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◆2018年10月28日(日)疾風伝説彦佐

また見れるとは思いませんでした…。

小さいころにマガジンスペシャルで連載してた漫画で。
連載が完了したのが1999年とのことなので、古本屋でもお目にかからない品物だったんですが、まさか公式で読めるようになるとは驚きです。
一応公式ブログよりアナウンス(2017年4月10日)→http://god.valholl.main.jp/?cid=4
彦佐1巻のアドレス →https://www.mangaz.com/book/detail/139351

作者は山本航暉さん(彦佐の時の名義は山本晃名さん)
ゴットハンド輝が有名なのかな。
最近は月刊マガジンでライフセイバーの漫画描いてます。

んで、何十年もたってもう一度読み直すことができたのですが、やっぱり面白い!
マガスペって結構マイナーだったらしいのと、いかんせん古すぎるので、今感想あさってもでねーよ。こんちくしょーと、思ったら2件ありましたよ(それも2007年とか2009年の記事)

たしかゲットバッカーズと同じくらいに連載していたゴットハンド輝の時も感想探したけど無かったような…?記憶がぼんやりと。(だって記事の1つ見たことがあるもん…)

で。語りたい。書きなぐりたい。
ぴくしぶにももちろん作品ごとないし!(入間くんはまだ連載中だからか少ないけどあるからね)

***

公式のあらすじ引用。
>争いと裏切りがはびこる戦国時代、己の腕だけで戦を渡り歩く三人の戦士がいた。疾風(かぜ)の彦佐、月影の飛竜、ムササビの小源太。戦国史上最強といわれる彼らは旋風三人衆と言われた。疾風のごとく時代を駆け抜けた男たちの物語が今始まる!!

主人公は彦佐という少年で、赤ん坊の時に船で流れ着いたわけあり孤児。
戦請負人を3人でしていたが、本当の親を探すため旅に出るって話です。

主人公は描き方にもあるんですが、一見ただの子供です。
お金のことは難しいからパス、力はそれほどない、が。誰にも負けない素早さと軍才があります。そして仲間たちの友情。…弱いんですよ。友情。

戦国自体で親の顔もよくわからん状態で、3人は絶対の絆で結ばれているってのがもうすごく…ええ、ものすごくツボでした。

好きなキャラは飛竜です。(ストライザーではない)
貴重な2件の感想と作者のあとがきをみてやっぱりというか、月影の飛竜。人気でしたのね。
初めの飛竜は素浪人のおっさんって感じでした。いつの間にか自分も言い出す二枚目に(笑)
しかし2話目からシュッとした絵になりましたな。担当者が変わったらしいので方向転換かしらん。

着物の上着が白でよく怪我や流血するわ、戦いが元で使えなくなった左手の事を悩んでたり、暗い過去(これはみんなあるけど)が見え隠れしたりと、言葉は悪いけど仲間思いで実力派だったりとか最高でした。

疾風伝説4巻の彦佐出会い編の上着が色つきだったけど、やっぱ白色が似合うと思う。小源太もいってたけど、うなされていた時の色気やべえ。

小源太との出会い編の飛竜がいい感じのうそつきへそまがり具合で。
安っぽくなるから書こうかどうかと思ったけどいわゆるツンデレですよねぇ。(ツンデレってパターン的なイメージがあって自分的に良くないけど)
他の感想にもありましたが、小源太の出会い編のツンは9割。すごく…理想的です。

本編では絶対仲間見捨てなくってあきらめない奴だと分かっているからさー。どんなに悪態ついても可愛いとしか。

初対面の小源太と飛竜は「キザ男」と「熊五郎」とののしりあって殺し合いするくらい緊迫した関係なのですが、彦佐のおかげで仲間になるわけです。
お約束の「お前を倒すのは俺だ」を飛竜が言いましたからね。小源太は「怪我が治ったら決着つける」と。こんな状態でよくもまぁ、離れていても相手のことが分かるぜまで持って行ったのかというしか。

彦佐が素早さ・軍才なら、飛竜は技能ですかね(飛竜も彦佐の素早さについていけるみたいだけど)。仕込み暗器カッコイイですわ。小源太は力で。
小源太は力と槍のすごさしかわかんなかったなー。女に惚れやすいってくらい?

小源太で好きなシーンは、
飛竜が応援を呼びに行って行方不明になった時の回想
(なにがあとをたのむだ。一人で勝手に逝っちまいやがって!!)
(泣くもんか。おめーなんかのために、おめーなんかの為に誰が泣いてやるもんか)
(飛竜 大バカ野郎)
丁寧な回想シーンと心情が好き。
この後の街を守って彦佐を見殺しにする所の葛藤が印象的でした。

あと小源太が料理担当とはね。片づけ・つくろいものとか…意外だ
見た目だと飛竜の方が小言多いし母っぽいのに。
基本的にストーリーは戦が終わったら次って感じで、日常的なシーンが少なかったなぁ。そういえば。日常話だとだらだらしている〜って思われがちだからか。

ギャグパートはいたずらした彦佐を飛竜が足蹴にしつつ小源太が「こりねぇ奴」って呆れてるパターンが多いよね。だんだん背が縮んでいく彦佐よ…。


この漫画、戦国だけあって人があっけなく死にます。女の人が描いているせいかそこまで血生臭くないけど、サブキャラはかなりの確率であっけなくお亡くなりに…。
敵の軍師(高之)さん、イケメンで切れ者だったのに最後にはあんな死にかたするしな。

彦佐の敵は基本的に性格悪く邪悪な奴ばかりなので後腐れなくて好感持てます。(一時期悪側の心情流行ったからね)
敵の軍師は邪悪ではなかったけどね。他と比べて。大概極悪非道貫いてたから。

あと味方のはずの依頼人(村の人々)の後味悪い話がないのも評価ポイント。
劣勢になったら責め立てたり冷たくしたりはするけれど、撤退はするけれど最後には勝つので。DQ7状態は嫌ですぜ…

また読み直していたら敵の参謀の銀晶好きかも。
弱いと踏みつぶされると知っているから強い奴に従うって一種の処世術だよね。
力が無いものにとってはそれしかないってのも分かる。まぁいい人っぽかったから好感度あかったのもあるけど。そういえば生死不明だったなこの人。土砂崩れでお亡くなりだろうけどさ。

戦い方は。
個々の力は勝っているのに、常にピンチでハラハラしました。
基本的に圧倒的不利な状況多いしな。最後に策でなんとかするってパターンです。

ようやく落ち着いたのでいったん切るけど。ひさしぶりにらくがきとかしたいな

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