷属ミリ・ニグリとの混血で生まれた小人種族。ミャンマー
奥地の山岳地帯などに住んでいる。
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>非常に長命で、中には数千歳に達している者もいる。性質は凶暴で、しばしば人々を襲う。
チャウグナー・フォーンの他、ツァールとロイガーなども崇拝しており、彼らに生贄を捧げることもある。神
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ティンダロスの猟犬(Hounds of Tindalos)【神話の種族】
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>太古の時代、あるいは異世界からやって来る種族。青い舌を持ち、毛のない緑の犬のよう
な姿か、あるいははっきりしない影のような姿。
>しばしば時間旅行者(魔術で過去を覗き見るなどの行為も含む)に目を付け、執拗に追ってく
る。彼らは“角度”を通して、どこにでも移動できるため、逃れるには角度が全くない、丸い部屋
にでも閉じこもるしかない。
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バイアクヘー【神話の種族】→ビヤーキーを参照
>クトゥルフ復活のために、深きものたちを率いて、世界の海で暗躍している。
>バイアクヘーとも呼ぶ。ハスターの眷属。その姿は主人に似て名状しがたいが、翼はコウモリに、く
ちばしは鳥に、体つきは人間に似ている。
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>宇宙空間を超光速で飛行できる。彼らを従える魔法の笛や、真空に耐性を付ける黄金の蜂蜜
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酒があれば、その背に乗って旅をすることもできる。
深きもの(Deep Ones)【神話の種族】
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>クトゥルフの眷属の一種。鱗に覆われた二足歩行のカエルといった姿をしている。水中を自在に泳ぐ
ことができる。反面、陸上ではやや鈍重だが、生存に不都合はない。
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>世界各地の海底に都市を築き、一族の長老であるダゴン、ハイドラに率いられている。
>不老不死であり、殺されない限り生き続ける。また、人間との間に混血児を儲けることがで
きる。混血児は子供の頃は普通の人間と変わらないが、成長につれて徐々に深きものの特
徴が現れ始め、やがては完全にクトゥルフの眷属として目覚め、海に帰っていく。
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>深きものたちは、陸に干渉するための手段として混血児を利用しており、海底都市に近い海
辺には、しばしば混血児たちの共同体が存在する。
>ユゴスよりのものとも呼ばれる。ワープゲートなどを使って、惑星間を行き来する種族。甲殻
類のような外見をしているが、生物学的には菌類に近いとされる。
>宇宙に広く進出しており、惑星ユゴスにも彼らの基地がある。地球に最初にやって来たのはジュ
ラ紀の頃であり、当時の支配者であった古のものと戦争を繰り広げ、和平の結果、北半球を植民地
として確保した。彼らが地球を訪れるのは、鉱物を採取するためと言われる。
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>優れた技術の持ち主であり、その中でも特に驚くべきものの一つは、円筒形の脳収容器で
ある。これは生物から脳を取り出して、生きたまま保存するものであり、これにより中の脳は、
どんな環境の場所にも赴くことができる。
夜鬼(Nightgaunts)【神話の種族】 |
>ナイトゴーントとも呼ばれる。ドリームランドと現実世界の両方に存在する種族。ノーデンスの眷属。コウモリのよう
な翼、黒く光沢のある皮膚を持ち、顔のない人間のような姿をしてい
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ユゴスよりのもの【神話の種族】→ミ=ゴを参照
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