時代設定・登場人物 裏の御案内 |
第一部 | |
序 123 | 明和六年四月、江戸の藩主・惣一郎のもとへ国許の筆頭家老・溝口主膳から書状が届く。一昨年罷免になった元次席家老・内藤帯刀が嫡男、弥一郎の家督相続につき、主膳は惣一郎に承諾を求めてきた。 メイン:みんな出るけど、強いて言えば内藤弥一郎 舞台:江戸・越後 |
一の巻 「青葉の頃」 123456 補遺・前後 (後編のみ裏収蔵) | ふたたび始まった三郎・誠之進主従の西の丸の暮らし。だが、江戸でのことがわだかまる三郎は、誠之進に対し微妙な距離を置く…。 メイン:誠之進・三郎 舞台:越後 |
二の巻 「小鼓」 12 | 明和六年五月、端午の節句を祝う宴が『奥』で催される。宝寿院からお声がかかった右近は、眉をしかめながらも断ることもできず…。 メイン:惣一郎・右近 舞台:江戸 |
三の巻 「邪眼」 123456 | 梅雨時は留守居役の寄合も少なく、右近は久方ぶりに自分の時間が持てることが嬉しい。藩邸内の道場で汗をかき、国許より依頼された仕事にも熱が入るのだが…。 メイン:惣一郎・右近 舞台:江戸 |
四の巻 「当主の覚悟」 123 | 若手藩士の藩政研究会『緑風会』と関わりを深める儒者がいた。巧みな弁舌に不穏な空気を感じた誠之進は、三郎が巻き込まれぬよう心を砕くが…。 メイン:誠之進・三郎、弥一郎・彩之介 舞台:越後(第三話 ★★) |
五の巻 「緑風会」 12345 補遺 | 藩校に復学した三郎は、気持ちも新たに学問や武芸に励む。充実した日々を送る三郎だったが、初秋のある日、教師から居残りを命じられた同級生のことが気にかかり…。 メイン:誠之進・三郎 舞台:越後 (補遺 ★★) |
六の巻 「朔風」 12345 | 筆頭家老・溝口主膳の命で大坂に赴いた吉田小兵太が帰国した。主膳の息女・志保との祝言を年末に控える小兵太だったが、帰りの道中、高山領内で嫌な噂を耳にする…。 舞台:越後 |
七の巻 「薄氷」 1234 | 明和六年、年の瀬。暮の挨拶で老中や旗本の屋敷を回り、多忙な日々を送る櫻田右近。一方で、藩邸『奥』は本格的に藩主・惣一郎の側室探しに乗り出した…。 舞台:江戸 |
八の巻 「行く春」 12345 | 明和七年、早春。信輝公の月命日の墓参の帰り、惣一郎は中屋敷で久々に右近との逢瀬を果たす。つかの間幸福感に浸るが、四月のお国入りを控え、隠居した元留守居の堀田から国許の現実を知らされる…。 舞台:江戸 |
九の巻 「発駕」 1234 4.5 | 殿のご出立。第一部最終話。 舞台:江戸 (★★4.5は4話本文中のリンクから) |