夢と同じですぐに忘れてしまうのが惜しい。
いいねたも降ってくるのに。
んで。
MMDがこれだけ広く愛されたのは、自由度があるからだという結論に達したのでした。
今回のきっかけは「ブラック★ロックシューター」。
歌も作曲に当たっての経緯を知っていたのですが、詳細をみて考えさせられました。
あらましを簡単に書くと、
ぴくしぶでオリジナルの女の子を書く→それをみて一目ぼれした作曲家が曲をつくる→初音ミクにうたさせてみた→公開…という感じだったはず。
版権は、他の初音ミクの曲(正確には作曲し初音ミクに歌わせた)と違っています。※イラストがオリジナルキャラのため
初音ミクは自由度が高いのが強みです。
企業の二次創作についての考えは曖昧(あえてこう書きます)にしているところが多いのですが、ボーかロイドという分野のせいもあり寛大で線引きも明確にしています。
一部引用
>一方、クリエイターにとって、自ら汗をかいて制作した作品を、それが二次創作物であってもインターネットなどで公表したいと思うことは自然な願望です。当社も、営利を目的としない利用については、当社のキャラクターをできる限り使っていただきたいと思っています。
>同人サークル等では、実費程度の対価を受け取って小規模に作品を配布するようなことが多いことから、そのような趣味の範囲での利用に関しては、必要以上に複雑な手続きにしたり、厳しく内容審査したりせず、スムーズに利用申請できるようにしています。
http://piapro.jp/license/character_guideline
私はこう思うのです。
この姿勢が広く人々に認知され好かれるようになったのだと。
ブラックロックシューターはゲーム化、さらにはOVA化されました。
OVAアニメ版BRSではryo氏が音楽を担当初音ミクは一切使われていないがエンドロールのスペシャルサンクスにはクリプトンがクレジットされています。
見えない大人の利権もあるかもしれないですが。こうしてお互いに影響し合い、よいところを吸収していく姿を見るのは感動しますね。(私が
MMDも同じ考えで、初音ミク関連のキャラだけだと、ここまで広がらなかったのではないかと思います。他のアニメや漫画キャラも取り込めたから発展した例じゃないかな、と。
アメリカでは二次創作は厳しく取り締まられているそうです。
一概に日本と同じ考えはできませんが、お互いに伸びるチャンスを失って残念だなとおもいました。
余談ですが角川コミックのご当地、富山県がブラック★ロックシューターです。
http://www.kadokawa.co.jp/kadocomi/